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第5章「新人傭兵」
第56話「三ヶ月?」
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センシ君に酒をおごった後、重い足取りで団長のもとへ向かった。
すっかり夜も更けり、三つほどある月のような惑星が廊下を照らす。
長年異世界生活してるけど時々違和感を感じてしまう。
私は確かにこっちの世界でアスチルベとして生きてきた。
でも向こうの世界では草子として生きた記憶もある。
この二つの記憶を持った私、「アス」を受け止めてくれる存在はいるのだろうか。
あっちの世界もこっちの世界も家族はいる。
今の私は、アスチルベなのか草子なのかもはっきりしない。言い換えれば第三の人物。
どちらの世界に帰ればいいのだろうか。
「訓練生のアスです。バロウ団長はいらっしゃいますか?」
「・・・。入れ」
ドアをノックし入室の許可が下りたのでゆっくりと部屋の中に入る。
自身の浮く絵に積み重なり今にも崩れそうな書類。それに一つ一つに目を通している彼が一切こちらを見ようとはしない。
「噂は俺の耳に入っている。予想はしていたがまさかこんなにも弱いくせに俺の傭兵団に縋り付いたとはな。
お笑いものだな俺も。」
淡々と言葉を連ねられる。正論のため私は何も言えない。
「おもしれえ存在であるのは確かだ。だがな、それだけだとお前、訓練期間中に死ぬぞ。」
その通りです。
「持久力、筋力、才能、何もねえ。いよいよてめえの利用価値は一つに絞られてきたなぁ」
ようやく書類から目を上げた彼の顔は最初に見た表情と一緒だ。
私を一人の人間として見ていない。
彼が指で招く。机の前まで来いという仕草だ。
「・・・。」
逆らえばさらにひどい扱いをされる可能性がある。今はまだ抵抗する時ではない。
彼の腕がこちらに伸びてきたと思いきや、顎を力強く捕まれ彼の顔が数センチの距離まで近づく。
「戦地には女がいねえ。安心しろ。給料は良いぞそこらへんの娼婦よりな。」
するすると彼の逞しく角ばった指が顎から首下へと降りてくる。
初めてでもないが、やはり馴れない。過去の事もあり情事は苦手だ。自然と体に力が入り強張ってしまう。
「脱げ。お前に教え込んでやるよ。何からナニまで。」
頭のてっぺんからつま先まで眺められ、苦笑される。
「ま、こんなガキ臭え奴に興奮を覚えるマニアは限られているがな。」
多くの紙が床に落ちる音がした。
身体が勝手に持ち上げられると、先程まで書類で埋め尽くされた机に座らされた。彼の腕に少しついたインクを見るに、彼自身が書類を全て床に落としむりやりスペースを作ったと思う。
下から覗き込む彼の表情にゾクリと冷汗がする。あまりにも妖艶だったからだ。
遊び人は目線だけで人を犯せると聞いたことがあるが、、まさにその通りだ。
別の方向に思考を飛ばしていたため油断した。
履いていた靴は脱がされ、靴下代わりに巻いていた包帯がほどかれてしまった。
「っ!?。」
「反応を見るに初めてでは無さそうだな。」
足の甲から内ももにかけて彼の舌が伝う。
彼の特徴である雪のように白く長い髪が湿ってしまった私の足をくすぐった。
「抵抗するだけ無駄だ。」
遠慮なく殴ろうとしたが容易に両手の自由が奪われ頭上に縫い留められる。
私の反応が面白いのか両足の隙間にすかさず体を割り込ませ、首元に吸い付かれる。
「ここの野郎どもは常に刺激を求めている。相手ににらまれ本気で抵抗されればされるほど興奮するとだけは伝えておくぞ。」
ズボンの隙から指が侵入した瞬間、恐怖感に耐えきれなくなり、、、、顔を後ろに背け、吐いた。
「っ。おい、てめえ何のつもりだ?」
「・・・さ、三か月ください。」
謝るよりも先にその言葉が出てしまった。
必死に考えられる限りの知識を絞る。
相手の欲に振り回される人生はもう、送りたくない。
私は私の人生を歩みたい。
「僕は、僕の人生を歩むがためにこのギルドにしがみつきました。身分とか、伝説とか、性別とか知ったこっちゃない。僕は僕という一人の人物として人生を生きていきたい。ここで性奴隷として終わるくらいなら最後まであがき続けて逃げます。」
「死んだほうがまし、と言うわけではねえのか。」
「二度と死にたくありませんね。」
「二度と?」
「ふ、深い意味はありません!とにかく、教育期間である三か月を使って僕は強くなります!総合順位でトップ10には入ると約束します!もしそれが達成できたならば、僕を一人の人間として、弟子として扱ってください!」
「達成できなかったら?」
「・・・僕の事煮るなり焼くなり好きにしてかまいません。」
「それじゃあ釣り合わねえなぁ。俺の貴重な時間を三か月のも間取るくせにてめえの身一つで釣り合うと思い込む。その根性が気に入らねえな。」
人の上に立つ存在。それは異常なほどまでのカリスマ性を必要とする。
揺るがぬ芯を持ち、相手を圧倒させるほどの気迫がある。
目の前の男はそこらの成り上がり傭兵団団長ではない。どこか大きな帝国の高貴な王族の血筋を引いているのではないかと考えてしまうほどの雰囲気をまとっている。
蛇ににらまれたカエルのような状態になり、動けない。
「いいだろう。俺がその契約の保証人になる。」
心底おかしそうに肩を揺らしながらドアの陰から出てきた男がそういった。
黒に近い灰色の髪が軽くウェーブし、肩から5センチほど上の長さでセンター分けされている。異世界の団長と言えばこの髪型が思い浮かぶやつだ。
整えられた顎髭と顔に大きく横に走る傷跡が印象的であった。
「ダレイオス・スコット・ドラン。てめえは口を出すんじゃねえ。」
憎々し気に笑っている謎の男の名前を吐き出すバロウ団長。
いや誰?
「よう!アス、だったけか?こいつの相手をするのは疲れるだろ?まあ勘弁してやってくれ。根はいいやつなんだ。」
「ダレイオス・スコット・ドラン。適当なことをぬかすな。」
「おいおい寂しいじゃねえかフルネーム読みはよ。俺たち幼馴染、、、だろ?」
「腐れ縁だ。」
なんだろう。今までの緊張感が一気にほどけて目の前はただただ仲の良い(?)会話が繰り広げられている。
「おっと申し遅れました。俺の名前はダレイオス・スコット・ドラン。この傭兵ギルドの総括ギルド長をしている者だ。バロウが君を連れてきたことに焦ったよ最初。でもなんだかんだしがみついてきてくれたし安心した!」
そういって頬をかくダレイオスという男。さらっとギルド長やってるというこの男は最近までバロウ団長と喧嘩していた張本人だと感じた。
私を弟子として向かい入れろと命令したのは多分彼。
「さてと、自己紹介も済んだことだし話を戻すが、、、君の言った条件を承諾しよう。」
「勝手に決めるな。」
「バロウ、君もそろそろ現状から抜け出した方がいい。いつまでも過去を引きづると、心身共に死の神に奪われるぞ。」
「てめえに関係ねえ。」
「いいやあるさ。俺らは長い付き合いだ。今更湧いてしまった情をないがしろにするほど俺は悪人ではない。」
まっすぐと言葉を向けてくるダレイオスにぐうの音もでていないバロウ団長。なるほど昔馴染みでダレイオスがあまりにも真っすぐで正直だから最後は丸め込まれちゃうのか。
バロウ団長の弱みはダレイオス団長ってことか。メモメモ。
「君もいいね?アス。ただしトップ10で止まってしまう存在ならば俺だってこのギルドに必要ない存在としてとらえる。1位だ。訓練兵の中で一位を取れたなら、一人の人間として認めてやる。」
「はい。」
勢いで言いました正直。
トップ10に入ることすら危ういと感じているのに、、、まさかトップをねらえというとは・・・。
やっぱこのギルド長をやっているだけあってすごい厳しい人だ。
てかたった三か月で強くなれるの??私??
すっかり夜も更けり、三つほどある月のような惑星が廊下を照らす。
長年異世界生活してるけど時々違和感を感じてしまう。
私は確かにこっちの世界でアスチルベとして生きてきた。
でも向こうの世界では草子として生きた記憶もある。
この二つの記憶を持った私、「アス」を受け止めてくれる存在はいるのだろうか。
あっちの世界もこっちの世界も家族はいる。
今の私は、アスチルベなのか草子なのかもはっきりしない。言い換えれば第三の人物。
どちらの世界に帰ればいいのだろうか。
「訓練生のアスです。バロウ団長はいらっしゃいますか?」
「・・・。入れ」
ドアをノックし入室の許可が下りたのでゆっくりと部屋の中に入る。
自身の浮く絵に積み重なり今にも崩れそうな書類。それに一つ一つに目を通している彼が一切こちらを見ようとはしない。
「噂は俺の耳に入っている。予想はしていたがまさかこんなにも弱いくせに俺の傭兵団に縋り付いたとはな。
お笑いものだな俺も。」
淡々と言葉を連ねられる。正論のため私は何も言えない。
「おもしれえ存在であるのは確かだ。だがな、それだけだとお前、訓練期間中に死ぬぞ。」
その通りです。
「持久力、筋力、才能、何もねえ。いよいよてめえの利用価値は一つに絞られてきたなぁ」
ようやく書類から目を上げた彼の顔は最初に見た表情と一緒だ。
私を一人の人間として見ていない。
彼が指で招く。机の前まで来いという仕草だ。
「・・・。」
逆らえばさらにひどい扱いをされる可能性がある。今はまだ抵抗する時ではない。
彼の腕がこちらに伸びてきたと思いきや、顎を力強く捕まれ彼の顔が数センチの距離まで近づく。
「戦地には女がいねえ。安心しろ。給料は良いぞそこらへんの娼婦よりな。」
するすると彼の逞しく角ばった指が顎から首下へと降りてくる。
初めてでもないが、やはり馴れない。過去の事もあり情事は苦手だ。自然と体に力が入り強張ってしまう。
「脱げ。お前に教え込んでやるよ。何からナニまで。」
頭のてっぺんからつま先まで眺められ、苦笑される。
「ま、こんなガキ臭え奴に興奮を覚えるマニアは限られているがな。」
多くの紙が床に落ちる音がした。
身体が勝手に持ち上げられると、先程まで書類で埋め尽くされた机に座らされた。彼の腕に少しついたインクを見るに、彼自身が書類を全て床に落としむりやりスペースを作ったと思う。
下から覗き込む彼の表情にゾクリと冷汗がする。あまりにも妖艶だったからだ。
遊び人は目線だけで人を犯せると聞いたことがあるが、、まさにその通りだ。
別の方向に思考を飛ばしていたため油断した。
履いていた靴は脱がされ、靴下代わりに巻いていた包帯がほどかれてしまった。
「っ!?。」
「反応を見るに初めてでは無さそうだな。」
足の甲から内ももにかけて彼の舌が伝う。
彼の特徴である雪のように白く長い髪が湿ってしまった私の足をくすぐった。
「抵抗するだけ無駄だ。」
遠慮なく殴ろうとしたが容易に両手の自由が奪われ頭上に縫い留められる。
私の反応が面白いのか両足の隙間にすかさず体を割り込ませ、首元に吸い付かれる。
「ここの野郎どもは常に刺激を求めている。相手ににらまれ本気で抵抗されればされるほど興奮するとだけは伝えておくぞ。」
ズボンの隙から指が侵入した瞬間、恐怖感に耐えきれなくなり、、、、顔を後ろに背け、吐いた。
「っ。おい、てめえ何のつもりだ?」
「・・・さ、三か月ください。」
謝るよりも先にその言葉が出てしまった。
必死に考えられる限りの知識を絞る。
相手の欲に振り回される人生はもう、送りたくない。
私は私の人生を歩みたい。
「僕は、僕の人生を歩むがためにこのギルドにしがみつきました。身分とか、伝説とか、性別とか知ったこっちゃない。僕は僕という一人の人物として人生を生きていきたい。ここで性奴隷として終わるくらいなら最後まであがき続けて逃げます。」
「死んだほうがまし、と言うわけではねえのか。」
「二度と死にたくありませんね。」
「二度と?」
「ふ、深い意味はありません!とにかく、教育期間である三か月を使って僕は強くなります!総合順位でトップ10には入ると約束します!もしそれが達成できたならば、僕を一人の人間として、弟子として扱ってください!」
「達成できなかったら?」
「・・・僕の事煮るなり焼くなり好きにしてかまいません。」
「それじゃあ釣り合わねえなぁ。俺の貴重な時間を三か月のも間取るくせにてめえの身一つで釣り合うと思い込む。その根性が気に入らねえな。」
人の上に立つ存在。それは異常なほどまでのカリスマ性を必要とする。
揺るがぬ芯を持ち、相手を圧倒させるほどの気迫がある。
目の前の男はそこらの成り上がり傭兵団団長ではない。どこか大きな帝国の高貴な王族の血筋を引いているのではないかと考えてしまうほどの雰囲気をまとっている。
蛇ににらまれたカエルのような状態になり、動けない。
「いいだろう。俺がその契約の保証人になる。」
心底おかしそうに肩を揺らしながらドアの陰から出てきた男がそういった。
黒に近い灰色の髪が軽くウェーブし、肩から5センチほど上の長さでセンター分けされている。異世界の団長と言えばこの髪型が思い浮かぶやつだ。
整えられた顎髭と顔に大きく横に走る傷跡が印象的であった。
「ダレイオス・スコット・ドラン。てめえは口を出すんじゃねえ。」
憎々し気に笑っている謎の男の名前を吐き出すバロウ団長。
いや誰?
「よう!アス、だったけか?こいつの相手をするのは疲れるだろ?まあ勘弁してやってくれ。根はいいやつなんだ。」
「ダレイオス・スコット・ドラン。適当なことをぬかすな。」
「おいおい寂しいじゃねえかフルネーム読みはよ。俺たち幼馴染、、、だろ?」
「腐れ縁だ。」
なんだろう。今までの緊張感が一気にほどけて目の前はただただ仲の良い(?)会話が繰り広げられている。
「おっと申し遅れました。俺の名前はダレイオス・スコット・ドラン。この傭兵ギルドの総括ギルド長をしている者だ。バロウが君を連れてきたことに焦ったよ最初。でもなんだかんだしがみついてきてくれたし安心した!」
そういって頬をかくダレイオスという男。さらっとギルド長やってるというこの男は最近までバロウ団長と喧嘩していた張本人だと感じた。
私を弟子として向かい入れろと命令したのは多分彼。
「さてと、自己紹介も済んだことだし話を戻すが、、、君の言った条件を承諾しよう。」
「勝手に決めるな。」
「バロウ、君もそろそろ現状から抜け出した方がいい。いつまでも過去を引きづると、心身共に死の神に奪われるぞ。」
「てめえに関係ねえ。」
「いいやあるさ。俺らは長い付き合いだ。今更湧いてしまった情をないがしろにするほど俺は悪人ではない。」
まっすぐと言葉を向けてくるダレイオスにぐうの音もでていないバロウ団長。なるほど昔馴染みでダレイオスがあまりにも真っすぐで正直だから最後は丸め込まれちゃうのか。
バロウ団長の弱みはダレイオス団長ってことか。メモメモ。
「君もいいね?アス。ただしトップ10で止まってしまう存在ならば俺だってこのギルドに必要ない存在としてとらえる。1位だ。訓練兵の中で一位を取れたなら、一人の人間として認めてやる。」
「はい。」
勢いで言いました正直。
トップ10に入ることすら危ういと感じているのに、、、まさかトップをねらえというとは・・・。
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