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第1章「今の故郷」
第18話「ジャック……?※」
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アスチルベ目線
_____________________________________________________
「それで?ジャックの様子はどうだった?」
仕事が終わり、グラデウスに家まで乗せていって貰った今。非常に気になるのはジャックの様子。
「結論から報告するとすれば、あの青年はもう直ぐここを離れることになるぞ。」
「はぁ!?」
余りにも急展開過ぎて髪の毛空に浮くかと思った。嘘でしょ?
「本当だ。あ奴は村の農業生活では満足出来ないらしい。街へと進出し、新たな騎士としての人生を夢見ておる。」
「そう、だったの。この村を離れて…もう出て行ったら会えなくなるの?」
「恐らくは。あの青年はそこから境界線を貼り、戻っては来ない事を決めている。
そういう奴だ。」
「グラデウスは結構ジャックのこと気に入ってたでしょ。」
「そうだな。」
何かコールタールの様な粘り気のある感情が胸に絡みつく感覚がした。
理由は判らない。なんか……やだな。
うん。凄く嫌だ。出て行って欲しくない。
「……もしや…。」
「ん?何?」
「いや、気にするな。それよりお主はどうする?止めにいくか?」
「…ううん。私には止める権利がないから。他人が口出し出来る範囲は限られてるよ。」
そう言いながらもジャックの家の方向へと目を向ける。
「…。」
「もう寝よっかグラデウス。」
「……ああ。」
ベットに潜り込むと隣に大きな温もりが入ってくる。
「今日は人間の姿で寝るの?」
「悪いか?」
「全然。温かいよ。」
背中から腕を回され温もりに包まれる。やっぱり人の体温が一番落ち着く。
もぞもぞと顔をグラデウスの方に向けると、抱きつき返す。
「お休みなさい。」
「…チュ」
グラデウスからの無言のキス。ここ最近彼の流行りなのか毎日やってくれる。
安心して無の空間へと意識を手放した。
___翌朝____
「…ん。」
可笑しいぞ。寝間着をしっかり着込んだ筈なのに素肌がさらけ出されて入る様な感覚。
「…っあ、……んっえ、な、に?」
意識が覚醒するに連れてビリビリとした脳を刺激するよう感覚が下半身からしてくる。
訳がわからないまま、刺激を与え続ける方へと目を移すと、『ジャック』がいた。
「じゃ、く?」
「おはよう。アスチルベ。久しぶり。」
「なにやっっあ!!んっ、や!」
「何って……この前の続き?」
確かに昨日会いたいとは思っていたけど、これは可笑しい。
「んっ、アスチルベは寝てても淫乱だね。俺の舌を締め付けてるよ?」
「あっ!!っ~~頭が、」
「イッた?締め付けが強い。………可愛いいよ、アスチルベ。」
彼の舌が匠に私の弱点を刺激し続けていたせいか、恐らく寝ていたときも無意識にイッていたのだと思う。十分に濡らされ、中に入れられたものを離さんと締め付ける。
「いや、、ん!あっ…ん…」
私の下半身から唇にかけてゆったりと這い上がる彼の舌。
「んっ…………アスチルベ。入れていい?」
「い、ヤダ。こんなの、ジャック、じゃない!」
生理的なのか、襲われたショックなのかは分からないが涙が頬を傳う。
「俺らしいってなんだ?……オチビちゃんには判るのか?」
地雷を踏んだ様子。彼はベルトを外しショーツごと脱ぐ。
お、おおきい。
布の上からでも目立った大きさは、直に見ると更にどれほど大きいのか強調される。
入るか入らないかの問題じゃ無いかもしれないけど、少なくとも無理は無理。
張ってでも逃げるように、ベットの端っこまで行き、地面に降りようとした。
「どこ行くの?俺からは逃げれないって知っているだろ?」
最後に会った日から、不安定な眼差しは変わっていない。むしろ更に悪化している様子だった。
「ジャック、お願い辞めて。こんなことしても需要がないでしょ?」
「……あるんだよね~これが。」
困った表情を浮かべ、頬をかく。彼の癖だ。困った時にやる癖。
「じゃあなにs……っ!」
勢いよく腕を掴まれると視界が一気に反転する。背中に柔らかい毛布が触れ、手は彼の腕一本で拘束される。
「いいから、何も言わないで。」
そう懇願のように呟くと、反り立つモノが私の秘部に擦りつけられる。
…………………………
………………
………
…
To be continue(?)⇨
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「それで?ジャックの様子はどうだった?」
仕事が終わり、グラデウスに家まで乗せていって貰った今。非常に気になるのはジャックの様子。
「結論から報告するとすれば、あの青年はもう直ぐここを離れることになるぞ。」
「はぁ!?」
余りにも急展開過ぎて髪の毛空に浮くかと思った。嘘でしょ?
「本当だ。あ奴は村の農業生活では満足出来ないらしい。街へと進出し、新たな騎士としての人生を夢見ておる。」
「そう、だったの。この村を離れて…もう出て行ったら会えなくなるの?」
「恐らくは。あの青年はそこから境界線を貼り、戻っては来ない事を決めている。
そういう奴だ。」
「グラデウスは結構ジャックのこと気に入ってたでしょ。」
「そうだな。」
何かコールタールの様な粘り気のある感情が胸に絡みつく感覚がした。
理由は判らない。なんか……やだな。
うん。凄く嫌だ。出て行って欲しくない。
「……もしや…。」
「ん?何?」
「いや、気にするな。それよりお主はどうする?止めにいくか?」
「…ううん。私には止める権利がないから。他人が口出し出来る範囲は限られてるよ。」
そう言いながらもジャックの家の方向へと目を向ける。
「…。」
「もう寝よっかグラデウス。」
「……ああ。」
ベットに潜り込むと隣に大きな温もりが入ってくる。
「今日は人間の姿で寝るの?」
「悪いか?」
「全然。温かいよ。」
背中から腕を回され温もりに包まれる。やっぱり人の体温が一番落ち着く。
もぞもぞと顔をグラデウスの方に向けると、抱きつき返す。
「お休みなさい。」
「…チュ」
グラデウスからの無言のキス。ここ最近彼の流行りなのか毎日やってくれる。
安心して無の空間へと意識を手放した。
___翌朝____
「…ん。」
可笑しいぞ。寝間着をしっかり着込んだ筈なのに素肌がさらけ出されて入る様な感覚。
「…っあ、……んっえ、な、に?」
意識が覚醒するに連れてビリビリとした脳を刺激するよう感覚が下半身からしてくる。
訳がわからないまま、刺激を与え続ける方へと目を移すと、『ジャック』がいた。
「じゃ、く?」
「おはよう。アスチルベ。久しぶり。」
「なにやっっあ!!んっ、や!」
「何って……この前の続き?」
確かに昨日会いたいとは思っていたけど、これは可笑しい。
「んっ、アスチルベは寝てても淫乱だね。俺の舌を締め付けてるよ?」
「あっ!!っ~~頭が、」
「イッた?締め付けが強い。………可愛いいよ、アスチルベ。」
彼の舌が匠に私の弱点を刺激し続けていたせいか、恐らく寝ていたときも無意識にイッていたのだと思う。十分に濡らされ、中に入れられたものを離さんと締め付ける。
「いや、、ん!あっ…ん…」
私の下半身から唇にかけてゆったりと這い上がる彼の舌。
「んっ…………アスチルベ。入れていい?」
「い、ヤダ。こんなの、ジャック、じゃない!」
生理的なのか、襲われたショックなのかは分からないが涙が頬を傳う。
「俺らしいってなんだ?……オチビちゃんには判るのか?」
地雷を踏んだ様子。彼はベルトを外しショーツごと脱ぐ。
お、おおきい。
布の上からでも目立った大きさは、直に見ると更にどれほど大きいのか強調される。
入るか入らないかの問題じゃ無いかもしれないけど、少なくとも無理は無理。
張ってでも逃げるように、ベットの端っこまで行き、地面に降りようとした。
「どこ行くの?俺からは逃げれないって知っているだろ?」
最後に会った日から、不安定な眼差しは変わっていない。むしろ更に悪化している様子だった。
「ジャック、お願い辞めて。こんなことしても需要がないでしょ?」
「……あるんだよね~これが。」
困った表情を浮かべ、頬をかく。彼の癖だ。困った時にやる癖。
「じゃあなにs……っ!」
勢いよく腕を掴まれると視界が一気に反転する。背中に柔らかい毛布が触れ、手は彼の腕一本で拘束される。
「いいから、何も言わないで。」
そう懇願のように呟くと、反り立つモノが私の秘部に擦りつけられる。
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