怠惰の俺が能力学園に入学

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怠惰

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ここの学園ではどうやら、能力によってランクが組み分けされているらしい。ランクは1~5まで存在している。このうち、ランク5はどうやら、単独で世界を半壊または破壊できるらしい。その反対で、ランク1は無能力者、またはただ単の雑魚に部類されるらしい。そしてどうやら俺は、その最悪のランク1になってしまった。






・・・何でこんかことに、、と思ったがまあ、妥当だろうと判断した。まず第一にこの学園に入るとき、実技試験みたいなものを行ったんだが、俺はその実技試験で、全く動かずただ突っ立っていただけ。そりゃランク1になるのも頷ける。そんなことを考えていると、俺の後ろから声がした。
「君、なんであの試験で突っ立ってただけだったの?」
そんな声がした。なるほどこいつは俺の行動を見ていたやつか。
「別に、ただ動くのがめんどくさかっただけだ」
そう言って俺がその場を後にしようとした瞬間。
「待ってよ。何だか君、少し面白いね、よかったら僕と仲良くならない?」
そんな問いに対して俺は、
「友達作りならよそでやってくれ」
そんな言葉を俺はそいつに投げた。
「えー。僕なら君を楽しませられるのに」
そんなことをそいつは言った。俺がこいつに興味を持つ?バカバカしい。そんなことを思いながら、俺がそこをいなくなろうとした瞬間、
「僕の《能力》君なら興味を持つんじゃない?」






・・・そんな問いに対して俺は一つの質問をそいつに投げかけた。
「お前の能力はなんだ」
その問いに対してそいつは
「まだ教えられないな。けど君はきっと、‘’僕の力‘’が欲しくなる時が来るよ」
そいつはそれだけ言って立ち去ってしまった。あいつの能力次第で、‘’俺の力‘’が引き出せるようになるのなら、あいつを利用する価値はあるのかもしれないな。



数日後
「お前らには今から、クラス対抗の殺し合いをしてもらう」
いきなり先生がそんなことを言い出した
「各クラスからチームを組んでもらい、勝ったものが次のクラスに行けるるというものだ」
その先生の言葉に、みんなは何も反応しなかった。みんなこのクラスでいい、上になんて上がりたくないと思っているのだろう。生憎だが、俺もそんなめんどくさいことはしたくない。そんなことかんがえていると、
「なあ、この対抗戦出てみないか?」
そんな声が聞こえた。
「・・あのな、俺はそんなことしたくないんだけd」
「もし出てくれるのなら、‘’僕の能力‘’について教えてもいいけど」
俺が言葉が言い切る前にこいつは被せてきた。・・・確かにこいつの能力については気になるが、そんなことのために俺はこんなめんどくさいことをしたくないなと考えていると。
「絶対君の役に立つと思うけど」
そんな自信満々に言うこいつに俺は、
「・・・もし大したことなかったら、お前を殺す」
「うんいいよ。それだけの自信があるから」
そいつはそんなことを言って、俺たち二人だけが、クラス対抗戦に出る羽目になった。










・・・「さぁ、最初の対戦相手はー」
そんな声が俺の耳に入る。ほんとに出ちまったよ。
「クラス1対クラス3だぁ!!」
しかも初っ端俺たちかよ。よりにもよってクラス2じゃなくて3かよ。そんなことを心の中で思っていると。
「大丈夫だよ。何たって‘’僕たち二人は最強‘’なんだから」
いったいこいつの自身はどこから来るのか。そんなことを思いながから、俺がその場所にいこうとした瞬間。
「・・・君は、めんどくさいからしたくないんじゃない。‘’できない‘’んだよね?」
そんなことを聞いてきた。さっきまでとは雰囲気が違く。こいつは何がしたい。
「質問の仕方が違ったかな。じゃあ、改めて言うけど、できないんじゃなく、できるけど‘’何かが足りない‘’と言うべきかな。」
・・・何なんだこいつは。俺の何を知っている。
「安心して。僕がその‘’足りない部分‘’を補ってあげるよ。」

そうして俺たちのクラス対抗戦が始まった。

















































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