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学園編
12:酩酊*
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対するロキの方は逃がす気など無いらしい。
それとなく身動ぎすれば、先程絡め取られたままの片手が解けない力で握られる。
お互い床に脚を崩して抱き合った体勢。
この形へ持ち込んだ時点でかなり強引な訳なのだが、飽くまでも無邪気さを装って小さく笑う。
「それにしても、先輩が弱ってるとこ初めて見たわぁ……」
「私が酔ってるの、そんなに面白いかしら」
「可愛いって意味ですよ」
「いや、可愛くはないでしょ……」
日頃は無表情を保つリヴィアンも、朱色の頬で朦朧としてしまう。
少し不機嫌そうにゆっくりとした返答。
そうして意識しながら発音せねば弱々しくなり、あまり下手なことも言えず。
一度目のキスは触れるだけ、二度目は強く。
またも拒絶出来ずに呼吸を奪われた。
唇は心と繋がっているからこそファーストキスは大事だとされる。
そういえば純潔を失った時にジェッソは腰から下にしか用が無かったようなので、この世界ではロキが初めてだ。
酔っ払ってまともに動けない時に、これは危険。
呆けて正常な判断が出来なくなっていると瞬く間に流される。
「……もっと可愛い顔見して、リヴィ先輩」
抱擁とキスを思い出に諦めてもらうのは甘い考え。
そこから先に行きたいと強請られた。
吐息混じりに耳許へ吹き込まれた低い声、剥き出しの脚を撫でる指。
思いがけない艶にリヴィアンの肩が一つ震える。
必死な可愛らしさがあったのは先程までの話。
今は優美で上品な顔立ちが蕩け、初めてロキが情欲を曝け出していた。
潤んだ濃藍の垂れ目を細めて牙の先を覗かせる。
ああ、この少年もそんな表情をするのか。
なんて妖艶に微笑むのだろう。
だとしても、それを向けるのはいつか別の誰かだと思っていたのに。
リヴィアンへの好意に恋が絡んでいることは薄っすら気付いていたが「まだ子供」と思考停止していた。
この年頃にはよくある淡い物だと決め付けて、ロキ自身も大人しいタイプなので何も起きずに過ぎ去ってしまうとばかり。
まさかこんなにも押しの強い行動に移してくるなんて。
隠していた欲望を見せつけられて静かに重い衝撃。
嫌悪感は無く、ただ申し訳ない。
彼は妖精や仔犬などであらず、一人の男だなんて当たり前のことだったのに。
そして時に、印象の反転というものは強い魅力。
知らなかった面により波紋が生まれる。
異性として認識したことで胸がざわめいたのは事実、鼓動で困惑が上書きされそうだった。
何とか上体を起こして膝立ちにまで体勢を直し、閉じた太腿を密かに擦り合わす。
白状すれば、先程から熱が下腹部にまで回ってきている。
甘い雰囲気とキスで滾ってしまった身体の変化にもリヴィアンは少なからずショックを受けていた。
子供だとばかり思っていた相手に欲情するなんて。
また、渇きを満たしてこそ悪役なのだ。
眼前に誘惑があれば大きく揺らいでしまう。
息継ぎしながら、キスを重ねられる度に深くなっていく。
瞼を下ろして包まれる薄闇が心地良かった。
緩んできた唇をなぞるロキの舌は鍵。
差し込まれるまま、開くことを許してしまう。
先程から触れ始めた時は恐る恐る、感触や反応を一つずつ確かめるように。
熱に任せてからは貪るばかりで技巧としては拙い。
前世で踏んできた場数から判断するに、どうやらロキはキスすら未経験。
他人と壁を作っていたなら当然の話か。
お茶会の途中だったので互いの口腔に残っていたサバランとコーヒーの残り香が甘くて堪らず、溢れた唾液も名残惜しげなロキに舐め取られた。
意外と長い濃桃の舌を伸ばして、涎が伝う口許。
「はぁ……っ、甘ぁ……」
またあの蕩けた表情を見せる。
いけない物のようで、どうしようもなく眩しい。
見惚れそうになる隙に、今度こそスカートの中までロキの手が忍び込んできた。
汗ばんだ内腿を伝う指先が下着を探り当てる。
「……ッ!」
「先輩、我慢しないで……酔った所為なら仕方ないんよ」
薄布一枚下の熱は気付かれていた。
リヴィアンが抱える疚しさを丁寧に愛でる声で、欲望の解放を誘う。
これはロキの恋心に正面から向き合ってこなかった罰でもあった。
突き付けられた情欲に、酩酊感は手を差し出して身を任せようとする。
そもそも戸惑いこそあったが決して嫌ではない。
ただし、理性の欠片が条件を一つ。
「……ここじゃ最後までしないって、約束出来る?」
「あらぁ……ここまで来といて、難しいこと言うんねぇ」
「それ以外なら、鎮まるまでは何でもして良いから」
「何でもとか、そんな簡単に言ってまうん?」
この部屋で繋がるのは駄目だ。
ベルンシュタインが鍵を預けたのはロキとリヴィアンに対する信頼あってこそ。
限りなく暗いグレーでも、この一線だけは踏み越えたくない。
「避妊具が無い」という言い訳は使わなかった。
これだけ用意周到、本気で口説く気だったのならロキが持っているかもしれないのだし。
魔法の存在する世界で"彼女"が使える房中術は子を成せないことも可能に出来るが。
さて、ここから先は戯れ合いの時間。
交わすルールは簡単、指と舌で触れるのみ。
ゲームスタートの合図で黒いシャツの襟を緩めた。
「……とりあえず、一回発散させましょうか」
そう提案したのはリヴィアンの方。
一度切り替えたら冷徹なまでに遠慮容赦が無い。
下腹部の熱はロキも同じこと。
ベルトの下で布を押し上げている塊にリヴィアンが触れれば、流石に腰が引けた。
片方の手首だけで前を開くと突き破るように飛び出す。
「あぁ……ロキ君、パンツは青なのね」
「待って、待って、待っ……!あ、うぅ……ッ」
そのまま包むように扱き上げると攻守逆転。
娼婦役すら演じたこともあるのだ、男の扱いなんて手慣れたもの。
その気になればキスだけで絶頂させることだって出来る。
突然リヴィアンの方から積極的になったもので、ロキが混乱するのも無理ない。
慌てて恥じらう様が可愛らしかった。
初めて会った時は少女と見紛っただけに、いざ初めて目にすると違和感が少し。
不似合いなくらい大きくなり、涎を垂らしてリヴィアンを欲しがる屹立。
それだけでなく臍の位置が高く、平らで硬い腹は確かに男特有。
まだ薄い銀色の陰りが指にも絡む。
初めてリヴィアンから唇を重ね、苦しげな呻きを塞いだ。
柔らかな舌先で愛しむような甘さ。
口腔も性器も敏感な場所、ただでさえ想い人に触られては堪らなくなる。
最初は早くても仕方あるまい。
キスから僅かな間で脈動が強まり、欲望も爆ぜた。
汚れた掌を開けば指の間に糸が掛かる。
青臭い白濁に舌を這わすと、意図せず見せつける形になってしまった。
恥ずかしそうにロキが片手で顔を隠す。
「なんか、訳分かんない間に出てしまったから勿体無いわぁ……」
そう、本当ならリヴィアンの中にぶち撒けるつもりでここに来たのだろう。
初めの一回分くらい大したことない。
結合を禁じる代わり、どうせ今日は最後の雫まで付き合うのだ。
「僕も、リヴィ先輩の見たいし、触りたい……」
「良いわよ……好きなだけどうぞ?」
今のは不味かっただろうか。
つい余裕ぶって煽った自覚はあったが、童貞には効き目が強過ぎたかもしれない。
リヴィアンの「好きなだけ」の言葉で俄に興奮を見せ、出したばかりだというのに表情が変わった。
気まずさが掻き消えて、艶を増す。
このままでは制服のボタンを引き千切られそうな予感がして、先手を打って急いでシャツを開いた。
まったく恥じらいもムードもありゃしない。
それとなく身動ぎすれば、先程絡め取られたままの片手が解けない力で握られる。
お互い床に脚を崩して抱き合った体勢。
この形へ持ち込んだ時点でかなり強引な訳なのだが、飽くまでも無邪気さを装って小さく笑う。
「それにしても、先輩が弱ってるとこ初めて見たわぁ……」
「私が酔ってるの、そんなに面白いかしら」
「可愛いって意味ですよ」
「いや、可愛くはないでしょ……」
日頃は無表情を保つリヴィアンも、朱色の頬で朦朧としてしまう。
少し不機嫌そうにゆっくりとした返答。
そうして意識しながら発音せねば弱々しくなり、あまり下手なことも言えず。
一度目のキスは触れるだけ、二度目は強く。
またも拒絶出来ずに呼吸を奪われた。
唇は心と繋がっているからこそファーストキスは大事だとされる。
そういえば純潔を失った時にジェッソは腰から下にしか用が無かったようなので、この世界ではロキが初めてだ。
酔っ払ってまともに動けない時に、これは危険。
呆けて正常な判断が出来なくなっていると瞬く間に流される。
「……もっと可愛い顔見して、リヴィ先輩」
抱擁とキスを思い出に諦めてもらうのは甘い考え。
そこから先に行きたいと強請られた。
吐息混じりに耳許へ吹き込まれた低い声、剥き出しの脚を撫でる指。
思いがけない艶にリヴィアンの肩が一つ震える。
必死な可愛らしさがあったのは先程までの話。
今は優美で上品な顔立ちが蕩け、初めてロキが情欲を曝け出していた。
潤んだ濃藍の垂れ目を細めて牙の先を覗かせる。
ああ、この少年もそんな表情をするのか。
なんて妖艶に微笑むのだろう。
だとしても、それを向けるのはいつか別の誰かだと思っていたのに。
リヴィアンへの好意に恋が絡んでいることは薄っすら気付いていたが「まだ子供」と思考停止していた。
この年頃にはよくある淡い物だと決め付けて、ロキ自身も大人しいタイプなので何も起きずに過ぎ去ってしまうとばかり。
まさかこんなにも押しの強い行動に移してくるなんて。
隠していた欲望を見せつけられて静かに重い衝撃。
嫌悪感は無く、ただ申し訳ない。
彼は妖精や仔犬などであらず、一人の男だなんて当たり前のことだったのに。
そして時に、印象の反転というものは強い魅力。
知らなかった面により波紋が生まれる。
異性として認識したことで胸がざわめいたのは事実、鼓動で困惑が上書きされそうだった。
何とか上体を起こして膝立ちにまで体勢を直し、閉じた太腿を密かに擦り合わす。
白状すれば、先程から熱が下腹部にまで回ってきている。
甘い雰囲気とキスで滾ってしまった身体の変化にもリヴィアンは少なからずショックを受けていた。
子供だとばかり思っていた相手に欲情するなんて。
また、渇きを満たしてこそ悪役なのだ。
眼前に誘惑があれば大きく揺らいでしまう。
息継ぎしながら、キスを重ねられる度に深くなっていく。
瞼を下ろして包まれる薄闇が心地良かった。
緩んできた唇をなぞるロキの舌は鍵。
差し込まれるまま、開くことを許してしまう。
先程から触れ始めた時は恐る恐る、感触や反応を一つずつ確かめるように。
熱に任せてからは貪るばかりで技巧としては拙い。
前世で踏んできた場数から判断するに、どうやらロキはキスすら未経験。
他人と壁を作っていたなら当然の話か。
お茶会の途中だったので互いの口腔に残っていたサバランとコーヒーの残り香が甘くて堪らず、溢れた唾液も名残惜しげなロキに舐め取られた。
意外と長い濃桃の舌を伸ばして、涎が伝う口許。
「はぁ……っ、甘ぁ……」
またあの蕩けた表情を見せる。
いけない物のようで、どうしようもなく眩しい。
見惚れそうになる隙に、今度こそスカートの中までロキの手が忍び込んできた。
汗ばんだ内腿を伝う指先が下着を探り当てる。
「……ッ!」
「先輩、我慢しないで……酔った所為なら仕方ないんよ」
薄布一枚下の熱は気付かれていた。
リヴィアンが抱える疚しさを丁寧に愛でる声で、欲望の解放を誘う。
これはロキの恋心に正面から向き合ってこなかった罰でもあった。
突き付けられた情欲に、酩酊感は手を差し出して身を任せようとする。
そもそも戸惑いこそあったが決して嫌ではない。
ただし、理性の欠片が条件を一つ。
「……ここじゃ最後までしないって、約束出来る?」
「あらぁ……ここまで来といて、難しいこと言うんねぇ」
「それ以外なら、鎮まるまでは何でもして良いから」
「何でもとか、そんな簡単に言ってまうん?」
この部屋で繋がるのは駄目だ。
ベルンシュタインが鍵を預けたのはロキとリヴィアンに対する信頼あってこそ。
限りなく暗いグレーでも、この一線だけは踏み越えたくない。
「避妊具が無い」という言い訳は使わなかった。
これだけ用意周到、本気で口説く気だったのならロキが持っているかもしれないのだし。
魔法の存在する世界で"彼女"が使える房中術は子を成せないことも可能に出来るが。
さて、ここから先は戯れ合いの時間。
交わすルールは簡単、指と舌で触れるのみ。
ゲームスタートの合図で黒いシャツの襟を緩めた。
「……とりあえず、一回発散させましょうか」
そう提案したのはリヴィアンの方。
一度切り替えたら冷徹なまでに遠慮容赦が無い。
下腹部の熱はロキも同じこと。
ベルトの下で布を押し上げている塊にリヴィアンが触れれば、流石に腰が引けた。
片方の手首だけで前を開くと突き破るように飛び出す。
「あぁ……ロキ君、パンツは青なのね」
「待って、待って、待っ……!あ、うぅ……ッ」
そのまま包むように扱き上げると攻守逆転。
娼婦役すら演じたこともあるのだ、男の扱いなんて手慣れたもの。
その気になればキスだけで絶頂させることだって出来る。
突然リヴィアンの方から積極的になったもので、ロキが混乱するのも無理ない。
慌てて恥じらう様が可愛らしかった。
初めて会った時は少女と見紛っただけに、いざ初めて目にすると違和感が少し。
不似合いなくらい大きくなり、涎を垂らしてリヴィアンを欲しがる屹立。
それだけでなく臍の位置が高く、平らで硬い腹は確かに男特有。
まだ薄い銀色の陰りが指にも絡む。
初めてリヴィアンから唇を重ね、苦しげな呻きを塞いだ。
柔らかな舌先で愛しむような甘さ。
口腔も性器も敏感な場所、ただでさえ想い人に触られては堪らなくなる。
最初は早くても仕方あるまい。
キスから僅かな間で脈動が強まり、欲望も爆ぜた。
汚れた掌を開けば指の間に糸が掛かる。
青臭い白濁に舌を這わすと、意図せず見せつける形になってしまった。
恥ずかしそうにロキが片手で顔を隠す。
「なんか、訳分かんない間に出てしまったから勿体無いわぁ……」
そう、本当ならリヴィアンの中にぶち撒けるつもりでここに来たのだろう。
初めの一回分くらい大したことない。
結合を禁じる代わり、どうせ今日は最後の雫まで付き合うのだ。
「僕も、リヴィ先輩の見たいし、触りたい……」
「良いわよ……好きなだけどうぞ?」
今のは不味かっただろうか。
つい余裕ぶって煽った自覚はあったが、童貞には効き目が強過ぎたかもしれない。
リヴィアンの「好きなだけ」の言葉で俄に興奮を見せ、出したばかりだというのに表情が変わった。
気まずさが掻き消えて、艶を増す。
このままでは制服のボタンを引き千切られそうな予感がして、先手を打って急いでシャツを開いた。
まったく恥じらいもムードもありゃしない。
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