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番外編・対談

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作者(以下、作)「本編の更新が滞っているので、代わりに主人公であるルーティスとの対談をお届けしたいと思います。まぁこんなこと書く暇あるなら更新しろよ、と言われたらそれまでなんですがね…」
ルーティス(以下、ル)「ねー作者さー。続きまだ?」
作「(言ったそばからコレだよ、もう)……」
ル「目を逸らさない。こっち見なさい」
作「…考えてはいるよ?」
ル「なんで疑問系?」
作「文章じゃなくてマンガみたいなシーンがイメージで浮かぶから、それを文字にしてる最中デス」
ル「へー…?」
作「ホントだってば! そんな目で見るなぁ~」
ル「だって嘘くさいし」
作「ひどいな!」
ル「遅筆な作者が悪いよね?」
作「(目が笑ってないからね!?) …はい。でも聞いて?」
ル「どうぞ」
作「さっきも言ったけど、マンガみたいなイメージの状態ならストーリーが浮かんでるのね。でも画力が無いからマンガはムリで。だからと言って文才があるかって言ったら、そっちも無いし」
ル「ダメダメじゃんか」
作「待って、お願いだから最後まで言わせて!? まだ途中だからね」
ル「あぁ、ごめん。続けて」
作「で、うろ覚えの記憶で書きたくないから調べながら進めてんのさ」
ル「うん」
作「つまり映像を文章にして、更に調べるという二度手間だから時間がかかってるわけですよ」
ル「…はぁ~」
作「なにさっ」
ル「面ど……いや、うん、わかったよ」
作「何か言いかけたみたいだけど、わかってくれて嬉しいよ。ちなみに、今の続きよりちょっと先のはストーリー浮かんでんの。まだ文章にするのは途中だけど」
ル「はい?」
作「あとサイドストーリー的なのとか別視点とか」
ル「ちょっと」
作「それにルーティス、君の過去とか…」
ル「ちょっと待った!」
作「ん?(ヤバッ! なんか怨念めいたもの背負ってないか?)」
ル「本編を書かないで、サイドストーリーだの過去やってる場合なの?」
作「…いやぁ~…あは、あはは、はは…」
ル「……」
作「あ~…」
ル「……」
作「……うぅ、ごめんってばぁ~」
ル「あのね、作者。僕は早く皆に再会したいんだよ。なのにまだ帰ってきて1日目のままなんだよ」
作「うん。じゃなくてルーティス、それ、盛大なネタバレだと思われ。まだ書いてないのに」
ル「どこらへんが?」
作「え? あー…皆に再会、の所かな」
ル「言っちゃうんだ」
作「言わせたんでしょ」
ル「言わなきゃ良いじゃん」
作「えー、聞いてきたのに~」
ル「言わなきゃ済む話でしょ。ていうかキリ無いな。とにかく、頑張って書いてもらわないと困るんだよ」
作「はーい」
ル「ちゃんと聞いてる?」
作「聞いてます、聞いてます」
ル「なら良いけど、書いてよ?」
作「できる限り頑張るよ」
ル「不安が残る返事だね」
作「ひどい」
ル「自業自得」
作「グサッとくるな~」
ル「我慢しなさい」
作「はいはーい。ところで話変わるけど、前に掃除してた時に懐かしいの見つけてさ」
ル「変わり過ぎじゃない?」
作「別にいーじゃん」
ル「良いけど。それで?」
作「昔考えてたオリキャラのラクガキなんだけど、好きな要素が変わってなかったんだよね」
ル「どんなの?」
作「中性的なキレイ系男子。髪は少し長めでオッドアイ。耳にカフスとかピアスとか付けてる」
ル「えー、まんま僕じゃんか」
作「でしょ?」
ル「うん、好み変わってないんだね」
作「だね」
ル「で、その絵ってまだあるの?」
作「え、無いよ」
ル「なんで?」
作「ゴミにしたから」
ル「なんで?」
作「古いし、ヘタだし」
ル「ヘタなのは今も同じでしょ」
作「ルーティスが冷たい」
ル「さっき自分で言ったくせに」
作「自分で言うのと人に言われるのは違うの! 別物なの!」
ル「あー、はいはい」
作「つれない返事だね」
ル「でさ、どこにもないの?」
作「スルーされたー。なにが?」
ル「今の会話の流れでわかるでしょ。昔描いてた絵だよ」
作「…あー…。学生の時に友達に誘われて作ったサイトになら、もしかしたら残ってるかもしれないけど…」
ル「けど?」
作「そのサイトのURL忘れたし、ガラケーの時だったから…」
ル「うん、つまり?」
作「ムリかな」
ル「じゃ、もっかい描いたら良いじゃん」
作「…へ?」
ル「いや、だから。もっかい描けば? って言った」
作「いやいやいや! ムリムリ、ムリだから!」
ル「なんで?」
作「や、だって……ヘタだし」
ル「それは聞いた。それでも良いから試しに描いてみたら?」
作「アナログだし」
ル「アナログだと駄目なの?」
作「投稿してる人、デジタルばっかでしょう? ただでさえヘタなのに、アナログしか描けないってのは…」
ル「大丈夫。どうせ誰も見てないから。気にも止められないよ」
作「うっわー。グサッときたし傷口に塩を塗り込んだよね」
ル「作者は気にしすぎなんだよ。もっと気楽にしたら良いんじゃない?」
作「さっきと言ってること違う。さっきは早く書けって言ったのに」
ル「さっきはさっき、今は今。どうせ、この対談含めて興味持ってくれるのはお気に入りにしてくれた人くらいでしょ? じゃあ、覗いてくれる人が増えたら良いな、くらいの軽い気持ちで描いたら良いんじゃない?」
作「んー…。そんなもん?」
ル「うん、そんなもん」
作「ん、りょーかい。気が向いたらね」
ル「前向きで良し!」
作「ははっ、サーンキュ」
ル「作者のネガティブ発言って言うか、ウジウジしてんの面倒だよね」
作「もちっとオブラートに包めないわけ?」
ル「相手によるかな」
作「……包めないのねー」
ル「遠い目しない」
作「だってルーティスが冷たいんだよ」
ル「ははは」
作「笑って誤魔化された! なんかグダグダしっぱなしだったけど、今回はこれでおしまいにしようか」
ル「そだね。じゃあ最後までお付き合いありがとうございました!」
作「ありがとうございました~」

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