12 / 32
第三章 雨に導かれて①
しおりを挟む
運命なんてものを黒羽はまるで信じていなかった。
だが、人生とは不思議なもので、そんな人に限って信じてみたくなる出来事に出くわす時もあるのだ。
この話は、黒羽が大学四年生の頃にまでさかのぼる。
当時、彼は高校生の頃から洋食店でバイトをし続けて貯めたお金と、幼い頃に亡くなった両親、そして祖父が遺してくれた遺産を使って喫茶店の建物を購入するために日々、不動産屋を訪ね回っていた。
十月二十三日、この日も朝からあらゆる物件を見て回ったが、成果は芳しくなかった。
「最悪だ。こだわりすぎてんのかな俺。いいや、店舗にこだわらない経営者なんていないだろう」
不動産屋の自動ドアからゾンビのような足取りで外に出た黒羽は、ため息をつきながら家へ帰る途中だった。十月の沖縄は日中はまだ暑さを残していることが多く、まとわりつく熱気は彼の苛立ちを加速させた。
茜色が辺りを美しく彩る夕暮れのなか、一週間前の出来事を思い出す。
祖父が喫茶店として利用していた建物は、今もなお貸し出しており、大家の厚意で「格安で貸してあげるよ」と言われていたのだ。だが、黒羽は首を縦ではなく、横に振った。せっかく喫茶店を経営するのだから、自分で探した物件でスタートを切りたかったのだ。
祖父が生きていれば、「世の中は自分一人の力で生きていけるほど甘くない。人が助けてくれる時は素直に助けてもらえ」と言っただろう。
下らぬ意地だったかもしれないが、祖父が使っていた建物で喫茶店を経営するのは、いつまでも祖父に頼ってばかりのような気がして嫌だった。
しかし、その意地が裏目に出ていた。
本日何度目になるのか自分でも分からないため息をつく。そんな様子を天は知ってか知らずか、雨がポツリと落ちてきた。
さっきまでの美しい夕暮れが嘘のように、空には分厚い黒雲が覆いかぶさり、黒羽を見下ろしている。
「待ってくれ。俺が家に着くまで持ちこたえてくれ」
藁にも縋る気持ちで祈ったが、天はその願いをあっさりと突っぱねた。ポツリ、ポツリと一つ、二つと水滴が落ち、やがて辺り一面は水浸しになった。
雨のにおいが立ち込める琉花町。黒羽は、雨に打たれながらも懸命に走る。右、左、正面。視線を動かして、雨宿りができそうな場所を探すが、なかなか見つからなない。
(もういっそのこと、家にそのまま帰ろうかな)と考えた時に、オーニングがせり出している建物を発見した。
吸い込まれるように走り、やっとの思いで到着する。
濡れた体を拭こうと、背中に背負っていたリュックサックからタオルを取り出そうとするが、こんな日に限って入れ忘れてしまった。
「……悲しいな」
一人呟いた声は、雨がアスファルトを叩く音に遮られた。風が吹き、肌寒く感じた黒羽は、逃げるように後ろに下がった。その時、ドンっと何かにぶつかってしまう。
(そういえば、俺はどんな建物の前にいるんだ?)と思い後ろを振り向くと、そこは売りに出されている建物だった。
窓に張り出されている用紙には”店舗用物件一千万円で販売中”と書かれていた。
「安すぎだろ!」
黒羽は大きな声で叫んだ。
琉花町は、都市化が進んでいる町で地元民だけでなく、移住者の人気も集めている。特に海沿いのこの辺りは、美しい景色を一望でき、需要が高いエリアだ。そんな所に建っているにも関わらず、この価格は一体どういうことなのだろうか?
「瑕疵物件なのかな? 中はどんな感じだ」
室内を覗き込むと、トクン、ドクンと胸が自然と高鳴っていくのを黒羽は、はっきりと自覚した。薄暗いので、細部までは確認できないが、広さも間取りも理想通りの物件そのものだった。
興奮気味にリュックサックを開けてスマホを取り出すと、用紙に小さく記された電話番号にかけようとした。しかし、その時、椅子をテーブルにぶつけたような音が室内から聞こえたので、黒羽はスマホを操作する指を止めた。再び室内を覗き見ると、一人の老人がポツンと立っていた。ホウキを手に持っているので、掃除をしていたのだろうが、先ほどはいなかったような気がする。少し季節外れの怪談のようで、背筋がゾワリとしたが首を振って気のせいだと思い直す。
(奥にいたのかな? 見えなかったや。大家か、それとも不動産会社の人か? よし)
「すいません!」
大きな声で呼びかけてみる。
老人は黒羽を見ると、入り口のドアをすぐに開けてくれた。
「突然申し訳ございません。実は……」
続きの言葉は途中で途切れてしまう。
理由は、その老人があまりにも怪しかったからだ。
目がくぼみ、顔には沢山の皺が刻まれている。少し開いた口からは、わずかに残っている歯が見え、髪は手入れをされておらず、白髪が様々な方向に飛び跳ねていた。おまけに服はボロボロで擦り切れている。
不法侵入したホームレスだと思い、黒羽は身構えた。そんな彼の様子を気にした素振りはなく、老人は見た目とまるで合っていない穏やかな声で話しかけてきた。
「どうしました? 天気にでも嫌われましたかな」
人は見た目にはよらないとはよく言ったものだ。風貌はともかく、老人の品のある声はスッと心を落ち着かせてくれた。
「ええ、雨が降ってきたものですから、ここで雨宿りをしていたのです。失礼ですが、あなたはこの物件の大家さんでしょうか?」
「はい、そうです。名は神無月と申します。さあさ、外にいては風邪を引いてしまう。どうぞ中へお入りください」
ありがたい申し出に心の底からお礼を言い、室内に足を踏み入れた。
「おお……」
テーブルと椅子があるだけの空間だが、黒羽には宝の山に匹敵するほど素晴らしいものに見えた。
入り口から左手の窓からは海を一望でき、木製の壁はオシャレでがっしりとしている。床は手入れが行き届いており、ワックスが鏡のように光っていた。
「あ、あの。突然すみません。僕の名前は黒羽秋仁と申します。あ……タオル。ありがとうございます……えーと。喫茶店を経営したいと考えておりまして、ちょうど物件を探している最中だったんですが……」
「それはそれは。雨に降られたのは不幸中の幸いと言えるかもしれませんね。良かったら、ご案内しますが、いかが?」
断る理由はない。案内を頼むと、神無月は快く引き受けてくれた。
「ここは昔、吾輩が趣味でレストランを経営していた時に使っていた建物でしてね」
「え? レストラン」
「はい。そんなに驚いてどうしましたかな?」
「い、いいえ。なるほど。それで、業務用の椅子とテーブルがあるんですね」
「はい。まあ、冷蔵庫やコンロなどは、あんまりにもボロボロだったんで撤去しましたが、使えそうな物はそのままにしておきました。厨房はこちらですよ」
カウンターの中に入って奥まで進むと、右側に厨房の入り口がある。神無月の後に続いて厨房に入ると、油汚れ一つない新築のような場所が広がっていた。
「随分と綺麗ですね」
「はい。業者さんにお願いして、隅々まで清掃してもらったんですよ。いやはや、彼らには随分と苦労をかけてしまいましたが、その甲斐あって新品同様です」
「確かに。そういえば、この物件の築年数は何年でしょうか?」
「ああ、この建物は……」
老人は問いに的確かつ丁寧に答えてくれる。黒羽は疑問がなくなるまで、沢山のことを質問した。
気付けば、リモコンで早送りを押したかのように夜が訪れ、建物の中は完全な暗闇に満たされた。
「あ、吾輩としたことが、夢中になるあまり暗くなっても電気をつけないとは」
「いいえ、神無月さんのせいでは。質問をしまくった僕のせいですよ」
神無月は電気のスイッチをつけた。パッと灯った照明の白い光が眩しくて、黒羽は目を瞑る。
「眩しい……ウッ!」
閉じた瞼を開けた瞬間、思わず叫びそうになった。神無月が体を前に向けたまま顔だけを後ろに向け、黒羽を見ていたからだ。
「黒羽さん。この建物について基本的なことはほとんどお話しました。けれど、まだお伝えしなければならないことがあるのです」
ゾワリと毛が逆立つ。神無月の口調はあくまで優しげなままだ。だが、これまでとは何かが決定的に違う。得体のしれない、例えるなら、暗闇の中に何かが蠢いているかのように、見えない怖さと迫力が神無月の体から発せられていると黒羽は感じた。
だが、人生とは不思議なもので、そんな人に限って信じてみたくなる出来事に出くわす時もあるのだ。
この話は、黒羽が大学四年生の頃にまでさかのぼる。
当時、彼は高校生の頃から洋食店でバイトをし続けて貯めたお金と、幼い頃に亡くなった両親、そして祖父が遺してくれた遺産を使って喫茶店の建物を購入するために日々、不動産屋を訪ね回っていた。
十月二十三日、この日も朝からあらゆる物件を見て回ったが、成果は芳しくなかった。
「最悪だ。こだわりすぎてんのかな俺。いいや、店舗にこだわらない経営者なんていないだろう」
不動産屋の自動ドアからゾンビのような足取りで外に出た黒羽は、ため息をつきながら家へ帰る途中だった。十月の沖縄は日中はまだ暑さを残していることが多く、まとわりつく熱気は彼の苛立ちを加速させた。
茜色が辺りを美しく彩る夕暮れのなか、一週間前の出来事を思い出す。
祖父が喫茶店として利用していた建物は、今もなお貸し出しており、大家の厚意で「格安で貸してあげるよ」と言われていたのだ。だが、黒羽は首を縦ではなく、横に振った。せっかく喫茶店を経営するのだから、自分で探した物件でスタートを切りたかったのだ。
祖父が生きていれば、「世の中は自分一人の力で生きていけるほど甘くない。人が助けてくれる時は素直に助けてもらえ」と言っただろう。
下らぬ意地だったかもしれないが、祖父が使っていた建物で喫茶店を経営するのは、いつまでも祖父に頼ってばかりのような気がして嫌だった。
しかし、その意地が裏目に出ていた。
本日何度目になるのか自分でも分からないため息をつく。そんな様子を天は知ってか知らずか、雨がポツリと落ちてきた。
さっきまでの美しい夕暮れが嘘のように、空には分厚い黒雲が覆いかぶさり、黒羽を見下ろしている。
「待ってくれ。俺が家に着くまで持ちこたえてくれ」
藁にも縋る気持ちで祈ったが、天はその願いをあっさりと突っぱねた。ポツリ、ポツリと一つ、二つと水滴が落ち、やがて辺り一面は水浸しになった。
雨のにおいが立ち込める琉花町。黒羽は、雨に打たれながらも懸命に走る。右、左、正面。視線を動かして、雨宿りができそうな場所を探すが、なかなか見つからなない。
(もういっそのこと、家にそのまま帰ろうかな)と考えた時に、オーニングがせり出している建物を発見した。
吸い込まれるように走り、やっとの思いで到着する。
濡れた体を拭こうと、背中に背負っていたリュックサックからタオルを取り出そうとするが、こんな日に限って入れ忘れてしまった。
「……悲しいな」
一人呟いた声は、雨がアスファルトを叩く音に遮られた。風が吹き、肌寒く感じた黒羽は、逃げるように後ろに下がった。その時、ドンっと何かにぶつかってしまう。
(そういえば、俺はどんな建物の前にいるんだ?)と思い後ろを振り向くと、そこは売りに出されている建物だった。
窓に張り出されている用紙には”店舗用物件一千万円で販売中”と書かれていた。
「安すぎだろ!」
黒羽は大きな声で叫んだ。
琉花町は、都市化が進んでいる町で地元民だけでなく、移住者の人気も集めている。特に海沿いのこの辺りは、美しい景色を一望でき、需要が高いエリアだ。そんな所に建っているにも関わらず、この価格は一体どういうことなのだろうか?
「瑕疵物件なのかな? 中はどんな感じだ」
室内を覗き込むと、トクン、ドクンと胸が自然と高鳴っていくのを黒羽は、はっきりと自覚した。薄暗いので、細部までは確認できないが、広さも間取りも理想通りの物件そのものだった。
興奮気味にリュックサックを開けてスマホを取り出すと、用紙に小さく記された電話番号にかけようとした。しかし、その時、椅子をテーブルにぶつけたような音が室内から聞こえたので、黒羽はスマホを操作する指を止めた。再び室内を覗き見ると、一人の老人がポツンと立っていた。ホウキを手に持っているので、掃除をしていたのだろうが、先ほどはいなかったような気がする。少し季節外れの怪談のようで、背筋がゾワリとしたが首を振って気のせいだと思い直す。
(奥にいたのかな? 見えなかったや。大家か、それとも不動産会社の人か? よし)
「すいません!」
大きな声で呼びかけてみる。
老人は黒羽を見ると、入り口のドアをすぐに開けてくれた。
「突然申し訳ございません。実は……」
続きの言葉は途中で途切れてしまう。
理由は、その老人があまりにも怪しかったからだ。
目がくぼみ、顔には沢山の皺が刻まれている。少し開いた口からは、わずかに残っている歯が見え、髪は手入れをされておらず、白髪が様々な方向に飛び跳ねていた。おまけに服はボロボロで擦り切れている。
不法侵入したホームレスだと思い、黒羽は身構えた。そんな彼の様子を気にした素振りはなく、老人は見た目とまるで合っていない穏やかな声で話しかけてきた。
「どうしました? 天気にでも嫌われましたかな」
人は見た目にはよらないとはよく言ったものだ。風貌はともかく、老人の品のある声はスッと心を落ち着かせてくれた。
「ええ、雨が降ってきたものですから、ここで雨宿りをしていたのです。失礼ですが、あなたはこの物件の大家さんでしょうか?」
「はい、そうです。名は神無月と申します。さあさ、外にいては風邪を引いてしまう。どうぞ中へお入りください」
ありがたい申し出に心の底からお礼を言い、室内に足を踏み入れた。
「おお……」
テーブルと椅子があるだけの空間だが、黒羽には宝の山に匹敵するほど素晴らしいものに見えた。
入り口から左手の窓からは海を一望でき、木製の壁はオシャレでがっしりとしている。床は手入れが行き届いており、ワックスが鏡のように光っていた。
「あ、あの。突然すみません。僕の名前は黒羽秋仁と申します。あ……タオル。ありがとうございます……えーと。喫茶店を経営したいと考えておりまして、ちょうど物件を探している最中だったんですが……」
「それはそれは。雨に降られたのは不幸中の幸いと言えるかもしれませんね。良かったら、ご案内しますが、いかが?」
断る理由はない。案内を頼むと、神無月は快く引き受けてくれた。
「ここは昔、吾輩が趣味でレストランを経営していた時に使っていた建物でしてね」
「え? レストラン」
「はい。そんなに驚いてどうしましたかな?」
「い、いいえ。なるほど。それで、業務用の椅子とテーブルがあるんですね」
「はい。まあ、冷蔵庫やコンロなどは、あんまりにもボロボロだったんで撤去しましたが、使えそうな物はそのままにしておきました。厨房はこちらですよ」
カウンターの中に入って奥まで進むと、右側に厨房の入り口がある。神無月の後に続いて厨房に入ると、油汚れ一つない新築のような場所が広がっていた。
「随分と綺麗ですね」
「はい。業者さんにお願いして、隅々まで清掃してもらったんですよ。いやはや、彼らには随分と苦労をかけてしまいましたが、その甲斐あって新品同様です」
「確かに。そういえば、この物件の築年数は何年でしょうか?」
「ああ、この建物は……」
老人は問いに的確かつ丁寧に答えてくれる。黒羽は疑問がなくなるまで、沢山のことを質問した。
気付けば、リモコンで早送りを押したかのように夜が訪れ、建物の中は完全な暗闇に満たされた。
「あ、吾輩としたことが、夢中になるあまり暗くなっても電気をつけないとは」
「いいえ、神無月さんのせいでは。質問をしまくった僕のせいですよ」
神無月は電気のスイッチをつけた。パッと灯った照明の白い光が眩しくて、黒羽は目を瞑る。
「眩しい……ウッ!」
閉じた瞼を開けた瞬間、思わず叫びそうになった。神無月が体を前に向けたまま顔だけを後ろに向け、黒羽を見ていたからだ。
「黒羽さん。この建物について基本的なことはほとんどお話しました。けれど、まだお伝えしなければならないことがあるのです」
ゾワリと毛が逆立つ。神無月の口調はあくまで優しげなままだ。だが、これまでとは何かが決定的に違う。得体のしれない、例えるなら、暗闇の中に何かが蠢いているかのように、見えない怖さと迫力が神無月の体から発せられていると黒羽は感じた。
0
お気に入りに追加
48
あなたにおすすめの小説
好色一代勇者 〜ナンパ師勇者は、ハッタリと機転で窮地を切り抜ける!〜(アルファポリス版)
朽縄咲良
ファンタジー
【HJ小説大賞2020後期1次選考通過作品(ノベルアッププラスにて)】
バルサ王国首都チュプリの夜の街を闊歩する、自称「天下無敵の色事師」ジャスミンが、自分の下半身の不始末から招いたピンチ。その危地を救ってくれたラバッテリア教の大教主に誘われ、神殿の下働きとして身を隠す。
それと同じ頃、バルサ王国東端のダリア山では、最近メキメキと発展し、王国の平和を脅かすダリア傭兵団と、王国最強のワイマーレ騎士団が激突する。
ワイマーレ騎士団の圧勝かと思われたその時、ダリア傭兵団団長シュダと、謎の老女が戦場に現れ――。
ジャスミンは、口先とハッタリと機転で、一筋縄ではいかない状況を飄々と渡り歩いていく――!
天下無敵の色事師ジャスミン。
新米神官パーム。
傭兵ヒース。
ダリア傭兵団団長シュダ。
銀の死神ゼラ。
復讐者アザレア。
…………
様々な人物が、徐々に絡まり、収束する……
壮大(?)なハイファンタジー!
*表紙イラストは、澄石アラン様から頂きました! ありがとうございます!
・小説家になろう、ノベルアッププラスにも掲載しております(一部加筆・補筆あり)。
テンプレな異世界を楽しんでね♪~元おっさんの異世界生活~【加筆修正版】
永倉伊織
ファンタジー
神の力によって異世界に転生した長倉真八(39歳)、転生した世界は彼のよく知る「異世界小説」のような世界だった。
転生した彼の身体は20歳の若者になったが、精神は何故か39歳のおっさんのままだった。
こうして元おっさんとして第2の人生を歩む事になった彼は異世界小説でよくある展開、いわゆるテンプレな出来事に巻き込まれながらも、出逢いや別れ、時には仲間とゆる~い冒険の旅に出たり
授かった能力を使いつつも普通に生きていこうとする、おっさんの物語である。
◇ ◇ ◇
本作は主人公が異世界で「生活」していく事がメインのお話しなので、派手な出来事は起こりません。
序盤は1話あたりの文字数が少なめですが
全体的には1話2000文字前後でサクッと読める内容を目指してます。
異世界で穴掘ってます!
KeyBow
ファンタジー
修学旅行中のバスにいた筈が、異世界召喚にバスの全員が突如されてしまう。主人公の聡太が得たスキルは穴掘り。外れスキルとされ、屑の外れ者として抹殺されそうになるもしぶとく生き残り、救ってくれた少女と成り上がって行く。不遇といわれるギフトを駆使して日の目を見ようとする物語
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活
昼寝部
ファンタジー
この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。
しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。
そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。
しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。
そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。
これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。
実力を隠し「例え長男でも無能に家は継がせん。他家に養子に出す」と親父殿に言われたところまでは計算通りだったが、まさかハーレム生活になるとは
竹井ゴールド
ライト文芸
日本国内トップ5に入る異能力者の名家、東条院。
その宗家本流の嫡子に生まれた東条院青夜は子供の頃に実母に「16歳までに東条院の家を出ないと命を落とす事になる」と予言され、無能を演じ続け、父親や後妻、異母弟や異母妹、親族や許嫁に馬鹿にされながらも、念願適って中学卒業の春休みに東条院家から田中家に養子に出された。
青夜は4月が誕生日なのでギリギリ16歳までに家を出た訳だが。
その後がよろしくない。
青夜を引き取った田中家の義父、一狼は53歳ながら若い妻を持ち、4人の娘の父親でもあったからだ。
妻、21歳、一狼の8人目の妻、愛。
長女、25歳、皇宮警察の異能力部隊所属、弥生。
次女、22歳、田中流空手道場の師範代、葉月。
三女、19歳、離婚したフランス系アメリカ人の3人目の妻が産んだハーフ、アンジェリカ。
四女、17歳、死別した4人目の妻が産んだ中国系ハーフ、シャンリー。
この5人とも青夜は家族となり、
・・・何これ? 少し想定外なんだけど。
【2023/3/23、24hポイント26万4600pt突破】
【2023/7/11、累計ポイント550万pt突破】
【2023/6/5、お気に入り数2130突破】
【アルファポリスのみの投稿です】
【第6回ライト文芸大賞、22万7046pt、2位】
【2023/6/30、メールが来て出版申請、8/1、慰めメール】
【未完】
【ガチ恋プリンセス】これがVtuberのおしごと~後輩はガチで陰キャでコミュ障。。。『ましのん』コンビでトップVtuberを目指します!
夕姫
ライト文芸
Vtuber事務所『Fmすたーらいぶ』の1期生として活動する、清楚担当Vtuber『姫宮ましろ』。そんな彼女にはある秘密がある。それは中の人が男ということ……。
そんな『姫宮ましろ』の中の人こと、主人公の神崎颯太は『Fmすたーらいぶ』のマネージャーである姉の神崎桃を助けるためにVtuberとして活動していた。
同じ事務所のライバーとはほとんど絡まない、連絡も必要最低限。そんな生活を2年続けていたある日。事務所の不手際で半年前にデビューした3期生のVtuber『双葉かのん』こと鈴町彩芽に正体が知られて……
この物語は正体を隠しながら『姫宮ましろ』として活動する主人公とガチで陰キャでコミュ障な後輩ちゃんのVtuberお仕事ラブコメディ
※2人の恋愛模様は中学生並みにゆっくりです。温かく見守ってください
※配信パートは在籍ライバーが織り成す感動あり、涙あり、笑いありw箱推しリスナーの気分で読んでください
AIイラストで作ったFA(ファンアート)
⬇️
https://www.alphapolis.co.jp/novel/187178688/738771100
も不定期更新中。こちらも応援よろしくです
地獄の手違いで殺されてしまったが、閻魔大王が愛猫と一緒にネット環境付きで異世界転生させてくれました。
克全
ファンタジー
「第3回次世代ファンタジーカップ」参加作、面白いと感じましたらお気に入り登録と感想をくださると作者の励みになります!
高橋翔は地獄の官吏のミスで寿命でもないのに殺されてしまった。だが流石に地獄の十王達だった。配下の失敗にいち早く気付き、本来なら地獄の泰広王(不動明王)だけが初七日に審理する場に、十王全員が勢揃いして善後策を協議する事になった。だが、流石の十王達でも、配下の失敗に気がつくのに六日掛かっていた、高橋翔の身体は既に焼かれて灰となっていた。高橋翔は閻魔大王たちを相手に交渉した。現世で残されていた寿命を異世界で全うさせてくれる事。どのような異世界であろうと、異世界間ネットスーパーを利用して元の生活水準を保証してくれる事。死ぬまでに得ていた貯金と家屋敷、死亡保険金を保証して異世界で使えるようにする事。更には異世界に行く前に地獄で鍛錬させてもらう事まで要求し、権利を勝ち取った。そのお陰で異世界では楽々に生きる事ができた。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる