316 / 343
【第9部〜巨人の王国編〜】
第18話 バートリの猛威
しおりを挟む
バートリは、フワリと城壁から飛び降りると、ゆっくりと地面に音も無く降り立った。凄まじい魔力を感じる。魔王ロードが自分よりも強いと言うだけの事はある。
薄ら笑みを浮かべ、真っ直ぐ歩いて近づいて来る。自分が負ける事など微塵も思っていない証拠だ。
(舐めやがって)
怒りが沸沸と湧いて来る。吸血鬼らは、人間をエサとしか思っていない。
『練気剣!』
神速の斬撃を繰り出すと、避ける素振りを見せなかった。(もらった!)と、首を斬り落とせると思った瞬間、腕を掴まれた。
「遅い、欠伸が出るわ」
ボキッ。掴まれた腕の骨が折れる音がした。痛みで顔を歪ませると、腕を掴んだまま放り投げられて城壁に叩き付けられた。
「あぐうっ!」
背中を叩き付けられ、呼吸が出来ずにもがいた。バートリは歩いて近づき、地面に転がる私を蹴鞠の鞠の様に蹴り上げた。そして、リフティングを3度繰り返してシュートを打つ様に城壁に向かって蹴り出した。
この勢いで叩き付けられたら死ぬと感じ、咄嗟に防御魔法と身体強化魔法、自動回復を唱えた。
「ギャッ」
それでも肋骨と背骨が折れる音が聞こえ、意識が飛びかけた。自動回復のお陰で、回復していく。
いつの間にかにバートリが背後にいて、右腕を掴んで背中を足で押さえた。
「ギャア、止めて!」
ブチブチと音がして、私の右腕は引きちぎられた。噴き出る血を左手で押さえ、その場から離れると、咀嚼音がして、バートリは私の右腕を食いちぎって食べていた。
「あははは、美味い!これほど美味な肉を喰らったのは初めてじゃ。血も芳醇で喉越しは柔らかく、それでいて濃厚…。1滴の血も残さず喰らい尽くしてやろう」
バートリは私の右腕に食いついたまま、残像を残して消え、再び背後から左足で蹴られて地面を何度も転がった。
「強すぎる…」
私は既に虫の息で、呼吸するだけで精一杯の状態だった。これは魔王が3人いても、どうにもならない強さだ。ルシフェルいや、せめてベルゼブブ級がいなくては無理だ。
バートリは、私の右腕をすっかり食べ終わり、指先の肉まで齧り付いている所だった。
「くっ」
私は逃げ様として飛んだが、飛び蹴りを背中に受け、背に乗られたまま地面に叩き付けられた。もう声も出ない。
バートリは、骨だけになった指を捨てると、私を仰向けにして素手で腹を引き裂いた。
「ギャアァ!嫌あぁ」
腸を掴み出して引き摺り出した。
「見えるか?これがお前の腑よ。あははは」
そのまま私を嬲る様にして少しずつ腸を食いちぎって食べた。そして、喉に食い付かれて血を吸われると痛みを感じなくなった。
「あっ、あんっ、うっ…」
「ほほほほ、気持ち良いかぇ?」
バートリに快楽物質を注ぎ込まれ、秘部に指を出し入れされると、これまで経験した事のない快楽に身を任せた。
「あー、イクっ、イっちゃう…」
頭の中が真っ白になって、意識が遠退いた。
「このまま食い殺しても良いが、まだ妾が満足してないぇ。妾のペットになるなら治療して生かしてやろう。但し、妾が飽きるまでじゃがの。オホホホ」
「ペットに、バートリ様のペットにして下さい!」
バートリから与えられた快楽物質に抗う事が出来ず、血を吸われる事を懇願した。
「血を、血を吸って下さい!血を…」
バートリに血を吸われながら膣の中を指で掻き回されると、何度も絶頂を迎えて悦びの声を上げた。
「ほほほほ、闇の皇帝すら妾の前では奴隷にすぎぬ。オホホホ」
「お前達、好きにして良いぞ」
バートリは、破った腹を回復させて立ち去った。傷が治ると、私は血を吸われる事を望んでバートリの後を追ったが、第6位階の真祖に抱き寄せられ、服を引き裂かれて犯された。最初は抵抗したが血を吸われると、犯される事に悦びを感じて何度も肌を重ねた。
真祖の快楽物質は麻薬と同じで、それが途絶えると禁断症状が出る。その為に断続的に求め続ける様になる。私はその快楽に抗う事が出来ず、真祖2人に交互に犯され続けた。
「皇上!」
ロードが飛び込んで来た時、私はだらしなくヨダレを垂らして、咥えさせられたモノを口淫し、騎乗位で腰を振っていた。
「おのれ、よくも皇上に!それは私の女だ!」
頭に血が昇ったロードは、思わず本音が出た。ロードが大嫌いな男達に、大好きな私が穢され、嫉妬で怒り狂った。
第6位階の真祖が咥えられたモノを外して身構え様とした所を、剣帝の剣技で斬り刻まれた。ロードは魔王だが、元々は神だ。その剣技には神聖魔法が自動で掛かっている為、斬られた傷口は再生しなかった。
第6位階を倒した時、第5位階の真祖は、私と繋がったまま起き上がった。ロードを挑発する様に腰を振り続けると、絶頂を迎えて膣内に射精した。
「ふぅ、ふぅ、ふぅ。良い女だ。最高クラスの美女を犯し、血を吸う。ははは、愉快だ。お前も美しいな…俺と愉しもうぜ?」
「穢らわしい男が、皇上だけに飽き足らず、この私を視姦するとは…」
ロードは頭に血が昇り、瞬歩で間合いを詰めると、息もつかせぬ斬撃を繰り返した。第5位階の真祖は、手のひらから血で作った剣で受けた。斬り、弾き、突き、受け、薙ぎ払った。
ロードが戦っている姿を、ぼーっと眺めているうちに我に返った。
「わ、私…」
バートリや真祖達との3Pの痴態を思い出して、激しく後悔した。
『聖光讃美歌』
真祖の背後から光の即死呪文を唱えると、悲鳴をあげながら身体は灰となって崩れ落ちた。ロードはその灰に聖水をかけた。
「こうしないと復活してしまうのです」
私は穢された身体を清め、快楽物質を体外に排出し、膣内を洗浄した。
「くそっ、バートリの奴…」
「皇上、ここは一旦退きましょう」
「仕方ない。キュルテンを救うのは後で考えよう」
ロードと共に、バートリの居城から脱出した。
薄ら笑みを浮かべ、真っ直ぐ歩いて近づいて来る。自分が負ける事など微塵も思っていない証拠だ。
(舐めやがって)
怒りが沸沸と湧いて来る。吸血鬼らは、人間をエサとしか思っていない。
『練気剣!』
神速の斬撃を繰り出すと、避ける素振りを見せなかった。(もらった!)と、首を斬り落とせると思った瞬間、腕を掴まれた。
「遅い、欠伸が出るわ」
ボキッ。掴まれた腕の骨が折れる音がした。痛みで顔を歪ませると、腕を掴んだまま放り投げられて城壁に叩き付けられた。
「あぐうっ!」
背中を叩き付けられ、呼吸が出来ずにもがいた。バートリは歩いて近づき、地面に転がる私を蹴鞠の鞠の様に蹴り上げた。そして、リフティングを3度繰り返してシュートを打つ様に城壁に向かって蹴り出した。
この勢いで叩き付けられたら死ぬと感じ、咄嗟に防御魔法と身体強化魔法、自動回復を唱えた。
「ギャッ」
それでも肋骨と背骨が折れる音が聞こえ、意識が飛びかけた。自動回復のお陰で、回復していく。
いつの間にかにバートリが背後にいて、右腕を掴んで背中を足で押さえた。
「ギャア、止めて!」
ブチブチと音がして、私の右腕は引きちぎられた。噴き出る血を左手で押さえ、その場から離れると、咀嚼音がして、バートリは私の右腕を食いちぎって食べていた。
「あははは、美味い!これほど美味な肉を喰らったのは初めてじゃ。血も芳醇で喉越しは柔らかく、それでいて濃厚…。1滴の血も残さず喰らい尽くしてやろう」
バートリは私の右腕に食いついたまま、残像を残して消え、再び背後から左足で蹴られて地面を何度も転がった。
「強すぎる…」
私は既に虫の息で、呼吸するだけで精一杯の状態だった。これは魔王が3人いても、どうにもならない強さだ。ルシフェルいや、せめてベルゼブブ級がいなくては無理だ。
バートリは、私の右腕をすっかり食べ終わり、指先の肉まで齧り付いている所だった。
「くっ」
私は逃げ様として飛んだが、飛び蹴りを背中に受け、背に乗られたまま地面に叩き付けられた。もう声も出ない。
バートリは、骨だけになった指を捨てると、私を仰向けにして素手で腹を引き裂いた。
「ギャアァ!嫌あぁ」
腸を掴み出して引き摺り出した。
「見えるか?これがお前の腑よ。あははは」
そのまま私を嬲る様にして少しずつ腸を食いちぎって食べた。そして、喉に食い付かれて血を吸われると痛みを感じなくなった。
「あっ、あんっ、うっ…」
「ほほほほ、気持ち良いかぇ?」
バートリに快楽物質を注ぎ込まれ、秘部に指を出し入れされると、これまで経験した事のない快楽に身を任せた。
「あー、イクっ、イっちゃう…」
頭の中が真っ白になって、意識が遠退いた。
「このまま食い殺しても良いが、まだ妾が満足してないぇ。妾のペットになるなら治療して生かしてやろう。但し、妾が飽きるまでじゃがの。オホホホ」
「ペットに、バートリ様のペットにして下さい!」
バートリから与えられた快楽物質に抗う事が出来ず、血を吸われる事を懇願した。
「血を、血を吸って下さい!血を…」
バートリに血を吸われながら膣の中を指で掻き回されると、何度も絶頂を迎えて悦びの声を上げた。
「ほほほほ、闇の皇帝すら妾の前では奴隷にすぎぬ。オホホホ」
「お前達、好きにして良いぞ」
バートリは、破った腹を回復させて立ち去った。傷が治ると、私は血を吸われる事を望んでバートリの後を追ったが、第6位階の真祖に抱き寄せられ、服を引き裂かれて犯された。最初は抵抗したが血を吸われると、犯される事に悦びを感じて何度も肌を重ねた。
真祖の快楽物質は麻薬と同じで、それが途絶えると禁断症状が出る。その為に断続的に求め続ける様になる。私はその快楽に抗う事が出来ず、真祖2人に交互に犯され続けた。
「皇上!」
ロードが飛び込んで来た時、私はだらしなくヨダレを垂らして、咥えさせられたモノを口淫し、騎乗位で腰を振っていた。
「おのれ、よくも皇上に!それは私の女だ!」
頭に血が昇ったロードは、思わず本音が出た。ロードが大嫌いな男達に、大好きな私が穢され、嫉妬で怒り狂った。
第6位階の真祖が咥えられたモノを外して身構え様とした所を、剣帝の剣技で斬り刻まれた。ロードは魔王だが、元々は神だ。その剣技には神聖魔法が自動で掛かっている為、斬られた傷口は再生しなかった。
第6位階を倒した時、第5位階の真祖は、私と繋がったまま起き上がった。ロードを挑発する様に腰を振り続けると、絶頂を迎えて膣内に射精した。
「ふぅ、ふぅ、ふぅ。良い女だ。最高クラスの美女を犯し、血を吸う。ははは、愉快だ。お前も美しいな…俺と愉しもうぜ?」
「穢らわしい男が、皇上だけに飽き足らず、この私を視姦するとは…」
ロードは頭に血が昇り、瞬歩で間合いを詰めると、息もつかせぬ斬撃を繰り返した。第5位階の真祖は、手のひらから血で作った剣で受けた。斬り、弾き、突き、受け、薙ぎ払った。
ロードが戦っている姿を、ぼーっと眺めているうちに我に返った。
「わ、私…」
バートリや真祖達との3Pの痴態を思い出して、激しく後悔した。
『聖光讃美歌』
真祖の背後から光の即死呪文を唱えると、悲鳴をあげながら身体は灰となって崩れ落ちた。ロードはその灰に聖水をかけた。
「こうしないと復活してしまうのです」
私は穢された身体を清め、快楽物質を体外に排出し、膣内を洗浄した。
「くそっ、バートリの奴…」
「皇上、ここは一旦退きましょう」
「仕方ない。キュルテンを救うのは後で考えよう」
ロードと共に、バートリの居城から脱出した。
0
お気に入りに追加
274
あなたにおすすめの小説
隣の席の女の子がエッチだったのでおっぱい揉んでみたら発情されました
ねんごろ
恋愛
隣の女の子がエッチすぎて、思わず授業中に胸を揉んでしまったら……
という、とんでもないお話を書きました。
ぜひ読んでください。
連続寸止めで、イキたくて泣かされちゃう女の子のお話
まゆら
恋愛
投稿を閲覧いただき、ありがとうございます(*ˊᵕˋ*)
「一日中、イかされちゃうのと、イケないままと、どっちが良い?」
久しぶりの恋人とのお休みに、食事中も映画を見ている時も、ずっと気持ち良くされちゃう女の子のお話です。
【R-18】クリしつけ
蛙鳴蝉噪
恋愛
男尊女卑な社会で女の子がクリトリスを使って淫らに教育されていく日常の一コマ。クリ責め。クリリード。なんでもありでアブノーマルな内容なので、精神ともに18歳以上でなんでも許せる方のみどうぞ。
お嬢様、お仕置の時間です。
moa
恋愛
私は御門 凛(みかど りん)、御門財閥の長女として産まれた。
両親は跡継ぎの息子が欲しかったようで女として産まれた私のことをよく思っていなかった。
私の世話は執事とメイド達がしてくれていた。
私が2歳になったとき、弟の御門 新(みかど あらた)が産まれた。
両親は念願の息子が産まれたことで私を執事とメイド達に渡し、新を連れて家を出ていってしまった。
新しい屋敷を建ててそこで暮らしているそうだが、必要な費用を送ってくれている以外は何も教えてくれてくれなかった。
私が小さい頃から執事としてずっと一緒にいる氷川 海(ひかわ かい)が身の回りの世話や勉強など色々してくれていた。
海は普段は優しくなんでもこなしてしまう完璧な執事。
しかし厳しいときは厳しくて怒らせるとすごく怖い。
海は執事としてずっと一緒にいると思っていたのにある日、私の中で何か特別な感情がある事に気付く。
しかし、愛を知らずに育ってきた私が愛と知るのは、まだ先の話。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる