254 / 343
【第8部〜龍戦争〜】
第29話 監禁されたアナト
しおりを挟む
意識を取り戻すと、白い屋根付きのベッドに寝かせられていた。ベッドの周囲は、レースのカーテンで覆われており、窓から差し込んだ陽射しで目が覚めた。
「やっと起きた」
「んっ…、おはよう…」
「おはよう」
そう言うなり口付けをされて、舌をねっとりと絡めて来た。
「んっ…うん…っん…、ぷはぁっ」
私は1番手の両肩を押さえて離れた。
「息が出来なくて死んじゃうよ…」
「愛しい…愛してる…えっと、名前は?」
「あっ?はぁ、はぁ…。えっ…と、アナトです。すー、はー、すー、はー…」
散々ヤりまくられて、ようやく名前を聞かれたよ。昨晩は8人に5発…計40発…そんなにヤった事なんて、勿論無い。せいぜい朝までヤっても、休憩を挟みながら5~6発もするかどうかだ。
休憩無しのノンストップで、代わりばんこにヤり続けてアソコがヒリヒリ、ジンジンして来て、痛くて何度も泣いたけど、止めてもらえなかった。
自動回復も働かず、身体状態異常無効スキルが発動するまで、拷問を受けている様な苦痛を感じていた。
「愛しい。目覚めるのをずっと待ってたよ」
「うん…有難う…」
ここは何処なのだろうか?見たところ、洋館にいる様だ。
「何だ、目覚めてるじゃないか!?」
八岐大蛇から分裂した者達が、ベッドを取り囲んで私の手や足を撫でて来た。そのままベッドに横たわらされると、胸を撫でられ、1人は頭の上から顔を覗き込んで、何度も口付けを求められた。
足を左右から広げられ、秘部をわざと音を立てて、ペチャペチャと舐められた。卑猥な音に興奮した私は、軽く2回ほどイった。そのまま挿入され、1番手が3番手に先を越された為に、激怒していた。だがお構い無しに腰を激しく振り膣内で果てた。
終わった瞬間に1番手が3番手を突き飛ばし、俺が先だ!と挿入すると、ねっとりと時間をかけてピストンされ、気持ち良すぎて意識が飛んだ。
終わった相手から口淫を求められて口に含むと、それも含めて俺の番だと2番手が怒った。
一通り全員が私と1発ヤってスッキリすると、風呂場に連れ込まれた。そこは完全に温泉宿の雰囲気で、露天風呂まであった。
「うわぁ、良い感じ♪」
全員から泡立てられ、身体を洗われた。私も全員の背中を擦ってあげた。
お風呂から上がると、食事が出来ていた。
「いつの間に?うわぁ、凄い料理。全部は食べられないかな?」
そうは言ったが、食べられない虫料理と爬虫類料理が中心だった。なので生野菜を食べていた。
「アナトは野菜しか食べないのか?」
「えっと…食わず嫌いでごめんなさい。私、虫とか爬虫類は食べられないの」
「そうか、それなら早く言ってくれ」
そう言うと、目の間に肉料理を置いてくれた。
「何の肉だろう?と思っていると、ウサギの肉だった」
可愛いウサギの姿を思い出すと可哀想に感じたが、確か私はウサギを食べた事がある。あれはいつの頃だったのかと、思いを馳せた。そうだ確かあれは、私が虞美人だった頃に野営地で、食糧が無くて阿籍が獲って来てくれたんだった。確か、めちゃくちゃ美味しかった記憶がある。
ドキドキしながら、ウサギ肉にかぶり付いた。臭みは炙り肉である為に消えており、鶏肉よりも更に柔らかく割け、味は塩味のみだったが、口いっぱいに広がるジューシーな味わいは、脂身も少なく高級なお肉を連想させ、十分に美味しく食べられた。
彼らにもウサギ肉があったが、内臓は取り除かれておらず、しかも皮が剥がれただけの生肉のままだった。それを引き割いて食べるを見て、吐き気を催した。目を背けると、ふと頭によぎった。私のは、炙られていたし、ちゃんと内臓も取り除かれていた。気を遣ってくれたんだ?と少し嬉しく思った。
八岐大蛇の1人は、まるまると肥え太った芋虫を摘み上げて口に入れ、プチュッと潰れた音が聞こえて、鳥肌が立った。
あるいは、蟻の卵のスープを口にし、トカゲの丸焼きの串を頬張っていた。
彼らの区別がまだあまり出来ない。誰が1番で、誰が2番だったのか既に分からない。だけどよく見ると、髪の毛が黒色に赤く染まった所があるのが、炎を吹いてた大蛇で、髪の毛が黒色に金色に染まった部分があるのが、雷を吹いた大蛇に違いない。番号までは分からないけど。
私は代わる代わる犯されていただけで、抱かれている間、1人1人見てなどいない。粗野に見えた彼らも、私達とあまり変わらない生活行動をしている事に驚いた。
「冥界の門から現れたんだけど、冥界ってどんな所なの?」
「知りたいのか?」
「うん、私の旦那さんが、どんな所から来たのか興味あるよ」
「なるほど…。漆黒の暗闇が何処までも続く世界だ。明かりと呼べる物は、燃え盛る炎、灼熱の溶岩が流れる泉。だから完全な暗闇では無いがな」
思い描いた地獄の風景だ。そう感じた。
「その…冥界では八岐大蛇、あなた達が1番強いのかしら?」
「ははははは…、俺らなんて大した事ないさ。むしろ弱いくらいだった。合体して戦ったり、敵わない相手には8人に分かれて逃げたりしたよ」
こんなに強い八岐大蛇が弱い方だって?
「そんなに強いのに?」
「ははは、俺らが強いだって?嬉しい事を言ってくれるな。まぁ、確かに人間は弱いがね」
食事が終わると、直ぐに私を抱こうとした。食うか寝るか抱くか、それしか無いのか?大蛇だから龍とも違い、蛇だな。本能だけで動いているのかよ、とか不満に思った。四六時中、8人もの相手にHするなんて身体が保たない。
「ねぇ?Hばかりしてたら、私の身体が保たないよ。死んじゃう…」
「…仕方ない。それではこうしよう。1日に1人2発までにしよう。それでどうだ?」
1日に2発、それでも私は16発も相手をしなくちゃならない。40発よりもマシになったが…ま、今は彼氏も夫もいないから、セフレが8人いると思う事にしよう。
好きでこうなったんじゃ無い。力で勝てず、脅されて犯された挙句、嫁にすると言われて監禁されているのだ。なんかこんな事件を見た事がある気がするな。セフレだと思う事にするとか、現実逃避でもしていなければ正気ではいられないのだ。
「それにしても、ここは何処なんだろう?」
抜け出るには、状況確認する必要がある。デートしたいとか言って、この建物内か、あわよくば外に出られれば。そう考えていた。
「やっと起きた」
「んっ…、おはよう…」
「おはよう」
そう言うなり口付けをされて、舌をねっとりと絡めて来た。
「んっ…うん…っん…、ぷはぁっ」
私は1番手の両肩を押さえて離れた。
「息が出来なくて死んじゃうよ…」
「愛しい…愛してる…えっと、名前は?」
「あっ?はぁ、はぁ…。えっ…と、アナトです。すー、はー、すー、はー…」
散々ヤりまくられて、ようやく名前を聞かれたよ。昨晩は8人に5発…計40発…そんなにヤった事なんて、勿論無い。せいぜい朝までヤっても、休憩を挟みながら5~6発もするかどうかだ。
休憩無しのノンストップで、代わりばんこにヤり続けてアソコがヒリヒリ、ジンジンして来て、痛くて何度も泣いたけど、止めてもらえなかった。
自動回復も働かず、身体状態異常無効スキルが発動するまで、拷問を受けている様な苦痛を感じていた。
「愛しい。目覚めるのをずっと待ってたよ」
「うん…有難う…」
ここは何処なのだろうか?見たところ、洋館にいる様だ。
「何だ、目覚めてるじゃないか!?」
八岐大蛇から分裂した者達が、ベッドを取り囲んで私の手や足を撫でて来た。そのままベッドに横たわらされると、胸を撫でられ、1人は頭の上から顔を覗き込んで、何度も口付けを求められた。
足を左右から広げられ、秘部をわざと音を立てて、ペチャペチャと舐められた。卑猥な音に興奮した私は、軽く2回ほどイった。そのまま挿入され、1番手が3番手に先を越された為に、激怒していた。だがお構い無しに腰を激しく振り膣内で果てた。
終わった瞬間に1番手が3番手を突き飛ばし、俺が先だ!と挿入すると、ねっとりと時間をかけてピストンされ、気持ち良すぎて意識が飛んだ。
終わった相手から口淫を求められて口に含むと、それも含めて俺の番だと2番手が怒った。
一通り全員が私と1発ヤってスッキリすると、風呂場に連れ込まれた。そこは完全に温泉宿の雰囲気で、露天風呂まであった。
「うわぁ、良い感じ♪」
全員から泡立てられ、身体を洗われた。私も全員の背中を擦ってあげた。
お風呂から上がると、食事が出来ていた。
「いつの間に?うわぁ、凄い料理。全部は食べられないかな?」
そうは言ったが、食べられない虫料理と爬虫類料理が中心だった。なので生野菜を食べていた。
「アナトは野菜しか食べないのか?」
「えっと…食わず嫌いでごめんなさい。私、虫とか爬虫類は食べられないの」
「そうか、それなら早く言ってくれ」
そう言うと、目の間に肉料理を置いてくれた。
「何の肉だろう?と思っていると、ウサギの肉だった」
可愛いウサギの姿を思い出すと可哀想に感じたが、確か私はウサギを食べた事がある。あれはいつの頃だったのかと、思いを馳せた。そうだ確かあれは、私が虞美人だった頃に野営地で、食糧が無くて阿籍が獲って来てくれたんだった。確か、めちゃくちゃ美味しかった記憶がある。
ドキドキしながら、ウサギ肉にかぶり付いた。臭みは炙り肉である為に消えており、鶏肉よりも更に柔らかく割け、味は塩味のみだったが、口いっぱいに広がるジューシーな味わいは、脂身も少なく高級なお肉を連想させ、十分に美味しく食べられた。
彼らにもウサギ肉があったが、内臓は取り除かれておらず、しかも皮が剥がれただけの生肉のままだった。それを引き割いて食べるを見て、吐き気を催した。目を背けると、ふと頭によぎった。私のは、炙られていたし、ちゃんと内臓も取り除かれていた。気を遣ってくれたんだ?と少し嬉しく思った。
八岐大蛇の1人は、まるまると肥え太った芋虫を摘み上げて口に入れ、プチュッと潰れた音が聞こえて、鳥肌が立った。
あるいは、蟻の卵のスープを口にし、トカゲの丸焼きの串を頬張っていた。
彼らの区別がまだあまり出来ない。誰が1番で、誰が2番だったのか既に分からない。だけどよく見ると、髪の毛が黒色に赤く染まった所があるのが、炎を吹いてた大蛇で、髪の毛が黒色に金色に染まった部分があるのが、雷を吹いた大蛇に違いない。番号までは分からないけど。
私は代わる代わる犯されていただけで、抱かれている間、1人1人見てなどいない。粗野に見えた彼らも、私達とあまり変わらない生活行動をしている事に驚いた。
「冥界の門から現れたんだけど、冥界ってどんな所なの?」
「知りたいのか?」
「うん、私の旦那さんが、どんな所から来たのか興味あるよ」
「なるほど…。漆黒の暗闇が何処までも続く世界だ。明かりと呼べる物は、燃え盛る炎、灼熱の溶岩が流れる泉。だから完全な暗闇では無いがな」
思い描いた地獄の風景だ。そう感じた。
「その…冥界では八岐大蛇、あなた達が1番強いのかしら?」
「ははははは…、俺らなんて大した事ないさ。むしろ弱いくらいだった。合体して戦ったり、敵わない相手には8人に分かれて逃げたりしたよ」
こんなに強い八岐大蛇が弱い方だって?
「そんなに強いのに?」
「ははは、俺らが強いだって?嬉しい事を言ってくれるな。まぁ、確かに人間は弱いがね」
食事が終わると、直ぐに私を抱こうとした。食うか寝るか抱くか、それしか無いのか?大蛇だから龍とも違い、蛇だな。本能だけで動いているのかよ、とか不満に思った。四六時中、8人もの相手にHするなんて身体が保たない。
「ねぇ?Hばかりしてたら、私の身体が保たないよ。死んじゃう…」
「…仕方ない。それではこうしよう。1日に1人2発までにしよう。それでどうだ?」
1日に2発、それでも私は16発も相手をしなくちゃならない。40発よりもマシになったが…ま、今は彼氏も夫もいないから、セフレが8人いると思う事にしよう。
好きでこうなったんじゃ無い。力で勝てず、脅されて犯された挙句、嫁にすると言われて監禁されているのだ。なんかこんな事件を見た事がある気がするな。セフレだと思う事にするとか、現実逃避でもしていなければ正気ではいられないのだ。
「それにしても、ここは何処なんだろう?」
抜け出るには、状況確認する必要がある。デートしたいとか言って、この建物内か、あわよくば外に出られれば。そう考えていた。
10
お気に入りに追加
274
あなたにおすすめの小説
隣の席の女の子がエッチだったのでおっぱい揉んでみたら発情されました
ねんごろ
恋愛
隣の女の子がエッチすぎて、思わず授業中に胸を揉んでしまったら……
という、とんでもないお話を書きました。
ぜひ読んでください。
連続寸止めで、イキたくて泣かされちゃう女の子のお話
まゆら
恋愛
投稿を閲覧いただき、ありがとうございます(*ˊᵕˋ*)
「一日中、イかされちゃうのと、イケないままと、どっちが良い?」
久しぶりの恋人とのお休みに、食事中も映画を見ている時も、ずっと気持ち良くされちゃう女の子のお話です。
【R-18】クリしつけ
蛙鳴蝉噪
恋愛
男尊女卑な社会で女の子がクリトリスを使って淫らに教育されていく日常の一コマ。クリ責め。クリリード。なんでもありでアブノーマルな内容なので、精神ともに18歳以上でなんでも許せる方のみどうぞ。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる