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【第6部〜アイドル編〜】
第16話
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今日の撮影も終わり、それぞれの俳優さん達が引き上げていった。皆んな10人近く引き連れている。
「あんな大勢、何なんですか?」
「え?あれは、俳優さんのチームですよ。メイクさん、ヘアメイクさん、専属カメラマンやら、もちろんマネージャーもいます。俳優さんは全部自分達のチームでメイクとか行います。お金持ちですからね、俳優さんは皆んなチームの社長なんです。彼らは俳優さんに雇われてる」
「なるほど…」
「だから貴女はマネージャーと2人で来たので驚いたのです。こっちで雇うのかと思いました」
「日本だと、スタジオにヘアメイクさんとか居たので…どうしよう…メイクはどうかなるけど、ヘアメイクは…困ったな」
明日から撮影だ。日本だったなら無理を言って呼んで雇えば良い。異国の地で、どうしたら良いのか途方に暮れた。
「はぁ、もう泣きそう…」
本当に泣きそうになっていると、後ろから声を掛けられた。
「瑞稀!」
振り返ると張玉だった。
「張さん…」
「瑞稀、泣きそうな顔して、どうした?」
「それが…」
私は日本との違いに困ったと話した。
「それなら、俺のヘアメイクを使えば良い」
「えっ?本当に!有難う御座います。有難う御座います。本当に助かります」
「あははは、ボク達は恋人だから、当然だろう?お腹が空かないか?何か食べに行こう」
張に食事に誘われて、ついて行く事になった。
「あの、突然にあなたの言葉が理解出来る様になったのは何故でしょう?」
「ああ、魔法だよ。生活魔法の『自動翻訳』だよ。ボクが今喋っているのは中国語だけど、キミの耳に入る時は日本語に聞こえ、キミの日本語は、ボクには中国語に聞こえるのさ」
「凄い便利ですね、羨ましい」
「瑞稀、キミにも使えたんだよ?」
「私が?」
500年前、本当に私はこの人の彼女だったのだろうか?全く記憶に無くて、申し訳ない。手を出されたので、このくらいなら浮気にならないよね?と思って手を繋いだ。
ドラマの撮影現場の話とかされて、興味津々に聞いた。撮影期間は長いので、横店を案内してあげるよと言ってくれた。
「今日は歩き疲れただろう?」
張は、足湯に連れて来てくれた。昔も一緒に足湯に来た事がある、と言われた。
「うわぁ、ドクターフィッシュってやつね?私、初めて。あははは、くすぐったい、ふふふ」
ご機嫌な私を見て張も満足そうだった。
マッサージしてあげると言われて、足を揉まれた。張玉の気持ちは嬉しかったけど、足は臭い、汚い所と言うイメージがあるので、人には触られたくない場所だ。
中国人は足に性癖を持つ者が多い。張も例外ではなく、私の足を揉むと称して撫でていて、恍惚の表情を浮かべていた。ついつい股間に目が行ってしまうと、勃っていたので、顔を赤らめて目を背けた。足を拭かれる時、パンツが見えそうで手で押さえたが、恥ずかしくて仕方なかった。靴を履かせてくれると、お酒を飲みに行った。
この時は手繋ぎでは無くて、肩を抱かれた。距離の詰め方が早くて困るけど、この人にとって私はまだ彼女のまま何だろうか?とか思いながら一緒にお酒を飲んだ。だいぶお酒が入ってほろ酔いとなり、張と別れたはずが、気が付いたらホテルのベッドの上で口付けをしていた。張は下着の中に手を入れて、口付けしながら秘部を指で弄って来た。
「嫌だ、ダメ。止めて…」
張の手を両手で掴んで拒絶するが、クチュクチュと卑猥な音を立てられて私は感じ、力が出ない。
「愛してる。ずっと、ずっと会いたかった、瑞稀。愛してる」
この人は500年も私の事をずっと愛していたのだろうか?それなら先に裏切ってしまったのは私の方だ。でも、それでも綾瀬は裏切れないと思った時、彼は私の膣内に挿入って来た。
「うんぁっ!ダメ…止めて、私には彼氏がいるの…」
「知ってるよ。だから嫉妬してる。俺の瑞稀が他の男に抱かれているなんて…」
激しく突かれ、ダメなのにもの凄く感じている自分がいた。気が付けば抑えきれずにヨガリ声をあげていた。
行為が終わると何度も口付けをされ、愛を囁かれた。「結婚したい」と言われて動揺した。張は「また明日」と言って部屋から出て行った。
シャワーを浴びていると、罪悪感で心が締め付けられた。髪を乾かし終わってスマホを見たが、綾瀬からはまだ連絡が無かった。
「綾瀬…会いたい、会いたいよ…。寂しくて、私…浮気しちゃったよ。元彼なんだって…500年も前だなんて信じてないけど…ごめん、ごめんね。最低だね、私…」
スマホを握りしめて泣いた。
「あんな大勢、何なんですか?」
「え?あれは、俳優さんのチームですよ。メイクさん、ヘアメイクさん、専属カメラマンやら、もちろんマネージャーもいます。俳優さんは全部自分達のチームでメイクとか行います。お金持ちですからね、俳優さんは皆んなチームの社長なんです。彼らは俳優さんに雇われてる」
「なるほど…」
「だから貴女はマネージャーと2人で来たので驚いたのです。こっちで雇うのかと思いました」
「日本だと、スタジオにヘアメイクさんとか居たので…どうしよう…メイクはどうかなるけど、ヘアメイクは…困ったな」
明日から撮影だ。日本だったなら無理を言って呼んで雇えば良い。異国の地で、どうしたら良いのか途方に暮れた。
「はぁ、もう泣きそう…」
本当に泣きそうになっていると、後ろから声を掛けられた。
「瑞稀!」
振り返ると張玉だった。
「張さん…」
「瑞稀、泣きそうな顔して、どうした?」
「それが…」
私は日本との違いに困ったと話した。
「それなら、俺のヘアメイクを使えば良い」
「えっ?本当に!有難う御座います。有難う御座います。本当に助かります」
「あははは、ボク達は恋人だから、当然だろう?お腹が空かないか?何か食べに行こう」
張に食事に誘われて、ついて行く事になった。
「あの、突然にあなたの言葉が理解出来る様になったのは何故でしょう?」
「ああ、魔法だよ。生活魔法の『自動翻訳』だよ。ボクが今喋っているのは中国語だけど、キミの耳に入る時は日本語に聞こえ、キミの日本語は、ボクには中国語に聞こえるのさ」
「凄い便利ですね、羨ましい」
「瑞稀、キミにも使えたんだよ?」
「私が?」
500年前、本当に私はこの人の彼女だったのだろうか?全く記憶に無くて、申し訳ない。手を出されたので、このくらいなら浮気にならないよね?と思って手を繋いだ。
ドラマの撮影現場の話とかされて、興味津々に聞いた。撮影期間は長いので、横店を案内してあげるよと言ってくれた。
「今日は歩き疲れただろう?」
張は、足湯に連れて来てくれた。昔も一緒に足湯に来た事がある、と言われた。
「うわぁ、ドクターフィッシュってやつね?私、初めて。あははは、くすぐったい、ふふふ」
ご機嫌な私を見て張も満足そうだった。
マッサージしてあげると言われて、足を揉まれた。張玉の気持ちは嬉しかったけど、足は臭い、汚い所と言うイメージがあるので、人には触られたくない場所だ。
中国人は足に性癖を持つ者が多い。張も例外ではなく、私の足を揉むと称して撫でていて、恍惚の表情を浮かべていた。ついつい股間に目が行ってしまうと、勃っていたので、顔を赤らめて目を背けた。足を拭かれる時、パンツが見えそうで手で押さえたが、恥ずかしくて仕方なかった。靴を履かせてくれると、お酒を飲みに行った。
この時は手繋ぎでは無くて、肩を抱かれた。距離の詰め方が早くて困るけど、この人にとって私はまだ彼女のまま何だろうか?とか思いながら一緒にお酒を飲んだ。だいぶお酒が入ってほろ酔いとなり、張と別れたはずが、気が付いたらホテルのベッドの上で口付けをしていた。張は下着の中に手を入れて、口付けしながら秘部を指で弄って来た。
「嫌だ、ダメ。止めて…」
張の手を両手で掴んで拒絶するが、クチュクチュと卑猥な音を立てられて私は感じ、力が出ない。
「愛してる。ずっと、ずっと会いたかった、瑞稀。愛してる」
この人は500年も私の事をずっと愛していたのだろうか?それなら先に裏切ってしまったのは私の方だ。でも、それでも綾瀬は裏切れないと思った時、彼は私の膣内に挿入って来た。
「うんぁっ!ダメ…止めて、私には彼氏がいるの…」
「知ってるよ。だから嫉妬してる。俺の瑞稀が他の男に抱かれているなんて…」
激しく突かれ、ダメなのにもの凄く感じている自分がいた。気が付けば抑えきれずにヨガリ声をあげていた。
行為が終わると何度も口付けをされ、愛を囁かれた。「結婚したい」と言われて動揺した。張は「また明日」と言って部屋から出て行った。
シャワーを浴びていると、罪悪感で心が締め付けられた。髪を乾かし終わってスマホを見たが、綾瀬からはまだ連絡が無かった。
「綾瀬…会いたい、会いたいよ…。寂しくて、私…浮気しちゃったよ。元彼なんだって…500年も前だなんて信じてないけど…ごめん、ごめんね。最低だね、私…」
スマホを握りしめて泣いた。
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