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【第5部〜旧世界の魔神編〜】
第3章 麻生さんの自殺
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「嘘だ、嘘だと言ってくれ…」
私は駆け付けた霊安室で、白い布を顔に掛けられた麻生さんを見下ろして絶叫した。
「一体どうして…うっ、う、う…」
麻生さんの死因は、自宅お風呂場に於いて、メスで手首を切った事による出血死だった。何故?どうして?私が浮気をしたのが原因なのか?そう言えば、私が元人妻とセフレ関係になってから1ヶ月が経つ。この間、麻生さんも薄々気付いていたのか?表情も暗く、何となく態度が変だった。Hを求めたら断らないと言っていたのに、浮気男は穢らわしいと思ったのか、触られるのも嫌がる素振りを見せた。それもこれも私のせいだ。悲しみと絶望で頭が混乱していた。
…もうどうでも良い。私のせいで麻生さんが亡くなったのだ。麻生さんのいない、こんな世界にいても仕方がない。私も麻生さんの後を追う、そう考えてアパートに戻った。
何気なく目に入ったパソコンにメールが届いているのを見た。開いてみると、麻生さんからだった。
「これを見ているなら、私はもう既にこの世にはいないですね?突然、この世を去ってしまった私を許して下さい。ごめんなさい。青山くんには、この1ヶ月ずっと隠していた事がありました」
と綴られたメールの内容は、衝撃的だった。ある日の帰り道、1人の男に会うと記憶がなくなった。目覚めると、その男と繰り返しHをしていた。頭の中では拒絶しているのに、何故か抵抗する事が出来なかった。その後もその男は現れて、何度も身体の関係になった。恐らく、そう言うスキルだったのだと思う。そして、行為中の動画を大量に撮影されているのを見せられ、ネットにばら撒くと脅されて、今度は自分の意思でその男と身体の関係になった。避妊をしてくれず、とうとう妊娠している事に気付いた。青山くんを裏切って申し訳ない、私の事は忘れて、幸せになって下さいと書かれていたのだ。そして、添付ファイルを見ると、麻生さんの行為中の動画だった。麻生さんの書いている事を信じたくは無かったが、真実だった。私は何て馬鹿なんだ。浮気が麻生さんにバレるのを恐れて、何処か遠ざけていた。そのせいで、麻生さんの様子がおかしい事にも気付いてあげられなかった。麻生さんが自殺したのは、私のせいだ…。悲しみと絶望で気が狂いそうだった。今、私の人生は終わったのだ。だが、こいつは…麻生さんを犯したコイツだけは必ず殺す!草の根を分けて探し出し、考えつく最も残忍な方法で殺してやる。
女性の姿になり、『黒獣眷属化』を唱えた。この呪文は、カラスや黒猫などを眷属にする事が出来る。麻生さんが襲われた所を目撃していないか探させたのだ。すると、1匹の黒猫が連れて来た猫が見ていたと言うのだ。そして、その男の場所を探らせた。
「あっ、あん、あん、イクっ、イク、イっちゃう…」
若い女性と行為中の男は、麻生さんを犯した男で間違いない様だ。
『麻痺毒』
男が麻痺して身動き出来なくなると、女性にかけられていた魔法効果が切れ、絶叫して泣き叫んだ。
「もう大丈夫だから」
犯されていた女性に回復呪文を唱えてあげた。私は男を魔法箱に入れると、影の世界に潜った。
「ここなら、どんなに叫んでも誰も助けには来ないし、邪魔はされない」
男を魔法箱から出した。
「は、ははは。これはツイテル。こんな美女が抱けるなんてなぁ!」
『女性隷属』
「あははは、この呪文は全ての女を俺の性奴隷にする魔法だぁ。あははは、俺は女相手なら無敵だぁ」
「なるほど、こんな姑息な呪文で、麻生さんは…」
悔しくて涙が止まらない。
「泣かなくても良いぞ。直ぐに気持ち良くしてやるからな。自分から腰を振る様になるぞ?」
私はゆっくりと男と間合いを詰めた。この後に及んで、まだ私が呪文に掛かっていると思っているらしい。
「お前は楽には死なせない」
「へっ?何で喋れる?かはぁ…」
再び魔法でシビラせた。地面に転がった男の両手両足を拘束した。
「すぐに死ぬなよ」
私は形見となった麻生さんのメスを手に取ると、男の皮を剥ぎ、少しずつ肉を切り取った。
「知っているか?古代中国で最高の刑罰とされた凌遅刑を。少しずつ罪人の肉を削いで、なるべく長く苦痛を与えて処刑する刑罰だ。3600回以上切り刻まれても生きていたらしい。記録に挑戦してみようか?失敗したら、回復魔法で治療して、また最初からやり直す。何度も何度でも。お前の泣き叫ぶ声が、麻生さんへのレクイエムだ」
薄ら笑いを浮かべた私の顔には、狂気の色が見えた事だろう。簡単には殺さない。殺してたまるものか。憎しみを込めて一刀一刀、肉を削ぎ、生きたまま腹の皮を薄く切り、内臓を掴んで引き摺り出した。眼球を抉り出しては回復し、手足の指を落としては回復して弄んだ。
「今日の所はこのくらいにしておく、明日また続きをしてやるわ」
男を影の世界に置き去りにして、麻生さんが眠る霊安室に向かった。明日、お通夜で明後日が火葬だ。
『死者蘇生』
私は麻生さんを生き返らせた。麻生さんが目覚める前に姿を消した。それから5日後、麻生さんは帰って来た。
「青山くん…メール…見たよね?」
麻生さんは、しゃがみ込んで号泣した。
「触らないで!穢れてるの、私。青山くんとまだ10回もHしてないのに、あの男には100回くらい抱かれたわ。最初は訳も分からずに抱かれて、抵抗も出来なかった。でも動画を見せられてからは、自分から抱かれたの。自分で腰を動かして、青山くん以外の男でイったのよ。しかも妊娠まで
して…どうして、どうして死なせてくれなかったのよぉ…、どうして…」
「麻生さん、麻生さんは穢れてなんかいません。私は、麻生さんが側に居てくれないとダメなんです。麻生さんがどうしても死にたいなら、一緒に死にましょう」
「青山く…、うわぁぁぁん」
麻生さんは、私にしがみ付いたまま2時間ほど泣き続けると、ようやく泣き止んだ。
「麻生さん、生まれて来た子供は、私の子供として育てます。だから、結婚して下さい。死ぬのはいつでも出来ます」
「抱いて、私の事、本当に穢れてないと思うなら抱いてよぉ。あの男の事を忘れるくらい、抱いて…」
2人とも泣きながらHした。次の日、会社を休んでまで狂った様に抱き合った。麻生さんは、男にされたり、させられた事を塗り替えようと、同じ事を求めて来た。私はそれで麻生さんが満足するなら、と何度も答えた。さらに翌日も会社を休んで、麻生さんと抱き合った。水分補給とトイレ休憩以外はずっとHしていた。妊娠しているから、勿論避妊などする必要が無い。流石に次の日は、出勤した。麻生さんも少し落ち着いたのか、出勤してくれた。そして、1ヶ月後、麻生さんは流産した。どこか、ほっとしている自分がいた。やはり自分の子供を生んで欲しい。それに子供を育てて成長する過程で、レイプ犯の顔が浮かぶだろうし、麻生さんだって子供の顔を見る度に、悪夢が忘れられ無いだろう。生まれて来た子供には罪は無いのだ。だがその子が成長して、自分は母親がレイプされて出来た子供だと知った時、どう思うのだろうか?当然、望まれた子供では無い。母親から愛情を注がれて育てられたのか疑問に思うだろう。きっと自分は呪われた子、そう思うに違いない。レイプされた母親だけでなく、生まれて来た子供も不幸だ。当然、父親は女とHがしたかっただけなのだから、愛情なんてある訳がない。
こう言う加害者は決まって、「俺の餓鬼だか怪しいもんだ」と、被害者の感情を逆撫でする様な発言を平気で裁判でするのだ。
流産して亡くなった子供には申し訳ないけど、2人ともホッとしていた。これで、前を歩ける。そう思った。
私は駆け付けた霊安室で、白い布を顔に掛けられた麻生さんを見下ろして絶叫した。
「一体どうして…うっ、う、う…」
麻生さんの死因は、自宅お風呂場に於いて、メスで手首を切った事による出血死だった。何故?どうして?私が浮気をしたのが原因なのか?そう言えば、私が元人妻とセフレ関係になってから1ヶ月が経つ。この間、麻生さんも薄々気付いていたのか?表情も暗く、何となく態度が変だった。Hを求めたら断らないと言っていたのに、浮気男は穢らわしいと思ったのか、触られるのも嫌がる素振りを見せた。それもこれも私のせいだ。悲しみと絶望で頭が混乱していた。
…もうどうでも良い。私のせいで麻生さんが亡くなったのだ。麻生さんのいない、こんな世界にいても仕方がない。私も麻生さんの後を追う、そう考えてアパートに戻った。
何気なく目に入ったパソコンにメールが届いているのを見た。開いてみると、麻生さんからだった。
「これを見ているなら、私はもう既にこの世にはいないですね?突然、この世を去ってしまった私を許して下さい。ごめんなさい。青山くんには、この1ヶ月ずっと隠していた事がありました」
と綴られたメールの内容は、衝撃的だった。ある日の帰り道、1人の男に会うと記憶がなくなった。目覚めると、その男と繰り返しHをしていた。頭の中では拒絶しているのに、何故か抵抗する事が出来なかった。その後もその男は現れて、何度も身体の関係になった。恐らく、そう言うスキルだったのだと思う。そして、行為中の動画を大量に撮影されているのを見せられ、ネットにばら撒くと脅されて、今度は自分の意思でその男と身体の関係になった。避妊をしてくれず、とうとう妊娠している事に気付いた。青山くんを裏切って申し訳ない、私の事は忘れて、幸せになって下さいと書かれていたのだ。そして、添付ファイルを見ると、麻生さんの行為中の動画だった。麻生さんの書いている事を信じたくは無かったが、真実だった。私は何て馬鹿なんだ。浮気が麻生さんにバレるのを恐れて、何処か遠ざけていた。そのせいで、麻生さんの様子がおかしい事にも気付いてあげられなかった。麻生さんが自殺したのは、私のせいだ…。悲しみと絶望で気が狂いそうだった。今、私の人生は終わったのだ。だが、こいつは…麻生さんを犯したコイツだけは必ず殺す!草の根を分けて探し出し、考えつく最も残忍な方法で殺してやる。
女性の姿になり、『黒獣眷属化』を唱えた。この呪文は、カラスや黒猫などを眷属にする事が出来る。麻生さんが襲われた所を目撃していないか探させたのだ。すると、1匹の黒猫が連れて来た猫が見ていたと言うのだ。そして、その男の場所を探らせた。
「あっ、あん、あん、イクっ、イク、イっちゃう…」
若い女性と行為中の男は、麻生さんを犯した男で間違いない様だ。
『麻痺毒』
男が麻痺して身動き出来なくなると、女性にかけられていた魔法効果が切れ、絶叫して泣き叫んだ。
「もう大丈夫だから」
犯されていた女性に回復呪文を唱えてあげた。私は男を魔法箱に入れると、影の世界に潜った。
「ここなら、どんなに叫んでも誰も助けには来ないし、邪魔はされない」
男を魔法箱から出した。
「は、ははは。これはツイテル。こんな美女が抱けるなんてなぁ!」
『女性隷属』
「あははは、この呪文は全ての女を俺の性奴隷にする魔法だぁ。あははは、俺は女相手なら無敵だぁ」
「なるほど、こんな姑息な呪文で、麻生さんは…」
悔しくて涙が止まらない。
「泣かなくても良いぞ。直ぐに気持ち良くしてやるからな。自分から腰を振る様になるぞ?」
私はゆっくりと男と間合いを詰めた。この後に及んで、まだ私が呪文に掛かっていると思っているらしい。
「お前は楽には死なせない」
「へっ?何で喋れる?かはぁ…」
再び魔法でシビラせた。地面に転がった男の両手両足を拘束した。
「すぐに死ぬなよ」
私は形見となった麻生さんのメスを手に取ると、男の皮を剥ぎ、少しずつ肉を切り取った。
「知っているか?古代中国で最高の刑罰とされた凌遅刑を。少しずつ罪人の肉を削いで、なるべく長く苦痛を与えて処刑する刑罰だ。3600回以上切り刻まれても生きていたらしい。記録に挑戦してみようか?失敗したら、回復魔法で治療して、また最初からやり直す。何度も何度でも。お前の泣き叫ぶ声が、麻生さんへのレクイエムだ」
薄ら笑いを浮かべた私の顔には、狂気の色が見えた事だろう。簡単には殺さない。殺してたまるものか。憎しみを込めて一刀一刀、肉を削ぎ、生きたまま腹の皮を薄く切り、内臓を掴んで引き摺り出した。眼球を抉り出しては回復し、手足の指を落としては回復して弄んだ。
「今日の所はこのくらいにしておく、明日また続きをしてやるわ」
男を影の世界に置き去りにして、麻生さんが眠る霊安室に向かった。明日、お通夜で明後日が火葬だ。
『死者蘇生』
私は麻生さんを生き返らせた。麻生さんが目覚める前に姿を消した。それから5日後、麻生さんは帰って来た。
「青山くん…メール…見たよね?」
麻生さんは、しゃがみ込んで号泣した。
「触らないで!穢れてるの、私。青山くんとまだ10回もHしてないのに、あの男には100回くらい抱かれたわ。最初は訳も分からずに抱かれて、抵抗も出来なかった。でも動画を見せられてからは、自分から抱かれたの。自分で腰を動かして、青山くん以外の男でイったのよ。しかも妊娠まで
して…どうして、どうして死なせてくれなかったのよぉ…、どうして…」
「麻生さん、麻生さんは穢れてなんかいません。私は、麻生さんが側に居てくれないとダメなんです。麻生さんがどうしても死にたいなら、一緒に死にましょう」
「青山く…、うわぁぁぁん」
麻生さんは、私にしがみ付いたまま2時間ほど泣き続けると、ようやく泣き止んだ。
「麻生さん、生まれて来た子供は、私の子供として育てます。だから、結婚して下さい。死ぬのはいつでも出来ます」
「抱いて、私の事、本当に穢れてないと思うなら抱いてよぉ。あの男の事を忘れるくらい、抱いて…」
2人とも泣きながらHした。次の日、会社を休んでまで狂った様に抱き合った。麻生さんは、男にされたり、させられた事を塗り替えようと、同じ事を求めて来た。私はそれで麻生さんが満足するなら、と何度も答えた。さらに翌日も会社を休んで、麻生さんと抱き合った。水分補給とトイレ休憩以外はずっとHしていた。妊娠しているから、勿論避妊などする必要が無い。流石に次の日は、出勤した。麻生さんも少し落ち着いたのか、出勤してくれた。そして、1ヶ月後、麻生さんは流産した。どこか、ほっとしている自分がいた。やはり自分の子供を生んで欲しい。それに子供を育てて成長する過程で、レイプ犯の顔が浮かぶだろうし、麻生さんだって子供の顔を見る度に、悪夢が忘れられ無いだろう。生まれて来た子供には罪は無いのだ。だがその子が成長して、自分は母親がレイプされて出来た子供だと知った時、どう思うのだろうか?当然、望まれた子供では無い。母親から愛情を注がれて育てられたのか疑問に思うだろう。きっと自分は呪われた子、そう思うに違いない。レイプされた母親だけでなく、生まれて来た子供も不幸だ。当然、父親は女とHがしたかっただけなのだから、愛情なんてある訳がない。
こう言う加害者は決まって、「俺の餓鬼だか怪しいもんだ」と、被害者の感情を逆撫でする様な発言を平気で裁判でするのだ。
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