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【第5部〜旧世界の魔神編〜】
第3章 ミカエルの死
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アシェラが奴隷を13人に増やしてその部屋に入ると、自分と同じ姿をしたものが立っていた。その傍らには、躯となったルシフェルが横たわっているのが見えた。
「ルシフェルを倒したの?貴女が?へぇ~」
神輿からゆっくりと降りると、音も無く歩き、自分そっくりの相手と対面した。
「予言してあげようかしら?貴女は、私に瞬殺されるわ」
「私は貴女。自分を殺せるとでも?」
素手で殴ったはずが、突然目の前が暗くなって地べたに崩れ落ちた。
「何だ?何が起こった?」
「言ったでしょう?貴女は、瞬殺されるって…じゃあ、さようなら」
首を踏み潰すと切断されて頭が転がり、本来の姿に戻った。
「あらっ?去勢された男だったのね。馬鹿よね、模倣では固定スキルまでは模倣出来ない。例えそれが、弍式だろうが参式だろうが同じ事よ。私の『超強力催眠』に勝てる者などいないわ」
「さてと…」
アシェラはルシフェルを、魔法箱に入れた。中に入っているモノの時間は止まるので、腐敗する心配が無いからだ。アナトなら生き返らせる事が出来るだろう。ヤハウェと合流する為に、中央の司令室へと向かった。
ミカエルは先に進めないでいた。室内であるはずなのに、深い霧が立ち込めて視界が悪く、迷路の様に入り組んだ壁に遮られ、何度も迷って踏破出来ずにいた。
「何なのこれは?イライラして来るわね。お兄様に早く合流しなくてはならないのに」
壁を攻撃して一直線に進んで見ようかとも考えたが、建物に入る前にアナトが外から攻撃してもびくともしなかったが、やはり中の物質も同じみたいで、ミカエルの攻撃でも擦り傷一つ付ける事は出来なかった。
不意に背後に気配を感じると、体格が良い銀白タイツの男が立っていた。
「ほぉ、俺はまだついてるぜ。美人のねーちゃんを司令官の奴に奪われちまったが、今度のねーちゃんも美人だな。コイツは報告せずに監禁して、1人で愉しむとするか」
「奪われただって?誰か捕まったのか?」
「俺が捕まえて弄んでやった。俺の女だったのによ、司令官の奴が奪っちまったのよ。確かアナトって言ってたな」
「アナトか、世話の焼ける。ま、アシェラに勝てる者など、ほぼ皆無だろうからな」
ミカエルは黄金の炎を身に纏うと、斬りかかった。しかし、軽く身を捩って躱わすと、ミカエルの腹を殴ってカウンターを入れた。
「うぅぅ…」
よろめきながら2、3歩も歩くと前のめりになって倒れた。
ミカエルが目を覚ますと、ブサイクな顔をした男が、激しく腰を打ち付けている姿が目に入った。
「嫌ぁ、止めて、抜いてぇ…あっ、あぁ、くうっ、あんっ、あっ、嫌だぁ、気持ち良い…。こんなヤツに…イカされるなんて、あっ、はぁ、はぁ、嫌だ、嫌だ、嫌だぁ…イクっ、イク、イク、イっちゃう…」
男に膣内に出されると、ミカエルは号泣した。
「はぁ、はぁ、はぁ。お前も中々良かったぜ。まだまだこんなものじゃあ、終わらないぜ?」
再びミカエルの膣内に入れると、激しく突いた。ミカエルは泣きじゃくりながらも、感じている自分がいて、今まで感じた事の無い快楽に支配された。
「嫌だぁ、お兄様、ごめんなさい…気持ち良いの…気持ち良くて、何度もイっちゃうの…」
ミカエルは泣いてルシフェルに懺悔し、舌を噛み切って自害した。
「何だ?何も死ななくても良いだろう。それに、死んだくらいで勘弁して貰えると思うなよ?」
副司令官であるヤザンは、冷たくなっていくミカエルの躯をお構いなく死姦し、何度も精を放った。
「ふぅー、ふぅーっ、ふぅ…。まだまだやり足りないぜ」
そう言うと、全裸のミカエルの遺体を抱き抱えて部屋へと急いだ。
「やれやれだ。ルシフェルだけでなく、今度はミカエルもか…」
声に反応して男が振り返ると、恐ろしいほどの睡魔に襲われて、維持しようとしても敵わず膝から崩れ落ち、抱えていたミカエルを放り出した。
『魔法箱』
ミカエルを収納したその女と目が合い、身震いした。冷酷で冷淡な目をした女だった。コイツにとって俺は、虫ケラ以下の存在だ。そんな目を向けられたのは、初めての事だ。どうしてこうなった?と頭を巡らせた。地球の監視者が不在と聞いた。早い者勝ちだと思い、苦労してこんな辺境の星まで来た。それでも監視者になれれば御の字だと思った。こんな星では、強いヤツなどたかが知れていると思った。それなのに、何だコイツは?こんなヤツが何でこんな星にいるのだ?
「ふ~ん、顔はブサイクだけど、あんた良いモノ持ってるわね?特別に私の奴隷に加えてあげるわ。光栄に思いなさい?イケメン枠しかない私の奴隷に加われるのだから」
急に何故かこの女の言葉に逆らえなくなった。そして女は、俺の自慢のモノを咥えて激しく首を振り、今度はその上に跨って腰を動かした。
「まぁ、良いか…女とヤレるなら、何でも良いか…」
そう思うと、男は思考を止めた。
「ルシフェルを倒したの?貴女が?へぇ~」
神輿からゆっくりと降りると、音も無く歩き、自分そっくりの相手と対面した。
「予言してあげようかしら?貴女は、私に瞬殺されるわ」
「私は貴女。自分を殺せるとでも?」
素手で殴ったはずが、突然目の前が暗くなって地べたに崩れ落ちた。
「何だ?何が起こった?」
「言ったでしょう?貴女は、瞬殺されるって…じゃあ、さようなら」
首を踏み潰すと切断されて頭が転がり、本来の姿に戻った。
「あらっ?去勢された男だったのね。馬鹿よね、模倣では固定スキルまでは模倣出来ない。例えそれが、弍式だろうが参式だろうが同じ事よ。私の『超強力催眠』に勝てる者などいないわ」
「さてと…」
アシェラはルシフェルを、魔法箱に入れた。中に入っているモノの時間は止まるので、腐敗する心配が無いからだ。アナトなら生き返らせる事が出来るだろう。ヤハウェと合流する為に、中央の司令室へと向かった。
ミカエルは先に進めないでいた。室内であるはずなのに、深い霧が立ち込めて視界が悪く、迷路の様に入り組んだ壁に遮られ、何度も迷って踏破出来ずにいた。
「何なのこれは?イライラして来るわね。お兄様に早く合流しなくてはならないのに」
壁を攻撃して一直線に進んで見ようかとも考えたが、建物に入る前にアナトが外から攻撃してもびくともしなかったが、やはり中の物質も同じみたいで、ミカエルの攻撃でも擦り傷一つ付ける事は出来なかった。
不意に背後に気配を感じると、体格が良い銀白タイツの男が立っていた。
「ほぉ、俺はまだついてるぜ。美人のねーちゃんを司令官の奴に奪われちまったが、今度のねーちゃんも美人だな。コイツは報告せずに監禁して、1人で愉しむとするか」
「奪われただって?誰か捕まったのか?」
「俺が捕まえて弄んでやった。俺の女だったのによ、司令官の奴が奪っちまったのよ。確かアナトって言ってたな」
「アナトか、世話の焼ける。ま、アシェラに勝てる者など、ほぼ皆無だろうからな」
ミカエルは黄金の炎を身に纏うと、斬りかかった。しかし、軽く身を捩って躱わすと、ミカエルの腹を殴ってカウンターを入れた。
「うぅぅ…」
よろめきながら2、3歩も歩くと前のめりになって倒れた。
ミカエルが目を覚ますと、ブサイクな顔をした男が、激しく腰を打ち付けている姿が目に入った。
「嫌ぁ、止めて、抜いてぇ…あっ、あぁ、くうっ、あんっ、あっ、嫌だぁ、気持ち良い…。こんなヤツに…イカされるなんて、あっ、はぁ、はぁ、嫌だ、嫌だ、嫌だぁ…イクっ、イク、イク、イっちゃう…」
男に膣内に出されると、ミカエルは号泣した。
「はぁ、はぁ、はぁ。お前も中々良かったぜ。まだまだこんなものじゃあ、終わらないぜ?」
再びミカエルの膣内に入れると、激しく突いた。ミカエルは泣きじゃくりながらも、感じている自分がいて、今まで感じた事の無い快楽に支配された。
「嫌だぁ、お兄様、ごめんなさい…気持ち良いの…気持ち良くて、何度もイっちゃうの…」
ミカエルは泣いてルシフェルに懺悔し、舌を噛み切って自害した。
「何だ?何も死ななくても良いだろう。それに、死んだくらいで勘弁して貰えると思うなよ?」
副司令官であるヤザンは、冷たくなっていくミカエルの躯をお構いなく死姦し、何度も精を放った。
「ふぅー、ふぅーっ、ふぅ…。まだまだやり足りないぜ」
そう言うと、全裸のミカエルの遺体を抱き抱えて部屋へと急いだ。
「やれやれだ。ルシフェルだけでなく、今度はミカエルもか…」
声に反応して男が振り返ると、恐ろしいほどの睡魔に襲われて、維持しようとしても敵わず膝から崩れ落ち、抱えていたミカエルを放り出した。
『魔法箱』
ミカエルを収納したその女と目が合い、身震いした。冷酷で冷淡な目をした女だった。コイツにとって俺は、虫ケラ以下の存在だ。そんな目を向けられたのは、初めての事だ。どうしてこうなった?と頭を巡らせた。地球の監視者が不在と聞いた。早い者勝ちだと思い、苦労してこんな辺境の星まで来た。それでも監視者になれれば御の字だと思った。こんな星では、強いヤツなどたかが知れていると思った。それなのに、何だコイツは?こんなヤツが何でこんな星にいるのだ?
「ふ~ん、顔はブサイクだけど、あんた良いモノ持ってるわね?特別に私の奴隷に加えてあげるわ。光栄に思いなさい?イケメン枠しかない私の奴隷に加われるのだから」
急に何故かこの女の言葉に逆らえなくなった。そして女は、俺の自慢のモノを咥えて激しく首を振り、今度はその上に跨って腰を動かした。
「まぁ、良いか…女とヤレるなら、何でも良いか…」
そう思うと、男は思考を止めた。
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