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【第4部〜西洋の神々編〜】

第9章 西洋の神々⑦

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 私の身体が覚えている。細胞の一つ一つが覚えている。魂が覚えている。私は、私がアダムを好きだったと言う事。私は、貴方の敵討ちの為にここまで来たんだ。
「ママ、泣かないで。ボクが悪かったんだ」
「アダム、優しい子ね。愛してる」
そう言って何度も唇を重ねた。
「アダム、私の事を好きにしても良いわ。でも挿入だけはダメよ。約束して」
「分かったよママ。でもママの事が好きだから、挿れたいよ。だったら、もう1つの穴の方に挿れさせてよ」
「えっ?」
もう1つのって…西洋の人のHは、そっちもする人が多いと聞くけど、アジア人で日本人でする人は殆どいないし…。痛そうだし、怖いし、汚いし、恥ずかしい。無理だよ、出来ない…。と思っていると、アダムは私を愛撫して来た。
「ママ、挿れる以外は何しても良いんでしょう?」
「う、うん…」
私はアダムの指と舌で何度もイかされて、数え切れないくらい絶頂を迎えた。私のお尻の穴にも指を挿れて、広げられた。アダムの反り返った性器を押し当てられ、ゆっくりと挿れられた。
「あっ…う、くぅ…嫌、ダメ…」
やっぱり痛い。ひりひりジンジンする。奥まで挿れられると、アダムは指で私の性器を弄って来た。
「あっ…はぁ…あんっ、あぁ…い、いぃ…」
「ママ、動くよ?」
アダムがリズム良く腰を動かして来ると、絶妙な指使いで性器を同時に攻められて、お尻は痛いし、気持ち悪いはずなのに、気持ち良くなって、我慢出来ずに悦びの声が漏れていた。
「あん、あん、イクっ…イっちゃう…あっ…あん、くっ…いぃ、気持ち良いよぉ…イクっ、イク、イク、イク、イっちゃう…あぁ!」
「ママ、ボクもイクよ!イクっ!うぅ…」
「はぁ、はぁ、はぁ…アダム、大好き」
「ママ…ボクもママが1番大好き。足りないよ。こんなんじゃ足りない。もっとHしたい」
「うん、良いよ。アダムが満足するまでさせてあげる…」
それから何度も何度もアダムは私とお尻Hをして、開発されてしまった。私、女子高生なのに凄い事をしてる。でも欧米なら普通に皆んなしてる事なんだよね?クリスチャンも結婚まではしない掟だけど、お尻Hは性器じゃないから、セッ◯スにはノーカウントで有りらしい。彼氏がいてもお尻Hはノーカウントだから、友達Hも有りらしいと聞いた事もある。日本人の感覚なら、無しだよね。それは浮気だよ。ふと、阿籍の顔が頭に浮かぶと胸が痛んだ。
「ごめんね、阿籍。これは浮気だよね。ううん、他の男の人とキスした時点で浮気だよね。私、悪い女だよね…ごめんね阿籍。本当にごめんなさい。もう私達、戻れないよね。私の魂がアダムを愛してる事を覚えているの。彼に抱かれて幸せを感じているのよ。一緒にいると心が安らぐの。どうしようも無いくらいアダムを愛してるの」
私は涙が止まらなくなり、呼吸が苦しくなるほどむせ返って泣いた。
「ママ、泣かないで」
アダムは優しく私の頭を撫でてくれた。
「良いの。これで良いのよ。アダム、愛してる。私ね、他の男の人と付き合っていたの。でもアダムの事が好きなの。お願い、忘れさせて。私の事、めちゃくちゃに抱いて欲しい」
 アダムは口付けしながら押し倒して、私に愛撫を繰り返すと、指だけで絶頂を迎えた。今度は私からアダムに口淫してあげた。口の中に射精されると、全て飲んだ。そのまま口淫を続けてお掃除してあげていると、再び元気になって来たので、自分からお尻に導いて挿れさせた。指で性器に触れられなくても、感じる様になって来た。お尻なのに気持ち良くなるんだ?何だか不思議な感じ、と思いながら喘ぎ声が漏れていた。その日、アダムと何回したのかも分からない。お風呂に入りながらも、やってしまった。アダムに口淫して勃たせようとしていると、「ママ、もうボク限界だよ。もう勃たないよ」と言われると、意地になって口淫を続けたけど本当に勃たなくて、残念な思いをした。
「ママと結婚したい」
「うん、良いよ。結婚しよう」
アダムと抱き合いながら、舌を絡めた。
(もう私、堕ちちゃったアダムに。本当にごめんね阿籍。阿籍には口淫しかしてあげられなかったけど。でも1回くらいはHしたかったね。一緒にいた時、ちゃんと好きだったよ阿籍。私の中で一方的に終わらせちゃって、本当にごめんなさい。会ったらきっと泣いちゃう。私が阿弥陀如来に攫われたと聞いて、必死になって取り戻そうとするよね?私は貴方の元には戻れない。アダムを心から愛しているの。前ループから持ち越しの感情なの。ごめんね阿籍)
アダムが元気になって来たので、手で擦りながら再び口淫して抱かれた。阿籍を忘れたくて、泣きながら何度もアダムに抱かれていた。
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