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8 パーティー結成
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「あ~、よく寝た~」
そういえば寝たのも200年ぶりだったな。
俺が起きたのは5時だった。ナビさん曰くこの世界では一年は12ヶ月あり、1ヶ月は30日で一年は360日らしい。また、一日は24時間で、かなり地球と近い事を教えてもらった。
「さぁ、運動がてら素振りでも……しまったそういえばまだ武器持ってなかったの忘れてた」
さすがに、この時間にドワーフさんの所に行くのは迷惑かな?
《いえ、問題ありません。この宿もドワーフの武器屋もすでに開店しています》
もう、開店してるのか。早いな。それじゃあまずは朝食を食べるか。
その後、俺は朝食を食べドワーフの武器屋にむかった。
「おぉ~坊主もう来たのか早かったな」
「それで武器はどうなりました?」
「あぁ、できてるぜ。10万セル以内で作るならこれ以上無いってぐらいの出来だ。お代は8万5000セルだ」
どれどれ。……かなりいい出来だ。これが10万セル以内ならかなり安いだろう。俺は受け取った剣を鞘にしまい腰にぶら下げた。
「じゃあ、これがお代です」
「おう、確かに受け取ったぜ。武器の手入れなんかするときには、ぜひ寄ってってくれ」
「わかりました、何かあればよることにします」
俺は武器屋を後にし、冒険者ギルドへと向かった。
「ハク様お早いですね」
「アイラさんおはようございます」
「おはようございます。早速依頼を受けますか?」
「はい、出来れば討伐系の依頼がいいですね」
「え~~とFランクで受けれる討伐依頼は~ あ~ありましたありました受けられるのはゴブリン討伐ですね。ゴブリン5匹を討伐してゴブリンの体の中にある魔石を回収してギルドに届けたら依頼達成です」
「じゃあ、それで」
「わかりました。ところでハク様はパーティーなどは組まないんですか?」
「はい、最初はソロで頑張りたいと思っています」
「安全を考えたらパーティーを組んでほしいんですけど……」
「いや、俺結構強いんで大丈夫です」
「そうですか…でも無茶はしないようにしてくださいね」
「わかりました。無茶はしないようにします」
俺は、依頼をこなすためゴブリンがいると言う森へと向かった。
さてと、森に到着したがどこにゴブリンがいるかな?探知したら結構近くに何か魔物がいるな。ゴブリンかな?あれ、でもゴブリンの近くに人もいるな戦闘中か?
「きゃぁぁーーーー」
襲われてるのか?とりあえず向かってみよう。
「ここだな」
声が聞こえたところに到着すると、同い年くらいの(まぁ俺は200年以上生きてるが心は10代である)杖を持った女の子がゴブリンに囲まれていた。
ゴブリンの数は23匹とかなり多い。
「おーい 助けは必要か」
「!!?助けてっっ」
助けが必要とのことなので、一丁やるかな。そういえば結局今朝、素振りしてなかったし、素振りがてらゴブリン倒すかな。
「……剣技 一閃」
俺は、剣術スキル(正確には、全ての武器のスキルの最終統合スキル、武神術スキルに含まれているものだが)剣技 一閃を使い剣を振るった。
一閃は一瞬で剣を振るい剣を振った延長線上ごと斬るスキルだ。
この技によって、23匹いたゴブリンは残り2匹になった。
「グギャッ!!」
ゴブリンは驚いた様子で、逃げ出した。まぁ、逃がさないが。
俺は、縮地を使いゴブリンとの距離を一瞬で詰め首をはねた。
「大丈夫か?」
「………へぇっっ、あっえ~と 大丈夫です」
足を捻ってるな。でも、傷も無さそうだし、骨に異常も無さそうだ。無事でよかった。
「あの~助けてくださりありがとうございました。私と同じ冒険者の方ですか?」
「ああ、そうだ。まだFランク冒険者だがな」
「えっ嘘っあなたみたいに強い人がFランクなんですか!」
「嘘じゃない。まぁ昨日冒険者登録したばっかだからな」
「あ、そういうこと」
「ところで君はどうして一人でこんなとこに?」
「私、Eランクに最近なって……ゴブリンなら余裕だから、一人でここにきたんだけど…たくさんのゴブリンに囲まれて……」
まぁ、見た感じ魔法使いだろうし。後衛の魔法使いが囲まれたら何もできないか…。
《魔法使いの中でも無詠唱がつかえる者は一人でもなんとかなりますが。》
確かに。詠唱がなかったら囲まれることなく倒せるか。
「あの、………私とパーティーを組んでください!!」
う~ん。どうしよ。可愛い子だからパーティー組んでもいいんだけど、俺の場合隠したいこと沢山あるしな~。あんまり人に広めたくないなぁ~。
《それならば口止めで十分かと。命の恩人の願いなら聞かないことはありません。………………まぁこの子の場合マスターに気があるため絶対に情報は漏らさないかと思いますが…。》
何か、後半聞こえ無かったが……まぁナビが口止めで十分って言ってるし大丈夫か。
「あぁ、いいぞ。その代わり俺には秘密が多いからな、詮索や俺に関する情報は周りにもらすなよ。」
「絶対に漏らしません!!安心してください!」
「じゃあ問題ない、俺は、ハクだ。よろしくな 」
「私の名前はソフィアです。こちらこそ、よろしくお願いしますハクさん」
森の中でソフィアとパーティーを結成することになった。
そういえば寝たのも200年ぶりだったな。
俺が起きたのは5時だった。ナビさん曰くこの世界では一年は12ヶ月あり、1ヶ月は30日で一年は360日らしい。また、一日は24時間で、かなり地球と近い事を教えてもらった。
「さぁ、運動がてら素振りでも……しまったそういえばまだ武器持ってなかったの忘れてた」
さすがに、この時間にドワーフさんの所に行くのは迷惑かな?
《いえ、問題ありません。この宿もドワーフの武器屋もすでに開店しています》
もう、開店してるのか。早いな。それじゃあまずは朝食を食べるか。
その後、俺は朝食を食べドワーフの武器屋にむかった。
「おぉ~坊主もう来たのか早かったな」
「それで武器はどうなりました?」
「あぁ、できてるぜ。10万セル以内で作るならこれ以上無いってぐらいの出来だ。お代は8万5000セルだ」
どれどれ。……かなりいい出来だ。これが10万セル以内ならかなり安いだろう。俺は受け取った剣を鞘にしまい腰にぶら下げた。
「じゃあ、これがお代です」
「おう、確かに受け取ったぜ。武器の手入れなんかするときには、ぜひ寄ってってくれ」
「わかりました、何かあればよることにします」
俺は武器屋を後にし、冒険者ギルドへと向かった。
「ハク様お早いですね」
「アイラさんおはようございます」
「おはようございます。早速依頼を受けますか?」
「はい、出来れば討伐系の依頼がいいですね」
「え~~とFランクで受けれる討伐依頼は~ あ~ありましたありました受けられるのはゴブリン討伐ですね。ゴブリン5匹を討伐してゴブリンの体の中にある魔石を回収してギルドに届けたら依頼達成です」
「じゃあ、それで」
「わかりました。ところでハク様はパーティーなどは組まないんですか?」
「はい、最初はソロで頑張りたいと思っています」
「安全を考えたらパーティーを組んでほしいんですけど……」
「いや、俺結構強いんで大丈夫です」
「そうですか…でも無茶はしないようにしてくださいね」
「わかりました。無茶はしないようにします」
俺は、依頼をこなすためゴブリンがいると言う森へと向かった。
さてと、森に到着したがどこにゴブリンがいるかな?探知したら結構近くに何か魔物がいるな。ゴブリンかな?あれ、でもゴブリンの近くに人もいるな戦闘中か?
「きゃぁぁーーーー」
襲われてるのか?とりあえず向かってみよう。
「ここだな」
声が聞こえたところに到着すると、同い年くらいの(まぁ俺は200年以上生きてるが心は10代である)杖を持った女の子がゴブリンに囲まれていた。
ゴブリンの数は23匹とかなり多い。
「おーい 助けは必要か」
「!!?助けてっっ」
助けが必要とのことなので、一丁やるかな。そういえば結局今朝、素振りしてなかったし、素振りがてらゴブリン倒すかな。
「……剣技 一閃」
俺は、剣術スキル(正確には、全ての武器のスキルの最終統合スキル、武神術スキルに含まれているものだが)剣技 一閃を使い剣を振るった。
一閃は一瞬で剣を振るい剣を振った延長線上ごと斬るスキルだ。
この技によって、23匹いたゴブリンは残り2匹になった。
「グギャッ!!」
ゴブリンは驚いた様子で、逃げ出した。まぁ、逃がさないが。
俺は、縮地を使いゴブリンとの距離を一瞬で詰め首をはねた。
「大丈夫か?」
「………へぇっっ、あっえ~と 大丈夫です」
足を捻ってるな。でも、傷も無さそうだし、骨に異常も無さそうだ。無事でよかった。
「あの~助けてくださりありがとうございました。私と同じ冒険者の方ですか?」
「ああ、そうだ。まだFランク冒険者だがな」
「えっ嘘っあなたみたいに強い人がFランクなんですか!」
「嘘じゃない。まぁ昨日冒険者登録したばっかだからな」
「あ、そういうこと」
「ところで君はどうして一人でこんなとこに?」
「私、Eランクに最近なって……ゴブリンなら余裕だから、一人でここにきたんだけど…たくさんのゴブリンに囲まれて……」
まぁ、見た感じ魔法使いだろうし。後衛の魔法使いが囲まれたら何もできないか…。
《魔法使いの中でも無詠唱がつかえる者は一人でもなんとかなりますが。》
確かに。詠唱がなかったら囲まれることなく倒せるか。
「あの、………私とパーティーを組んでください!!」
う~ん。どうしよ。可愛い子だからパーティー組んでもいいんだけど、俺の場合隠したいこと沢山あるしな~。あんまり人に広めたくないなぁ~。
《それならば口止めで十分かと。命の恩人の願いなら聞かないことはありません。………………まぁこの子の場合マスターに気があるため絶対に情報は漏らさないかと思いますが…。》
何か、後半聞こえ無かったが……まぁナビが口止めで十分って言ってるし大丈夫か。
「あぁ、いいぞ。その代わり俺には秘密が多いからな、詮索や俺に関する情報は周りにもらすなよ。」
「絶対に漏らしません!!安心してください!」
「じゃあ問題ない、俺は、ハクだ。よろしくな 」
「私の名前はソフィアです。こちらこそ、よろしくお願いしますハクさん」
森の中でソフィアとパーティーを結成することになった。
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