5 / 7
4,初めてのバイトは異世界で
異世界に行ったら女性勇者が私に好意を見せていた
しおりを挟む
「ドキドキドキドキドキ。」
私の胸は徐々に高まっていく。
左手をそっと貧しい胸に当てる。
10秒間に26回のペースで心臓の鼓動は鳴り響いている。
そう私は今…………………バイトの面接を受ける人の待合室のイスに座っている。
右隣を見れば剣士の服を着た金髪の男性。この人はたぶんパーティーを追放されたのだろう。
左隣を見れば魔法使いのような服装をした赤髪ショートの少女。パッと見私と同じ位の年齢だ。
ちなみに服装は何でもいいということなので私は高校の制服を着てきた。
「コッコッコッ。」
誰かの足音が私の耳に入る。
しばらくその足音が響いた後に待合室の扉が開く。
扉の向こう側には身長が168センチぐらいで黒髪ロングで一見優しそうな容貌をしている女性が立っていた。
「それでは、今から面接をします。皆様こちらに来てください。」
その女性の声は透き通っていた。
私たちバイト面接勢は一斉に席から立ち上がる。
ショートヘアー少女→私→パーティー追放ニキの順に待合室を後にしていく。
ここからが決戦。ここからが本当の闘い。
胸の鼓動は一段と高まっていく。
まるで告白をする前の時のようだ。
この建物は少し薄暗くとてもじゃないが明るい雰囲気とは言えない。
不安も高まっていく。
そして面接をする部屋にたどり着いた。
「それでは、えーっと………あっ!坂井望来さんから面接をしていきましょう。」
人間界の名前に少し困惑したのか面接官は少し言葉が詰まっていた。
「え?待ってあれがヴァンカラット市(望来が異世界で住んでいる所の地名)の新聞の号外に載っていた人間………坂井望来…俺初めて見た…。」
「え~こんな所で出会えたなんて奇跡じゃん!今のうちにサイン貰っておこうかな。」
面接室の前の廊下ではどよめきが起こる。
私は巷では有名になっているそうだ。なんだか少し照れる。
「では、なぜこのバイトの応募をしたのですか?」
「はい、私はレストランステイヘニーが大好きで私も従業員の皆様の立場になりお客様に笑顔を届けたいと思い応募しました。(大嘘)」
「バイト経験は?」
「ありません。」
「仕事内容の希望はありますか?」
「特にありません。」
「最後に質問なのですがあなたは人間ですよね?あなたからみたら私たちは異世界人です。その人たちを相手に接客ができますか?」
「………はい、できます。」
面接官のクールな声と私のへんぴな声がレストランステイヘニーの一室で響き渡る。
「面接は以上です。明後日ご自宅に結果を郵送いたします。」
「はい、ありがとうございました。失礼します。」
頭を下げ決戦の場を後にする。
「ハダン。」
なるべく音をたてないように扉を閉める。
その瞬間両肩から重い物がなくなる感じがした。
「肩の荷が降りる」とはまさにこのようなことだ。
胸に手を当てると通常運転が再開していた。
本当に終わったんだな…。
建物から出ると私はスキップをしながら帰路に着いていた。
この行動が少し変だったのかかなり視線が痛い。
でもバイトの面接という大きな階段を上りきった私は気分が高揚していてあまり気にしていなかった。
しかし、面接はスタート地点でありゴールではない。
これからバイトをし、パーティーの人と親しくなり、パーティー招待をされ剣士などになりまだ誰も倒すことができていないディープロード城のボスを倒す。それが自分にとってのゴール地点だ。
私は駆け抜けてみせる。
我に帰るといつのまにか自分は50M走8.11秒の足で走っていた。
でも何故か今日は心なしかいつもより早く走れている気がする。
「ドンドンドン。」
面接が終わってから2日たった。
私のアパートの一室にドアを叩く音が聞こえる。
今日が面接の合否発表だ。
1分半後私は笑っているのだろうか泣いているのだろうか、でも今の自分は未来を見ることはできない。
どんな結果でも受け入れる、そう決心した。
「は~い。」
ドアをゆっくりと開ける。
扉の外には…………目が1つしかなく5つの角が生えていて金色の体をしたオークのような生物が立っていた。
怖い話を聞いたときのように背筋が凍る。
こいつは「ゴールドクリンチャー」ダンジョンの途中に現れる敵だ。
見た目以上に強く中ボス並みの強さを誇っている。
「やっほ~お届け物で~す!」
ゴールドクリンチャーは右手で敬礼をする。そいつの声は見た目とは裏腹に萌え声だ。
私は死に物狂いでベランダに向かう。そして2階から飛び降りようとした。
ゴールドクリンチャーに殺されるより全身骨折をした方がマシだろう。
「ああ!待って待って!早まらないで何かあったの?悩みがあったらわっちが相談にのるから~。」
ゴールドクリンチャーは私の元に駆け寄り右手をガット掴む。
「ギャー!嫌だ!食べないで!私脂肪ばっかで美味しくないから~。」
私は子供のように泣き叫ぶ。
するとゴールドクリンチャーは笑いながら掴んだ手を離す。
「ハハハ、もしかして君勘違いしてる?ではわっちの21年生きてきた人生を教えてあげよう!わっちはねゴールドクリンチャーとして生まれたから物心ついたころには親に人の倒し方を教えられたんだ。でも18歳の時に人を倒すことの意味を考えたんだ。こんなことをしても何も意味がない、そう思ったからわっちは1人でダンジョンから逃亡し1人でこの町にやってきた。そして事情を説明すると役所の人がわっちのことをヴィクトリー王国の国民として認めてくれたんだ。だから今はこの王国の郵便配達の仕事をしていて…っていない???」
何か訳わからんこと語っているがそんなのお構い無しに逃げパシフィックさんの部屋へと駆け込んだ。
「ふっ~助かりました。ありがとうございます。すいません、トイレ借りてもいいですか?」
「いえ、いえ、どういたしまして。トイレならここにあるよ!全然使っちゃって!」
恐怖から逃れることができ安心したのか急に尿意を感じた。
トイレに入りズボンとパンツを脱ごうとしたその時
「ちょっと~話しっかりと聞いてよ!」
例のヤツがワープしてきた。
「ギャーーーーーーー。」
17年間生きてきた中で1番の声を出す。
「話を聞いていなかったそこのお姉さん!これを見なさい!」
ゴールドクリンチャーが右手をかざすと私が主人公兼ヒロインを勤めている小説「異世界に行ったら女性勇者が私に好意を見せていた」の「4,初めてのバイトは異世界で」のゴールドクリンチャーが1人で自分のことを語っているシーンが写し出される。
私はそれを読んだことにより今の状況を理解した。
「す、すいません…事情をよく聞いていなくて…。」
ゴールドクリンチャー=危険なやつと思っていた自分に少し反省をした。
「イヤイヤ全然いいよ~。皆わっちが配達に来るといつもどこかに行っちゃうんだよね~。」
ゴールドクリンチャーのお姉さんは微笑を浮かべる。
私は一安心した。
私とゴールドクリンチャーのお姉さんはトイレの扉を開けパシフィックさんがいるリビングに向かう。
「あっ、望来トイレ遅かったけど大丈夫?ってクリ?」
「パシフィック?ここに住んでるの?」
「えっ?2人とも知り合い?」
2人は知り合いだったらしく対面するなり2人で談笑をしだした。
「望来!このゴールドクリンチャーはクリっていう名前なんだ、僕とクリは郵便局の正社員採用面接の時に知り合ったんだ!まあ僕は落ちたけどね…。」
なるほど。だから2人は仲がいいのか。
「あっ!そういえば坂井望来さん!お届け物で~す。」
クリさんは左手をかざすと一通の白い封筒がパッと出てくる。クリさんはそれを手にとり私に渡す。
「ありがとうございます。」
両手を出し丁寧に受け取る。
封筒を1度床に置き、両手を合わせ「受かりますように。」と願う。
そして再び封筒を手に取る。
封筒を開けると「合格です。明日からよろしくお願いします。」と書いてある1枚の手紙が入っていた。
それを見た瞬間両手を使い高らかにガッツポーズをする。
「えっ?何があったの?」
「望来合格したのおめでとう!」
クリさんは何が起きたのかわからず驚き、事情を知っているパシフィックさんは私を祝福する。やった!ホントに受かったんだ!
「ってかクリ!お前今配達の途中だろ?早く行かないとヤバイぞ?」
「あっ!マズイ!上司に怒られる!またね~パシフィック!ミーちゃん!」
ミーちゃん…どこかで聞き馴染みのある呼び名だ。
クリさんは私がバイトに合格をしたことを知るよしもなく次の配達に向かっていった。
「今日はすいません。突然押し掛けてしまって。それではまた。」
「合格本当におめでとう。望来またね。」
私はパシフィックさんの部屋の扉を閉め自分の部屋に帰っていく。
「たっだいま~私の家~。」
自分の部屋に戻り鍵を閉めすぐさまリビングに向い座椅子に腰をかける。
「ふっ~今日は面白いことがたくさんあったな~アレ?机にあるはずの私の財布がない?」
私は鍵をかけず出かけていた。どうやら泥棒が入ったらしい。
「いい日だったんだか、悪い日だったんだか。」
私の胸は徐々に高まっていく。
左手をそっと貧しい胸に当てる。
10秒間に26回のペースで心臓の鼓動は鳴り響いている。
そう私は今…………………バイトの面接を受ける人の待合室のイスに座っている。
右隣を見れば剣士の服を着た金髪の男性。この人はたぶんパーティーを追放されたのだろう。
左隣を見れば魔法使いのような服装をした赤髪ショートの少女。パッと見私と同じ位の年齢だ。
ちなみに服装は何でもいいということなので私は高校の制服を着てきた。
「コッコッコッ。」
誰かの足音が私の耳に入る。
しばらくその足音が響いた後に待合室の扉が開く。
扉の向こう側には身長が168センチぐらいで黒髪ロングで一見優しそうな容貌をしている女性が立っていた。
「それでは、今から面接をします。皆様こちらに来てください。」
その女性の声は透き通っていた。
私たちバイト面接勢は一斉に席から立ち上がる。
ショートヘアー少女→私→パーティー追放ニキの順に待合室を後にしていく。
ここからが決戦。ここからが本当の闘い。
胸の鼓動は一段と高まっていく。
まるで告白をする前の時のようだ。
この建物は少し薄暗くとてもじゃないが明るい雰囲気とは言えない。
不安も高まっていく。
そして面接をする部屋にたどり着いた。
「それでは、えーっと………あっ!坂井望来さんから面接をしていきましょう。」
人間界の名前に少し困惑したのか面接官は少し言葉が詰まっていた。
「え?待ってあれがヴァンカラット市(望来が異世界で住んでいる所の地名)の新聞の号外に載っていた人間………坂井望来…俺初めて見た…。」
「え~こんな所で出会えたなんて奇跡じゃん!今のうちにサイン貰っておこうかな。」
面接室の前の廊下ではどよめきが起こる。
私は巷では有名になっているそうだ。なんだか少し照れる。
「では、なぜこのバイトの応募をしたのですか?」
「はい、私はレストランステイヘニーが大好きで私も従業員の皆様の立場になりお客様に笑顔を届けたいと思い応募しました。(大嘘)」
「バイト経験は?」
「ありません。」
「仕事内容の希望はありますか?」
「特にありません。」
「最後に質問なのですがあなたは人間ですよね?あなたからみたら私たちは異世界人です。その人たちを相手に接客ができますか?」
「………はい、できます。」
面接官のクールな声と私のへんぴな声がレストランステイヘニーの一室で響き渡る。
「面接は以上です。明後日ご自宅に結果を郵送いたします。」
「はい、ありがとうございました。失礼します。」
頭を下げ決戦の場を後にする。
「ハダン。」
なるべく音をたてないように扉を閉める。
その瞬間両肩から重い物がなくなる感じがした。
「肩の荷が降りる」とはまさにこのようなことだ。
胸に手を当てると通常運転が再開していた。
本当に終わったんだな…。
建物から出ると私はスキップをしながら帰路に着いていた。
この行動が少し変だったのかかなり視線が痛い。
でもバイトの面接という大きな階段を上りきった私は気分が高揚していてあまり気にしていなかった。
しかし、面接はスタート地点でありゴールではない。
これからバイトをし、パーティーの人と親しくなり、パーティー招待をされ剣士などになりまだ誰も倒すことができていないディープロード城のボスを倒す。それが自分にとってのゴール地点だ。
私は駆け抜けてみせる。
我に帰るといつのまにか自分は50M走8.11秒の足で走っていた。
でも何故か今日は心なしかいつもより早く走れている気がする。
「ドンドンドン。」
面接が終わってから2日たった。
私のアパートの一室にドアを叩く音が聞こえる。
今日が面接の合否発表だ。
1分半後私は笑っているのだろうか泣いているのだろうか、でも今の自分は未来を見ることはできない。
どんな結果でも受け入れる、そう決心した。
「は~い。」
ドアをゆっくりと開ける。
扉の外には…………目が1つしかなく5つの角が生えていて金色の体をしたオークのような生物が立っていた。
怖い話を聞いたときのように背筋が凍る。
こいつは「ゴールドクリンチャー」ダンジョンの途中に現れる敵だ。
見た目以上に強く中ボス並みの強さを誇っている。
「やっほ~お届け物で~す!」
ゴールドクリンチャーは右手で敬礼をする。そいつの声は見た目とは裏腹に萌え声だ。
私は死に物狂いでベランダに向かう。そして2階から飛び降りようとした。
ゴールドクリンチャーに殺されるより全身骨折をした方がマシだろう。
「ああ!待って待って!早まらないで何かあったの?悩みがあったらわっちが相談にのるから~。」
ゴールドクリンチャーは私の元に駆け寄り右手をガット掴む。
「ギャー!嫌だ!食べないで!私脂肪ばっかで美味しくないから~。」
私は子供のように泣き叫ぶ。
するとゴールドクリンチャーは笑いながら掴んだ手を離す。
「ハハハ、もしかして君勘違いしてる?ではわっちの21年生きてきた人生を教えてあげよう!わっちはねゴールドクリンチャーとして生まれたから物心ついたころには親に人の倒し方を教えられたんだ。でも18歳の時に人を倒すことの意味を考えたんだ。こんなことをしても何も意味がない、そう思ったからわっちは1人でダンジョンから逃亡し1人でこの町にやってきた。そして事情を説明すると役所の人がわっちのことをヴィクトリー王国の国民として認めてくれたんだ。だから今はこの王国の郵便配達の仕事をしていて…っていない???」
何か訳わからんこと語っているがそんなのお構い無しに逃げパシフィックさんの部屋へと駆け込んだ。
「ふっ~助かりました。ありがとうございます。すいません、トイレ借りてもいいですか?」
「いえ、いえ、どういたしまして。トイレならここにあるよ!全然使っちゃって!」
恐怖から逃れることができ安心したのか急に尿意を感じた。
トイレに入りズボンとパンツを脱ごうとしたその時
「ちょっと~話しっかりと聞いてよ!」
例のヤツがワープしてきた。
「ギャーーーーーーー。」
17年間生きてきた中で1番の声を出す。
「話を聞いていなかったそこのお姉さん!これを見なさい!」
ゴールドクリンチャーが右手をかざすと私が主人公兼ヒロインを勤めている小説「異世界に行ったら女性勇者が私に好意を見せていた」の「4,初めてのバイトは異世界で」のゴールドクリンチャーが1人で自分のことを語っているシーンが写し出される。
私はそれを読んだことにより今の状況を理解した。
「す、すいません…事情をよく聞いていなくて…。」
ゴールドクリンチャー=危険なやつと思っていた自分に少し反省をした。
「イヤイヤ全然いいよ~。皆わっちが配達に来るといつもどこかに行っちゃうんだよね~。」
ゴールドクリンチャーのお姉さんは微笑を浮かべる。
私は一安心した。
私とゴールドクリンチャーのお姉さんはトイレの扉を開けパシフィックさんがいるリビングに向かう。
「あっ、望来トイレ遅かったけど大丈夫?ってクリ?」
「パシフィック?ここに住んでるの?」
「えっ?2人とも知り合い?」
2人は知り合いだったらしく対面するなり2人で談笑をしだした。
「望来!このゴールドクリンチャーはクリっていう名前なんだ、僕とクリは郵便局の正社員採用面接の時に知り合ったんだ!まあ僕は落ちたけどね…。」
なるほど。だから2人は仲がいいのか。
「あっ!そういえば坂井望来さん!お届け物で~す。」
クリさんは左手をかざすと一通の白い封筒がパッと出てくる。クリさんはそれを手にとり私に渡す。
「ありがとうございます。」
両手を出し丁寧に受け取る。
封筒を1度床に置き、両手を合わせ「受かりますように。」と願う。
そして再び封筒を手に取る。
封筒を開けると「合格です。明日からよろしくお願いします。」と書いてある1枚の手紙が入っていた。
それを見た瞬間両手を使い高らかにガッツポーズをする。
「えっ?何があったの?」
「望来合格したのおめでとう!」
クリさんは何が起きたのかわからず驚き、事情を知っているパシフィックさんは私を祝福する。やった!ホントに受かったんだ!
「ってかクリ!お前今配達の途中だろ?早く行かないとヤバイぞ?」
「あっ!マズイ!上司に怒られる!またね~パシフィック!ミーちゃん!」
ミーちゃん…どこかで聞き馴染みのある呼び名だ。
クリさんは私がバイトに合格をしたことを知るよしもなく次の配達に向かっていった。
「今日はすいません。突然押し掛けてしまって。それではまた。」
「合格本当におめでとう。望来またね。」
私はパシフィックさんの部屋の扉を閉め自分の部屋に帰っていく。
「たっだいま~私の家~。」
自分の部屋に戻り鍵を閉めすぐさまリビングに向い座椅子に腰をかける。
「ふっ~今日は面白いことがたくさんあったな~アレ?机にあるはずの私の財布がない?」
私は鍵をかけず出かけていた。どうやら泥棒が入ったらしい。
「いい日だったんだか、悪い日だったんだか。」
0
お気に入りに追加
4
あなたにおすすめの小説
ゲーミング自殺、16連射アルマゲドン
LW
ファンタジー
ゲーム感覚で世界を滅ぼして回ろう!
最強ゲーマー女子高生による終末系百合ライトノベル。
「今すぐ自殺しなければ! 何でも構わない。今ここで私が最速で死ぬ方法はどれだ?」
自殺癖持ちのプロゲーマー、空水彼方には信条がある。
それは決着したゲームを最速で完全に清算すること。クリアした世界を即滅ぼして即絶命する。
しかも現実とゲームの区別が付いてない戦闘民族系ゲーマーだ。私より強いやつに会いに行く、誰でも殺す、どこでも滅ぼす、いつでも死ぬ。
最強ゲーマー少女という災厄が異世界を巡る旅が始まる。
表紙イラスト:えすけー様(@sk_kun)
表紙ロゴ:コタツラボ様(@musical_0327)
#ゲーマゲ
蘇生魔法を授かった僕は戦闘不能の前衛(♀)を何度も復活させる
フルーツパフェ
大衆娯楽
転移した異世界で唯一、蘇生魔法を授かった僕。
一緒にパーティーを組めば絶対に死ぬ(死んだままになる)ことがない。
そんな口コミがいつの間にか広まって、同じく異世界転移した同業者(多くは女子)から引っ張りだこに!
寛容な僕は彼女達の申し出に快諾するが条件が一つだけ。
――実は僕、他の戦闘スキルは皆無なんです
そういうわけでパーティーメンバーが前衛に立って死ぬ気で僕を守ることになる。
大丈夫、一度死んでも蘇生魔法で復活させてあげるから。
相互利益はあるはずなのに、どこか鬼畜な匂いがするファンタジー、ここに開幕。
落ちこぼれ一兵卒が転生してから大活躍
きこうダきこう
ファンタジー
王国騎士団の一兵卒だった主人公が魔王軍との戦闘中味方の誰かに殺され命を落とした後、神の使いより死ぬべき運命ではなかったと言い渡され、魂は死んだ時のままで再び同じ人生を歩んでいく事となった。
そのため幼少時代トロルによって家族を殺され、村を滅ぼされた出来事を阻止しようと思い、兄貴分的存在の人と父親に話し賢者と呼ばれる人やエルフ族らの助けを借りて襲撃を阻止した。
その後前世と同じく王国騎士団へ入団するための養成学校に入学するも、入学前に賢者の下で修行していた際に知った兄貴分的存在の人と幼馴染みに起こる死の運命を回避させようとしたり、前世で自分を殺したと思われる人物と遭遇したり、自身の運命の人と出会ったりして学校生活を堪能したのだった。
そして無事学校を卒業して騎士団に入団したが、その後も自身の運命を左右させる出来事に遭遇するもそれらを無事に乗り越え、再び魔王軍との決戦の場に赴いたのだった······。
ズボラ通販生活
ice
ファンタジー
西野桃(にしのもも)35歳の独身、オタクが神様のミスで異世界へ!貪欲に通販スキル、時間停止アイテムボックス容量無限、結界魔法…さらには、お金まで貰う。商人無双や!とか言いつつ、楽に、ゆるーく、商売をしていく。淋しい独身者、旦那という名の奴隷まで?!ズボラなオバサンが異世界に転移して好き勝手生活する!
魔王大戦紀 あるいは竜姫杏珠の物語
みやび
ファンタジー
《ファンタジー小説大賞エントリー作品》
戦乱続く瑞穂の地にて、すべての戦いを終わらせるといわれた長い長い戦いがあった。
魔王が戦いをはじめ、魔王が死んだときに平和が訪れたといわれるその戦乱、これは、そんな悲惨な戦いのなか、魔王と呼ばれた男に付き従った、杏珠の話である。
不定期更新
異世界楽々通販サバイバル
shinko
ファンタジー
最近ハマりだしたソロキャンプ。
近くの山にあるキャンプ場で泊っていたはずの伊田和司 51歳はテントから出た瞬間にとてつもない違和感を感じた。
そう、見上げた空には大きく輝く2つの月。
そして山に居たはずの自分の前に広がっているのはなぜか海。
しばらくボーゼンとしていた和司だったが、軽くストレッチした後にこうつぶやいた。
「ついに俺の番が来たか、ステータスオープン!」
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる