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第二章 新しい出会い
真相解明
しおりを挟む落ち着け。
私だ。考えてる事は一緒。
多分あそこに行ってる。
あれの正体も予想がつく。
結構フラグ立ててたし。
だとしたら日記で私の推測を書くのは無意味。
というか解決した後のような気がする。
少し足が擦り剥いてるけど、他は大丈夫。
衣服も乱れてない。
冷静に今こっちで私ができる事しよう。
私はホームセンターのトイレに駆け込み鏡を見る・・・
トイレに行きパンツを下ろし便座に座る、確信する。
よっしゃー!
体重計買お♪
ーーー少し遡った異世界の花蓮ーーー
無視したい。
関わりたくない。
でも子供達に迷惑がかかるかもしれない。
はー、深夜が分からないので、夜中にこっそり抜け出し、例の場所と思われる所に向かう。
途中、背後で気配を感じ振り返る。
顔を隠した4人組が問答無用で襲ってきた。
地面に押さえつけられる。
あー、ついに私もあの言葉を使う時がきたのか、と考えててると、髪を掴まれ無理矢理顔を上げられる。
「くっこりょ」
噛んだ。
すると、あの変態冒険者が走ってきて、あっという間に倒していく。というか刺していく。
躊躇いがない。
私が愕然としていると、距離をとっていた襲撃者によって、後ろから、変態冒険者が鈍器のようなもので殴られた。
最後の襲撃者が私に向かって歩いてくる。
何この人達、仲間がやられてるのにそっちは無視ですか?
私が動揺してると、はっひふへほーで、お馴染みの方に似た生き物が、さらに小さいサイズで現れた。
『ここだと力が出てない、俺と契約を結べば助けてやる。うん?お前変なのに気に入られてるな。チッ』
ブーンと飛んで私の頭の上に乗る。
鬱陶しい。
『お前のイメージに合わせて魔法を使ってやる。ほら来てるぞ』
私は自分の髪を水で覆うようにイメージしその水を前に出す。
むー、まだ髪にいる。
襲撃者が目の前に来ていたので咄嗟にその水を放つ。
よく見るとその水濁ってるように見える。
(夜だから気のせいかもしれない)
男は苦しそうにもがく、水飲めば良いのに・・・動かなくなった。
えー!正当防衛です。
魔法を解除しようとするも身体に力が入らない。
その場に倒れる。
あー、悪魔に魂を売った代償か・・・
『お前、俺が言うのも何だが、結構えげつない事するな。というか魔力無さすぎ』
「私の魔力使ったのか!」あれ少し回復した。
まさかレベル上がった。
襲撃者達を見ると、服や武器などが残されてた。うーん?ギルドカード発見。
どうやらプレイヤーのようだ。
なるほど死ぬとこっちの持ち物は向こうに持っていけない。かな
ピピピピ、腕時計のアラームが鳴る。
「ちょっと2時間ほど用事が出来た。これ食べて待ってて」
【アイテムボックス】の中身をひっくり返し。スマホを失くさないように握り締めた。
ーーー2時間後ーーー
両手に買い物袋・・・えーこの状況で買い物してたの?日記読んだ?
まぁ良いけど、あいつは?いた
ブーン
『遅い』
「ごめんちょっと待って、あの冒険者さんは?」
『アイラってのが連れて行った』
ふーん?駄目だ眠い。
ごめん疲れたから明日にしよう。
「明日沼地で待ってて」
『あー?ここ居心地良いのに』
定位置にすんな!
ハエが髪の毛に触れると払いたくなるのよ!
『ハエあつかいすんな‼︎』
心読めるのね、子供達びっくりするから明日旅立つ予定だから、ね?
『例の物持って来いよ』
ブーン
なんで私プレイヤーに襲われたのだろう?
心当たりは無くも無いけど、襲うほどの事?
強くならないと、利用できるものは利用しよう
利用されてるだけかもだけど。
ーーーとある本のページ---
名前【白峰花蓮】
称号【ウリエルの使徒?】
職業【ウリエルの聖女?】
祝福【忍耐レベル5】
レベル:2
体力 :10
魔力 :20
力 :4
早さ :5
知力 :12
魅力 :19
優しさ:11
運 :3
スキル
【異世界言語】
【アイテムボックスレベル8】
【水魔法レベル1】
ユニークスキル
【目が良くなる】
【悪臭除去】
【友達ができる】
【魔法薬創生】
エクストラスキル
【以心伝心】
【詠唱破棄】
合計:(善カルマ)300ポイント
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