異世界の私と交換日記

れん

文字の大きさ
上 下
18 / 22
第二章 新しい出会い

真相解明

しおりを挟む

落ち着け。

私だ。考えてる事は一緒。

多分あそこに行ってる。
あれの正体も予想がつく。
結構フラグ立ててたし。

だとしたら日記で私の推測を書くのは無意味。

というか解決した後のような気がする。

少し足が擦り剥いてるけど、他は大丈夫。
衣服も乱れてない。

冷静に今こっちで私ができる事しよう。

私はホームセンターのトイレに駆け込み鏡を見る・・・

トイレに行きパンツを下ろし便座に座る、確信する。

よっしゃー!
体重計買お♪


ーーー少し遡った異世界の花蓮ーーー

無視したい。
関わりたくない。

でも子供達に迷惑がかかるかもしれない。

はー、深夜が分からないので、夜中にこっそり抜け出し、例の場所と思われる所に向かう。

途中、背後で気配を感じ振り返る。

顔を隠した4人組が問答無用で襲ってきた。

地面に押さえつけられる。
あー、ついに私もあの言葉を使う時がきたのか、と考えててると、髪を掴まれ無理矢理顔を上げられる。

「くっこりょ」

噛んだ。

すると、あの変態冒険者が走ってきて、あっという間に倒していく。というか刺していく。

躊躇いがない。

私が愕然としていると、距離をとっていた襲撃者によって、後ろから、変態冒険者が鈍器のようなもので殴られた。

最後の襲撃者が私に向かって歩いてくる。

何この人達、仲間がやられてるのにそっちは無視ですか?

私が動揺してると、はっひふへほーで、お馴染みの方に似た生き物が、さらに小さいサイズで現れた。

『ここだと力が出てない、俺と契約を結べば助けてやる。うん?お前変なのに気に入られてるな。チッ』

ブーンと飛んで私の頭の上に乗る。
鬱陶しい。

『お前のイメージに合わせて魔法を使ってやる。ほら来てるぞ』

私は自分の髪を水で覆うようにイメージしその水を前に出す。

むー、まだ髪にいる。

襲撃者が目の前に来ていたので咄嗟にその水を放つ。

よく見るとその水濁ってるように見える。
(夜だから気のせいかもしれない)

男は苦しそうにもがく、水飲めば良いのに・・・動かなくなった。

えー!正当防衛です。
魔法を解除しようとするも身体に力が入らない。

その場に倒れる。
あー、悪魔に魂を売った代償か・・・

『お前、俺が言うのも何だが、結構えげつない事するな。というか魔力無さすぎ』

「私の魔力使ったのか!」あれ少し回復した。

まさかレベル上がった。

襲撃者達を見ると、服や武器などが残されてた。うーん?ギルドカード発見。

どうやらプレイヤーのようだ。

なるほど死ぬとこっちの持ち物は向こうに持っていけない。かな

ピピピピ、腕時計のアラームが鳴る。

「ちょっと2時間ほど用事が出来た。これ食べて待ってて」

【アイテムボックス】の中身をひっくり返し。スマホを失くさないように握り締めた。

ーーー2時間後ーーー

両手に買い物袋・・・えーこの状況で買い物してたの?日記読んだ?
まぁ良いけど、あいつは?いた

ブーン

『遅い』

「ごめんちょっと待って、あの冒険者さんは?」

『アイラってのが連れて行った』

ふーん?駄目だ眠い。
ごめん疲れたから明日にしよう。

「明日沼地で待ってて」

『あー?ここ居心地良いのに』

定位置にすんな!
ハエが髪の毛に触れると払いたくなるのよ!

『ハエあつかいすんな‼︎』

心読めるのね、子供達びっくりするから明日旅立つ予定だから、ね?

『例の物持って来いよ』

ブーン

なんで私プレイヤーに襲われたのだろう?
心当たりは無くも無いけど、襲うほどの事?

強くならないと、利用できるものは利用しよう

利用されてるだけかもだけど。

ーーーとある本のページ---

名前【白峰花蓮】
称号【ウリエルの使徒?】
職業【ウリエルの聖女?】
祝福【忍耐レベル5】

レベル:2
体力 :10
魔力 :20
力  :4
早さ :5
知力 :12
魅力 :19
優しさ:11
運  :3

スキル
【異世界言語】
【アイテムボックスレベル8】
【水魔法レベル1】

ユニークスキル
【目が良くなる】
【悪臭除去】
【友達ができる】
【魔法薬創生】

エクストラスキル
【以心伝心】
【詠唱破棄】

合計:(善カルマ)300ポイント
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

💚催眠ハーレムとの日常 - マインドコントロールされた女性たちとの日常生活

XD
恋愛
誰からも拒絶される内気で不細工な少年エドクは、人の心を操り、催眠術と精神支配下に置く不思議な能力を手に入れる。彼はこの力を使って、夢の中でずっと欲しかったもの、彼がずっと愛してきた美しい女性たちのHAREMを作り上げる。

天日ノ艦隊 〜こちら大和型戦艦、異世界にて出陣ス!〜 

八風ゆず
ファンタジー
時は1950年。 第一次世界大戦にあった「もう一つの可能性」が実現した世界線。1950年4月7日、合同演習をする為航行中、大和型戦艦三隻が同時に左舷に転覆した。 大和型三隻は沈没した……、と思われた。 だが、目覚めた先には我々が居た世界とは違った。 大海原が広がり、見たことのない数多の国が支配者する世界だった。 祖国へ帰るため、大海原が広がる異世界を旅する大和型三隻と別世界の艦船達との異世界戦記。 ※異世界転移が何番煎じか分からないですが、書きたいのでかいています! 面白いと思ったらブックマーク、感想、評価お願いします!!※ ※戦艦など知らない人も楽しめるため、解説などを出し努力しております。是非是非「知識がなく、楽しんで読めるかな……」っと思ってる方も読んでみてください!※

小さなことから〜露出〜えみ〜

サイコロ
恋愛
私の露出… 毎日更新していこうと思います よろしくおねがいします 感想等お待ちしております 取り入れて欲しい内容なども 書いてくださいね よりみなさんにお近く 考えやすく

悠久の機甲歩兵

竹氏
ファンタジー
文明が崩壊してから800年。文化や技術がリセットされた世界に、その理由を知っている人間は居なくなっていた。 彼はその世界で目覚めた。綻びだらけの太古の文明の記憶と機甲歩兵マキナを操る技術を持って。 文明が崩壊し変わり果てた世界で彼は生きる。今は放浪者として。 ※現在毎日更新中

異世界でぺったんこさん!〜無限収納5段階活用で無双する〜

KeyBow
ファンタジー
 間もなく50歳になる銀行マンのおっさんは、高校生達の異世界召喚に巻き込まれた。  何故か若返り、他の召喚者と同じ高校生位の年齢になっていた。  召喚したのは、魔王を討ち滅ぼす為だと伝えられる。自分で2つのスキルを選ぶ事が出来ると言われ、おっさんが選んだのは無限収納と飛翔!  しかし召喚した者達はスキルを制御する為の装飾品と偽り、隷属の首輪を装着しようとしていた・・・  いち早くその嘘に気が付いたおっさんが1人の少女を連れて逃亡を図る。  その後おっさんは無限収納の5段階活用で無双する!・・・はずだ。  上空に飛び、そこから大きな岩を落として押しつぶす。やがて救った少女は口癖のように言う。  またぺったんこですか?・・・

百合ランジェリーカフェにようこそ!

楠富 つかさ
青春
 主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?  ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!! ※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。 表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。

悪徳貴族の、イメージ改善、慈善事業

ウィリアム・ブロック
ファンタジー
現代日本から死亡したラスティは貴族に転生する。しかしその世界では貴族はあんまり良く思われていなかった。なのでノブリス・オブリージュを徹底させて、貴族のイメージ改善を目指すのだった。

転生してギルドの社畜になったけど、S級冒険者の女辺境伯にスカウトされたので退職して領地開拓します。今更戻って来いって言われてももう婿です

途上の土
ファンタジー
『ブラック企業の社畜」ならぬ『ブラックギルドのギル畜』 ハルトはふとしたきっかけで前世の記憶を取り戻す。  ギルドにこき使われ、碌に評価もされず、虐げられる毎日に必死に耐えていたが、憧れのS 級冒険者マリアに逆プロポーズされ、ハルトは寿退社(?)することに。  前世の記憶と鑑定チートを頼りにハルトは領地開拓に動き出す。  ハルトはただの官僚としてスカウトされただけと思っていたのに、いきなり両親に紹介されて——  一方、ハルトが抜けて彼の仕事をカバーできる者がおらず冒険者ギルドは大慌て。ハルトを脅して戻って来させようとするが——  ハルトの笑顔が人々を動かし、それが発展に繋がっていく。  色々問題はあるけれど、きっと大丈夫! だって、うちの妻、人類最強ですから! ※中世ヨーロッパの村落、都市、制度等を参考にしておりますが、当然そのまんまではないので、史実とは差異があります。ご了承ください ※カクヨムにも掲載しています。現在【異世界ファンタジー週間18位】

処理中です...