異世界の私と交換日記

れん

文字の大きさ
上 下
10 / 22
第一章 臭い女

勇者と呼ばれる物語2

しおりを挟む
---サイド龍崎謙信---

ここが異世界か、リアルだな。
微妙に臭い。

こっちの言葉は解るけど、お金は?
モンスターを倒すのかな?

お城の場所を聞く、ないらしい。

ここはダンジョン内のセーフティフロアで、
休憩や交易の場として町にした。との事。

情報センターみたいな所があるか尋ねる。

教えてもらったのが冒険者ギルド。
人多いな。

日本人と思われる人達を発見。
情報交換する。

スキル選択時の順位など、嘘をついてるかもだけど皆んな上位陣。

他の人達は別の場所に転移したのか?

ポイントとの公平の為かな?
あの妖精根はいい奴みたいだった。

数人ゲームなど詳しい人がいた。

スキルのオススメなどを聞く。
【鑑定】は僕のスキルとの相性が良さそうだ。

ただしレベル1だと簡単なステータスやスキルまでしか見れない。

僕のスキルも【隠蔽】する必要あるな。

両方3,000ポイントか、先ず【鑑定】を取りに行こう。

僕も情報提供の為、物やあの本がこっちの世界にも、持ち込み可能な事など共有する。

条件は手に持てる物のみかな?車とか持ってこれたら便利だけど、念のため実験してみよう。

秘密のページの事は勿論教えない。

その後、別れて他にプレイヤーが居ないか探す事になった。

いかにもって人が、泣きそうな感じで突っ立てる。
この子も「ステータスオープン」って言ってた。
異世界の常識なのかもしれない。

【異世界言語】習得してないのかな?
簡単についてくる。

殺るか?
最初が肝心。後は楽になるはず・・・

結局ギルドに案内、その後1人で行動するらしい。

白峰花蓮か殺すなら早い方がいい。
記憶も無くなるし元の世界にも戻れる。

騙されやすそう。
嫌な目に遭う前に・・、そうなると選択肢は少ないな。

できれば最初に殺るのは男が良かったけど。

色々迷ってると相談したい事がある。
と北野君に話しかけられた。

その夜北野君の部屋で今後の打ち合わせ。

この後、皆んなでダンジョンに入ってレベル上げをしようとか。
ダンジョンの外に出ようとか

何故僕と2人で?するほど内容かな?

その事を聞くも納得いく回答が無い。

論点が良く変わる。
一方的に良く喋る。

女子か?

えっと僕狙われてる?

本能に従い警戒心を上げる。
帰ろうとすると。

大丈夫と言われる。

・・・何が?

出されたお酒を飲む・・フリをする。

しばらくして寝たフリを・・・

近づいてきた。

「僕の指示に従え」と何度も呟いてくる。

気持ち悪い。
隠し持ってたナイフを握りしめる。

手が震える。

気がつくと僕は外に出いて吐いていた。

服に返り血が。

ここはゲーム。

北野君は、現実世界で生きてる。

瞳の為。

人助け。

何度も繰り返す。

深呼吸して本を見る

------

プレイヤーが1人死亡しました

24時に転移を開始します

【鑑定レベル3】【隷属化】を略奪

プレイヤー1人殺した:悪カルマ1,000ポイント獲得

レベルが2になった

殺し屋にジョブチェンジ

躊躇いがなくなりやすくなる
早さが上がりやすくなる
優しさにマイナス補正

-----

鑑定のレベル何故あんなに高かったのだろうか?
使えば使うほど上がるのかな

【隷属化】は隷属にできる。

成功率は相手の信頼度やレベル、魅力の差に依存するか

・・・馬鹿でよかった。

その後、お酒に道具屋で売ってる催眠薬が入っていた事が分かった。

その為、僕の正当防衛は成立した。
意外と治安が良い。街中で殺しは気をつけよう。

遺体は転移したのか消えていた。
行方不明でも良かったかな?

現実世界で、【隠蔽】を習得。

着替えた後、【アイテムボックス】の有用性に気付く。
ポイントが足らない。

それと銃がいる。
父が持ってるかもだけど、ああいうのは管理が厳しい為すぐにバレる。

心当たりの組織はある。

30分では無理だ。
次は一日に複数人為してみよう。


ーーー数日後ーーー

途中に他のプレイヤーが2人死んで、転移が60分だった。仮説は正しい。

噂の白峰さんに逢いに行った。

酷い臭いだ。
世の中優しさだけでは幸せになれないのに。

ステータスに驚く。
何かの呪いだろうか?

それよりもスキルだ。
見つけた!

レベルや魅力から簡単に【隷属化】できると思ったのに、断られた。

警戒されてる?
即答だった。

隷属の人数も増えたので実験開始。

隷属したプレイヤー4人とダンジョンに行く。

自殺を命じる。
【略奪】とポイントは反応無し

隷属1人残りの隷属を殺すように命じる。
【略奪】は無し、ポイントは500獲得

足を切り動け無くして、モンスターにトドメを刺して貰う。

【略奪】は無し、ポイント500ポイント獲得

転移時間90分になっていた。
あと1人現実世界に戻ってもらおう。

やはり自分でするのか?
刺すのはまだ震える。

【アイテムボックス】持ちの隷属に入手した毒を盛る。

1,000ポイント獲得

【アイテムボックス】を略奪

・・・駄目だ。今日も眠れそうにない。

-----

名前【龍崎謙信】
称号【略奪者】
職業【隷属士】

レベル:6
体力 :31
魔力 :0
力  :10
早さ :8
知力 :7
魅力 :38
優しさ:-62
運  :23

スキル
【異世界言語】
【剣術レベル1】
【鑑定レベル5】
【隠蔽レベル1】
【アイテムボックスレベル1】

ユニークスキル
【略奪】
【隷属化】

合計:(悪カルマ)3,900ポイント
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

世界中にダンジョンが出来た。何故か俺の部屋にも出来た。

阿吽
ファンタジー
 クリスマスの夜……それは突然出現した。世界中あらゆる観光地に『扉』が現れる。それは荘厳で魅惑的で威圧的で……様々な恩恵を齎したそれは、かのファンタジー要素に欠かせない【ダンジョン】であった! ※カクヨムにて先行投稿中

天日ノ艦隊 〜こちら大和型戦艦、異世界にて出陣ス!〜 

八風ゆず
ファンタジー
時は1950年。 第一次世界大戦にあった「もう一つの可能性」が実現した世界線。1950年4月7日、合同演習をする為航行中、大和型戦艦三隻が同時に左舷に転覆した。 大和型三隻は沈没した……、と思われた。 だが、目覚めた先には我々が居た世界とは違った。 大海原が広がり、見たことのない数多の国が支配者する世界だった。 祖国へ帰るため、大海原が広がる異世界を旅する大和型三隻と別世界の艦船達との異世界戦記。 ※異世界転移が何番煎じか分からないですが、書きたいのでかいています! 面白いと思ったらブックマーク、感想、評価お願いします!!※ ※戦艦など知らない人も楽しめるため、解説などを出し努力しております。是非是非「知識がなく、楽しんで読めるかな……」っと思ってる方も読んでみてください!※

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

最初から最強ぼっちの俺は英雄になります

総長ヒューガ
ファンタジー
いつも通りに一人ぼっちでゲームをしていた、そして疲れて寝ていたら、人々の驚きの声が聞こえた、目を開けてみるとそこにはゲームの世界だった、これから待ち受ける敵にも勝たないといけない、予想外の敵にも勝たないといけないぼっちはゲーム内の英雄になれるのか!

誰一人帰らない『奈落』に落とされたおっさん、うっかり暗号を解読したら、未知の遺物の使い手になりました!

ミポリオン
ファンタジー
旧題:巻き込まれ召喚されたおっさん、無能で誰一人帰らない場所に追放されるも、超古代文明の暗号を解いて力を手にいれ、楽しく生きていく  高校生達が勇者として召喚される中、1人のただのサラリーマンのおっさんである福菅健吾が巻き込まれて異世界に召喚された。  高校生達は強力なステータスとスキルを獲得したが、おっさんは一般人未満のステータスしかない上に、異世界人の誰もが持っている言語理解しかなかったため、転移装置で誰一人帰ってこない『奈落』に追放されてしまう。  しかし、そこに刻まれた見たこともない文字を、健吾には全て理解する事ができ、強大な超古代文明のアイテムを手に入れる。  召喚者達は気づかなかった。健吾以外の高校生達の通常スキル欄に言語スキルがあり、健吾だけは固有スキルの欄に言語スキルがあった事を。そしてそのスキルが恐るべき力を秘めていることを。 ※カクヨムでも連載しています

とあるおっさんのVRMMO活動記

椎名ほわほわ
ファンタジー
VRMMORPGが普及した世界。 念のため申し上げますが戦闘も生産もあります。 戦闘は生々しい表現も含みます。 のんびりする時もあるし、えぐい戦闘もあります。 また一話一話が3000文字ぐらいの日記帳ぐらいの分量であり 一人の冒険者の一日の活動記録を覗く、ぐらいの感覚が お好みではない場合は読まれないほうがよろしいと思われます。 また、このお話の舞台となっているVRMMOはクリアする事や 無双する事が目的ではなく、冒険し生きていくもう1つの人生が テーマとなっているVRMMOですので、極端に戦闘続きという 事もございません。 また、転生物やデスゲームなどに変化することもございませんので、そのようなお話がお好みの方は読まれないほうが良いと思われます。

俺しか使えない『アイテムボックス』がバグってる

十本スイ
ファンタジー
俗にいう神様転生とやらを経験することになった主人公――札月沖長。ただしよくあるような最強でチートな能力をもらい、異世界ではしゃぐつもりなど到底なかった沖長は、丈夫な身体と便利なアイテムボックスだけを望んだ。しかしこの二つ、神がどういう解釈をしていたのか、特にアイテムボックスについてはバグっているのではと思うほどの能力を有していた。これはこれで便利に使えばいいかと思っていたが、どうも自分だけが転生者ではなく、一緒に同世界へ転生した者たちがいるようで……。しかもそいつらは自分が主人公で、沖長をイレギュラーだの踏み台だなどと言ってくる。これは異世界ではなく現代ファンタジーの世界に転生することになった男が、その世界の真実を知りながらもマイペースに生きる物語である。

あなたは異世界に行ったら何をします?~良いことしてポイント稼いで気ままに生きていこう~

深楽朱夜
ファンタジー
13人の神がいる異世界《アタラクシア》にこの世界を治癒する為の魔術、異界人召喚によって呼ばれた主人公 じゃ、この世界を治せばいいの?そうじゃない、この魔法そのものが治療なので後は好きに生きていって下さい …この世界でも生きていける術は用意している 責任はとります、《アタラクシア》に来てくれてありがとう という訳で異世界暮らし始めちゃいます? ※誤字 脱字 矛盾 作者承知の上です 寛容な心で読んで頂けると幸いです ※表紙イラストはAIイラスト自動作成で作っています

処理中です...