異世界の私と交換日記

れん

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第一章 臭い女

初めてのダンジョン

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[異世界3日目]

朝起きると全身筋肉痛だった。
異世界なのに。

そして今日は女の子の日
異世界なのに。

あーあ、色々痛い。
今日はお休みが確定しました。
ロキソニン的な物下さい。

充電あまりない、節約しよう。
モバイルバッテリーも、もっと下さい。

今日は異世界の食レポをしようと思います。

それっぽいお店に入店、舌打ちされました。

どんな接客だよ。臭いからか?
だったらせめて、トイレ川まで我慢しろ。
人としてどうなの?
汚物をまとめて道路におくな!
臭いよ。街中

ダメだ今日はイライラする。

何時もの屋台でパン購入。
うん。パン硬いな。

まぁ、欧米人からしたら日本のパンは、柔らか過ぎるらしい。なので、これが美味しいのかもしれない。

価値観押し付けるのは良くない。
郷に従え的な。

なるほど!
この世界での舌打ちは、挨拶かもしれない。

今度チッてされたら、チッてしてみよう。

川で水浴びをしようと探すもない。
下水路沿いに歩いてたら川に着くと思ったら、スラム街でした。

そして迷子になりますた(〃ω〃)

流石スラム街臭い。
私もだけど、かなり臭い。

教会っぽい建物が目に入る

孤児院かな?
子供達の声が聞こえる。

こんな環境で・・・
ダメだ。見たらダメな気がする。

今日はお休みの日、また来てみよう。

下水路の先に、昨日お世話になった建物発見。

なるほどこの辺が臭い理由が分かった。
全ての道はローマに通ず。みたいな事かな。

使い方間違ってる自信はある。

匂いを頼りに進むと戻ってこれた。
頑張ったな私。

引き返しただけの気もするけど


[異世界4日]

昨日より体調は良い。
どうしよっかな?

タイムリミットがある事を思い出した。
今出来る事をしよう。

全て終わったら自分へのご褒美として、しばらくダラダラしよ。
貯金無くなってるかもだけど。

100人もいれば誰かが何とかするでしょう。
その中に隕石の犯人が居るかもだけど、私には別の目標がある!

よしダンジョンに行こう。
冒険者ギルド内に、ダンジョンがあるらしい。

堂々と分かってますけど何か?
的なオーラを出し、冒険者グループを尾行する。

途中ギルドカードを見せていたので、それを真似る。少し並んでた。

前に並んでる冒険者グループの、いかにも前衛だ!って感じのスキンヘットが私を見て舌打ちした。

ドキドキの瞬間、勇気を出す!←告白か

ちっ

スゲー怒鳴られた。
何言ってるか解らんけど

顔真っ赤にして、近づいて来る←告白か

周りの仲間の人達が慌てて止めて下さる。

目に涙を溜めて謝る。

「ご、ごめんなさい。そんなに怒るとは思わなくて。馬鹿にはするけど、されるのは嫌。って子供みたいな人がいる事を忘れてました」

言ってやった。
何言ってるか解らないからできた、暴挙でもある。

私卑怯だな、こんな人前で泣く。
すると加害者から被害者へと認識を変えれる。

うん?加害者かな?
加害者だな。

風呂にも入って下さい。
(30分じゃ無理かもだけど)


そしてここはギルド内、この騒ぎはあの受付の方の耳にも入るはず。
あの依頼を断る理由には十分だ。

私も過去に色々経験してるのです。
あーあ、イジメられてた記憶がよみがえる。

そうこうしてるうちにダンジョンの入口に到着。出入り口が3つある。

さっきのグループが入った場所は避ける。

一つを選んで入ると目の前に広がる大草原。

うむ、このパターンか。
ある意味好都合?
入口周辺で当たりを見渡す。

すると川を見つける。
行こうか迷ってると視線の先に大きな狼と目が合った。

目が良くなったので、良く見える。

・・・こ、殺される。

足がすくむ。
逃げることも出来ない。
目を逸らしたら駄目と、本能が呼びかける。

さっきのスキンヘットが可愛く思える。
本当の恐怖・・・

しばらくした後、去って行った。

た、助かった。

戦闘とか私には無理だ。
帰宅部のエースだった事を思い出す。

その場に座り込む、足に力が入らない。

・・・おしっこ漏らしてた。
スカートで良かった。

新しいパンツ下さい。

聖女の聖水(プレミア特典付き)として将来売れるかもだけど捨てた。

明日からまた掃除頑張ろうかな

➖➖➖

お、おう
まだ続きがある。

ひー
な、涙の理由は?
この子冒険者に喧嘩売ってる。
その後、ノーパン・・・

新しいパンツを握りしめ、続きを読む

---とある本のページ---

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