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第Ⅲ章
第65話 怖い夢
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空が赤い。何かが燃えているのだろうか。
煤の匂いも焼け焦げる木片の匂いもしない。だったらどうして、赤い空の下がこんなにも恐々としているのだろう。
直桜は目の先を下げた。
知らない神力を纏った人間が複数、確認できる。
あれは誰だろう。きっと惟神ではない。神の姿は見えない。
神力なのに酷く禍々しい。何かが混ざっているのだろうか。
「直桜」
慣れ親しんだ声が、直桜を呼ぶ。
探すのに、姿が見えない。
「直桜、こっちです」
声に導かれて、走る。
より暗く、闇が深い光のない場所へと、走っていく。
闇の中から、腕が伸びた。その手を取って、強く引く。
「やっと掴まりに来てくれた。会いたかったです、直桜」
護の顔と声をした、護ではない生き物が直桜を抱いた。
(これは、誰だ。護なのに、護じゃない。護の顔をした、化物)
逃れようとする体には闇が絡まって、身動きが取れない。
「直桜の魂に闇を上塗りしましょう。私の新しいコレクションに直日神の惟神が加わるなんて、嬉しいですね」
化物の指から流れ出る闇が直桜の口に注がれる。
流離の毒のように禍々しい。苦しくて口を閉じたいのに動けない。声も出せない。
苦しむ直桜の顔を、化物がうっとりと眺めた。
「嗚咽と恐怖で歪む直桜の顔、素敵です。大丈夫、すぐに苦しくなくなりますよ。苦しみも恐怖も憎しみも忘れて、新しい直桜に生まれ変わるんです。我々と共に、新しい国を作るために」
化物の顔が流離とダブる。
流離の顔をした化物が、直桜の耳元で囁いた。
「悲しくはないですよ。どうせすぐに何もわからなくなって、大事だった人たちは直桜様が自分の手で殺すのだから。化野護は一番最初に殺してあげましょう。直桜様を失う時間は短い方がいいでしょうから」
闇色の毒が体を侵食する。
力が入らなくて、抵抗も出来ない。
(そうか、流離はもう、俺が知ってる流離じゃないんだ。俺が助けたかった流離は、もういないんだな)
冷たい涙が、一筋だけ頬を伝った。
自分が何をするべきか、軋んだ胸が理解した。
(だったら流離は、俺が殺さなきゃ。ちゃんと俺の手で、逝かせてあげなきゃ、ダメだよな)
静かな決意が、歪んだ胸の中に芽吹いた。
同時に、穢れた神力への嫌悪が生まれた。
(大きな災厄が来る。槐でも楓でも流離でも、久我山あやめでもない。それ以上の禍が、近づいている。守らなきゃ。俺の大事な人を俺自身が殺してしまう前に、止めなきゃ)
ぼんやりと浮かんだ思いは狂気じみて、間違っていると思うのに、すんなりと胸に入ってくる。
(奪われる前に、殺さなきゃ。全部、殺して皆を救えるのは、俺だけだ。その為なら、何でもしよう。俺の力はきっと、その為にあるんだ)
心と頭が黒く塗りつぶされる。
失うかもしれない恐怖が、直桜に間違った決断を強いる。
熱くなった手に、何かが触れた。
冷たいくせに優しい、慣れた温もりだ。
「直桜、早く戻ってきてください。目を開けて、元気な顔を見せて、俺を安心させてください」
声が、雨のように心に降ってくる。
大好きな声に籠った想いが温かくて、胸が締まる。
「護、護……。俺も早く、会いたいよ。顔がみたいよ」
こんな場所で、これ以上、怖い思いをしたくない。恐怖に呑まれて狂気じみた決意をする自分を受け入れてしまいそうになる。
それが一番、怖い。
「もう、嫌だよ。俺を一人にしないで。傍にいてよ、護……」
早く護の元へ、皆がいる安心できる場所へ戻りたい。
頬に伝った涙を、冷たい指が拭った。
「最近の直桜は泣き虫ですね。これじゃ少しも傍を離れられない」
直桜の体を引き上げて、護が胸に抱き包んだ。
「離れないでよ、ずっと傍にいて。もう、一人は嫌だ」
護に出会う前のような孤独は、もう二度と味わいたくない。
(流離もきっと、こんな気持ちだったんだ。でも流離には涙を拭ってくれる指も孤独から引き上げてくれる腕もいなくて)
それは、どれだけ恐怖で寂しかっただろう。
自分は流離の気持ちを一番、わかってやれたはずなのに。
(ごめん、て、謝るだけじゃダメだ。流離が欲しかった温もりを与えてあげなきゃ、ダメなんだ)
直桜は護の体に腕を伸ばした。
(流離は俺だ。護に会えてなかったら、俺はきっと流離になってた)
護の腕が直桜の体を引き上げて抱き締める。
「一生、離れない。直桜が嫌だと言っても、離れてあげませんよ」
「いいよ、嫌だなんて、絶対に思わないから」
与えた直日神の神紋もバディ契約の指輪も出雲で貰った勾玉も、護との繋がりを深めるモノは時間の経過とともに増えていく。
それでも時折、不安になる。護がいなくなってしまうのではないかと。なんて贅沢な不安だろうと思った。
「さぁ、目を開けて。直桜が起きるのを皆、待っています。皆、心配しているんですよ。元気な顔を見せて、俺たちを安心させてください」
護の冷たい手の感触に導かれて、直桜は意識を浮上させた。
●〇●〇●
「護……」
呟いた自分の声で、目を開けた。
ぼんやりと映った天井は以前にも見覚えがある。回復室の天井だ。
手に何か触れていると気が付いて、顔を向けた。
直桜の手を握った護が、ベッドに体を預けて眠っている。
その護に掛物を掛けようとしていた智颯と円が、直桜を凝視していた。
「直桜、様……、起きた」
智颯が呟いた。
「……鳥居さん、呼んでくる」
円がとんでもないスピードで部屋を出て行った。
直桜を見詰める智颯が突然、泣き出した。
「直桜様、起きてくれた。もうずっと起きないから、心配して、直桜様ぁ」
智颯が直桜に抱き付こうとして護に引っかかり転ぶように覆いかぶさった。
護の上から直桜に手を伸ばしている。
その手を握ろうと腕を上げる。自分の腕とは思えないくらい、重かった。
「心配、かけて、ごめん。俺、そんなに寝てたの?」
よろよろと腕を伸ばして、智颯の手を掴む。
力が入らなくて、指が震えた。
「二週間近く意識がなかったんですよ。調べてもどこにも異常はないって朽木室長も鳥居さんも話してて。本当にどうなっちゃうか……とっ!」
起き上がった護の頭が智颯の顎に激突した。
「あれ? 智颯君? ごめんなさい、痛かったですね」
ぼんやりと振り返った護が智颯を眺める。
「いいえ、覆いかぶさったのは僕なので……」
顎を抑えて、智颯が恨みがましい目を護に向けていた。
護の目が直桜に向く。
その目が柔らかく笑んだ。
「ようやく、届きましたね。いつまでも怖い夢の中なんかにいては、ダメですよ。早く私の所に戻ってきてくれないと」
護が握ってくれている手を握り返した。
「ずっと呼びかけてくれてたの? 俺の怖い夢、一緒にみてたの?」
「ほんの少しですけどね。なかなか直桜まで届かなくて、私も怖かったです」
護の指が直桜の頬を撫でる。
いつものように冷たい、優しい指だ。ずっと触れていて欲しくなる、安心する感触だった。
「瀬田くん、起きたって? 意識は、はっきりしている?」
鳥居開が部屋に走り込んで来た。
いつも微笑んでいる印象の人だが、顔が逼迫している。自分はそれくらい重傷だったのだろうかと、逆に不安になった。
「多分、大丈夫です。まだ体に巧く力が入らない気がするけど」
下瞼をベロンと下げられて目を確認される。顔やら体に一通り触ると、開が息を吐いた。
「今のところは大丈夫そうだけど、一通り検査するよ」
開の言葉に、直桜は頷いた。
手を伸ばして、開が直桜の額に触れた。
「本当に良かった。冷静に見えて、一人で無茶をする人だね、瀬田くんは。元気になったら、清人のお説教だから、そのつもりでね」
途中まで優しい言葉に感動していたのに、最後の言葉に、ぎくりと体が震えた。
「二週間くらい経ってるんだよね? 清人、忘れてないかな」
思わず智颯を振り返る。
智颯が冷静に首を横に振った。
「多分、お説教だと思います。覚悟したほうが良いです。藤埜室長、今回は許さないって毎日、零してました」
顔から血の気が引いた。
違う意味で具合が悪くなりそうだ。
護を振り返る。にっこりと笑顔を向けられた。
「今回は私も清人さんの味方です。ここでちゃんと叱っておかないと、直桜はまた無茶をするでしょうから。一人では行かないと約束するまで許しません」
顔は優しく微笑んでいるのに、全然優しくない返事が返ってきた。
「ま、今回は皆、同じ気持ちみたいだから諦めて。さっさと検査して、清人の説教部屋に送ろう」
開がいつもの表情に戻った。
とても楽しそうに車いすを取りに行った。
開の後ろに隠れていた円が、直桜を気の毒そうに眺めていた。
煤の匂いも焼け焦げる木片の匂いもしない。だったらどうして、赤い空の下がこんなにも恐々としているのだろう。
直桜は目の先を下げた。
知らない神力を纏った人間が複数、確認できる。
あれは誰だろう。きっと惟神ではない。神の姿は見えない。
神力なのに酷く禍々しい。何かが混ざっているのだろうか。
「直桜」
慣れ親しんだ声が、直桜を呼ぶ。
探すのに、姿が見えない。
「直桜、こっちです」
声に導かれて、走る。
より暗く、闇が深い光のない場所へと、走っていく。
闇の中から、腕が伸びた。その手を取って、強く引く。
「やっと掴まりに来てくれた。会いたかったです、直桜」
護の顔と声をした、護ではない生き物が直桜を抱いた。
(これは、誰だ。護なのに、護じゃない。護の顔をした、化物)
逃れようとする体には闇が絡まって、身動きが取れない。
「直桜の魂に闇を上塗りしましょう。私の新しいコレクションに直日神の惟神が加わるなんて、嬉しいですね」
化物の指から流れ出る闇が直桜の口に注がれる。
流離の毒のように禍々しい。苦しくて口を閉じたいのに動けない。声も出せない。
苦しむ直桜の顔を、化物がうっとりと眺めた。
「嗚咽と恐怖で歪む直桜の顔、素敵です。大丈夫、すぐに苦しくなくなりますよ。苦しみも恐怖も憎しみも忘れて、新しい直桜に生まれ変わるんです。我々と共に、新しい国を作るために」
化物の顔が流離とダブる。
流離の顔をした化物が、直桜の耳元で囁いた。
「悲しくはないですよ。どうせすぐに何もわからなくなって、大事だった人たちは直桜様が自分の手で殺すのだから。化野護は一番最初に殺してあげましょう。直桜様を失う時間は短い方がいいでしょうから」
闇色の毒が体を侵食する。
力が入らなくて、抵抗も出来ない。
(そうか、流離はもう、俺が知ってる流離じゃないんだ。俺が助けたかった流離は、もういないんだな)
冷たい涙が、一筋だけ頬を伝った。
自分が何をするべきか、軋んだ胸が理解した。
(だったら流離は、俺が殺さなきゃ。ちゃんと俺の手で、逝かせてあげなきゃ、ダメだよな)
静かな決意が、歪んだ胸の中に芽吹いた。
同時に、穢れた神力への嫌悪が生まれた。
(大きな災厄が来る。槐でも楓でも流離でも、久我山あやめでもない。それ以上の禍が、近づいている。守らなきゃ。俺の大事な人を俺自身が殺してしまう前に、止めなきゃ)
ぼんやりと浮かんだ思いは狂気じみて、間違っていると思うのに、すんなりと胸に入ってくる。
(奪われる前に、殺さなきゃ。全部、殺して皆を救えるのは、俺だけだ。その為なら、何でもしよう。俺の力はきっと、その為にあるんだ)
心と頭が黒く塗りつぶされる。
失うかもしれない恐怖が、直桜に間違った決断を強いる。
熱くなった手に、何かが触れた。
冷たいくせに優しい、慣れた温もりだ。
「直桜、早く戻ってきてください。目を開けて、元気な顔を見せて、俺を安心させてください」
声が、雨のように心に降ってくる。
大好きな声に籠った想いが温かくて、胸が締まる。
「護、護……。俺も早く、会いたいよ。顔がみたいよ」
こんな場所で、これ以上、怖い思いをしたくない。恐怖に呑まれて狂気じみた決意をする自分を受け入れてしまいそうになる。
それが一番、怖い。
「もう、嫌だよ。俺を一人にしないで。傍にいてよ、護……」
早く護の元へ、皆がいる安心できる場所へ戻りたい。
頬に伝った涙を、冷たい指が拭った。
「最近の直桜は泣き虫ですね。これじゃ少しも傍を離れられない」
直桜の体を引き上げて、護が胸に抱き包んだ。
「離れないでよ、ずっと傍にいて。もう、一人は嫌だ」
護に出会う前のような孤独は、もう二度と味わいたくない。
(流離もきっと、こんな気持ちだったんだ。でも流離には涙を拭ってくれる指も孤独から引き上げてくれる腕もいなくて)
それは、どれだけ恐怖で寂しかっただろう。
自分は流離の気持ちを一番、わかってやれたはずなのに。
(ごめん、て、謝るだけじゃダメだ。流離が欲しかった温もりを与えてあげなきゃ、ダメなんだ)
直桜は護の体に腕を伸ばした。
(流離は俺だ。護に会えてなかったら、俺はきっと流離になってた)
護の腕が直桜の体を引き上げて抱き締める。
「一生、離れない。直桜が嫌だと言っても、離れてあげませんよ」
「いいよ、嫌だなんて、絶対に思わないから」
与えた直日神の神紋もバディ契約の指輪も出雲で貰った勾玉も、護との繋がりを深めるモノは時間の経過とともに増えていく。
それでも時折、不安になる。護がいなくなってしまうのではないかと。なんて贅沢な不安だろうと思った。
「さぁ、目を開けて。直桜が起きるのを皆、待っています。皆、心配しているんですよ。元気な顔を見せて、俺たちを安心させてください」
護の冷たい手の感触に導かれて、直桜は意識を浮上させた。
●〇●〇●
「護……」
呟いた自分の声で、目を開けた。
ぼんやりと映った天井は以前にも見覚えがある。回復室の天井だ。
手に何か触れていると気が付いて、顔を向けた。
直桜の手を握った護が、ベッドに体を預けて眠っている。
その護に掛物を掛けようとしていた智颯と円が、直桜を凝視していた。
「直桜、様……、起きた」
智颯が呟いた。
「……鳥居さん、呼んでくる」
円がとんでもないスピードで部屋を出て行った。
直桜を見詰める智颯が突然、泣き出した。
「直桜様、起きてくれた。もうずっと起きないから、心配して、直桜様ぁ」
智颯が直桜に抱き付こうとして護に引っかかり転ぶように覆いかぶさった。
護の上から直桜に手を伸ばしている。
その手を握ろうと腕を上げる。自分の腕とは思えないくらい、重かった。
「心配、かけて、ごめん。俺、そんなに寝てたの?」
よろよろと腕を伸ばして、智颯の手を掴む。
力が入らなくて、指が震えた。
「二週間近く意識がなかったんですよ。調べてもどこにも異常はないって朽木室長も鳥居さんも話してて。本当にどうなっちゃうか……とっ!」
起き上がった護の頭が智颯の顎に激突した。
「あれ? 智颯君? ごめんなさい、痛かったですね」
ぼんやりと振り返った護が智颯を眺める。
「いいえ、覆いかぶさったのは僕なので……」
顎を抑えて、智颯が恨みがましい目を護に向けていた。
護の目が直桜に向く。
その目が柔らかく笑んだ。
「ようやく、届きましたね。いつまでも怖い夢の中なんかにいては、ダメですよ。早く私の所に戻ってきてくれないと」
護が握ってくれている手を握り返した。
「ずっと呼びかけてくれてたの? 俺の怖い夢、一緒にみてたの?」
「ほんの少しですけどね。なかなか直桜まで届かなくて、私も怖かったです」
護の指が直桜の頬を撫でる。
いつものように冷たい、優しい指だ。ずっと触れていて欲しくなる、安心する感触だった。
「瀬田くん、起きたって? 意識は、はっきりしている?」
鳥居開が部屋に走り込んで来た。
いつも微笑んでいる印象の人だが、顔が逼迫している。自分はそれくらい重傷だったのだろうかと、逆に不安になった。
「多分、大丈夫です。まだ体に巧く力が入らない気がするけど」
下瞼をベロンと下げられて目を確認される。顔やら体に一通り触ると、開が息を吐いた。
「今のところは大丈夫そうだけど、一通り検査するよ」
開の言葉に、直桜は頷いた。
手を伸ばして、開が直桜の額に触れた。
「本当に良かった。冷静に見えて、一人で無茶をする人だね、瀬田くんは。元気になったら、清人のお説教だから、そのつもりでね」
途中まで優しい言葉に感動していたのに、最後の言葉に、ぎくりと体が震えた。
「二週間くらい経ってるんだよね? 清人、忘れてないかな」
思わず智颯を振り返る。
智颯が冷静に首を横に振った。
「多分、お説教だと思います。覚悟したほうが良いです。藤埜室長、今回は許さないって毎日、零してました」
顔から血の気が引いた。
違う意味で具合が悪くなりそうだ。
護を振り返る。にっこりと笑顔を向けられた。
「今回は私も清人さんの味方です。ここでちゃんと叱っておかないと、直桜はまた無茶をするでしょうから。一人では行かないと約束するまで許しません」
顔は優しく微笑んでいるのに、全然優しくない返事が返ってきた。
「ま、今回は皆、同じ気持ちみたいだから諦めて。さっさと検査して、清人の説教部屋に送ろう」
開がいつもの表情に戻った。
とても楽しそうに車いすを取りに行った。
開の後ろに隠れていた円が、直桜を気の毒そうに眺めていた。
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