貴方と見たかった景色

名無し

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幼馴染

3.

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肌寒くなり始めている10月の夜8:00
土曜日という事もあり見渡す限りカップルで賑わっている

「彼氏持ちしか歩いてないやん」

川成「…マジやな」

街に来て30分も経ってないが川成のテンションは来る時よりもはるかに落ちているのがわかる

石浜「とりあえず飯食わね?腹減ってヤバいんやけど」

そんな中、石浜は女性など気にもせずご飯の事を考えていた

川成「石浜ていつも飯の事しか考えてないよねw彼女とか欲しくないん?」

石浜「別に…興味なくもないけど今はいらない」

川成「なら何で来たんよw」

石浜「お前が誘うからやろ」

2人がそんな会話をしてる中俺に話しかけてくる4人の女性

女性A「お兄さん達今暇なん?」

「見て分かるとおり暇やね」

女性B「なら遊びいこーや!ウチらも暇だし」

見る限り遊び慣れてそうな女性達
あまり乗り気やなかった俺を差し置いて河成がニつ返事で即答する

川成「いいよ!行こ行こ!」

声をひそめ俺が川成に言う
「マジ言ってんの?俺なんか嫌なんだけど」

川成「ええやろwどうせ探してもいないんだしw」

「絶対遊ばれて終わるよこれ」

と川成と作戦会議してる中
~~♪
LINEの通知音が鳴った

瑞穂「今年のクリスマス1人?」

瑞穂からだった

「まだあと2ヶ月後の話を今するんかいw1人よー」
「彼女居らんのに誰と過ごすんよ」

瑞穂「どうせ自衛隊休暇入るから暇でしょ?」
  「ウチも帰ってくるから一緒過ごそうよ」

「暇人かよ」
「まぁいいよどこ行く?」

素気なく返しているが内心川成と石浜に勝った気がして嬉しかった

石浜「なににやけてんの?結構キモいよ」

「俺クリスマス予定できた♪」

石浜「へーあのよくLINEしてくる子?」

「そーそー!」

石浜「付き合えるんやない?嫌いなら誘ったりせんやろ」

「付き合うのはいいかなー幼馴染て意識強いから付き合うのはちょっと」

石浜「まぁ決めるのはお前やからそこはね、とりあえずナンパ辞めて飲みにいこーや」

「せやね」

川成はまだ女性グループと話してた

「川成飲みいくよ」

川成「みんなで?♪」

「俺ら3人でですw」

石浜「ナンパもいいけどたまには3人で飲むのもいいやん?」

川成「マジか…」

あからさまに落ち込む川成を引っ張り女性達にを後に3人で飲み屋街の方に歩いていった







川成「俺らナンパしに来たんですけど」
石浜、俺「ええやんもう」
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