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夏祭りの思い出
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ぐったりした柚希の中は熱くちゅくちゅくと和哉を吸い上げてくる。和哉は少しの間眉間をよせ、悩ましい表情を浮かべてその甘い快感に酔いしれる。ぴちゃり、ぴちゃ、と尻に熱いお湯がかかり湯舟が波打って水音をたてる。それ以外は和哉の少しだけ乱れた息だけが響くほど静かだ。
繋がったまま抱き上げている柚希の背中が時折、和哉の物に広げられ中から込み上げる心地よさに震えて、無意識の癖に婀娜っぽい吐息を漏らすのが和哉の耳を甘く打つ。
「柚希……」
柚希の体格にしては小さな頭を掌で掴んで赤い唇を貪っていると、彼が薄っすら瞳を開けたから和哉は遠慮なく追撃を開始した。
「あ? あっ、あっ!」
鍛えた体幹を如何なく使い、下から柚希の尻を突き上げる。柚希の内股が震えて閉じかけた脚を和哉は自分の脚で開かせて再び腰を使い始めた。
ぱちゅん、ぱちゅんっといやらしい水音が立ち、そのたび湯船も揺れて蒸気が立ち上る。
柚希はぽろぽろと涙を零しながら「もう、むり」と嫌々をするように首を振って逃れたがったが、胸の前で和哉の太い腕に抱かれ身動きもとれないまま腰を使われもうろくな抵抗をすることもできない。桃色に染まる身体で身悶え、ただ頭を振ることしかできなかった。激しくも濃厚な交接にΩの貪欲な身体だけは変わらず内癖をうねらせ入り口を時折すぼめて夫を求めてくるが、柚希自身はもう疲労の限界なのかもうされるがまま、和哉の腕の中揺さぶられるまま激しく愛される。
燃えるように熱くなった胸や腹を撫ぜまわしていた手で、胸の先をぎりっとつねれば、柚希は何度目かの絶頂を迎えて頭をがくっともたげてもはや息も絶え絶えだ。その感じやすく高まった身体を未だ離すこともなく和哉は意地悪く耳たぶを齧った。
「ああ……。柚希もう、完全に発情してるよね? 子宮が降りてきてる」
「んっ……。あああっ」
「僕のに吸いついて……。これじゃ赤ちゃんできちゃうかもね?」
「……っ」
「そしたらまた、僕はまた、妬いてしまうかもな……」
中で膨らんだ瘤のせいで柚希の尻がまだ和哉の腰にくっついたまま、外れないのをいいことにゆるゆると腰を使ってさらに苛めば、もう何も考えられなくなっているのか柚希が快感だけを追い出して無意識に自分のいいところに和哉自身を押し当てようとする。
ひっきりなしに喘ぎながらも自らも腰を振る柚希の姿に、和哉は口の端を吊り上げるようにして嗤い、この瞬間を味わいつくすためにさらに腰をグラインドさせた。
「んあ、はあ、はあっ」
「ああ、柚希。可愛い。僕だけの、柚希!」
もう普段の爽やかで明るい人妻の柚希ではなく、和哉だけを求め、和哉だけを愛する、淫らな番となって快感を追いだす。
それが震えがくるほど嬉しくて、和哉はその瞬間ぐっと奥壁押し付けるようにどくどくと放てば、柚希の中がまた大きくうねり和哉のものを一滴でも零すまいと強い脈動を繰り返す。その動きに刺激され、和哉は番の肩口にあてていた頭をもたげ、項にまた強く噛みつくと柚希は「ああっ!」と悲鳴を上げて今度こそ芳香を放ちながら意識を手放してしまった。
繋がったまま抱き上げている柚希の背中が時折、和哉の物に広げられ中から込み上げる心地よさに震えて、無意識の癖に婀娜っぽい吐息を漏らすのが和哉の耳を甘く打つ。
「柚希……」
柚希の体格にしては小さな頭を掌で掴んで赤い唇を貪っていると、彼が薄っすら瞳を開けたから和哉は遠慮なく追撃を開始した。
「あ? あっ、あっ!」
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燃えるように熱くなった胸や腹を撫ぜまわしていた手で、胸の先をぎりっとつねれば、柚希は何度目かの絶頂を迎えて頭をがくっともたげてもはや息も絶え絶えだ。その感じやすく高まった身体を未だ離すこともなく和哉は意地悪く耳たぶを齧った。
「ああ……。柚希もう、完全に発情してるよね? 子宮が降りてきてる」
「んっ……。あああっ」
「僕のに吸いついて……。これじゃ赤ちゃんできちゃうかもね?」
「……っ」
「そしたらまた、僕はまた、妬いてしまうかもな……」
中で膨らんだ瘤のせいで柚希の尻がまだ和哉の腰にくっついたまま、外れないのをいいことにゆるゆると腰を使ってさらに苛めば、もう何も考えられなくなっているのか柚希が快感だけを追い出して無意識に自分のいいところに和哉自身を押し当てようとする。
ひっきりなしに喘ぎながらも自らも腰を振る柚希の姿に、和哉は口の端を吊り上げるようにして嗤い、この瞬間を味わいつくすためにさらに腰をグラインドさせた。
「んあ、はあ、はあっ」
「ああ、柚希。可愛い。僕だけの、柚希!」
もう普段の爽やかで明るい人妻の柚希ではなく、和哉だけを求め、和哉だけを愛する、淫らな番となって快感を追いだす。
それが震えがくるほど嬉しくて、和哉はその瞬間ぐっと奥壁押し付けるようにどくどくと放てば、柚希の中がまた大きくうねり和哉のものを一滴でも零すまいと強い脈動を繰り返す。その動きに刺激され、和哉は番の肩口にあてていた頭をもたげ、項にまた強く噛みつくと柚希は「ああっ!」と悲鳴を上げて今度こそ芳香を放ちながら意識を手放してしまった。
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