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第二部 ありがとう、おめでとう よろしくね
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「カズ! まて、ここじゃ、狭くてあぶないだろ」
「待てないよ! なにその理由? 兄さん、父さんの顔見て、僕の成長したとこ想像してたの?」
「な、なに興奮してるんだよ?! 落ち着けって」
「柚にいは……。父さんに僕を見てたってこと?! なんだよそれ……。もっと早く教えてよ!」
「え、聞かれたことなかったし」
「兄さん……。柚希!」
「あ、はい……」
「……紐パン、えろい。すげぇ似合ってるよ? 柚希、今すぐ抱きたい……」
シャツを頭から脱ぎ捨てた和哉の身体はもはや湯気でも立ち上りそうなほど熱く、鍛え上げられた身体の陰影が間接照明に浮かび上がってセクシーすぎて目を潤ませて柚希は恥ずかしさで瞳を伏せてる。
バスケ部で男同士で一緒くたになって着替えていてもこうはならなかったし、学生時代は勿論女性の半裸のグラビアの方がより心惹かれていたのに。
(しょうがないよな……。カズは生き物として圧倒的に綺麗だもんな)
どうしても物欲しそうな瞳で見つめてしまうのは許して欲しい。和哉が零れ落ちた柚希の香りにすぐさま反応して、柚希を抱き上げてきたから素直に抱き上げられて和哉の長い脚では本当に何歩かでたどり着けるほどの寝室になだれ込んでいった。
今日は和哉の布団が準備よく床にしかれていたから(カズ……)と思いつつもふっかふかの布団にゆっくり寝転がされて口づけを交し合う。
のしかかってくる大型犬だか狼みたいな和哉の身体は暖かく、エアコンを利かせてもどこか隙間風が入るボロアパートの部屋だが、彼が迸らせてフェロモンが溢れかえるようだ。
すうっとそれを吸い込んで、柚希はふわふわと夢心地になりながら、酒で理性の緩んだまま長い脚を大胆に開くと、足を和哉の背に絡めて……。しかし年長者で兄で、お母さんのような心地にもたまになる柚希は、またもや細かいことが気にかかった。
「んっ……。カズぅ、カズもお風呂はいっておいで」
和哉がまさぐってくるからだがこそばゆくも心地よくて、鼻にかかった声が出てしまう。
「待てないよ! なにその理由? 兄さん、父さんの顔見て、僕の成長したとこ想像してたの?」
「な、なに興奮してるんだよ?! 落ち着けって」
「柚にいは……。父さんに僕を見てたってこと?! なんだよそれ……。もっと早く教えてよ!」
「え、聞かれたことなかったし」
「兄さん……。柚希!」
「あ、はい……」
「……紐パン、えろい。すげぇ似合ってるよ? 柚希、今すぐ抱きたい……」
シャツを頭から脱ぎ捨てた和哉の身体はもはや湯気でも立ち上りそうなほど熱く、鍛え上げられた身体の陰影が間接照明に浮かび上がってセクシーすぎて目を潤ませて柚希は恥ずかしさで瞳を伏せてる。
バスケ部で男同士で一緒くたになって着替えていてもこうはならなかったし、学生時代は勿論女性の半裸のグラビアの方がより心惹かれていたのに。
(しょうがないよな……。カズは生き物として圧倒的に綺麗だもんな)
どうしても物欲しそうな瞳で見つめてしまうのは許して欲しい。和哉が零れ落ちた柚希の香りにすぐさま反応して、柚希を抱き上げてきたから素直に抱き上げられて和哉の長い脚では本当に何歩かでたどり着けるほどの寝室になだれ込んでいった。
今日は和哉の布団が準備よく床にしかれていたから(カズ……)と思いつつもふっかふかの布団にゆっくり寝転がされて口づけを交し合う。
のしかかってくる大型犬だか狼みたいな和哉の身体は暖かく、エアコンを利かせてもどこか隙間風が入るボロアパートの部屋だが、彼が迸らせてフェロモンが溢れかえるようだ。
すうっとそれを吸い込んで、柚希はふわふわと夢心地になりながら、酒で理性の緩んだまま長い脚を大胆に開くと、足を和哉の背に絡めて……。しかし年長者で兄で、お母さんのような心地にもたまになる柚希は、またもや細かいことが気にかかった。
「んっ……。カズぅ、カズもお風呂はいっておいで」
和哉がまさぐってくるからだがこそばゆくも心地よくて、鼻にかかった声が出てしまう。
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