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登場人物紹介 

登場人物紹介2 第一部終了後にご覧ください

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その2です
一ノ瀬兄弟をはぐくんだ父と母です。

一ノ瀬敦哉いちのせあつや
42歳!がっしりした体躯に年齢よりかなり若々しく見えるかなりの男前。商社勤めで忙しく働いている。学生結婚をした恋女房のΩ(和哉の母)を事故でなくしている。
その後番は二度と作らないと誓いを立てている。桃乃とは番を越えた魂の絆で繋がった同志で夫婦。
大切な柚希を傷つけたこと、ヒートで前後不覚に陥りながら息子の和哉と互いに怪我を負うほどの争いを引き起こしたことに責任を深く感じている。
☆作中で和哉が柚希の初恋の人は敦哉って思ってますね。
 このあたりのエピソードはおいおい明かされます。

一ノ瀬(支倉)桃乃
46歳(姉さん女房)底抜けに明るく元気いっぱいな生保レディー。へこたれない明るく世話焼きな柚希の本質は桃乃譲り。
女で一つで柚希を育ててきた。きりっとした美人。柚希は大まかには母似です。
体型はすらりと背丈もそこそこある王子様系なのは夫似。
夫は20も年上の男性で元は秘書として仕えていた。
資産家の男性でずっと独り身を通すと思っていたが、ずっと年の離れた桃乃と結婚したため、財産目当てとさげすまれた。実際は病に倒れた夫の看病をし続けて献身的に支えたのは桃乃だけでした。
夫亡き後は跡取りとして柚希を置いて家を出て行けと言われていたところ、柚希は当然母についてくる。
ちなみについこないだまで親族からの嫌がらせがあったが、柚希がΩと分かると掌を返したように干渉してこなくなった。
夫に先立たれたΩ特有の発情期の苦しみに苛まれていたが、敦哉の助けで何とか乗り越えてきた。現在46歳の為、あと4年ぐらいで閉経出来るかな~とそれがわりと楽しみ。この二人は4歳差なんですね~

故人

一ノ瀬和香いちのせのどか・・・享年32歳
 敦哉とは高校の同級生。ほわほわ可愛い系美人。お料理が大好きでまめまめしい性格。色白で柔らかな人を癒す手をしていました。この辺が和哉が手フェチになった由縁。柚希も男性にしては細づやかで柔らかな手をしています。
 学生時代に敦哉の番になって婚約。共に進学後、就職することなく結婚しました。交通事故で帰らぬ人に……。

 桃乃も和香も二人とも社交的な性格なので公園で出会っている時に挨拶をして他愛のないおしゃべりをしたりしてました。
 桃乃はきりっとした美人なので和香のことを「うわあ、めっちゃ可愛いわ。👶も天使みたい」って思ってました。
まさかその後敦哉と結ばれることになるとは思いも知らず……。

支倉紀文はせくらのりふみ・・・享年40後半ぐらい。「アーこの人なまえはんぺんじゃん。チーズ入りのとか好き💕」 
と若き日の桃乃は思ったそうです(笑)。 実際は巨万の富を得た江戸時代の商人からとってます。
20歳の年の差を越えて秘書をしていた桃乃と結ばれたα。
ただ身体を壊してしまって、病を得てからは桃乃に献身的に介護されます。
一粒種の柚希の行く末を案じていました。
文筆家で、知る人ぞ知る存在。家は彼が長男で下に兄弟がいました。
内縁関係ではなく正式な夫婦だったにもかかわらず両親に若いうちに先立たれて後ろ盾のない桃乃は夫の死後親戚の嫌がらせを受けて支倉の家を出ます。
持ち前の気力体力で力強く柚希を育て現在に至ります。

柚希はやはり立ち姿とかふとした表情が紀文に似ているので、桃乃は柚希の横顔や後姿を見ると切ない気持ちに襲われていました。
番を恋しいという気持ちに苛まれ、多分発情期になると夫の面影を求めてしまうため、あえて柚希を遠ざけていました。
そのあたりのやり取りも柚希にとっては仕方がないとはいえトラウマの一つになっています。


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感想 13

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