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HAPPY START10
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とろりと甘いクリームを舌に擦り付けられ、うぐっとうめくが仕返しをしてやろうと和哉の指を甘噛みする。怯まぬ和哉が舌や上口蓋を指の腹で撫ぜ摩ると、すぐにそのぞくぞくする心地よさに柚希は眩暈がして、ちゅぴっと和哉の指を食んでしまう。力を半ば失った柚希の赤く色づく唇からはみ出した和哉の長い指の腹をクリームと涎が伝い落ちて甘い雫を滴らせた。
「美味しい? ほら、クリームに負けてないほど、柚希もとろとろだよな? もっと食べさせてあげようか? うーうん。やっぱり、僕が柚希を食べようかな?」
涙目になりながらふるふると首を振れば、和哉が美しい悪魔のように酷薄や微笑みを浮かべながら長い首を存分に活かして柚希の唇を、後ろから伸ばした舌で淫靡に舐めとる。柚希は怖気にも似た快感に腰が揺らめく。
兄の反応を楽しみながら、和哉は牙を見せつけるようににやりと嗤うと疼き熱の引かぬ項に歯形をげしげしと増やしながら番に熱情をぶつけだした。
「僕のことだけ考えてよ。この世に僕たちしかいないみたいにさ、僕のことだけ見て。柚希、沢山沢山、愛してあげるからね? どこにもいかないで」
いいしな生クリームで汚れた指でぬるぬると柚希の小さな乳首に弧を描くように触れる。和哉からの執拗な愛撫に、ぷくっと小さなそれは数日の情事の間にすっかり悦びを得られる器に変えられてしまった。
するすると指先で撫ぜられ、時にきゅっと摘ままれ、また潰すようにくにっとされると目の前がチカチカとするような快感に飲まれ、下腹部に熱がたまるのを感じる。
「そこっ……。ずっとわぁ、辛いから、だめぇ!」
掠れ声で哀願するが、ぬるっとした感触で両方同時に捏ねられると、善すぎてすすり泣くほどで、それが皮肉にももっともっと兄を啼かせたいと和哉の欲望に加速度をつけてしまう。
「よさそうなのに、嘘つかないで。もっともっと乱れた柚希が見たいんだ。僕にしか見せない柚希が欲しい」
そして、一日中和哉に愛され続けたまだ腫れぼったい一点に、あてがわれた硬い屹立の存在感に柚希が気づいて逃げる暇も与えずに、立ったまま柚希を押さえつけると、後ろから一気に貫かれた。
「あああああ!」
膝に力が入らなくなり、前のめりに倒れそうになる柚希の身体を難なく腕力だけで抱えたまま、しかも中腰で激しく攻め立ててくる和哉になすすべもなく翻弄される。
「ひぁっ!あああっ。あん、あぁ……」
引き連れた声はかすれが擦れの喘ぎ声に代わり、もっとも感じる中をピンポイントで抉られた拍子に達した柚希は陸に打ち上げられた魚のようにぴくぴくと身体を痙攣させらながら完全に脱力する。
絨毯の上に膝をつき、もはや声もなく黒髪を振り乱したまま頭を垂れた兄の中を和哉は強靭な足腰でなおもがつがつと穿ち、我儘に悦楽に身を沈めた。
揺さぶられるままの白い身体を意のままに操るのはどうしようもなく魅惑的で、腰に片腕を回しもう片腕で柚希の手首を引きながら大きくグラインドさせるともはや意識が薄れらかけた柚希が吐息だけで「はっ、はっ」と蛇のようにほの青い程白い腰をくねらせ辛そうに喘ぐ。
「美味しい? ほら、クリームに負けてないほど、柚希もとろとろだよな? もっと食べさせてあげようか? うーうん。やっぱり、僕が柚希を食べようかな?」
涙目になりながらふるふると首を振れば、和哉が美しい悪魔のように酷薄や微笑みを浮かべながら長い首を存分に活かして柚希の唇を、後ろから伸ばした舌で淫靡に舐めとる。柚希は怖気にも似た快感に腰が揺らめく。
兄の反応を楽しみながら、和哉は牙を見せつけるようににやりと嗤うと疼き熱の引かぬ項に歯形をげしげしと増やしながら番に熱情をぶつけだした。
「僕のことだけ考えてよ。この世に僕たちしかいないみたいにさ、僕のことだけ見て。柚希、沢山沢山、愛してあげるからね? どこにもいかないで」
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するすると指先で撫ぜられ、時にきゅっと摘ままれ、また潰すようにくにっとされると目の前がチカチカとするような快感に飲まれ、下腹部に熱がたまるのを感じる。
「そこっ……。ずっとわぁ、辛いから、だめぇ!」
掠れ声で哀願するが、ぬるっとした感触で両方同時に捏ねられると、善すぎてすすり泣くほどで、それが皮肉にももっともっと兄を啼かせたいと和哉の欲望に加速度をつけてしまう。
「よさそうなのに、嘘つかないで。もっともっと乱れた柚希が見たいんだ。僕にしか見せない柚希が欲しい」
そして、一日中和哉に愛され続けたまだ腫れぼったい一点に、あてがわれた硬い屹立の存在感に柚希が気づいて逃げる暇も与えずに、立ったまま柚希を押さえつけると、後ろから一気に貫かれた。
「あああああ!」
膝に力が入らなくなり、前のめりに倒れそうになる柚希の身体を難なく腕力だけで抱えたまま、しかも中腰で激しく攻め立ててくる和哉になすすべもなく翻弄される。
「ひぁっ!あああっ。あん、あぁ……」
引き連れた声はかすれが擦れの喘ぎ声に代わり、もっとも感じる中をピンポイントで抉られた拍子に達した柚希は陸に打ち上げられた魚のようにぴくぴくと身体を痙攣させらながら完全に脱力する。
絨毯の上に膝をつき、もはや声もなく黒髪を振り乱したまま頭を垂れた兄の中を和哉は強靭な足腰でなおもがつがつと穿ち、我儘に悦楽に身を沈めた。
揺さぶられるままの白い身体を意のままに操るのはどうしようもなく魅惑的で、腰に片腕を回しもう片腕で柚希の手首を引きながら大きくグラインドさせるともはや意識が薄れらかけた柚希が吐息だけで「はっ、はっ」と蛇のようにほの青い程白い腰をくねらせ辛そうに喘ぐ。
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