3 / 18
ここ、どこなんだろ?
しおりを挟む落ちてる!
落ちるぅ!
落ちるアトラクションみたいで、やだあ!
苦手なのお!
「きゃああああああああ! ……あ、あれ?」
ふわふわ、ゆっくりになった。
どゆこと?
あ、お月様……あんなにおっきかったっけ?!
でも。
「すごーい! お洋服も白く輝いてる! ふわふわでキラキラ! おとぎ話の中みたい……」
あ!
背中とお尻が、地面に着いた!
公園の芝生?
あー、びっくりした。
最初はコワかったけど、最後はお空にプカプカ浮いてるみたいだった。
夢の中なのかな。
よる、いつ寝たんだろ。
お外に出たのが夢で、お布団で寝てるのかな。もしかしてお父さんとお母さんがケンカしてるところから、夢だったりして。
きっとそうだよ!
やなことはぜーんぶ夢!
なーんだ。
よかったあ。
朝起きたらお父さんとお母さんが、『よる、おはよー!」ってニコニコしながら、頭なでてくれるんだ。それでいつもみたいによるの前でイチャイチャするんだよ。
まったくもう。
でも、仲良しだもんね!
しょーがないので、よるはイチャラブを許可します。うふふ。
きゃ?!
何か落ちてきたあ!
いったーい!
リュックぅ?!
ううう、お腹に飛んで来たよ……。
でも、夢ならこんなこともあるよね。
びっくりがいっぱい。
今日は夢でも痛かったです。
ここはどこなんだろ。
お月様の光だけ。
ひっろーい草むらが光ってキラキラしてる。
学校のパソコンで見た、林間学校のキャンプ場とか。
朝、バスで出発だね!楽しみ!
あれ?
何か忘れてるような……。
あああ!
ひぐれ、どこ?!
女の人は?!
夢の続きなら、探さないと!
0
お気に入りに追加
7
あなたにおすすめの小説
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
小学生最後の夏休みに近所に住む2つ上のお姉さんとお風呂に入った話
矢木羽研
青春
「……もしよかったら先輩もご一緒に、どうですか?」
「あら、いいのかしら」
夕食を作りに来てくれた近所のお姉さんを冗談のつもりでお風呂に誘ったら……?
微笑ましくも甘酸っぱい、ひと夏の思い出。
※性的なシーンはありませんが裸体描写があるのでR15にしています。
※小説家になろうでも同内容で投稿しています。
※2022年8月の「第5回ほっこり・じんわり大賞」にエントリーしていました。
完結 そんなにその方が大切ならば身を引きます、さようなら。
音爽(ネソウ)
恋愛
相思相愛で結ばれたクリステルとジョルジュ。
だが、新婚初夜は泥酔してお預けに、その後も余所余所しい態度で一向に寝室に現れない。不審に思った彼女は眠れない日々を送る。
そして、ある晩に玄関ドアが開く音に気が付いた。使われていない離れに彼は通っていたのだ。
そこには匿われていた美少年が棲んでいて……
知ったかぶりのヤマネコと森の落としもの
あしたてレナ
児童書・童話
ある日、森で見つけた落としもの。
動物たちはそれがだれの落としものなのか話し合います。
さまざまな意見が出ましたが、きっとそれはお星さまの落としもの。
知ったかぶりのヤマネコとこわがりのネズミ、食いしんぼうのイノシシが、困難に立ち向かいながら星の元へと落としものをとどける旅に出ます。
全9話。
※初めての児童文学となりますゆえ、温かく見守っていただけましたら幸いです。
懐妊を告げずに家を出ます。最愛のあなた、どうかお幸せに。
梅雨の人
恋愛
最愛の夫、ブラッド。
あなたと共に、人生が終わるその時まで互いに慈しみ、愛情に溢れる時を過ごしていけると信じていた。
その時までは。
どうか、幸せになってね。
愛しい人。
さようなら。
蘇生魔法を授かった僕は戦闘不能の前衛(♀)を何度も復活させる
フルーツパフェ
大衆娯楽
転移した異世界で唯一、蘇生魔法を授かった僕。
一緒にパーティーを組めば絶対に死ぬ(死んだままになる)ことがない。
そんな口コミがいつの間にか広まって、同じく異世界転移した同業者(多くは女子)から引っ張りだこに!
寛容な僕は彼女達の申し出に快諾するが条件が一つだけ。
――実は僕、他の戦闘スキルは皆無なんです
そういうわけでパーティーメンバーが前衛に立って死ぬ気で僕を守ることになる。
大丈夫、一度死んでも蘇生魔法で復活させてあげるから。
相互利益はあるはずなのに、どこか鬼畜な匂いがするファンタジー、ここに開幕。
私が死んだあとの世界で
もちもち太郎
恋愛
婚約破棄をされ断罪された公爵令嬢のマリーが死んだ。
初めはみんな喜んでいたが、時が経つにつれマリーの重要さに気づいて後悔する。
だが、もう遅い。なんてったって、私を断罪したのはあなた達なのですから。
理想の王妃様
青空一夏
児童書・童話
公爵令嬢イライザはフィリップ第一王子とうまれたときから婚約している。
王子は幼いときから、面倒なことはイザベルにやらせていた。
王になっても、それは変わらず‥‥側妃とわがまま遊び放題!
で、そんな二人がどーなったか?
ざまぁ?ありです。
お気楽にお読みください。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる