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お兄ちゃんはとうとう、二人への気持ちに気付いてしまいました。
【挿絵付き】47 『好き』の形はそれぞれ ~そして三人の未来へと~
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「全くもう……優君のゴリッゴリに娘達の御開帳を見せつけられるわ、ぶっかけられるわ。まあ、優君の部屋にこそこそと、堂々と押しかけてる時点でお父さんと予想はつけてたけどねえ」
「「「…………」」」
返す言葉などあるはずもない。
ほのかと葛の温もりから二人は全裸に近い恰好だったと想像できるし、僕はトランクス一枚だったのを脱がされていたのだから、いくら普段から多めに見ている母親としても、目も当てられない状況だっただろう。
お願いです佳奈子さん。
前半の台詞は冗談と言ってくれませんか……。
黒く艶やかなポニーテールを揺らしながら、目の前で顔を拭く佳奈子さんに願うしかなかった。
●
ため息をつき、見下ろしてくる佳奈子さん。僕ら三人は服を羽織りながら、絶賛正座中である。
「で?アダルトグッズを床に散らかして、天に向かって反り返った優君にお尻丸出しの状態で……アンタ達はどんなプレイに勤しんでたのかな?ほれほれ、佳奈子さんにぶっちゃけてみようか」
「お兄ちゃんが泣いておねだりする迄『じれじれオシオキ』しようとしてただけだよ!」
「優ちゃんがお尻を突き出す迄甚振りつくすつもりだったのに、飛んだ邪魔が入ったわね」
「我が娘達ながら、面白い事言い出し始めなすった」
おい。
佳奈子さん呆れてるじゃないか。
それに僕に何を期待しているんだ。
そう思った瞬間、ほのかが頬を膨らませ葛が唇を尖らせて応戦しているその姿を見て、ほんの一瞬だけ薄笑いを浮かべた佳奈子さんと目が合った。
ぞわり。
鳥肌が立つ。
この目は。
●
神社の娘でその美しさと明るい性格、そして腕っぷしから祭りで店を出すテキヤの人間達に崇められていたという佳奈子さんだが、怒る事はめったにない。
けれど、僕はこの表情を小さい頃に一度だけ見た事がある。お祭りに連れていってもらった僕とほのかと葛の前で絡んできた酔っ払い達をコテンパンにする直前の表情。
猛獣が飛び掛かる前の。
牙を剥く前のような、それ。
「そかそか。でもさ? ほのか、葛。いつまでも二人のお遊びに付き合わせるのはもうそろそろやめた方がいいんじゃない?優君にその気が無かったらそれ、ただの嫌がらせよ?」
「お母さん?!」
「何、ですってえ!」
「ほら、話は途中よ。ほのか、葛。座りなさい」
挑発にも似た発言で憤る二人だが、温度の下がったようなその声色に歯を食いしばって座り込む。
佳奈子さんの目が笑っていないのもあるだろう。
「二人がそうやって束縛していたら、優君の彼女やお嫁さんはいつまで経っても現れない。アンタ達は優君が幸せになる邪魔をしてるのよ?」
「今までそんな事、言った事なかったじゃん! 遊びな訳ないじゃん! ほのかは小さい頃から……ずっとずっと……お兄ちゃんを見てきたのに! 応援してくれてると思ったのにぃ……ひどい。ふ、ううう!」
ほのかが大粒の涙を流しながら、佳奈子さんを睨む。
違う。
「誰が何と言おうと、誰に何を言われようと! ほのかと私の気持ちは変わらない……! 二人が同じ人を好きになる事はよくある事ってお母さん言ってくれてたじゃない! なのになんで、好きでいるのはダメなのよ!」
ドン!
ドンッ!!
葛が大きく体を震わせながら、自分の太ももを拳の縁で叩く。
そうじゃない。
佳奈子さんの目はずっと、僕を見据えている。
これは。
僕への意思表示なんだ。
” 覚悟がないなら、ここで諦めなさい? ”
僕の気持ちを、問われているんだ。
なら。
二人に対する僕の気持ちは。
●
自分を痛めつける葛の腕をそうっとそうっと押さえながら、ほのかの肩を摩りながら、僕は果し合いのような気持ちで佳奈子さんを睨みつけた。
「……お兄、ちゃん?」
「優兄ちゃん……! 離してよおっ!」
二人の体を両方の腕で抱えながら、僕は佳奈子さんから目を逸らさない。
冷や汗を掻きながら。
体を震わせながら。
逸らすわけにはいかない。
「佳奈子さん」
「ん?」
「僕は、選べません。大切で大好きな二人のどちらかを、選べません」
ほのかと葛が、僕に力いっぱいしがみつく。
「お兄ちゃん……だったら! だったら葛を幸せに……葛を幸せにしてあげて……? 私ぃ! 諦められるからぁ!」
ほのかが僕のスウェットを掴んで、前後に揺らす。
まるで僕の姿を目に焼き付けるように、涙を溜めた瞳で見上げてくる。
「優ちゃん……私はからかった……だけ。本当は全然好きじゃない。好きな訳ないじゃない。だから……ほのかの気持ちに応えなかったら、泣かすわよ?DTをからかうの、楽しかったわ。ふう、おっもしろ……」
僕の肩に額を預けて、肩を震わせている葛。
ああ、勘違いさせたか。
ごめんな?
覚悟してくれ。
目いっぱい息を吸い込んで、止める。
ゆっくりと。
ゆっくりと、息を吐く。
そしてこれが。
僕の、渾身の一撃。
「僕が二人を不幸せにするかもしれません。でも……大好きなんです。僕は結局誤魔化していただけでした。僕は二人と一緒に生きていきたい。何と言われても、僕だけのほのかと葛にしたいんです。二人を二度と、諦めない」
「……お兄ちゃん?!」
「優ちゃん!優ちゃん……!」
必死の表情でしがみついてくるほのかと葛。
僕は佳奈子さんを睨んだままに、二人を固く抱きしめる。
すると。
佳奈子さんは、花が咲くようにほわり、と本当に嬉しそうに笑った。
「よく言った! ごめんね、今の気持ちを知りたかったの。流石優君。ほのか、葛、よく耐えた。流石私の娘達」
ああ、これだ。
僕達を陰日向で見守って、大切に大切にしてくれた佳奈子さんのいつもの表情。
「愛の形は人それぞれ。優君とほのかと葛が望むなら、私達は全力でサポートしてあげる。とかいい事言ってるつもりのお母さんとお父さん、よく籍を抜いては再婚してるけどね」
「「「え?」」」
「お父さんと私、両刀だから。最初のうちはお互いをがんじがらめにしないよう息抜きの時間を作る為に離婚してたけど」
衝撃。
声が出ない。
「結局はお互いが一番好きだってわかってからは、気持ちを深く確かめ合う為の離婚と再婚ね。だから、アンタ達も好きになさい? 三人で愛し合って生きる道なんて星の数ほどあるのよ?」
とんでもない事実に僕らは三人で顔を見合わせる。
でも。
「ほのか、葛。僕、二人と一緒にいてもいいか?全力で一生大事にする」
「お兄ちゃん! ほのか達の方がいっぱい好きなんだから! 覚悟してね!」
泣きながら顔いっぱいで笑うほのか。
「一生かけてほのかと絞り出してやるんだ。サッカーチーム作ろ?」
「そ、それは三人で話し合いましょう」
昔のように、頬を紅に染めて可憐に笑う葛。
「あ。お母さん、今離婚中だからして。三人それぞれの『初めて』が終わったら優君の赤ちゃんの素、受け止めてあげられるわよ? お父さんと同じ大きさで、天を衝く反り! 四人で、でもいいから。どお?」
「……はい?」
舌をイヤラシく蠢かした佳奈子さんに固まる。
「「だめええええええええ!!」」
絶叫するほのかと葛。
「お兄ちゃん! お母さんえろえろだから近寄っちゃダメ! かくなる上はっ! 私達だけにぴゅるぴゅるする誓約書ぉ!」
いや、そんなこと書かなくても大丈夫だよ……。
「お母さんに出すものがなくなるくらい、二人で搾り取ってあげる。それやったら泣かすわよ?お父さん、お母さんに骨抜きなんだから!」
ま、マジですか。
「お兄ちゃん、逃げるよ!」
「このまま駆け落ちしてもいいわね」
「えー、けちー」
僕の手を必死に引っ張るほのかと葛。
大丈夫だよ。
もう迷わないから、さ。
でもさ。
愛してるから、二人とも覚悟してね?
今度は僕が、もうすっごいオシオキしちゃうと思うから、さ。
お兄ちゃんも仕返しに、いっぱいちゅっちゅしちゃおっかな!
【完】
「「「…………」」」
返す言葉などあるはずもない。
ほのかと葛の温もりから二人は全裸に近い恰好だったと想像できるし、僕はトランクス一枚だったのを脱がされていたのだから、いくら普段から多めに見ている母親としても、目も当てられない状況だっただろう。
お願いです佳奈子さん。
前半の台詞は冗談と言ってくれませんか……。
黒く艶やかなポニーテールを揺らしながら、目の前で顔を拭く佳奈子さんに願うしかなかった。
●
ため息をつき、見下ろしてくる佳奈子さん。僕ら三人は服を羽織りながら、絶賛正座中である。
「で?アダルトグッズを床に散らかして、天に向かって反り返った優君にお尻丸出しの状態で……アンタ達はどんなプレイに勤しんでたのかな?ほれほれ、佳奈子さんにぶっちゃけてみようか」
「お兄ちゃんが泣いておねだりする迄『じれじれオシオキ』しようとしてただけだよ!」
「優ちゃんがお尻を突き出す迄甚振りつくすつもりだったのに、飛んだ邪魔が入ったわね」
「我が娘達ながら、面白い事言い出し始めなすった」
おい。
佳奈子さん呆れてるじゃないか。
それに僕に何を期待しているんだ。
そう思った瞬間、ほのかが頬を膨らませ葛が唇を尖らせて応戦しているその姿を見て、ほんの一瞬だけ薄笑いを浮かべた佳奈子さんと目が合った。
ぞわり。
鳥肌が立つ。
この目は。
●
神社の娘でその美しさと明るい性格、そして腕っぷしから祭りで店を出すテキヤの人間達に崇められていたという佳奈子さんだが、怒る事はめったにない。
けれど、僕はこの表情を小さい頃に一度だけ見た事がある。お祭りに連れていってもらった僕とほのかと葛の前で絡んできた酔っ払い達をコテンパンにする直前の表情。
猛獣が飛び掛かる前の。
牙を剥く前のような、それ。
「そかそか。でもさ? ほのか、葛。いつまでも二人のお遊びに付き合わせるのはもうそろそろやめた方がいいんじゃない?優君にその気が無かったらそれ、ただの嫌がらせよ?」
「お母さん?!」
「何、ですってえ!」
「ほら、話は途中よ。ほのか、葛。座りなさい」
挑発にも似た発言で憤る二人だが、温度の下がったようなその声色に歯を食いしばって座り込む。
佳奈子さんの目が笑っていないのもあるだろう。
「二人がそうやって束縛していたら、優君の彼女やお嫁さんはいつまで経っても現れない。アンタ達は優君が幸せになる邪魔をしてるのよ?」
「今までそんな事、言った事なかったじゃん! 遊びな訳ないじゃん! ほのかは小さい頃から……ずっとずっと……お兄ちゃんを見てきたのに! 応援してくれてると思ったのにぃ……ひどい。ふ、ううう!」
ほのかが大粒の涙を流しながら、佳奈子さんを睨む。
違う。
「誰が何と言おうと、誰に何を言われようと! ほのかと私の気持ちは変わらない……! 二人が同じ人を好きになる事はよくある事ってお母さん言ってくれてたじゃない! なのになんで、好きでいるのはダメなのよ!」
ドン!
ドンッ!!
葛が大きく体を震わせながら、自分の太ももを拳の縁で叩く。
そうじゃない。
佳奈子さんの目はずっと、僕を見据えている。
これは。
僕への意思表示なんだ。
” 覚悟がないなら、ここで諦めなさい? ”
僕の気持ちを、問われているんだ。
なら。
二人に対する僕の気持ちは。
●
自分を痛めつける葛の腕をそうっとそうっと押さえながら、ほのかの肩を摩りながら、僕は果し合いのような気持ちで佳奈子さんを睨みつけた。
「……お兄、ちゃん?」
「優兄ちゃん……! 離してよおっ!」
二人の体を両方の腕で抱えながら、僕は佳奈子さんから目を逸らさない。
冷や汗を掻きながら。
体を震わせながら。
逸らすわけにはいかない。
「佳奈子さん」
「ん?」
「僕は、選べません。大切で大好きな二人のどちらかを、選べません」
ほのかと葛が、僕に力いっぱいしがみつく。
「お兄ちゃん……だったら! だったら葛を幸せに……葛を幸せにしてあげて……? 私ぃ! 諦められるからぁ!」
ほのかが僕のスウェットを掴んで、前後に揺らす。
まるで僕の姿を目に焼き付けるように、涙を溜めた瞳で見上げてくる。
「優ちゃん……私はからかった……だけ。本当は全然好きじゃない。好きな訳ないじゃない。だから……ほのかの気持ちに応えなかったら、泣かすわよ?DTをからかうの、楽しかったわ。ふう、おっもしろ……」
僕の肩に額を預けて、肩を震わせている葛。
ああ、勘違いさせたか。
ごめんな?
覚悟してくれ。
目いっぱい息を吸い込んで、止める。
ゆっくりと。
ゆっくりと、息を吐く。
そしてこれが。
僕の、渾身の一撃。
「僕が二人を不幸せにするかもしれません。でも……大好きなんです。僕は結局誤魔化していただけでした。僕は二人と一緒に生きていきたい。何と言われても、僕だけのほのかと葛にしたいんです。二人を二度と、諦めない」
「……お兄ちゃん?!」
「優ちゃん!優ちゃん……!」
必死の表情でしがみついてくるほのかと葛。
僕は佳奈子さんを睨んだままに、二人を固く抱きしめる。
すると。
佳奈子さんは、花が咲くようにほわり、と本当に嬉しそうに笑った。
「よく言った! ごめんね、今の気持ちを知りたかったの。流石優君。ほのか、葛、よく耐えた。流石私の娘達」
ああ、これだ。
僕達を陰日向で見守って、大切に大切にしてくれた佳奈子さんのいつもの表情。
「愛の形は人それぞれ。優君とほのかと葛が望むなら、私達は全力でサポートしてあげる。とかいい事言ってるつもりのお母さんとお父さん、よく籍を抜いては再婚してるけどね」
「「「え?」」」
「お父さんと私、両刀だから。最初のうちはお互いをがんじがらめにしないよう息抜きの時間を作る為に離婚してたけど」
衝撃。
声が出ない。
「結局はお互いが一番好きだってわかってからは、気持ちを深く確かめ合う為の離婚と再婚ね。だから、アンタ達も好きになさい? 三人で愛し合って生きる道なんて星の数ほどあるのよ?」
とんでもない事実に僕らは三人で顔を見合わせる。
でも。
「ほのか、葛。僕、二人と一緒にいてもいいか?全力で一生大事にする」
「お兄ちゃん! ほのか達の方がいっぱい好きなんだから! 覚悟してね!」
泣きながら顔いっぱいで笑うほのか。
「一生かけてほのかと絞り出してやるんだ。サッカーチーム作ろ?」
「そ、それは三人で話し合いましょう」
昔のように、頬を紅に染めて可憐に笑う葛。
「あ。お母さん、今離婚中だからして。三人それぞれの『初めて』が終わったら優君の赤ちゃんの素、受け止めてあげられるわよ? お父さんと同じ大きさで、天を衝く反り! 四人で、でもいいから。どお?」
「……はい?」
舌をイヤラシく蠢かした佳奈子さんに固まる。
「「だめええええええええ!!」」
絶叫するほのかと葛。
「お兄ちゃん! お母さんえろえろだから近寄っちゃダメ! かくなる上はっ! 私達だけにぴゅるぴゅるする誓約書ぉ!」
いや、そんなこと書かなくても大丈夫だよ……。
「お母さんに出すものがなくなるくらい、二人で搾り取ってあげる。それやったら泣かすわよ?お父さん、お母さんに骨抜きなんだから!」
ま、マジですか。
「お兄ちゃん、逃げるよ!」
「このまま駆け落ちしてもいいわね」
「えー、けちー」
僕の手を必死に引っ張るほのかと葛。
大丈夫だよ。
もう迷わないから、さ。
でもさ。
愛してるから、二人とも覚悟してね?
今度は僕が、もうすっごいオシオキしちゃうと思うから、さ。
お兄ちゃんも仕返しに、いっぱいちゅっちゅしちゃおっかな!
【完】
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※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。
完結 お疲れ様でした。
ハッピーエンドに成って良かったですね。
お母さん、佳奈子さんが、一番美味しい処を持って行った感じですが、……
次回作も楽しみにしていますね。
こちらも最後まで応援して下さってほんとうにありがとうございました!何とか五月中までに書ききる事が出来たのも、感想やアドバイスを頂いたおかげです!ありがとうございました!( *´艸`)
実は初めてアルファさんで先行公開してみました。本編の方は続きが少しだけ浮かんだのであと数話くらい続けてみようかどうか迷ってます。コンテスト採点中はこちらに書けませんしね( *´艸`)
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お疲れ様でした!
47、
”覚悟__・__#がないなら諦めなさい?
↓
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#覚悟__・__#がないなら諦めなさい?
傍点 が降れていません。
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39、
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策士ですねぇ( ̄ー ̄)ニヤリ
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