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収穫祭編
苛烈、強烈、激烈
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二人の黄眼を持つ吸血鬼が対峙して、しばらく経った。
戦いはこの世の光景とは思えないほど、速く、鋭く、重くが繰り返されているようだった。
鬼道ですら、その全貌を掴みきれていない。
およそ3mを超える巨大な棒を時には槍のように扱い、時には大剣のように振り回している刻常は御血を圧倒しているように見えたが、そうでもない。
御血は素手でそれらを紙一重で避け続けていた。
「最小の動きで最大の結果を」を体現したような動きをしている。
刻常が棒の先端を持ち、薙ぎ払う。音速を超えようとしている棒が御血に襲い掛かるが、ふわりと薙ぎ払われた棒の上に乗っかる。空を切った棒は前方に衝撃波を生み出す。御血は棒の上から、殴りかかろうとするが、刻常が一瞬速く御血の乗っている棒を上に蹴飛ばした。足場が浮き上がった御血は体制を崩しグラつく。棒は刻常の手から離れたが、彼の蹴りの威力によって僅かに自由落下に逆らって浮いていた。その上に乗っている御血に向かって刻常は上段蹴りを放つ……が、御血は上体をのけぞらせ、ギリギリで回避すると、鋭利的な翼を展開し、転倒を防いだ。
一旦お互いに距離が生まれる。
刻常は棒をヒュルンと回し、肩に担ぐと御血に話しかける。
「其の方のような強者に出会ったのは久方ぶりだ。生きている事を実感する」
「あー、そうですか。俺は明日もバイトがあるのでとっとと終わりたいんですけど」
御血が命の削り合いをしている最中にとんでもなく場違いな事を言ったため、刻常は吹き出してしまった。
「ふ……命の削り合いをしている最中にバイトの話とは…随分余裕なものだな」
「あー、そういうつもりじゃないんですけど」
お互いに一拍置いた後、再び激突した。
刻常は、棒の先端を片手で持ちまるでブーメランのように投げた。あの棒が何で出来ているかは不明だが、あれだけの質量が回転しながら飛んでくる時点で、当たれば人を殺すには充分な威力だろう。
ギュゥゥゥゥっと周りの空気を巻き込みながら回転してくる棒を、御血は翼を展開して空へと逃げた。
しかし逃げた先は空だというのに、刻常は跳んで空にいる御血に向かって拳を叩きつけてきた。
反応が遅れた御血は刻常の攻撃を回避せず、受け止める。ただそれだけでもトラックにぶつかられるぐらいの衝撃が起きた。
ズンっと地面に着地した御血は浮いている刻常に向けて、再び飛び立つとその鋭利的な翼で切り裂こうとした。
刻常は避けなかった。それどころか避けたのは御血だった。
先ほどブーメランのように投げた棒が戻ってきたのだ。どんな投げ方をしたのかは全く見当もつかないが、人間業ではないだろう。
回避行動を余儀なくされた御血は一旦距離を置くが、刻常の手には再びあの棒が握られてしまった。
刻常は空中だというのに、まるで空を飛んでいるように動き、棒をバク転のような体勢で蹴り出し、御血に当てた。
再び地中に戻された御血は、体勢を整えようとするが、すでに目の前に刻常が迫っていた。
御血が受け止めている棒に対し、刻常は思いっきり蹴りを放つ。しかし、一瞬速く御血が手を離し、棒は御血の脇の下をすり抜けるように飛び、そのまま御血は刻常に殴りかかる。
(単純な一撃……受け止めるのは容易い……)
刻常は御血の一撃を受け止めようとしたが、彼の眼を見てしまった。
御血はチリチリと痺れるほどの殺気を目に宿していた。
(……ッ!?違う!あの眼は確信しているッッ!?己を倒せると!?)
刻常は受け止めようとした御血の拳を、受け流すようにかわした。
(お……重い…ッ!?受け流しきれないッ!?)
御血の拳は、刻常の顔面ギリギリを掠めて反れた。瞬間、彼の前方の地面が衝撃で吹っ飛んだ。
彼らは入れ替わるようにして再び距離をとる。
「あー、当たったと思ったのに」
「……やれやれ、其の方、随分と手こずらせてくれる」
刻常は棒を引き抜き、再び肩に乗せる。
「あー、さっきから気になってたけど、その棒何で出来てるんですか?」
御血は素朴な疑問を投げる。すると刻常はさらりと答えた。
「己にもわからん。ただ聞いた話、異星物質とかなんとか……」
「異星物質……あー、なるほど、だからあなたの攻撃に耐えられてたんですねぇ」
御血は納得したように頷く。
「其の方も聞きたいのだが……」
今度は刻常が御血に問いかける。
「其の方、己と同じ黄眼種のはずだが……一体何を失っている?」
「………」
「己達のような黄眼種は、強大な力と引き換えに何かを失う。己は翼を失った」
隻眼の吸血鬼 刻常は先ほどからの戦闘でなぜ御血のように飛ばなかったのか。それは飛ばなかったのではない……飛べなかったのだ。
御血は真顔のまま立っている。
「答えよ其の方」
「………」
御血は戦闘体勢から一旦棒立ちになった。そして自分の胸に手を当てる。
……胸に当てられた手は、なんとぐにゃりと奥まで入っていく。
御血はそのまま手を戻した。
「……まさか其の方……いや、まさか……」
「あー、まぁ失ったってよりは、盗られたって感じらしいですが」
「いや、まさか…己ら吸血鬼は血液の巡りですら霊力を練り上げている。それが我々が霊術を起こせる由来だ。しかし……其の方…まさか……」
「あー、まぁそうだね」
御血には、心臓がなかった。
「あり得ない……力の源である心臓を失ってその強さ……其の方、何者だ」
「あー、さぁね。まぁ正確にはどこかにあるらしいけどね」
まるで他人事のようにどうでも良さそうに話した。
「なるほど、其の方、己にとって過去最高の相手と見受けた。今一度、死合う事を願う」
「あー、じゃもうひとつ聞かせて」
「なんだ?」
「なんでそんなに強いのに、そっち側にいる訳?」
「……何故…か……つまらぬ話だ」
刻常は黄眼として生まれてきてから、翼がなかったらしい。それ故に、ただただ強さを求めた。そういう生活を続けていたら、人狼の王と名乗る人外に目をつけられたらしい。
『貴様、我が同胞を殺したようだな』
『己から殺ったのではない。そこに転がっている連中が絡んできたのだ』
『ほう、ならば我が軍門に下れ。因縁の相手だろうが、強い奴は歓迎しよう』
『断る。其の方では己に傷もつけられん』
『なるほど、ではつけて見せようではないか』
結果としては、刻常は戦わなかった。その前に終わったのだ。遠くから放たれたボウガンの弓に左目を貫かれた。
『………ッ!!……ッ……』
『決闘とは言ったが、誰も一人とは言っていない』
『……愚物が……』
『約束は約束だ…我が軍門に下ってもらおう』
『……己は約束を守る…だが、貴様の言いなりにはならん……』
『それで良い』
「……それありなん?」
「……己は約束は守る」
しばらく間が生まれた…
「……さて、其の方とこのまま戦っても決着はつかぬとみた。武器の扱いでは己が上、体術では其の方が上……強いて後ひとつ比べるとすれば…さて、どうする」
「……速さ……?」
「なるほど」
刻常が棒を爪先で上に高く蹴りあげる。
「……合図はあれだ」
「あー、わかった……」
しばらくして、棒は落下してきた。棒が落下した衝撃で地面が割れると同時に、二人はお互いに向かって突撃した。
ほぼほぼ互角の速さだった。
……ただ、僅かに……ほんの僅か、御血の方が速かった。
御血の拳が、そのまま刻常の顔にクリーンヒットする。
御血がそのまま下へと振り落とすと、ドゴンッと地面が割れ、刻常が倒れた。
倒れた刻常は仰向けになると、ブッと口から血を吐き出す。
「……己の負けだな…」
「あー、もし翼があれば貴方の方が速かった」
「…よせ、心臓のないやつに言われても、なんの慰めにもならん」
刻常は収穫祭の方を指差すと、話した。
「……この騒動の原因、人狼帝は神社の見える高台にいる」
それだけいうと、刻常は御血の手を掴む。
「どうか、己の分まで殴ってほしい」
「あー、わかりました」
御血は翼を広げ、その方角へと飛び立つ。
天海に連れられた氷四郎、名唯を倒した奈血、刻常を倒した御血は、ついにこの騒動の原因の作った人外、人狼帝へと向かい始めた。
戦いはこの世の光景とは思えないほど、速く、鋭く、重くが繰り返されているようだった。
鬼道ですら、その全貌を掴みきれていない。
およそ3mを超える巨大な棒を時には槍のように扱い、時には大剣のように振り回している刻常は御血を圧倒しているように見えたが、そうでもない。
御血は素手でそれらを紙一重で避け続けていた。
「最小の動きで最大の結果を」を体現したような動きをしている。
刻常が棒の先端を持ち、薙ぎ払う。音速を超えようとしている棒が御血に襲い掛かるが、ふわりと薙ぎ払われた棒の上に乗っかる。空を切った棒は前方に衝撃波を生み出す。御血は棒の上から、殴りかかろうとするが、刻常が一瞬速く御血の乗っている棒を上に蹴飛ばした。足場が浮き上がった御血は体制を崩しグラつく。棒は刻常の手から離れたが、彼の蹴りの威力によって僅かに自由落下に逆らって浮いていた。その上に乗っている御血に向かって刻常は上段蹴りを放つ……が、御血は上体をのけぞらせ、ギリギリで回避すると、鋭利的な翼を展開し、転倒を防いだ。
一旦お互いに距離が生まれる。
刻常は棒をヒュルンと回し、肩に担ぐと御血に話しかける。
「其の方のような強者に出会ったのは久方ぶりだ。生きている事を実感する」
「あー、そうですか。俺は明日もバイトがあるのでとっとと終わりたいんですけど」
御血が命の削り合いをしている最中にとんでもなく場違いな事を言ったため、刻常は吹き出してしまった。
「ふ……命の削り合いをしている最中にバイトの話とは…随分余裕なものだな」
「あー、そういうつもりじゃないんですけど」
お互いに一拍置いた後、再び激突した。
刻常は、棒の先端を片手で持ちまるでブーメランのように投げた。あの棒が何で出来ているかは不明だが、あれだけの質量が回転しながら飛んでくる時点で、当たれば人を殺すには充分な威力だろう。
ギュゥゥゥゥっと周りの空気を巻き込みながら回転してくる棒を、御血は翼を展開して空へと逃げた。
しかし逃げた先は空だというのに、刻常は跳んで空にいる御血に向かって拳を叩きつけてきた。
反応が遅れた御血は刻常の攻撃を回避せず、受け止める。ただそれだけでもトラックにぶつかられるぐらいの衝撃が起きた。
ズンっと地面に着地した御血は浮いている刻常に向けて、再び飛び立つとその鋭利的な翼で切り裂こうとした。
刻常は避けなかった。それどころか避けたのは御血だった。
先ほどブーメランのように投げた棒が戻ってきたのだ。どんな投げ方をしたのかは全く見当もつかないが、人間業ではないだろう。
回避行動を余儀なくされた御血は一旦距離を置くが、刻常の手には再びあの棒が握られてしまった。
刻常は空中だというのに、まるで空を飛んでいるように動き、棒をバク転のような体勢で蹴り出し、御血に当てた。
再び地中に戻された御血は、体勢を整えようとするが、すでに目の前に刻常が迫っていた。
御血が受け止めている棒に対し、刻常は思いっきり蹴りを放つ。しかし、一瞬速く御血が手を離し、棒は御血の脇の下をすり抜けるように飛び、そのまま御血は刻常に殴りかかる。
(単純な一撃……受け止めるのは容易い……)
刻常は御血の一撃を受け止めようとしたが、彼の眼を見てしまった。
御血はチリチリと痺れるほどの殺気を目に宿していた。
(……ッ!?違う!あの眼は確信しているッッ!?己を倒せると!?)
刻常は受け止めようとした御血の拳を、受け流すようにかわした。
(お……重い…ッ!?受け流しきれないッ!?)
御血の拳は、刻常の顔面ギリギリを掠めて反れた。瞬間、彼の前方の地面が衝撃で吹っ飛んだ。
彼らは入れ替わるようにして再び距離をとる。
「あー、当たったと思ったのに」
「……やれやれ、其の方、随分と手こずらせてくれる」
刻常は棒を引き抜き、再び肩に乗せる。
「あー、さっきから気になってたけど、その棒何で出来てるんですか?」
御血は素朴な疑問を投げる。すると刻常はさらりと答えた。
「己にもわからん。ただ聞いた話、異星物質とかなんとか……」
「異星物質……あー、なるほど、だからあなたの攻撃に耐えられてたんですねぇ」
御血は納得したように頷く。
「其の方も聞きたいのだが……」
今度は刻常が御血に問いかける。
「其の方、己と同じ黄眼種のはずだが……一体何を失っている?」
「………」
「己達のような黄眼種は、強大な力と引き換えに何かを失う。己は翼を失った」
隻眼の吸血鬼 刻常は先ほどからの戦闘でなぜ御血のように飛ばなかったのか。それは飛ばなかったのではない……飛べなかったのだ。
御血は真顔のまま立っている。
「答えよ其の方」
「………」
御血は戦闘体勢から一旦棒立ちになった。そして自分の胸に手を当てる。
……胸に当てられた手は、なんとぐにゃりと奥まで入っていく。
御血はそのまま手を戻した。
「……まさか其の方……いや、まさか……」
「あー、まぁ失ったってよりは、盗られたって感じらしいですが」
「いや、まさか…己ら吸血鬼は血液の巡りですら霊力を練り上げている。それが我々が霊術を起こせる由来だ。しかし……其の方…まさか……」
「あー、まぁそうだね」
御血には、心臓がなかった。
「あり得ない……力の源である心臓を失ってその強さ……其の方、何者だ」
「あー、さぁね。まぁ正確にはどこかにあるらしいけどね」
まるで他人事のようにどうでも良さそうに話した。
「なるほど、其の方、己にとって過去最高の相手と見受けた。今一度、死合う事を願う」
「あー、じゃもうひとつ聞かせて」
「なんだ?」
「なんでそんなに強いのに、そっち側にいる訳?」
「……何故…か……つまらぬ話だ」
刻常は黄眼として生まれてきてから、翼がなかったらしい。それ故に、ただただ強さを求めた。そういう生活を続けていたら、人狼の王と名乗る人外に目をつけられたらしい。
『貴様、我が同胞を殺したようだな』
『己から殺ったのではない。そこに転がっている連中が絡んできたのだ』
『ほう、ならば我が軍門に下れ。因縁の相手だろうが、強い奴は歓迎しよう』
『断る。其の方では己に傷もつけられん』
『なるほど、ではつけて見せようではないか』
結果としては、刻常は戦わなかった。その前に終わったのだ。遠くから放たれたボウガンの弓に左目を貫かれた。
『………ッ!!……ッ……』
『決闘とは言ったが、誰も一人とは言っていない』
『……愚物が……』
『約束は約束だ…我が軍門に下ってもらおう』
『……己は約束を守る…だが、貴様の言いなりにはならん……』
『それで良い』
「……それありなん?」
「……己は約束は守る」
しばらく間が生まれた…
「……さて、其の方とこのまま戦っても決着はつかぬとみた。武器の扱いでは己が上、体術では其の方が上……強いて後ひとつ比べるとすれば…さて、どうする」
「……速さ……?」
「なるほど」
刻常が棒を爪先で上に高く蹴りあげる。
「……合図はあれだ」
「あー、わかった……」
しばらくして、棒は落下してきた。棒が落下した衝撃で地面が割れると同時に、二人はお互いに向かって突撃した。
ほぼほぼ互角の速さだった。
……ただ、僅かに……ほんの僅か、御血の方が速かった。
御血の拳が、そのまま刻常の顔にクリーンヒットする。
御血がそのまま下へと振り落とすと、ドゴンッと地面が割れ、刻常が倒れた。
倒れた刻常は仰向けになると、ブッと口から血を吐き出す。
「……己の負けだな…」
「あー、もし翼があれば貴方の方が速かった」
「…よせ、心臓のないやつに言われても、なんの慰めにもならん」
刻常は収穫祭の方を指差すと、話した。
「……この騒動の原因、人狼帝は神社の見える高台にいる」
それだけいうと、刻常は御血の手を掴む。
「どうか、己の分まで殴ってほしい」
「あー、わかりました」
御血は翼を広げ、その方角へと飛び立つ。
天海に連れられた氷四郎、名唯を倒した奈血、刻常を倒した御血は、ついにこの騒動の原因の作った人外、人狼帝へと向かい始めた。
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