アンダーグラウンドゲーム

幽零

文字の大きさ
上 下
35 / 68
一章「ラビリンスゲーム」

笑顔の裏に

しおりを挟む
「13番非常口」の部屋、その奥のさらに奥…無機質なコンクリートの部屋に簡易的なベッドが一つだけポツンとある部屋。何度来ても慣れる事のない蒼桐さんの部屋だ。そしてタダでさえ、居心地が良いとは言えないのに……


「はぁ!?なんでよ!」

「だから、僕はこの部屋は使っていいと言っているじゃないか。その代わり協力はしないと言っているだけだよ?」

……空気は最悪だった。


この部屋に入り、いつも通り椅子に座らせられた。土田がここに来るまでの経緯を話すと、お約束通り蒼桐さんの「殺気飛ばし」を食らったのか、土田はガクンッと体制が崩れた。しかし気は失わなかった。流石と言うかなんというか……

『へぇ?耐えるのか。良いね、紅谷君と同じぐらい強い人だね君』

と、最初は土田に対して中々好反応な蒼桐さんだったのだが、土田が黄島を助けに行きたいと言う事を話した途端、蒼桐さんのまとう雰囲気が変わり、「部屋は使っていいが、協力はしない」と答えた。その言葉に対し、土田は案の定怒り始めた。

……そんな経緯で現状、この部屋の居心地は俺にとって最悪なのであった。


「ってか、アンタも早くここから出たいでしょ!?そのためにはあの瑠璃垣って女を倒しておいた方がいいのよ!アンタ強いんでしょ!手伝ってくれてもいいじゃない!」

この部屋に入る前、土田に蒼桐さんがどんな人物なのかを話した事が悪かったのだろうか……? 

「うーん…僕はね、自分の事を強いとか弱いとか考えた事はないよ?それにね、僕は外に出たいとは思ってないのさ。外に出たところで僕には面倒な事が待ってるからね」

土田の言葉に蒼桐さんはやはり穏やかに笑って答えた。

「面倒な事…?」

「アレ?おかしいな?僕は紅谷君には話したと思ってたんだけど、勘違いだったのかな?……そうだね、そこにいる土田さんにも言っておこうか、なんで僕が外に出たくないかをね……?」


そして、蒼桐さんは自分の過去を話始めた……それはそれは壮絶な過去を…





さて、僕はね、どこで産まれたのかが分からないんだ。ん?そうそう、いわゆる『捨て子』って奴だね。

物心ついた時は、もう使われてない地下道の隅っこにボロ布を羽織っていたよ。まぁ、そこには僕のように恵まれない人やホームレスの方々がいたから世の中の常識などは身についたさ。うん、すごく良い人達ばっかりだったよ。なんでここに居るのかって言うぐらい、良い人達だった……うん?今?それはどうだろうね?僕にも分からないよ。さて、話を戻すよ?優しい人達に囲まれながら暮らしていた僕にとっては、場所こそ悪いだろうけど、とても居心地よく住んでいたんだ。でもね、世間ははそれを許してくれなかった。僕が久々に地上に出た時、大人の人に見つかってしまってね……施設に入れられてしまったんだ。

今までの生活から引き剥がされたような気がしたよ。そこで僕は僕の両親が既に死んでいる事を知った。物心着いた時から顔なんて見た事も無かったからね、「あぁ、死んでたんだ」ぐらいの感想しか出てこなかったよ。施設はどうだったのか…だって?そうだね話しておくよ。施設は確かにあの地下道よりはとてもいい環境だったよ?……環境だけはね?だけどね。地下道の人達の方がずっと僕に優しかったよ。施設での僕のあだ名がね、『地下産まれ』だよ?それからずっと嫌がらせとかの毎日さ。職員はほら、僕一人をいじめるために皆が団結してた方がやりやすいからって理由で当然知らん振りしてたよ。まぁ、親が死んでもなんとも思わなかった僕だから、特に何も感じなかったけどね?

さてと、時は進んで僕が18の時、僕は既にある清掃会社に就職して、一人暮らしをしていたよ。そこでね、ふと思い出したんだ。あの地下道にいた人たちの事を。かなり昔だし、もう皆僕のことを覚えてないかも知れない。そう思ったけど、行かずにはいられなかったんだ。なんてったって僕の親代わりの人たちだったんだから。僕は幼い頃の記憶を頼りに、あの地下道の場所についた。どうやらまだ形は残っているらしい。僕は勇気を出して中に入って行ったよ。そしたらね、皆歳を取ってたんだけど、皆僕のことを覚えていてくれていたよ。うん、感動したねこの時は。今まで何してた~とか経緯を話したりして凄い楽しかったよ。その時ね、僕は思ったんだ。あぁ、ここが僕の故郷なんだなって。その日は遅くまで話して、また来るよと約束して僕はその地下道を後にしたよ。

その日から数日経って、僕は地下道の皆へ食べ物をあげようと紙袋を持って地下道に行ったんだ。日が暮れてからだったけどね。

また皆に会えると思うと自然と笑顔になれたよ。……でもね、僕が思ってた再開とはちょっと違った。


僕が地下道に着いて最初に目に入った物はなんだったと思う?


血の海に沈む、皆の姿だった。皆の前に立っているのは、黒いコートを着ている数人の男達だった。その人達は僕のことを見ると、しまったと言わんばかりにお互いに目を合わせた。

「おいおい……組織からせっかく抜けて、逃げ込んだ先にいたこいつらも殺したってのに……今度はこのガキも殺すのかよ…」

「もうやだよ……俺…殺したくない……」

「み、見られたもんは仕方ないだろ!や、殺るぞ!」


……殺る?あぁ、この人達が皆を殺したんだ……


その時ね、僕の頭の中の思考が一気に黒く塗りつぶされていく感覚があったよ。


そこからは今でも思い出せないな。一方的な虐殺だったかもしれないし、ギリギリの戦いだったのかも知れない。僕はそいつらを殺していた。どうやったかなんて覚えてないさ、とにかく無我夢中だったよ

しばらく立ち尽くして居ると、背後から人の気配を感じた。振り返って見ると、僕が殺した奴らと、同じような格好をしている奴らがゾロゾロと入ってきた。

その中の一人のリーダーらしき人物は僕が殺した3人の方を見ると僕に目を合わせた。

「……君が殺ったのかい?」

「……多分ですが、僕が殺しました」

「……多分?」

「とにかく無我夢中だったので…あんまり覚えてません」

そう答えるとリーダーの男はふむ…と考えた後、再び話しかけてきた。

「そいつらはね、私達の組織から抜け出した『裏切り者』だったんだ。彼らを殺すために追いかけて来ていたのだけど、君が殺ってしまった。本来我々を見た人間は殺さなくてはいけない決まりなのだが、我々『黒鴉』(クロカラス)の人間3人を殺したとなると、君は非常に優秀な人材だと思うんだ。そこで取引しないかい?我々の仲間になれば君の命は助けよう、断れば殺すがね。さ、どうする?」


……僕はその手をとった。その日から僕は、政府公認の暗殺組織『黒鴉』のメンバーとなった。


『黒鴉』の仕事は簡単。世間にとって都合の悪い人間を人知れず排除する事。どんな人だろうと絶対に殺しきる事。それだけだった。所帯持ちだろうが、女子供だろうが都合が悪ければ殺す。そんな組織だった。

……そんなに暮らしを初めて数年。ある任務で、いつも通り不都合な人物の排除にあたっていた時だった。その人物の顔が地下道で一番親しかった人に似ていた。僕は引き金を引くのを躊躇ってしまった。結局他の人が殺したけどね。その日から僕は地下道に居た皆の顔が思い浮かんできてしまうことが多くなった。これでは仕事に支障をきたしてしまうと思った僕はリーダーに辞める意志を伝えた。案外あっさりとそれを認めてくれたリーダーから、最後に一つだけ任務をこなして欲しいと頼まれた。

その任務は「機密文書」の回収…のはずだった……でも、そこで嵌められた。リーダーはもとより僕を辞めさせる気は無く、ここで始末しようと考えていたらしい。僕は必死に抵抗した。何とか包囲網を破り二、三発弾丸をくらいながらも何とか逃げ延びた。追手も全員殺しながらね。何とか逃げ延びた先で、僕の意識は途絶えた……


その後、僕は見知らぬ部屋で目を覚ました。起き上がると、近くには女性が座っていた。その人は僕を手当してくれたようで、僕の正体なんて知らないようだった。

「え、えっと…死にかけていたので…」

彼女は言葉の通り死にかけていた僕をここまで運んで手当してくれたらしい。

「……そうか、僕は助かったのか」

その日から僕はその人への恩を返すために、色々と彼女の手伝いをさせてもらった。彼女はいつも笑顔が素敵だった。血みどろの生活を送っていた僕は笑顔なんて忘れていた。けど彼女と生活をしていくうちに少しずつ僕も笑顔が何かを思い出していったよ。

……ん?まぁそうだね。当然僕は彼女に惹かれたよ。そりゃあね?

……話を戻すよ?そんな幸せな生活をいつまでも続けたいと思っていたよ。でもね、そんなある時…突然日常は終わりを告げた。

突然家に見慣れた黒コートの連中がゾロゾロ入ってきた。

「見つけたぞ、蒼桐。随分幸せそうに暮らしているじゃないか。まぁ、今日で終わりだが」

間違いなく黒鴉の連中だった。

連中は彼女を見るなり躊躇いなく引き金を引いた。パンっと乾いた音が響くと同時に彼女はぐったりと床に倒れる。その様子を見て、僕の頭の中で何かが弾けた。


「貴様ァァァァァァァァ!!!!!」


そこからはよく覚えてないね、まるであの地下道の時と似たような感覚だったよ。数十分ぐらい経ったのかな?連中を皆殺しにした後、僕は彼女のそばに駆け寄った。こんな世界にいた僕だから、致命傷かそうでないかの傷は一目で見分けがついた。

「なんで……君が……」

涙なんてもう何年も流してなかった気がする。

すると彼女は僕の顔に手を添えると笑った。

「あなたが普通の人じゃないなんて知ってました。あなたのせいじゃない。だから笑って?」

「……分かった…」

涙を流しながら笑ったよ、きっと僕はその時面白い顔をしてたんだろうね。

「うん…やっぱり…素敵よ、あな…たの笑顔」

「……最後に君の名前を聞かせてくれないか?」

「えぇ……わかったわ…わた……しの、なま…え……は………」

そこで彼女は事切れてしまった。僕は一番好きだった人の名前を聞くことが出来なかった。

それから僕は彼女を丁寧に埋葬したよ。そして彼女の最後の言葉を守る事にしたんだ。


……ん?それからどうしたか?……ふふっ、さてね?まぁ、そこは君らの想像に任せるよ。まぁ、そんな事があったから、地上に出ても黒鴉の連中に付け回されるだけだからね。出たくはないんだよ。





「……それで、蒼桐さんは今ここにいるんですか?」

「そういう事だね。だから僕は外に出たくないんだよ」


もはや俺には理解できないような壮絶な過去を聞かされた。蒼桐さんが強い理由、いつも笑顔な理由。それを知った俺は……言葉が出なかった。

横に座っていた土田の様子を見ると、蒼桐さんの過去に思うとこがあるのか、何も言えずにいるようだった。

「……分かったわよ…貴方がここから出たくない理由も……何となくわかったわ…」

「うん、わかってくれて嬉しいよ」

蒼桐さんは穏やかに笑う。その笑顔の裏にあんな壮絶な過去を隠しているとは思わなかった。

土田は椅子から立つとそのまま部屋を後にした。……勘弁してくれ…蒼桐さんと2人きりか……


「えっと……お、俺も失礼しますね……」

「そうかい?まぁ、でも安心してくれていいよ?あぁは言ったけどね、この部屋に居る以上、その『地図狩り』勢力からは僕がみんなを守ろう。君は彼女の助けになるつもりだろう?安心して留守を任せるといいさ」

蒼桐さんの「守る」は、もはや「虐殺」になりそうな気がするけど……でもこの人以上に強さで信頼できる人はいないのは事実だ。

「……わかりました。皆さんを頼みます」

「…ふふっ、彼女の事が好きなのかい?」

「え!?いや!違いますよ!?」

「ハハッ冗談さ、でも君と彼女…似てると思うよ?それにしても、そんなに慌ててるって…もしや本当に……」

「し、失礼します!!!」

笑顔の蒼桐さんを後に、俺は逃げるように部屋から出た。



「……違いますよ蒼桐さん、俺が好きな人は……」


俺は目を閉じて、最初からいつも側に居たあの人を目の裏に思い描く。いつもマイペースで、天然で、それでいて底なしに俺の事を信じてくれるあの人を……


「……って何考えてんだよ俺」


赤い髪の毛をかきながら、紅谷は皆の待つ部屋に向かった。





しおりを挟む
感想 32

あなたにおすすめの小説

ママと中学生の僕

キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

友達の母親が俺の目の前で下着姿に…

じゅ〜ん
エッセイ・ノンフィクション
とあるオッサンの青春実話です

サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由

フルーツパフェ
大衆娯楽
 クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。  トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。  いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。  考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。  赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。  言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。  たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。

百合系サキュバスにモテてしまっていると言う話

釧路太郎
キャラ文芸
名門零楼館高校はもともと女子高であったのだが、様々な要因で共学になって数年が経つ。 文武両道を掲げる零楼館高校はスポーツ分野だけではなく進学実績も全国レベルで見ても上位に食い込んでいるのであった。 そんな零楼館高校の歴史において今まで誰一人として選ばれたことのない“特別指名推薦”に選ばれたのが工藤珠希なのである。 工藤珠希は身長こそ平均を超えていたが、運動や学力はいたって平均クラスであり性格の良さはあるものの特筆すべき才能も無いように見られていた。 むしろ、彼女の幼馴染である工藤太郎は様々な部活の助っ人として活躍し、中学生でありながら様々な競技のプロ団体からスカウトが来るほどであった。更に、学力面においても優秀であり国内のみならず海外への進学も不可能ではないと言われるほどであった。 “特別指名推薦”の話が学校に来た時は誰もが相手を間違えているのではないかと疑ったほどであったが、零楼館高校関係者は工藤珠希で間違いないという。 工藤珠希と工藤太郎は血縁関係はなく、複雑な家庭環境であった工藤太郎が幼いころに両親を亡くしたこともあって彼は工藤家の養子として迎えられていた。 兄妹同然に育った二人ではあったが、お互いが相手の事を守ろうとする良き関係であり、恋人ではないがそれ以上に信頼しあっている。二人の関係性は苗字が同じという事もあって夫婦と揶揄されることも多々あったのだ。 工藤太郎は県外にあるスポーツ名門校からの推薦も来ていてほぼ内定していたのだが、工藤珠希が零楼館高校に入学することを決めたことを受けて彼も零楼館高校を受験することとなった。 スポーツ分野でも名をはせている零楼館高校に工藤太郎が入学すること自体は何の違和感もないのだが、本来入学する予定であった高校関係者は落胆の声をあげていたのだ。だが、彼の出自も相まって彼の意志を否定する者は誰もいなかったのである。 二人が入学する零楼館高校には外に出ていない秘密があるのだ。 零楼館高校に通う生徒のみならず、教員職員運営者の多くがサキュバスでありそのサキュバスも一般的に知られているサキュバスと違い女性を対象とした変異種なのである。 かつては“秘密の花園”と呼ばれた零楼館女子高等学校もそういった意味を持っていたのだった。 ちなみに、工藤珠希は工藤太郎の事を好きなのだが、それは誰にも言えない秘密なのである。 この作品は「小説家になろう」「カクヨム」「ノベルアッププラス」「ノベルバ」「ノベルピア」にも掲載しております。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

(学園 + アイドル ÷ 未成年)× オッサン ≠ いちゃらぶ生活

まみ夜
キャラ文芸
年の差ラブコメ X 学園モノ X オッサン頭脳 様々な分野の専門家、様々な年齢を集め、それぞれ一芸をもっている学生が講師も務めて教え合う教育特区の学園へ出向した五十歳オッサンが、十七歳現役アイドルと同級生に。 子役出身の女優、芸能事務所社長、元セクシー女優なども登場し、学園の日常はハーレム展開? 第二巻は、ホラー風味です。 【ご注意ください】 ※物語のキーワードとして、摂食障害が出てきます ※ヒロインの少女には、ストーカー気質があります ※主人公はいい年してるくせに、ぐちぐち悩みます 【連載中】は、短時間で読めるように短い文節ごとでの公開になります。 (お気に入り登録いただけると通知が行き、便利かもです) その後、誤字脱字修正や辻褄合わせが行われて、合成された1話分にタイトルをつけ再公開されます。 (その前に、仮まとめ版が出る場合もある、かも、しれない、可能性) 物語の細部は連載時と変わることが多いので、二度読むのが通です。 表紙イラストはAI作成です。 (セミロング女性アイドルが彼氏の腕を抱く 茶色ブレザー制服 アニメ) 題名が「(同級生+アイドル÷未成年)×オッサン≠いちゃらぶ」から変更されております

おっ☆パラ

うらたきよひこ
キャラ文芸
こんなハーレム展開あり? これがおっさんパラダイスか!? 新米サラリーマンの佐藤一真がなぜかおじさんたちにモテまくる。大学教授やガテン系現場監督、エリートコンサル、老舗料理長、はたまた流浪のバーテンダーまで、個性派ぞろい。どこがそんなに“おじさん心”をくすぐるのか? その天賦の“モテ力”をご覧あれ!

処理中です...