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死神さんと私
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心霊現象、怪奇現象、世の中には常識が通用しない存在がある。時として崇められ、時として恐れられ、時として忘れられていく…そんな存在が彼ら、心霊や怪異だ。実はそういったものが集まる街があるそうで…
都会から少し離れた街、百喜町。旧町名は『百鬼町』どことなく不吉なその名前は、昔この街にとんでもない数の妖怪などがいたからだそうだ。
目が覚めたら、目の前に知らない男の人が立っていた。足元まであるどす黒いローブを着ている男の人。誰だろう…?泥棒さんかな?寝たフリをするのも良いけれど、どうしようか、現行犯なら私人にも逮捕権があるが、私は別に力が強い訳ではないし…そんな考えを巡らせていたら声が聞こえた。低い声だがはっきりと耳まで届く声だ。
「おい娘…聞こえてるんだろう?」
……せっかくなのでコミュニケーションをとってみよう。
「一体どなたです?こんな時間に。私の部屋に金目の物はありませんよ?」
「あのなぁ…知らない奴が部屋に居るってのに随分淡々としてんな、娘」
別に部屋に誰が居ようが、私にまだ害を為した訳ではないし。まぁ、とりあえず誰なのかは聞いてみよう。
「で、あなたは誰なんですか?」
「随分と落ち着いているが…まぁいい、まず俺は"人間じゃない"」
……はい?この人は頭がおかしいのだろうか?どう見たって人じゃん。
「まぁ、いきなり言っても分からんだろうな、順を追って説明してやる」
と言うと目の前の自称人外は何やら説明し始めた。
「まず娘、お前の母親は病気だな?」
なんで知ってるんだろう?まぁ、知っていたところで私には別段関係ないが。
「はい、私の母はガンに侵されて、今は入院しています」
「お前なぁ、自分の母親が病魔に侵されているのに顔色一つ変えないのかよ…」
人外と名乗ってるのに変なところにこだわるな、この人は。本人は人では無いと主張しているが。
「で、ついさっきお前の母親は死んだ」
……え?そんなはずはない。今日は父が付きっきりでいるはずだ。流石の不器用な父でも電話ぐらいかけられるだろう。
「まぁ、正確には死ぬ予定だった、だな。そこで俺はお前の父親に取引を持ちかけた」
「取引?」
「あぁそうだ。お前の母親の病気を直ちに治し寿命を伸ばしてやるが、その代わり家族を一人俺に差し出せってな」
なるほど、何となく分かってきた。
「察した、って顔だな。その通り、お前の父親は泣きながら言ったよ。『娘を捧げます』ってな」
…そうか、私は父親に捨てられたのか。きっと父にとって苦渋の決断だったのだろう。あの人が泣いたところは見た事も聞いた事もなかった。そんな父が泣いていたと言ったのだ。とても辛い決断だっただろう。それでも父は母を選んだ。父は寡黙で厳格な人だったが、それでも私や母の事になると過保護になるくらいの人だった。
母はそんな父をいつも一歩後ろで支えてるような人だった。二人には私より長生きして欲しい。父に言ったら随分と怒られそうだが。
「………」
私が感傷に浸っていると、自称人外が声をかけてきた。
「哀れだな、父親に捨てられるとは。ふむ、このままお前の魂を貰うのもいいが、その前に一つだけ願いを叶えてやる。なに、あまりにも不憫なのでな」
「そんな力があなたにあるんですか?」
「俺は死神だ。人間の願いぐらい叶えられる」
ふぅむ、何にしよう。どの道死ぬのだ、何か欲しいものや、やりたい事は無いだろうか…
…思い返してみれば私が何かを欲しがった事があっただろうか?何かと必要なものは母が前もって揃えてくれたし、父に相談すれば何かと手に入った。我ながら不自由ない生活だったのだなぁ、と改めて思う。
「なんだ、何も無いのか。今時無欲な奴なんて珍しいな」
……あ。
その時、思い付いてしまった。
「なんでも叶えてくれるんですよね?」
「大抵の事ならな」
よし、なら大丈夫だろう。
「じゃあ、願い事を3つ叶えてくれると言うお願いにします」
「…は?お前な、それはいくらなんでも…」
「え?大抵の事ならって言ってましたよね?」
「あぁ!もう分かった!ただしそれ以上は増やさんぞ!良いな!」
なんだかんだいって親切な死神だ。
「では1つ、今すぐ私の事を殺すのはやめて下さい」
「正確には魂を狩るんだが…まぁ、良い。ただそのうちお前の魂は貰うぞ」
「構いません。今すぐはやめて欲しいだけです」
よし、とりあえず即死は回避した。あと2つか…どうするか。
そういえばこの街は様々な怪奇現象が起こることで有名な街だった、という事はこの人以外にも人外はいるのだろうか?」
「死神さん」
「何だ?」
「この街にはあなた以外の人外は居るんですか?」
「あぁ、腐るほどいる」
死神さんはさぞ面倒だ、と言わんばかりの顔でそう答えた。
「では、その怪異とか心霊を私にも見えるようにして下さい」
1度でいいから幽霊と言うものに会ってみたかったのだ。目に見えないものを信用しないたちなので、いるならば一目見てみたかった。
「…良いのか?世の中知らない方がいい事もあるぞ?」
「構いません2つ目はそれで」
死神さんは、変わった娘だ。と一言いって指を鳴らした。すると私の周りに白いモヤっとしたものがいくつも浮かび上がった。これが幽霊なのだろうか?
「そいつはただの浮遊霊だ。何もしなければ害はない」
なるほど浮遊霊か、意外と想像してたよりも無害そうだ。しかし、しばらくしたら消えてしまった。何だ、つまんない。
「それで3つ目は何だ?」
死神さんは早くしろと急かして来た。そういえば死神さんは私の願いを叶えてしまったら、いなくなってしまうのだろうか?せっかく出会ったのだから、もう少しこの人の事を知ってみたい。
……そうだ、最後はこれにしよう。どの道この死神さんに狩られる魂なのだ、これぐらいは許してくれるだろう。
「3つ目は……」
「何だ、早く言え」
「私が寿命で死ぬまで、私のそばに居てください」
そういうと死神さんはすごい困惑し始めた。
「…は?お前、俺は死神だぞ?怖くないのか?」
「怖かったらとっくに逃げ出しています」
この人は今更何を言っているのだろう?怖がっていればコミュニケーションをとろうとは思わない。
「お前は本当に変わった娘だな。死神と一緒に居たいのか?」
…単純にあなたの事を知りたくなったからなんですが。と言ってしまうとまた反応が面倒くさそうなので、とりあえず…
「一人じゃ寂しいじゃないですか」
年頃らしい理由を言ってみる。この死神さんならこれで承諾してくれるだろう。
「あのなぁ、俺がこの部屋にいたら狭いだろうが」
「問題ありません。父は不便がないようにと、割と広い部屋をとってくれたので」
心配性な父を説得するのには時間がかかったが、憧れの一人暮しと言うものをしてみたかったのだ。家賃が安い上、部屋が広いと言う理由でこの部屋になったのだが、ここが心霊現象で有名な街だとは一言もいっていない。
…父が聞けば卒倒しそうだが。
「はぁ…分かったいれば良いんだろう!いれば!」
死神さんはローブのフードをとった。
フードの下は白髪で、端正な顔立ちだった。
意外すぎて少しびっくり。
「何だ?俺の顔に何かついてるか?」
「いえ、死神の顔って骸骨じゃあないんですね」
物語とかに出てくる死神ってガイコツの顔の描写が多かったのでてっきりそうだと思っていたが。
「あのなぁ…はぁ、もういい、お前にツッコミ始めたらキリが無さそうだ」
死神さんはツッコむのが面倒になった見たいだ。…にしても
「それで?いつまで私の上に乗っているんですか?重力は感じませんが、いい加減鬱陶しいので降りて欲しいんですが」
「…はぁ、よく死神相手にそんな事言えるな…」
死神さんはするりと私の上から降りる。足はあるのだろうか?長いローブが足元を隠してしまっているので見えないが。
「というか死神さんは横になっている女性の上に乗っかるのが趣味なんですか?」
「は?んな訳無いだr…」
「…えっち」
「てめぇ殺すぞ」
「冗談です、そもそも約束で私の事は殺せないでしょう?」
「………」
死神さんはイライラしているが、意識を変えるためか別の話をして来た。
「…で、娘。お前の名前は何だ?」
「異常です」
「は?なんて?」
「ですから異常、異常 命(コトトコ ミコト)です」
「は!お前にピッタリの名前じゃないか!異常!異常って!」
死神さんはさっきの意趣返しかすっごい笑った。名前をとやかく言われるのは初めてでは無いので、別段不快感は感じないが…
あ、そうだ
「死神さんの名前はなんて言うんですか?」
「は?俺の名前なんて聞いてどうするんだ」
「え?人に聞いておいて自分は名乗らないんですか?」
いじらしく落ち込んでみる。
「あぁ!もう分かった!教える!いじらしく縮こまるのはやめろ!」
……チョロい
「…ザンカ」
「…はい?」
「ザンカだ、死神のザンカ」
「何か女の子みたいな名前ですね」
「お前が人の名前をバカにできるたちか!」
「私の場合名字ですので」
「同じようなもんだろうが!」
中々面白い反応をする死神だ。彼といれば退屈もしないだろうし、一石二鳥だ。そんな事を考えながら私はゆっくりと立ち上がった。
「では、これからお願いしますね、ザンカさん」
「俺は早速やめたいんだが…」
こうして私と死神のザンカさんとの同棲(?)生活が始まった。
都会から少し離れた街、百喜町。旧町名は『百鬼町』どことなく不吉なその名前は、昔この街にとんでもない数の妖怪などがいたからだそうだ。
目が覚めたら、目の前に知らない男の人が立っていた。足元まであるどす黒いローブを着ている男の人。誰だろう…?泥棒さんかな?寝たフリをするのも良いけれど、どうしようか、現行犯なら私人にも逮捕権があるが、私は別に力が強い訳ではないし…そんな考えを巡らせていたら声が聞こえた。低い声だがはっきりと耳まで届く声だ。
「おい娘…聞こえてるんだろう?」
……せっかくなのでコミュニケーションをとってみよう。
「一体どなたです?こんな時間に。私の部屋に金目の物はありませんよ?」
「あのなぁ…知らない奴が部屋に居るってのに随分淡々としてんな、娘」
別に部屋に誰が居ようが、私にまだ害を為した訳ではないし。まぁ、とりあえず誰なのかは聞いてみよう。
「で、あなたは誰なんですか?」
「随分と落ち着いているが…まぁいい、まず俺は"人間じゃない"」
……はい?この人は頭がおかしいのだろうか?どう見たって人じゃん。
「まぁ、いきなり言っても分からんだろうな、順を追って説明してやる」
と言うと目の前の自称人外は何やら説明し始めた。
「まず娘、お前の母親は病気だな?」
なんで知ってるんだろう?まぁ、知っていたところで私には別段関係ないが。
「はい、私の母はガンに侵されて、今は入院しています」
「お前なぁ、自分の母親が病魔に侵されているのに顔色一つ変えないのかよ…」
人外と名乗ってるのに変なところにこだわるな、この人は。本人は人では無いと主張しているが。
「で、ついさっきお前の母親は死んだ」
……え?そんなはずはない。今日は父が付きっきりでいるはずだ。流石の不器用な父でも電話ぐらいかけられるだろう。
「まぁ、正確には死ぬ予定だった、だな。そこで俺はお前の父親に取引を持ちかけた」
「取引?」
「あぁそうだ。お前の母親の病気を直ちに治し寿命を伸ばしてやるが、その代わり家族を一人俺に差し出せってな」
なるほど、何となく分かってきた。
「察した、って顔だな。その通り、お前の父親は泣きながら言ったよ。『娘を捧げます』ってな」
…そうか、私は父親に捨てられたのか。きっと父にとって苦渋の決断だったのだろう。あの人が泣いたところは見た事も聞いた事もなかった。そんな父が泣いていたと言ったのだ。とても辛い決断だっただろう。それでも父は母を選んだ。父は寡黙で厳格な人だったが、それでも私や母の事になると過保護になるくらいの人だった。
母はそんな父をいつも一歩後ろで支えてるような人だった。二人には私より長生きして欲しい。父に言ったら随分と怒られそうだが。
「………」
私が感傷に浸っていると、自称人外が声をかけてきた。
「哀れだな、父親に捨てられるとは。ふむ、このままお前の魂を貰うのもいいが、その前に一つだけ願いを叶えてやる。なに、あまりにも不憫なのでな」
「そんな力があなたにあるんですか?」
「俺は死神だ。人間の願いぐらい叶えられる」
ふぅむ、何にしよう。どの道死ぬのだ、何か欲しいものや、やりたい事は無いだろうか…
…思い返してみれば私が何かを欲しがった事があっただろうか?何かと必要なものは母が前もって揃えてくれたし、父に相談すれば何かと手に入った。我ながら不自由ない生活だったのだなぁ、と改めて思う。
「なんだ、何も無いのか。今時無欲な奴なんて珍しいな」
……あ。
その時、思い付いてしまった。
「なんでも叶えてくれるんですよね?」
「大抵の事ならな」
よし、なら大丈夫だろう。
「じゃあ、願い事を3つ叶えてくれると言うお願いにします」
「…は?お前な、それはいくらなんでも…」
「え?大抵の事ならって言ってましたよね?」
「あぁ!もう分かった!ただしそれ以上は増やさんぞ!良いな!」
なんだかんだいって親切な死神だ。
「では1つ、今すぐ私の事を殺すのはやめて下さい」
「正確には魂を狩るんだが…まぁ、良い。ただそのうちお前の魂は貰うぞ」
「構いません。今すぐはやめて欲しいだけです」
よし、とりあえず即死は回避した。あと2つか…どうするか。
そういえばこの街は様々な怪奇現象が起こることで有名な街だった、という事はこの人以外にも人外はいるのだろうか?」
「死神さん」
「何だ?」
「この街にはあなた以外の人外は居るんですか?」
「あぁ、腐るほどいる」
死神さんはさぞ面倒だ、と言わんばかりの顔でそう答えた。
「では、その怪異とか心霊を私にも見えるようにして下さい」
1度でいいから幽霊と言うものに会ってみたかったのだ。目に見えないものを信用しないたちなので、いるならば一目見てみたかった。
「…良いのか?世の中知らない方がいい事もあるぞ?」
「構いません2つ目はそれで」
死神さんは、変わった娘だ。と一言いって指を鳴らした。すると私の周りに白いモヤっとしたものがいくつも浮かび上がった。これが幽霊なのだろうか?
「そいつはただの浮遊霊だ。何もしなければ害はない」
なるほど浮遊霊か、意外と想像してたよりも無害そうだ。しかし、しばらくしたら消えてしまった。何だ、つまんない。
「それで3つ目は何だ?」
死神さんは早くしろと急かして来た。そういえば死神さんは私の願いを叶えてしまったら、いなくなってしまうのだろうか?せっかく出会ったのだから、もう少しこの人の事を知ってみたい。
……そうだ、最後はこれにしよう。どの道この死神さんに狩られる魂なのだ、これぐらいは許してくれるだろう。
「3つ目は……」
「何だ、早く言え」
「私が寿命で死ぬまで、私のそばに居てください」
そういうと死神さんはすごい困惑し始めた。
「…は?お前、俺は死神だぞ?怖くないのか?」
「怖かったらとっくに逃げ出しています」
この人は今更何を言っているのだろう?怖がっていればコミュニケーションをとろうとは思わない。
「お前は本当に変わった娘だな。死神と一緒に居たいのか?」
…単純にあなたの事を知りたくなったからなんですが。と言ってしまうとまた反応が面倒くさそうなので、とりあえず…
「一人じゃ寂しいじゃないですか」
年頃らしい理由を言ってみる。この死神さんならこれで承諾してくれるだろう。
「あのなぁ、俺がこの部屋にいたら狭いだろうが」
「問題ありません。父は不便がないようにと、割と広い部屋をとってくれたので」
心配性な父を説得するのには時間がかかったが、憧れの一人暮しと言うものをしてみたかったのだ。家賃が安い上、部屋が広いと言う理由でこの部屋になったのだが、ここが心霊現象で有名な街だとは一言もいっていない。
…父が聞けば卒倒しそうだが。
「はぁ…分かったいれば良いんだろう!いれば!」
死神さんはローブのフードをとった。
フードの下は白髪で、端正な顔立ちだった。
意外すぎて少しびっくり。
「何だ?俺の顔に何かついてるか?」
「いえ、死神の顔って骸骨じゃあないんですね」
物語とかに出てくる死神ってガイコツの顔の描写が多かったのでてっきりそうだと思っていたが。
「あのなぁ…はぁ、もういい、お前にツッコミ始めたらキリが無さそうだ」
死神さんはツッコむのが面倒になった見たいだ。…にしても
「それで?いつまで私の上に乗っているんですか?重力は感じませんが、いい加減鬱陶しいので降りて欲しいんですが」
「…はぁ、よく死神相手にそんな事言えるな…」
死神さんはするりと私の上から降りる。足はあるのだろうか?長いローブが足元を隠してしまっているので見えないが。
「というか死神さんは横になっている女性の上に乗っかるのが趣味なんですか?」
「は?んな訳無いだr…」
「…えっち」
「てめぇ殺すぞ」
「冗談です、そもそも約束で私の事は殺せないでしょう?」
「………」
死神さんはイライラしているが、意識を変えるためか別の話をして来た。
「…で、娘。お前の名前は何だ?」
「異常です」
「は?なんて?」
「ですから異常、異常 命(コトトコ ミコト)です」
「は!お前にピッタリの名前じゃないか!異常!異常って!」
死神さんはさっきの意趣返しかすっごい笑った。名前をとやかく言われるのは初めてでは無いので、別段不快感は感じないが…
あ、そうだ
「死神さんの名前はなんて言うんですか?」
「は?俺の名前なんて聞いてどうするんだ」
「え?人に聞いておいて自分は名乗らないんですか?」
いじらしく落ち込んでみる。
「あぁ!もう分かった!教える!いじらしく縮こまるのはやめろ!」
……チョロい
「…ザンカ」
「…はい?」
「ザンカだ、死神のザンカ」
「何か女の子みたいな名前ですね」
「お前が人の名前をバカにできるたちか!」
「私の場合名字ですので」
「同じようなもんだろうが!」
中々面白い反応をする死神だ。彼といれば退屈もしないだろうし、一石二鳥だ。そんな事を考えながら私はゆっくりと立ち上がった。
「では、これからお願いしますね、ザンカさん」
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