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過去編
3.トラウマ
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…ちゅん。ちゅん。
鳥の鳴く声と共に激しい痛みに襲われ目を覚ました。
動こうとしても痛くて力が入らない。
首だけをなんとか持ち上げてあたりを見渡す。
「なんで…はだかなんだ…?」
寝起きでまだ頭がしっかりと働いていなかったのだろう。
そう言った瞬間、昨日のことがフラッシュバックした。
おっさんの荒い息。
背中に当たる脂肪のつまった腹。
緩めろと言われるたびにくる尻への痛み…
思い出すたびに頭が酷く痛み吐きそうになる。
リビングから声が聞こえた。
母さんの声と…遥輝の声と。。。
…っ父さんだ
はっ、はっ、、はっ…
だんだん荒くなっていく息を必死に殺そうとする。
なんでこんな時間にいるんだ。
何時もならもうとっくに会社に行ってる時間だろ。
取り敢えず俺の体を隠さないと…
きもちわるいきもちわるいきもちわるいきもちわるいきもちわるいきもちわるい!!
よくみると床も汚いままだ。
そこらにあるいらなくなるだろう服を手に取り、体の汚れを拭く。
何回も何回も…
皮膚がだんだん赤くなり血も出てくるがそれでも辞めない。辞められなかった。
なんだか体が鉛のように重くなってしまった気がした。
誰にもバレないようにしてシャワーだけ浴びて腰の激痛を耐えるようにして学校へ行った。
この日は全員俺よりも家を出る時間が早かったことだけが唯一の救いだった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
皆さんお久しぶりです!!
ちょっとうp主風引いちゃって💦
更新遅れて誠に申し訳ございませんでした🙇♂
そして短くてごめんなさい!
風邪治ったらちゃんと投稿出来るようにします!!
鳥の鳴く声と共に激しい痛みに襲われ目を覚ました。
動こうとしても痛くて力が入らない。
首だけをなんとか持ち上げてあたりを見渡す。
「なんで…はだかなんだ…?」
寝起きでまだ頭がしっかりと働いていなかったのだろう。
そう言った瞬間、昨日のことがフラッシュバックした。
おっさんの荒い息。
背中に当たる脂肪のつまった腹。
緩めろと言われるたびにくる尻への痛み…
思い出すたびに頭が酷く痛み吐きそうになる。
リビングから声が聞こえた。
母さんの声と…遥輝の声と。。。
…っ父さんだ
はっ、はっ、、はっ…
だんだん荒くなっていく息を必死に殺そうとする。
なんでこんな時間にいるんだ。
何時もならもうとっくに会社に行ってる時間だろ。
取り敢えず俺の体を隠さないと…
きもちわるいきもちわるいきもちわるいきもちわるいきもちわるいきもちわるい!!
よくみると床も汚いままだ。
そこらにあるいらなくなるだろう服を手に取り、体の汚れを拭く。
何回も何回も…
皮膚がだんだん赤くなり血も出てくるがそれでも辞めない。辞められなかった。
なんだか体が鉛のように重くなってしまった気がした。
誰にもバレないようにしてシャワーだけ浴びて腰の激痛を耐えるようにして学校へ行った。
この日は全員俺よりも家を出る時間が早かったことだけが唯一の救いだった。
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ちょっとうp主風引いちゃって💦
更新遅れて誠に申し訳ございませんでした🙇♂
そして短くてごめんなさい!
風邪治ったらちゃんと投稿出来るようにします!!
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