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交易都市
よんじゅうよんわめ※(モブ×エロフ)
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ダラダラ過ごした昨日。
あ、エルは実験漬けで、ジュークはクエスト。
エロフ君とゼルはそれぞれがずこばこと精気を搾りに走ってました。
そんな中、俺は1人街をぶらつく。
あっちへふらふらして、露店を冷やかし、こっちへふらふらと移動して、匂いに誘われるまま買い食いをしてまったり堪能している。
こうして辺りを見回してみると、もふもふが多いことに気付く。
二足歩行の猫らしき人や狼っぽい獣人、しっぽを揺らしながら歩いている人……ガハハわははと笑い声が聞こえてくる。
活気があっていいね!
……遠くない路地裏でエロフ君がハッスルしてるって知ってるけどね。
全部ひっくるめて活気があるってことで、うんうん。
ご飯も美味しいし、精気も美味しいです。
ただ、実況を聞いていると……ちょっとムラってくるよね。
なのでそーっとエロフ君に近づき、建物の陰から覗き見もしました。
エロフ君に跨られて搾り取られているのは……まあ、ご愁傷様としか言えないけど。
生AV愉しいね。
ニヤニヤしてるとエロフ君と目が合って……もう、エロエロなエロフ君は態と俺に見せつけるようにして動くしね。
エロフ君の息子さんが涎垂らしながらぷるんぷるんしてるし、その下でぐっちゃぐっちゃにっちゃにっちゃ出たり入ったりしてるとこ丸見えだし。
ホント御馳走様です。
くったりするおじさんを放置して俺はまた街をぶらつく。
エロフ君も徘徊中……いや、また見つけた?
もうゴロツキだとかそういうの相手にしてないよね?
手当たり次第じゃね?
通報とか……されないか。
精液搾られてるだけだもんね。
むしろエロフ君に遭遇しようとする人が増えてるっぽい。
ま、いっか。
そうして見つけたのはちょっとレトロな雰囲気で、シックなお店だった。
街が騒がしいのに、この店だけ静かに佇んでる風で興味を惹かれたのだ。
扉を開けばちりん、と鈴の音がして、ほんのりお酒の匂いがする。
どうやらバーのようなお店らしい。
かといって食堂のようにあっちこっちで声が上がり騒がしいというわけじゃなく、静かで落ち着いた隠れ家って感じ。
「いらっしゃいませ」
カウンターにいるおじさん……いや、おじさまだな。
優しげな雰囲気で微笑まれて、なんか胸がきゅんってした。
微笑まれると皺がくしゃってなるのも、イイ。
髪は白く、邪魔にならないようにかオールバックだ。
きりっとしたらそれはそれで似合うだろうし、イケメンすぎる。
肩幅もしっかりしているし、背筋もぴんと伸びていて、おじさまというよりおじいさんに見えるが若々しく感じる。
矛盾がすごいね。
カウンターの1つに腰掛けてみるけど、ここからどうしたらいいのかと周囲の様子を窺う。
見える人数は数人で、広くはない店内でそれぞれがグラスを傾けている。
「何をお飲みになられますか?」
「あ……えーっと……甘目のお酒って、ありますか?」
「はい、ございますよ」
喧噪が壁1枚で隔てられて、この店内だけゆったりとした時間が流れているみたいだ。
おじさまはいくつかの瓶やらを取り出してお酒を作ってくれた。
これはあれだ、カクテルってやつじゃございませんか?
ビールみたいなのしかないのかと思ってたのに……うん、美味しい。
口当たりも良く、ジュースのように1杯飲みきってしまう。
この店は当たりだ!
俺は何かを詮索されることもなく、静かにただお酒を楽しむことが出来た。
「またお越しくださいませ」
「どうも御馳走様でした」
何杯か飲んで気持ちよく店を出る俺。
いやぁ、ヨカッタ!
脳みそも体もふわふわしてて、頬を撫でる風が気持ちいい!
いい気分で俺は宿に帰り、……気が付いたら朝でした。
更に付け足すと素っ裸で、何故か同じく素っ裸のジュークが同じベッドに寝てて、もう1つのベッドにエルが寝てたよ。
何が起きた。
エロフ君は……あ、まだずこずこですか、元気だねぇ?
……前のエロフ君がどういう生活してたか知らないけど、なんか……元気だよね?
ご飯とか睡眠とかさ、今どうなってるんだろう。
エロフ君のエロエロが終わったら聞いてみないとな。
あ、俺が素っ裸だったとかジュークが一緒に寝てたとかの確認はしましたよ。
ただ単に寝てた俺にエルが乗っかったり、ジュークがそれを見て寝てることも気にせずヤったせいだそうです。
何故かエルに「実験が終わったのに寝てるシオンが悪いんだよ」って言われたけど、俺は何も悪くないと思いませんか。
睡眠姦とかってやつですね、これ。
もったいない!
今度エルにもジュークにもヤり返してやる!
あ、エルは実験漬けで、ジュークはクエスト。
エロフ君とゼルはそれぞれがずこばこと精気を搾りに走ってました。
そんな中、俺は1人街をぶらつく。
あっちへふらふらして、露店を冷やかし、こっちへふらふらと移動して、匂いに誘われるまま買い食いをしてまったり堪能している。
こうして辺りを見回してみると、もふもふが多いことに気付く。
二足歩行の猫らしき人や狼っぽい獣人、しっぽを揺らしながら歩いている人……ガハハわははと笑い声が聞こえてくる。
活気があっていいね!
……遠くない路地裏でエロフ君がハッスルしてるって知ってるけどね。
全部ひっくるめて活気があるってことで、うんうん。
ご飯も美味しいし、精気も美味しいです。
ただ、実況を聞いていると……ちょっとムラってくるよね。
なのでそーっとエロフ君に近づき、建物の陰から覗き見もしました。
エロフ君に跨られて搾り取られているのは……まあ、ご愁傷様としか言えないけど。
生AV愉しいね。
ニヤニヤしてるとエロフ君と目が合って……もう、エロエロなエロフ君は態と俺に見せつけるようにして動くしね。
エロフ君の息子さんが涎垂らしながらぷるんぷるんしてるし、その下でぐっちゃぐっちゃにっちゃにっちゃ出たり入ったりしてるとこ丸見えだし。
ホント御馳走様です。
くったりするおじさんを放置して俺はまた街をぶらつく。
エロフ君も徘徊中……いや、また見つけた?
もうゴロツキだとかそういうの相手にしてないよね?
手当たり次第じゃね?
通報とか……されないか。
精液搾られてるだけだもんね。
むしろエロフ君に遭遇しようとする人が増えてるっぽい。
ま、いっか。
そうして見つけたのはちょっとレトロな雰囲気で、シックなお店だった。
街が騒がしいのに、この店だけ静かに佇んでる風で興味を惹かれたのだ。
扉を開けばちりん、と鈴の音がして、ほんのりお酒の匂いがする。
どうやらバーのようなお店らしい。
かといって食堂のようにあっちこっちで声が上がり騒がしいというわけじゃなく、静かで落ち着いた隠れ家って感じ。
「いらっしゃいませ」
カウンターにいるおじさん……いや、おじさまだな。
優しげな雰囲気で微笑まれて、なんか胸がきゅんってした。
微笑まれると皺がくしゃってなるのも、イイ。
髪は白く、邪魔にならないようにかオールバックだ。
きりっとしたらそれはそれで似合うだろうし、イケメンすぎる。
肩幅もしっかりしているし、背筋もぴんと伸びていて、おじさまというよりおじいさんに見えるが若々しく感じる。
矛盾がすごいね。
カウンターの1つに腰掛けてみるけど、ここからどうしたらいいのかと周囲の様子を窺う。
見える人数は数人で、広くはない店内でそれぞれがグラスを傾けている。
「何をお飲みになられますか?」
「あ……えーっと……甘目のお酒って、ありますか?」
「はい、ございますよ」
喧噪が壁1枚で隔てられて、この店内だけゆったりとした時間が流れているみたいだ。
おじさまはいくつかの瓶やらを取り出してお酒を作ってくれた。
これはあれだ、カクテルってやつじゃございませんか?
ビールみたいなのしかないのかと思ってたのに……うん、美味しい。
口当たりも良く、ジュースのように1杯飲みきってしまう。
この店は当たりだ!
俺は何かを詮索されることもなく、静かにただお酒を楽しむことが出来た。
「またお越しくださいませ」
「どうも御馳走様でした」
何杯か飲んで気持ちよく店を出る俺。
いやぁ、ヨカッタ!
脳みそも体もふわふわしてて、頬を撫でる風が気持ちいい!
いい気分で俺は宿に帰り、……気が付いたら朝でした。
更に付け足すと素っ裸で、何故か同じく素っ裸のジュークが同じベッドに寝てて、もう1つのベッドにエルが寝てたよ。
何が起きた。
エロフ君は……あ、まだずこずこですか、元気だねぇ?
……前のエロフ君がどういう生活してたか知らないけど、なんか……元気だよね?
ご飯とか睡眠とかさ、今どうなってるんだろう。
エロフ君のエロエロが終わったら聞いてみないとな。
あ、俺が素っ裸だったとかジュークが一緒に寝てたとかの確認はしましたよ。
ただ単に寝てた俺にエルが乗っかったり、ジュークがそれを見て寝てることも気にせずヤったせいだそうです。
何故かエルに「実験が終わったのに寝てるシオンが悪いんだよ」って言われたけど、俺は何も悪くないと思いませんか。
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