性奴隷『性』活が始まったので逆らわずに生きていこうと思った……んだけれど思ったより気持ち良い『性』活が送れそうなので頑張りたいです。

冬生羚那

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変わったような変わらないようなわたしの『性』活

※※☆これはこれで

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 カチャリ、と小さな音がして扉が開く。
 薄暗い室内に明るい光が射し込み、ゆるゆるとそちらに顔を向ければ旦那様達がわたしを見下ろしていた。

「わぉ」
「ほう」
「それではわたくしは失礼します」

 音もなく扉が閉まり、室内はまた薄暗くなる。
 見た所旦那様達は楽な服装に変わっていて、多分ご飯もお風呂も終わっているのだろう。
 わたしの厭らしい匂いで充満する部屋ではわからないが、髪がしっとりしているのはわかった。
 どうやらわたしは焦らされたらしい。
 リィナさんだな……!
 扉を閉める直前にちらりと見えたリィナさんの顔がにやけていたから。

「いつからこうなの?」
「ふ、床が水浸しだな」

 しゃがみ込んでニヤニヤとわたしを舐めるように見つめる旦那様達の目が光っているように感じる。

「ぅ、ふぅ……ぅん……っ」

 身動げば鎖がチャラチャラと鳴り、ドロドロに溶ける胎内にあるお道具が擦れ、腰が揺れてしまう。
 そうしてそんな痴態を旦那様達に見下ろされて……恥ずかしいのに、お腹の奥がきゅう、と切なく泣く。

「素敵な格好だね、シーナ♡」
「んぐ、んぅ……っ」
「ふむ……この食い込みも悪くないな」

 ウィリアム様は嬉しそうにわたしの頭を撫で、ステファン様は肌に食い込む革と肌の境目を指先でなぞる。
 ぞくぞくとした快感で肌が粟立つのに、言葉で訴えることも、身じろぐことも出来なくて、涙が浮かんでくる。

「シーナってば似合いすぎじゃない?」
「これから増やすか」
「んぐっ、んぅーっ」

 増やすって何をですか!?
 エッチは増やさなくても十分なんですけども!?

「んぐぅぅ──ッッ!」

 ぐっと腰を下に押され、埋められているお道具が床に押されて奥を抉る。
 その衝撃に火花が弾け背中がしなる。
 だけどウィリアム様はわたしの腰を押さえ付けぐりぐりと動かす。
 そのせいで埋められているお道具が胎内を抉り回り、その強過ぎる快感から逃げられない。

「ぅぅ──ッ!───っっ!!」
「ふふ、イケた?」
「んぐっ、んぅぅッッ!」

 愉しそうに問いかけてくるウィリアム様にガクガクと身体を震わせながら頷けば、漸く手を離される。
 そうして口からボールが外されて、肺いっぱいに空気を吸い込む。

「さあ、シーナ」

 顔を上げるとシャツのボタンを外して上半身を肌蹴させたステファン様が、勃ち上がる楔をわたしの頬に擦り付けてきた。
 ステファン様のソレに顔を向け舌を伸ばせばステファン様はソレをわたしの口元へと動かしてくれる。
 その先端にしゃぶりつき、咥内へ誘えばステファン様から小さな呻き声が聞こえた。

「ん、んっ……んぐ、んぅ……」
「はぁ……いいぞ、シーナ……」

 ちらりと窺うように視線を上げれば、僅かに頬を上気させうっとりとこちらを見下ろす熱の篭った瞳と交わる。
 その瞳に背中がぞくぞくと震え、動かす舌と首に力が入る。
 じゅぽ、ぬぽ、と音を立てながら夢中で顔を動かしていると、後ろから胸を掬い上げられて揺らされた。
 しゃらしゃらと音がして、胸の突起が重さで引っ張られる。
 ウィリアム様は揺れる胸と、そのせいで音が鳴ることが楽しいのか、たぷたぷと上下左右に胸を弾ませている。

「ん……、んむ……っ」

 ちりちりとした快感に物足りなさを覚え、その鬱憤を口の中のステファン様にぶつける。
 頬を窄ませ、唾液ごと啜り、深く、浅く、ステファン様の肉棒に咥内を擦り付ける。

「ぅ、……シーナ……ッ」

 気持ち良くなってくれているのか、ステファン様は表情を少し歪め、荒い息を吐き、腰を揺らしてくる。
 わたしの胸で遊んでいたウィリアム様に腰を持たれ、後ろに引かれた。

「んむっ」
「もう、ステフばっかりずるい!」

 後ろを確認すれば、いつの間にか座り込んだウィリアム様の目の前に、玩具の埋め込まれた泉が曝され、かっと頬が紅くなった。
 後ろに下げられたことでステファン様から距離が出来たが、膝でにじり寄ってきたステファン様にしっかりと咥え直させられる。

「んっ、んむ……、んんぅ……っ」

 ステファン様に頭を押さえられ、その剛直が咥内をじゅぼじゅぼ音を立てながら動かされる。
 咥内で抜き差しされる快感に腰を震わせていると、胎内からぬりゅ、と玩具が抜ける感覚がして腰が跳ねた。

「わ、すっごいドロドロぉ♡」
「んむ、んぅっ、んん……ッ」

 2本の玩具がウィリアム様によって弄ばれ、腰がガクガクと跳ねる。
 抜けてしまいそうなほど引かれ、ぶぢゅう、と奥の入口を突き上げられ、ナカでぐるぐると掻き混ぜられ、弱い所を擦られ……瞼の裏がチカチカどころか白く染まり続ける。
 しまいにはサラサラの水を噴き出した感覚がした。

「わ、シーナ潮噴いた」
「ぐ、……イクぞ……っ」
「んぐっ、んぅッ、――ッ」

 ぷしゅぷしゅ潮を噴きながら、咥内に吐き出されたステファン様の白濁を反射的に飲み込む。
 勢いのあるそれは口の端からも零れてしまうが、それに構う隙はない。
 喉を鳴らして飲み込み、ステファン様の肉棒が引き抜かれて漸く息を吐く。
 項垂れるようにして息を整えていると、1本ずつ玩具が引き抜かれ、身体が震えた。
 ごとごと、と床に放り投げられただろう音がして、もう1人の旦那様を思い出す。

「ふふ、すっごいぱくぱくしてる♡」

 突き出したお尻を左右に割り開き、暴かれた蜜壺たちを見られる。
 そんなふうに、言われなくても、わかる。
 確かに玩具で高められたけれど……それとは違うモノが欲しいのだ。

「ウィリアム、様ぁ……」
「んー?」

 身体を捻り、後ろにいるウィリアム様の方へと顔を向ける。
 見えた顔は愉しそうで、それでいて瞳だけがギラリと鋭い光を放っている。
 その目は、わたしを欲してくれていると、そう思えて、蜜壺がきゅうう、と収縮するのがわかった。
 それはウィリアム様には良く見えただろう。
 ウィリアム様の長い指が、くすぐるように蜜壺の周りを撫でていく。

「も、欲しいんです……ウィリアム様の、ください……っ」
「えー? 玩具でイったでしょぉ? 足りないのかな?」
「足り、ない……ウィリアム様と、ステファン様の……おちんぽが、欲しいんです……っ、お願い、しますぅ……っ」
「……ふふ、うん、いいよ」

 嬉しそうに微笑んだウィリアム様は、ズボンと下着を脱ぎ捨てると床に座ったままわたしの腰を押さえた。
 そうしてその熱い欲棒の切っ先で後ろの淫壺をつんつんと突く。
 それだけで言いようのない快感が背中を走り、熱の籠った吐息が漏れた。

「じゃあ、シーナが挿入て」
「ん……、はい、ぃ……っ。ぅ、ふぁぁああ……っ」

 わたしは手も使えないし、見えないので、ウィリアム様が手助けしてくれた。
 その甲斐もあってか、太くて固くて熱い欲棒を、難なく飲み込むことが出来、身体を震わせる。
 しゃらしゃらと音が、わたしが動くのに合わせて鳴る。
 腸壁がごりごり擦られて、声が止まらない。

「んぁっ、あふ、んんっ」
「く、ぁー……気持ち……っ」

 目を閉じて快感のまま腰を揺らしていると、正面からじとりとした視線を感じて目を開く。
 むすっとしたステファン様がじぃっとこちらを見ていて、その目に嬉しさが込み上げてくる。
 ……求められてる。
 ウィリアム様の熱を咥え込んだまま腰を落とし、ウィリアム様の上に座り込む。
 そうして膝を立てて左右に開けば、ステファン様の目を引くことが出来た。

「ステファン様……、ステファン様のおちんぽも、ください……」

 ゆらゆらと前後に揺れ、ウィリアム様を感じつつオネダリをすれば、ステファン様が近づいてきて……蜜壺にぐぢゅぅ、とその熱が埋め込まれた。

「ふぁぁあっ!」
「ぅ、……狭いのに、締め付け、すぎ……っ」
「くぅっ、シーナの中は……熱い、な」
「はぁぁ……」

 充足感に蕩けたような吐息を漏らし、ステファン様の首に腕を掛ける。
 鎖がちょうどいい高さで、思考の片隅でリィナさんに感嘆の声を送る。
 よく高さがわかったものだ。

「あ……ふ……」

 満たされた気持ちがあるのに、じわじわと浮かぶ渇望に、わたしは素直に従う。
 足の裏をしっかりと床につけて、腰を揺らす。
 体勢がキツくて、大きな動きは出来ないが、ぬぽぬぽと2本の欲棒が擦れて気持ちがいい。
 うっとりとしながら腰を揺らしていたら、腰に4つの掌が添えられた。
 正面からの腕に膝裏を抱えられ、脚が浮いてしまった。
 ……どうやらわたしの自由な時間はなくなってしまったらしい。

 ステファン様とウィリアム様の息はぴったりだ。
 どちゅんどちゅんと最奥までを突きあげる動きにわたしは啼き声を上げる。

「んぁあっ! あひっ! あんっ!」
「はぁ……気持ちぃーっ」
「く、ぁあ……良い」

 天井からの鎖のせいで、動きが若干振り子みたいなわたしを揺らし、旦那様方は悦びの声を聴かせてくれる。

「ふぁあっ! だんなさま、ぁあ……っ!」
「ふ、……愛してるよ、シーナ」
「可愛い俺達のシーナ……愛してる……」

 わたし達の声と粘着質な水音が部屋の中に響き渡り……イってもイっても終わらない、長く続いた甘い責め苦にわたしは気を失った。
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