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変わる関係

※※☆3人だけの結婚式 (♂+♂×♀)

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 ベッドの側に立ったまま抱き締め合い、ステファン様とウィリアム様と交互に口付けを交わす。
 2人の背中に回した腕で服を掴んで体を支えようとするけれど、2人の手がドレスの上から不埒に動き、咥内を動き回る舌がわたしの思考を奪っていく。
 ドレスは左側の脇腹、腰の辺りを紐で編み上げていて、結び目を解けば簡単に脱がすことが出来る。
 でも御主人様達が脱がせたのはわたしの手袋だけだった。
 人差し指に引っ掛けられていた輪っかを外し、手袋をするりと引き抜くと何故かまた輪っかを引っ掛けてしまい、ぼんやりとしながら首を傾げる。

「折角着飾ってるからね、勿体ないでしょ」

 わたしの疑問を感じたウィリアム様はそう言ってわたしの頬を撫でた。
 ステファン様がわたしのこめかみに口付けを1つ落とすと肩に手を置かれ、ぐっと力を入れられる。
 その力にわたしは従い、床にドレスをふわりと拡げながら膝をついた。
 見上げた御主人様達は熱の篭った瞳を細めてわたしを見下ろしていた。
 その唇にはわたしから移った色が滲んで濡れていて、とくりと胸が高鳴る。

「さあシーナ。シーナの旦那を愛してくれるだろう?」
「まずはシーナの可愛い口と手でね♡」
「……はい」

 ステファン様がそっとわたしの頭を撫で、ウィリアム様が膝立ちのわたしの顔に腰を押し付けるように動かす。
 何を望まれているのかわかり、思わず唾を飲み込んでしまう。
 顔を正面へと戻す為に顎を引けば、右側に白色が、左側に黒色のズボンが見えた。
 交互にベルトを外しボタンをゆっくりと外す。
 見えた下着は2人とも白だった。
 ステファン様の手が、わたしの後頭部を押さえ、ウィリアム様の方へと顔を近づけさせる。
 少し膨らんでいるのが見えて、下着の上からソコに口付ける。
 白い下着に化粧が移ってしまうけれど気にせず頬擦りし、口と手を使って寛げれば久しぶりにまみえる楔に下腹部がきゅん、と疼いた。

 ステファン様のも同じように寛げ、右手にステファン様、左手にウィリアム様を掴みその先端に口付ける。
 ちゅ、ちゅ、と小さく音を立て交互に舌を這わせ、咥内に含めば唾液を絡めて顔を動かしていく。
 硬く大きくなる熱を手で扱き、先端の窪みに舌先を差し込みくりくりと抉ればびくびくと震え、快感を与えられていることに気持ちが高まっていく。
 御主人様達……ううん、旦那達の楔は手から力を抜けば臍にくっついてしまいそうな程勃ち上がっていて、もう口に収まり切らない。
 わたしの動きに合わせて旦那様達も腰を揺らし、くちゃくちゃと音が響く。

「はぁ……まずは浴びてもらおうか」
「ぁむ……ん……はひ……」
「ふふ、花嫁姿のシーナに僕達の精液浴びせるとか……ゾクゾクするね♡」
「ふ、は……いっぱい……ン、かけてください……っ」

 旦那様達の楔の先端に口付け、ちゅうう、と吸い上げれば一瞬膨らみを増したそこからびゅるる、と勢い良く白濁が吐き出された。
 顔やドレスにその熱いシャワーを浴びながら、もっと掛けて欲しいと手で扱き上げる。
 小さく呻く旦那様達をうっとりと見上げ、唇の端に垂れてきた白濁を舐め取ると苦いはずのそれは何だか甘く感じた。

「旦那様の精液……熱くて……気持ちぃ……」
「……、はぁ……」
「は、……ドロドロだな」

 旦那様達の指がそれぞれ顔に掛かった白濁を拭う。
 その指が口元に差し出されればその指にしゃぶりつき、舌を絡めて白濁を飲み込む。
 そんなわたしを満足気に見下ろす旦那様達の頬は少し赤く染まっていて、妖艶だ。

 2人に立たされドレスの紐を解かれると、ドレスがすとん、と床に落ちる。
 わたしの身体を覆うのはアクセサリーと総レースの下着、コルセットだけになる。
 この下着、旦那様達が1番力を入れたものである。

 体のラインを整えるコルセットは普通のもので、胸の下から腰までしかないものだ。
 これはいらない、とばかりにさっさと取られてしまった。

 レースの下着は少し伸縮する素材らしく、ワイヤーはなく、紐は飾り程度しかない。
 チューブトップブラのような胸布と、パンティーはしっかりとフィットしている。
 パンティーにはレースのスカートみたいなものがついていて、見た目はとても可愛いと思う。
 ただ……ただ、胸もパンティーもレース編みで作られているので、肌色が透けるというか、レースで飾られているだけというか……。
 そしてぽっちりするところ、乳首とか、は、隠さずむしろ出す勢いで作られている。

「うん、似合う似合う!」
「ああ、いいな」
「シーナにはずっとこういう格好でいて欲しいよね」
「そうだな。服より下着に拘る方が建設的だろう」

 じっくりと舐めるようにわたしを見つめる旦那様達だけど、2人の格好だとか、疼くわたしを早くどうにかして欲しい。
 もじもじと揺らめいていると旦那様達は自分の服に指を掛け始めた。
 少しずつ剥かれていく旦那様達をドキドキしながら見つめていたら、逸る気持ちが無意識に行動にでたらしく、旦那様達に1歩近付いていた。

「ふふ、待てないみたいだね」
「ぁ……っ」
「仕方ないな、シーナは」

 恥ずかしくて真っ赤になった顔を隠すように俯くけれど、旦那様達はくすくすと笑っている。
 バサバサ、と床にジャケットが放り投げられたのが視界の端に映る。
 ステファン様がわたしの腰に腕を回して抱き寄せ、覆い被さるように口付けをくれた。
 ステファン様の首に腕を回してしがみつきながら口付けに応えていると脹脛から太ももへと何かが這い上がり、ぞくりと背中が震える。
 何かと思えばわたしの後ろに回り込んでしゃがんだウィリアム様が、愉しそうに微笑みながらわたしの脚を撫でていたのだ。

「さあシーナ。足を開いて?」
「んむ、んぅ……っ……ん……」

 ステファン様との身長の関係でつま先立ちになっているわたしの足の間に体を割り込ませたウィリアム様は、わたしの脚を抱え込むように腕を回して撫でながらレースのスカートの中へ顔を突っ込むとレース越しに後ろの淫壺に鼻先を擦り付けてきた。
 ステファン様は薄く目を開いてわたしを見下ろしながら舌を絡め、レースから飛び出している胸の突起を指の腹で撫でている。

「ン、んっ、んぅ……っ」
「はぁ……エッチな匂いがいっぱいするね」

 鼻先で蕾をぐりぐりと抉りながらウィリアム様がうっとりと呟く。
 恥ずかしいやらもっとしてほしいやらで、蜜壷がじゅんと潤むのが自分でもわかる。
 腰が揺れ、息が荒くなる。
 ああ、足りない。
 もっと、もっと……。

「ぁ、は……っ……ウィリアム様……ステファン様ぁ……っ」

 唇が離れた隙に甘く、強請るような声が出た。
 ステファン様はわたしの首筋に顔を埋め時折ぴりっとした痛みを齎し、片腕でわたしを支えながら胸の形を変えていく。
 ウィリアム様は蜜壷には触れず、蕾をレース越しに舐め上げ、時折舌先を押し込もうとつついている。

「あ、ぁん……っ……ステファン様、ぁ……ウィリアム様……ッ」

 2人に支えられている今の状態ではもっと欲しくてもままならない。
 胸にかぶりつくステファン様の頭を掻き抱くように抱き締めた。

「ぁあ……っ……気持ち、ぃ……、もっと、ぉ……っ」
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