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調教開始
※※※※増えた (♂+♂×♀)
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ステファン様がずるる、とお尻から引き抜かれていく。
「ぁぁぁぁぁ…………」
その大きな楔に絡みついたままの腸壁も、一緒に引き出されてしまいそうだ。
それは全身がガクガクと弾む程の快感で、そして少しだけ、もう抜いてしまうのかと寂しく思う。
ぐぽぉ、と音がしてステファン様の全てが引き抜かれてしまった。
後を追うように、ステファン様の白濁がどろどろと垂れ落ち、ステファン様のズボンを白く染めていく。
「はぁ……シーナは具合が良すぎるな」
「はへ……?」
ステファン様が何か言ってるけれど、ちょっとわからない。
お尻なんて初めてなのに、こんなに気持ち良いなんて……。
わたしの身体、こんなにエッチだったっけ……。
浅い呼吸をしながら項垂れていると触手がうねうね動き出した。
といってもその動きはわたしの体を移動させているだけだ。
ステファン様に両腕を持ち上げられて、わたしの腕はステファン様の肩に回させられた。
ハッと気付くとステファン様も一糸纏わぬ姿になっていてステファン様の体が目に映った。
言うならば細マッチョ、といった所だろうか。
程よく引き締まった体は薄くもないが、ムキムキでもない。
多分ウィリアム様の方がムキムキだ。
わたしの脚に絡まっていた触手がゆっくりと外れていき、暫くぶりに地に足をつけたような感じがした。
ステファン様を跨いでベッドに膝をつけるとそのまま座り込みそうな程、脚に力が入らないことに気付く。
触手が持ち上げてくれているから腰が浮いている状態だ。
漸く人心地つける、と思ったのも束の間……しとどに濡れる蜜壷に熱が押し付けられた。
「ぅぁ……っ?」
「まだだ。まだ……足りん」
「ス、ステファン様……ぁ……ぁ……」
ステファン様に腰を支えられ、熱の切っ先がわたしの蜜を絡めながらじわじわと押し開いていく。
ぞわぞわと全身に甘い痺れが拡がり、思わず腕に力を入れてステファン様にしがみつく。
「ぁ、は……あ……」
「……ぅ……く」
耳に届いたステファン様の小さな声と、僅かに乱れた吐息に身体の奥がきゅん、と鳴き蜜が湧いた。
──ずちゅぅぅぅ……──
ステファン様の硬く太い熱を伝って蜜が零れていく。
ゆっくりだが確実に蜜襞を掻き分けてステファン様は奥へ奥へと進み、子宮口に先端が口付けた。
「ぁ……ぁぁ……ぁああ……っ」
爪先に力が入りシーツに皺を作る。
ステファン様はわたしの腰を抱き寄せ、最奥に口付けた熱を更に深く抉り込むと、そのまま腰を回すように動かしながらゴリゴリと最奥を抉る。
「あああ──っ!」
「ぐ、……っ……」
抉るような腰の動きに跳ねるように背をしならせ凶悪とも思える雄芯をキツく締め付け絶頂へ登り詰める。
全身が硬直し喉を震わせ、そして一気に脱力する。
ステファン様の厚い胸板に凭れ浅く呼吸をすれば、蜜壷の締め付けを堪えていたステファン様が髪にちゅ、ちゅと口付けてくる。
「……は……は……っ、ふ……」
「シーナは本当に感じやすいな」
「……っ、媚薬の、せい……です……」
自分の痴態は、正気に返ると物凄く恥ずかしい。
真っ赤な顔が見えないように、額をステファン様に擦り付けながら思わず媚薬のせいにしてしまう。
すると触れた額が揺れる。
くつくつと笑うステファン様の揺れが伝わり、羞恥だか信じてもらえない怒りだかで頬が膨れる。
「スルトの媚薬は強力なものではないのだが、な」
「っ!……し、知りません……っ」
「ちょっと、僕抜きでイチャつくの止めてよ」
急に聞こえてきた不機嫌そうな声にハッと慌てて顔を上げ、出処へと視線を向ける。
そこにはバスローブ姿の壁に凭れて頬を膨らませるウィリアム様が立っていた。
「遅いぞ、ウィル」
「ベタベタされて移った香水が臭かったんだよ。シャワー浴びてきた」
「お、おかえりなさいませ、ウィリアム様」
「うん、ただいま」
ウィリアム様がペタペタと近付いてくる。
ウィリアム様を見つめたまま、ステファン様の肩に手を置いて上半身を起こすと、顎を指で持ち上げられ噛み付くように唇を奪われた。
「んむ……っ、んぅ……ッ」
ウィリアム様の舌が咥内を弄り、舌を絡めとる。
流し込まれる唾液を飲み込みウィリアム様に絡める。
「……はぁ……」
離れるウィリアム様の唇に名残惜しさを感じて舌を伸ばせば、ウィリアム様の舌とわたしの舌を光りを受けて煌めく糸が繋いでいた。
ウィリアム様が舌なめずりをするように銀糸を舐め切るとベッドへと乗り上げる。
「シーナ、どうする?」
「え……?」
急にステファン様に問いかけられ意味がわからない。
何を聞かれているのか。
困惑するわたしをステファン様はじっと見つめたままだ。
すると後ろからウィリアム様の手が、わたしの胸に伸びてきた。
その手はわしっと胸を掴むとゆっくりと形を変えるように揉み始める。
「ふぁ……っ」
「シーナはおっぱいも可愛いね」
「ぁ、ウィリアム様……っ、ん……っ」
ウィリアム様に胸を嬲られ震えると、耳朶をねっとりと舐められた。
その舌はウィリアム様の物で、尖らせたそれで耳の穴に侵入してくる。
ぐちぐちと脳みそにダイレクトに響く水音は、恥ずかしさと快感を教えてくれる。
ステファン様はわたしの尻臀を両手で掴むと腰を揺らし、蜜壷を掻き回す。
「ふぁぁ……!」
びくりと背をしならせるとステファン様の肩に手を置いたまま、ウィリアム様に凭れる形になる。
ウィリアム様は胸を揉みながらわたしを抱き留め、首筋に舌を這わせていく。
ステファン様は腰を揺らしながら背を丸め、鎖骨や肩口に唇を滑らせた。
時折キツく肌を吸われ、ちくりとした痛みがわたしを襲う。
じわじわと拡がる快感に息が上がり、蜜壷がきゅんきゅん疼く。
その動きにお尻からもとろりとステファン様の白濁が溢れぶるりと身体が震えた。
「ねぇねぇ、シーナのアナルの具合どうだった?」
不意にウィリアム様の質問が飛び出した。
「ああ、シーナはケツまんこもいい」
「わーぉ、ケツまんこか。ふふ、確かにアナルもまんこだね」
「ふぁ、ぁん……っ」
ウィリアム様もステファン様もわたしを乱しながら平然と会話を続けている。
しかも愉しげに。
わたし1人が息を乱して快感に震えているなんて、なんだか不公平感を覚える。
……エッチに慣れてきたってことかな……?
そうぼんやり思うと、なんだか御主人様達も乱したくなる。
ベッドについた脚とステファン様の肩に置いていた腕に力を入れて、ウィリアム様に凭れたまま腰をゆるゆると動かし始める。
すると鎖骨に吸い付いていたステファン様がぴくりと肩を揺らし、上目遣いでわたしを見上げた。
お互いの視線が絡み合うとステファン様はわたしの体をウィリアム様に押し付ける様に離し、目を細めて体を後ろにあるクッションへと倒す。
そうしてわたしとステファン様が繋がる部分へと視線を向けた。
「は、ふ……っ……んんッ」
ウィリアム様に抱き留められ胸の突起をくりくりと弄られながら、わたしは脚に力を入れる。
そうして腰を持ち上げたり、回したり、ぐちゅぐちゅと水音を聞かせながらステファン様に淫壺の様子を見せつける。
「……ずるい!」
「ひあッ!」
そんなわたし達を見下ろしていたウィリアム様が急に胸の突起をキツく摘み引っ張った。
ビリッと走った快感に背中がしなり動きを止めてしまう。
「ねぇ、僕は?」
肩口からわたしを睨むウィリアム様の目は、熱が篭ってギラついていた。
そんなウィリアム様の目にきゅん、と胸や身体の奥が高鳴る。
そしてその存在を思い出せ、とばかりにとろりと溢れるステファン様の白濁にぞくりと背中が粟立つ。
ウィリアム様の頬にちゅ、と口付けると一転してきょとんとした。
そんな様子が可愛くてにへ、と笑みが浮かぶ。
動かないウィリアム様から身体を離してステファン様の胸に手を乗せて撓垂れるように倒れ込む。
「……シーナ?ウィル?」
こちらもきょとんとしていた。
その様子はそっくりでなんだかおかしい。
ステファン様の首筋に顔を寄せて口付けを落とすとそのまま腰をゆっくり持ち上げる。
「ぁ……ふ……」
数度腰を上下させてちらりとウィリアム様の方へ振り返ると、ウィリアム様はステファン様と繋がる部分と、ぱくぱくひくつく後孔へと視線を釘付けにしていた。
ステファン様に凭れて両手を尻臀へと伸ばすと、白濁に塗れたもう1つの淫らな入り口をくぱ、と拡げる。
わたしは多分、厭らしい笑みを浮かべているに違いない。
でも、身体が、心が求めているのだから仕方ないよね。
「ウィリアム様……シーナのケツまんこをお使いください……。ウィリアム様のおちんぽが欲しくて、疼いてるんです……」
小さく喉を鳴らしたウィリアム様はさっさとバスローブを脱ぎ捨てるとわたしの尻臀を掴み、熱く昂った熱を後孔へと押し入れていく。
──ぐぬぷぷぷ……──
「はぁああああ…………!」
「く……っ」
「ぅ、わ……っ……熱い……し、キツ……っ」
薄い肉壁越しに2人の塊が襞を擦り息が詰まる。
それは圧迫感と快感で全身が震えて力が抜ける。
「は、ぁ……おっきくて……いっぱい……♡」
ステファン様の胸に凭れてうっとりと2本を味わっているわたしを挟んで、御主人様達はアイコンタクトをする。
もぞもぞと動き場所が決まったらしい2人の目は熱が篭ってギラついていた。
「……ふ……ぁうっ!」
ウィリアム様がわたしの胸を鷲掴みにして上半身を起こすと、ステファン様がわたしの腰を掴み上下に揺さぶり始めた。
その動きは激しく、頭を突き抜けるような快感がビリビリと走る。
2本の楔はそれぞれの奥を突き破りそうな程深く挿し込まれ、わたしの胎内に収めるには大き過ぎて下っ腹が膨らんでいる。
「あー……!あああッ!」
「はー……淫乱なシーナが悪いんだよ?」
「私のちんぽだけでは足りないとはな……たっぷりと味わわせてやろう」
──どちゅん!ぶちゅん!ぐちゅっ!──
ステファン様はわたしを軽々と持ち上げ、そして落とす。
その衝撃に口は開きっぱなしで、唇だけでなく全身が戦慄く。
両方の淫壺が快感に、満たされる嬉しさにきゅうきゅうと蠢く。
最奥をノックどころではなく、突き破らん勢いで叩かれ悲鳴にも似た嬌声が止まらない。
「きゃあうっ!ああッ、あひンッ!」
「はぁ……ステフのちんぽにも擦れてる」
「ああ……」
ウィリアム様もステファン様も、声が愉しそうに揺れている。
悦んでいるのがわかると更に2人を締め付けるようにきゅんきゅんと襞が蠢き絡み付く。
まるで玩具の様に揺さぶられるわたしに御主人様達の腰も揺れ、内壁を擦り合う。
「ああ……っ!も、イっちゃ……っ、イっちゃう……ッ!」
「ん、僕も出したい……っ」
「……、……イクぞ、シーナ……!」
「あ……っ、あっあっ、あ──っっ!」
明滅していた火花が弾けて全身が硬直する。
息を詰めたままぶるりと震えると、一瞬遅れて2本の楔から白濁が噴き出してくる。
きゅう、とキツく締め付ける内壁で楔を扱き、収まらない白濁に満たされていく。
2つの淫壺から御主人様達の白い熱が溢れこぽこぽ音が聞きえた。
「……、はぁー……♡」
籠っていた熱を吐息混じりに吐き出し、うっとりと空中を見上げる。
力の抜けた身体はウィリアム様の支えがなくなると、ステファン様の身体の上に倒れる。
「ふふ、まだだよ♡」
「へ……?」
「私達は絶倫、というらしいしな」
「え……」
「たぁっぷり出してあげるね♡」
ウィリアム様の愉しげなねっとりとした声が、ステファン様の熱の篭った瞳が、わたしの身体を震わせる。
ウィリアム様に腰をしっかりと押さえられて逃げ道はなかった。
「きゃぁああ──!」
「ぁぁぁぁぁ…………」
その大きな楔に絡みついたままの腸壁も、一緒に引き出されてしまいそうだ。
それは全身がガクガクと弾む程の快感で、そして少しだけ、もう抜いてしまうのかと寂しく思う。
ぐぽぉ、と音がしてステファン様の全てが引き抜かれてしまった。
後を追うように、ステファン様の白濁がどろどろと垂れ落ち、ステファン様のズボンを白く染めていく。
「はぁ……シーナは具合が良すぎるな」
「はへ……?」
ステファン様が何か言ってるけれど、ちょっとわからない。
お尻なんて初めてなのに、こんなに気持ち良いなんて……。
わたしの身体、こんなにエッチだったっけ……。
浅い呼吸をしながら項垂れていると触手がうねうね動き出した。
といってもその動きはわたしの体を移動させているだけだ。
ステファン様に両腕を持ち上げられて、わたしの腕はステファン様の肩に回させられた。
ハッと気付くとステファン様も一糸纏わぬ姿になっていてステファン様の体が目に映った。
言うならば細マッチョ、といった所だろうか。
程よく引き締まった体は薄くもないが、ムキムキでもない。
多分ウィリアム様の方がムキムキだ。
わたしの脚に絡まっていた触手がゆっくりと外れていき、暫くぶりに地に足をつけたような感じがした。
ステファン様を跨いでベッドに膝をつけるとそのまま座り込みそうな程、脚に力が入らないことに気付く。
触手が持ち上げてくれているから腰が浮いている状態だ。
漸く人心地つける、と思ったのも束の間……しとどに濡れる蜜壷に熱が押し付けられた。
「ぅぁ……っ?」
「まだだ。まだ……足りん」
「ス、ステファン様……ぁ……ぁ……」
ステファン様に腰を支えられ、熱の切っ先がわたしの蜜を絡めながらじわじわと押し開いていく。
ぞわぞわと全身に甘い痺れが拡がり、思わず腕に力を入れてステファン様にしがみつく。
「ぁ、は……あ……」
「……ぅ……く」
耳に届いたステファン様の小さな声と、僅かに乱れた吐息に身体の奥がきゅん、と鳴き蜜が湧いた。
──ずちゅぅぅぅ……──
ステファン様の硬く太い熱を伝って蜜が零れていく。
ゆっくりだが確実に蜜襞を掻き分けてステファン様は奥へ奥へと進み、子宮口に先端が口付けた。
「ぁ……ぁぁ……ぁああ……っ」
爪先に力が入りシーツに皺を作る。
ステファン様はわたしの腰を抱き寄せ、最奥に口付けた熱を更に深く抉り込むと、そのまま腰を回すように動かしながらゴリゴリと最奥を抉る。
「あああ──っ!」
「ぐ、……っ……」
抉るような腰の動きに跳ねるように背をしならせ凶悪とも思える雄芯をキツく締め付け絶頂へ登り詰める。
全身が硬直し喉を震わせ、そして一気に脱力する。
ステファン様の厚い胸板に凭れ浅く呼吸をすれば、蜜壷の締め付けを堪えていたステファン様が髪にちゅ、ちゅと口付けてくる。
「……は……は……っ、ふ……」
「シーナは本当に感じやすいな」
「……っ、媚薬の、せい……です……」
自分の痴態は、正気に返ると物凄く恥ずかしい。
真っ赤な顔が見えないように、額をステファン様に擦り付けながら思わず媚薬のせいにしてしまう。
すると触れた額が揺れる。
くつくつと笑うステファン様の揺れが伝わり、羞恥だか信じてもらえない怒りだかで頬が膨れる。
「スルトの媚薬は強力なものではないのだが、な」
「っ!……し、知りません……っ」
「ちょっと、僕抜きでイチャつくの止めてよ」
急に聞こえてきた不機嫌そうな声にハッと慌てて顔を上げ、出処へと視線を向ける。
そこにはバスローブ姿の壁に凭れて頬を膨らませるウィリアム様が立っていた。
「遅いぞ、ウィル」
「ベタベタされて移った香水が臭かったんだよ。シャワー浴びてきた」
「お、おかえりなさいませ、ウィリアム様」
「うん、ただいま」
ウィリアム様がペタペタと近付いてくる。
ウィリアム様を見つめたまま、ステファン様の肩に手を置いて上半身を起こすと、顎を指で持ち上げられ噛み付くように唇を奪われた。
「んむ……っ、んぅ……ッ」
ウィリアム様の舌が咥内を弄り、舌を絡めとる。
流し込まれる唾液を飲み込みウィリアム様に絡める。
「……はぁ……」
離れるウィリアム様の唇に名残惜しさを感じて舌を伸ばせば、ウィリアム様の舌とわたしの舌を光りを受けて煌めく糸が繋いでいた。
ウィリアム様が舌なめずりをするように銀糸を舐め切るとベッドへと乗り上げる。
「シーナ、どうする?」
「え……?」
急にステファン様に問いかけられ意味がわからない。
何を聞かれているのか。
困惑するわたしをステファン様はじっと見つめたままだ。
すると後ろからウィリアム様の手が、わたしの胸に伸びてきた。
その手はわしっと胸を掴むとゆっくりと形を変えるように揉み始める。
「ふぁ……っ」
「シーナはおっぱいも可愛いね」
「ぁ、ウィリアム様……っ、ん……っ」
ウィリアム様に胸を嬲られ震えると、耳朶をねっとりと舐められた。
その舌はウィリアム様の物で、尖らせたそれで耳の穴に侵入してくる。
ぐちぐちと脳みそにダイレクトに響く水音は、恥ずかしさと快感を教えてくれる。
ステファン様はわたしの尻臀を両手で掴むと腰を揺らし、蜜壷を掻き回す。
「ふぁぁ……!」
びくりと背をしならせるとステファン様の肩に手を置いたまま、ウィリアム様に凭れる形になる。
ウィリアム様は胸を揉みながらわたしを抱き留め、首筋に舌を這わせていく。
ステファン様は腰を揺らしながら背を丸め、鎖骨や肩口に唇を滑らせた。
時折キツく肌を吸われ、ちくりとした痛みがわたしを襲う。
じわじわと拡がる快感に息が上がり、蜜壷がきゅんきゅん疼く。
その動きにお尻からもとろりとステファン様の白濁が溢れぶるりと身体が震えた。
「ねぇねぇ、シーナのアナルの具合どうだった?」
不意にウィリアム様の質問が飛び出した。
「ああ、シーナはケツまんこもいい」
「わーぉ、ケツまんこか。ふふ、確かにアナルもまんこだね」
「ふぁ、ぁん……っ」
ウィリアム様もステファン様もわたしを乱しながら平然と会話を続けている。
しかも愉しげに。
わたし1人が息を乱して快感に震えているなんて、なんだか不公平感を覚える。
……エッチに慣れてきたってことかな……?
そうぼんやり思うと、なんだか御主人様達も乱したくなる。
ベッドについた脚とステファン様の肩に置いていた腕に力を入れて、ウィリアム様に凭れたまま腰をゆるゆると動かし始める。
すると鎖骨に吸い付いていたステファン様がぴくりと肩を揺らし、上目遣いでわたしを見上げた。
お互いの視線が絡み合うとステファン様はわたしの体をウィリアム様に押し付ける様に離し、目を細めて体を後ろにあるクッションへと倒す。
そうしてわたしとステファン様が繋がる部分へと視線を向けた。
「は、ふ……っ……んんッ」
ウィリアム様に抱き留められ胸の突起をくりくりと弄られながら、わたしは脚に力を入れる。
そうして腰を持ち上げたり、回したり、ぐちゅぐちゅと水音を聞かせながらステファン様に淫壺の様子を見せつける。
「……ずるい!」
「ひあッ!」
そんなわたし達を見下ろしていたウィリアム様が急に胸の突起をキツく摘み引っ張った。
ビリッと走った快感に背中がしなり動きを止めてしまう。
「ねぇ、僕は?」
肩口からわたしを睨むウィリアム様の目は、熱が篭ってギラついていた。
そんなウィリアム様の目にきゅん、と胸や身体の奥が高鳴る。
そしてその存在を思い出せ、とばかりにとろりと溢れるステファン様の白濁にぞくりと背中が粟立つ。
ウィリアム様の頬にちゅ、と口付けると一転してきょとんとした。
そんな様子が可愛くてにへ、と笑みが浮かぶ。
動かないウィリアム様から身体を離してステファン様の胸に手を乗せて撓垂れるように倒れ込む。
「……シーナ?ウィル?」
こちらもきょとんとしていた。
その様子はそっくりでなんだかおかしい。
ステファン様の首筋に顔を寄せて口付けを落とすとそのまま腰をゆっくり持ち上げる。
「ぁ……ふ……」
数度腰を上下させてちらりとウィリアム様の方へ振り返ると、ウィリアム様はステファン様と繋がる部分と、ぱくぱくひくつく後孔へと視線を釘付けにしていた。
ステファン様に凭れて両手を尻臀へと伸ばすと、白濁に塗れたもう1つの淫らな入り口をくぱ、と拡げる。
わたしは多分、厭らしい笑みを浮かべているに違いない。
でも、身体が、心が求めているのだから仕方ないよね。
「ウィリアム様……シーナのケツまんこをお使いください……。ウィリアム様のおちんぽが欲しくて、疼いてるんです……」
小さく喉を鳴らしたウィリアム様はさっさとバスローブを脱ぎ捨てるとわたしの尻臀を掴み、熱く昂った熱を後孔へと押し入れていく。
──ぐぬぷぷぷ……──
「はぁああああ…………!」
「く……っ」
「ぅ、わ……っ……熱い……し、キツ……っ」
薄い肉壁越しに2人の塊が襞を擦り息が詰まる。
それは圧迫感と快感で全身が震えて力が抜ける。
「は、ぁ……おっきくて……いっぱい……♡」
ステファン様の胸に凭れてうっとりと2本を味わっているわたしを挟んで、御主人様達はアイコンタクトをする。
もぞもぞと動き場所が決まったらしい2人の目は熱が篭ってギラついていた。
「……ふ……ぁうっ!」
ウィリアム様がわたしの胸を鷲掴みにして上半身を起こすと、ステファン様がわたしの腰を掴み上下に揺さぶり始めた。
その動きは激しく、頭を突き抜けるような快感がビリビリと走る。
2本の楔はそれぞれの奥を突き破りそうな程深く挿し込まれ、わたしの胎内に収めるには大き過ぎて下っ腹が膨らんでいる。
「あー……!あああッ!」
「はー……淫乱なシーナが悪いんだよ?」
「私のちんぽだけでは足りないとはな……たっぷりと味わわせてやろう」
──どちゅん!ぶちゅん!ぐちゅっ!──
ステファン様はわたしを軽々と持ち上げ、そして落とす。
その衝撃に口は開きっぱなしで、唇だけでなく全身が戦慄く。
両方の淫壺が快感に、満たされる嬉しさにきゅうきゅうと蠢く。
最奥をノックどころではなく、突き破らん勢いで叩かれ悲鳴にも似た嬌声が止まらない。
「きゃあうっ!ああッ、あひンッ!」
「はぁ……ステフのちんぽにも擦れてる」
「ああ……」
ウィリアム様もステファン様も、声が愉しそうに揺れている。
悦んでいるのがわかると更に2人を締め付けるようにきゅんきゅんと襞が蠢き絡み付く。
まるで玩具の様に揺さぶられるわたしに御主人様達の腰も揺れ、内壁を擦り合う。
「ああ……っ!も、イっちゃ……っ、イっちゃう……ッ!」
「ん、僕も出したい……っ」
「……、……イクぞ、シーナ……!」
「あ……っ、あっあっ、あ──っっ!」
明滅していた火花が弾けて全身が硬直する。
息を詰めたままぶるりと震えると、一瞬遅れて2本の楔から白濁が噴き出してくる。
きゅう、とキツく締め付ける内壁で楔を扱き、収まらない白濁に満たされていく。
2つの淫壺から御主人様達の白い熱が溢れこぽこぽ音が聞きえた。
「……、はぁー……♡」
籠っていた熱を吐息混じりに吐き出し、うっとりと空中を見上げる。
力の抜けた身体はウィリアム様の支えがなくなると、ステファン様の身体の上に倒れる。
「ふふ、まだだよ♡」
「へ……?」
「私達は絶倫、というらしいしな」
「え……」
「たぁっぷり出してあげるね♡」
ウィリアム様の愉しげなねっとりとした声が、ステファン様の熱の篭った瞳が、わたしの身体を震わせる。
ウィリアム様に腰をしっかりと押さえられて逃げ道はなかった。
「きゃぁああ──!」
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