性奴隷『性』活が始まったので逆らわずに生きていこうと思った……んだけれど思ったより気持ち良い『性』活が送れそうなので頑張りたいです。

冬生羚那

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新しくなる『わたし』

※※『女』になった日 (♂×♀)

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 抱っこされたまま廊下を進み連れてこられた部屋は、一瞥してそういう部屋だとわかるものだった。
 結構な広さのある部屋で、奥に大きなベッドがあり、その手前にはソファーがある。
 そしてベッドとソファーの間には天井から鎖がぶら下がっていて、手枷が揺れている。
 そして壁には棚が置かれていて、どう見てもアダルトグッズが並べられていた。
 その横にも何か見えるけれど、ちょっとそっちは見るのが憚られる。
 そしてベッドの奥に見えるのもちょっと……うん、わたしにはまだ早いと思う。
 いや、わたしはあれもそれも使ったことないよ!?
 マンガで読んだことあるぐらいだから!
 ……誰に向かって自己弁護してるんだわたし……。

 そしてわたしはベッドに寝かされ、ベッドヘッドから伸びた手枷に両手を繋がれてしまいました。

 ──ぐちゅ、ぐちゅ、くちゅう──

「ひゃ、あうっ……」
「ここ、気持ち良いだろう?」

 ──ぐちゃ、ぐちゅっ──

 繋がれた後は服を剥かれ、御主人様が持ってきたローションに全身まみれてただ今愛撫されています。
 もうどれだけ御主人様に触れられているのかわからないほどの時間をかけて、ゆっくり、じわじわと身体を拓かれている。

 ──くちゃ、ぷちゅっ──

「さあ、今、私は、どこに触れている?」
「ああっ、やぁ……っ」
「いや、ではないだろう?ちゃんと答えるんだ」
「で、でもぉ……っ、ひやっ」
「ああ、ここを知らないのか?……ここは……そうだな、おまんこという」

 ひいい!
 美形がとんでもないコト言いおった!
 しかもクール系美人が真顔で!
 そして何を言わそうとしてるの!

 御主人様が使ったローションはどうやら痛みに対して鈍くなるものらしく、処女であるはずのわたしに挿し込まれた指は痛みより違和感と快感を教えてくる。
 男らしい指が既に二本、わたしのナカを掻き回し、腹側の膨らみを擦り上げ押しつぶしてくる。
 そして御主人様は愉しげに目を細めてわたしを見下ろして観察している。

 ──ぐちゃ、ぐちゅ、ぐちゅうっ──

「きゃっ、ああ……っ」
「さあ、言うんだ。そうしたらもっと、快感を教えてやろう」

 御主人様の指は優しくわたしの快感のツボを刺激し、指が抜き差しされると蜜が溢れ卑猥な音が響く。
 この身体処女なんですよね?
 気持ち良すぎじゃないでしょうか?
 ローションに媚薬でも入ってんの?

「はぁ……っ……ご、御主人様の指……がぁ……っ」
「うん、私の指が?」
「あう……っ……わ、わたしの……ぉ……お、おまんこ……にぃっ」
「ああ、シーナのおまんこに?」
「お……おまんこ……っ……ぐちゅぐちゅ、ってぇ……っ」
「ああ……くく、シーナのおまんこはドロドロだな。気持ち良いか?」
「はひ……っ、気持ち……ぃですぅ……ッ」

 気持ち良すぎて頭がくらくらする。
 もっと気持ちいいことを教えてほしい。
 御主人様の指の動きに合わせて無意識に腰が揺れる。
 それに気付いて羞恥に顔が熱くなるけれど、止められない。

「腰が揺れているな?」
「あっ……御主人様、ぁ……、おまんこ、気持ち……っ」
「そうだ、これからもそうやって素直に言え」
「は、はいぃ……っ」

 御主人様は快感に蕩けるわたしの頭を空いた手で撫でると唇を合わせてきた。
 触れ合った唇は熱く、きゅんきゅんと下腹が痛む。
 重なった唇からはとめどなく声が溢れ、御主人様の咥内に流れる。
 わたしの咥内に御主人様の肉厚で長い舌が入ってきて、掻き混ぜていく。

 ──ぐちゅ、くちゅ、ちゅぷっ──
 ──じゅぶっ、ずぷっ、ぐちゅっ──

「あっ、あむっ……んむぅ……ッ」

 咥内に流し込まれた御主人様の唾液が、わたしの唾液と混ぜられ飲み込み切れなかった分が溢れ出す。
 上顎を擦られ、歯列をなぞられ、舌を擦り合わされ唾液が溢れ続ける。
 御主人様にも気持ち良くなって欲しくて、拙いながらも舌を絡めれば、それも絡め取られてしまう。
 それがとても気持ち良かった。

「んむっ、んむぅ……っ、はむぅッ」

 御主人様は舌を絡めながらも指の動きは止めず、蜜壷からも口からもぐちゃぐちゃと音が鳴り響き、全身が跳ねる。
 もっと気持ち良くしてほしい……。

「ふぁあ……っ……ああ……っ、御主人様ぁ……っ」

 漸く唇が離され、お互いの唇の間にはとろりと銀糸が糸を引く。
 涙で滲む視界でそれを見ているときゅう、と御主人様の指を締め付けてしまった。

「シーナは可愛いな……。わたしも君を感じたくなってしまった」
「ああ……っ……御主人様ぁ……っ」
「シーナのおまんこも十分潤っているし……いいな?」
「はいぃっ……御主人様のおちんちん……シーナのおまんこに、くださいぃ……っ!」

 御主人様を見上げてそう言えば、小さく、それでも嬉しそうに微笑まれた。

「シーナは優秀だ。おまんこしか触っていないのにおねだりも出来るのだな」
「あ……、ああ……っ……ごめ、なさ……ぁあ……っ」
「ふ、怒ってるわけじゃない。むしろ……本当にいい買い物をした」
「あ……っ……御主人様ぁ……っ」

 掻き混ぜる指じゃあ足りない。
 もっと太くて硬いモノで奥まで擦られたい。

 欲望の沸き上がるまま強請るように腰を揺らし、濡れる目で、言葉で求める。
 御主人様が指を引き抜くと、溢れた愛液が糸を引き、更にシーツを濡らす。
 そこはもう小さな池が出来ていた。

「さて……ちゃんと入るか……?」

 愉しそうに御主人様はわたしを見つめたままズボンを寛げる。
 取り出された御主人様の雄芯はぶるん、と震え天に向かって勃ち上がっていた。
 まるで見せつけるようにわたしの目の前に差し出されたソレは、太くて長くて赤黒く、いっそグロテスクさを感じる。
 だけどわたしの蜜壷はソレが欲しくて、きゅんきゅんと蠢いて蜜を溢れさせた。

「ああ……御主人様のおちんちん……」

 うっとりとした声でそう言うと御主人様は小さく笑ったままわたしの足元に身体をずらし、わたしの両足を大きく広げて持ち上げ背中を丸めさせる。
 両方の膝裏を押され、わたしの頭を挟むように膝がベッドに縫い付けられる。
 愛液で濡れた蜜壷が明かりに照らされててらてらと光っている。
 そしてそこははしたなくぱくぱくと、これから訪れるモノを求めるようにひくついていた。

 ──くちゅ、くちゅ──

「見えるか?」
「は、はい……見えます……」
「ん、痛いかもしれぬが……大丈夫か?」

 ──くちゅ、くちゅん──

 御主人様は優しくわたしに聞く。
 だけどその間も太くて硬い御主人様の雄芯をわたしの蜜壷に擦り付けていて、水音が途切れることはない。
 御主人様の雄芯はわたしの愛液に塗れ、ぬるぬると滑りを良くしていく。

「だ、大丈夫です……。どうか、御主人様の太くて硬いおちんちんを……シーナのおまんこに挿入いれて……ください……」

 期待と興奮で高鳴る胸が痛い程で、震える声でそう告げる。
 御主人様はよく出来ました、と言ってゆっくりと先端を埋め込む。

 ──ぐぷっ、ぐちゅう──

「ふぁ……ああ……っ」
「どんな感じがする?」
「あ……っ……入り口、が……いっぱい拡げられて……、擦られ……っ……おまんこ……気持ち……、です……っ」

 目の前で自分のナカに埋め込まれてゆく雄芯は、どう見ても受け入れるには大き過ぎる。
 けれどゆっくりと確実に収まってゆく。
 ミチミチと押し広げられるわたしのソコは何故か痛みを訴えなくて、ただただ圧迫感と快感が全身に広がっている。
 だけど、中程まで挿入はいってくるとぴりっとした痛みを感じた。

「い……っ」
「ふむ」

 ご主人様も気付いたらしく、埋められた雄芯を少し引き抜きまた挿し込む。
 少しずつ少しずつ、挿し込む深さを深くしていく。
 ご主人様は優しく押し広げることにしてくれたようだ。
 だけど痛みはじわじわと拡がり、わたしは手をキツく握り締めて目をぎゅう、と瞑る。

「だ、大丈夫です……でも、いっそ一思いに……っ」

 ──ぶちぶちぃっ──

「い──ッッ!」

 震えながらも告げた言葉に、御主人様は一気に腰を押し進めてきた。
 引き裂かれる痛みにじわりと涙が浮かぶと、御主人様が頭を撫でながら唇で優しく掬い取ってくれる。

「これで君は《女》になった。これからは私達の性奴隷としてしっかり学べよ?」
「は、はいぃ……」
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