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昭和レトロ
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かつて昭和という時代があった。半世紀前のそのころを知る人間も、段々と少なくなってきている。
上崎亮太は13歳の中学1年生。部活動は一応野球に所属しているが、練習自体は5時に終わるので、その後は近所の仲間と日が暮れるまで遊び続ける。仲間といっても、小学校低学年から中学生まで様々な学年の子どもたちが、そこにはいる。
その1人の田所勝夫は中学2年生で、9人グループの大将だ。亮太らは自らのチームを“あかつきナイン”と呼び、メンバーは勝夫のことを、親しみと尊敬の念を込めて〝あんちゃん〟と呼ぶ。
亮太たちの遊び場は、もっぱら近所の神社で、通称“お宮さん”。
今日もあかつきナインが、そのお宮さんに勢揃いしている。どうやら今から“やこまり野球”が始まるようだ。
やこまり野球とは、軟式テニスのボールを、バットでなく腕で打つ野球のことで、場所を取らず簡単にできるので、初めはいつも“やこまり野球”からがきまり。
まず地面の上に枯れ枝で塁線を引き、三角ベースにしたら、次は2つのチームに分ける。
「良夫、お前はあっち。二郎は俺のチームだ」
チームは勝夫が決めることになっている。その決定に文句を言う者がいないのは、勝夫は自分のためじゃなく、必ず平等にチームを分けることを知っているからだ。
「これで4対4になった。じゃあ進はハエボボで、俺のところな」
またまた分かんない言葉が出てきた。ここでの“ハエボボ”とは、1人余った補欠のこと。およそ戦力としては期待されていない1番年下の者が、どちらかのチームに入れてもらうのがルールで、それをハエボボという。進は小学3年生の最年少のため、今回もハエボボとなった。
どんなにも歳が違っていても、遊ぶことには全く抵抗感はない。
ただ誰もがあこがれの4番サード、そう、巨人の長島と同じ打順、守備を取り合うが、最後は最年長者で落ち着くことになっていた。
次は缶蹴り、だるまさんが転んだと続いていく。このルーティンを、飽きもせず毎日毎日繰り返す。とにかく貧しさが当たり前の世であったので、なるべく道具を使わず、ウエアー、シューズもいらずお金が掛からない遊びが原則だった。その上で、ルールはその都度自分たちで変更していき、少しでも面白くなるよう考えるのも、これまた楽しかった。
「おい、“ささき”行くぞ」
勝夫の一言で、あかつきメンバーがぞろぞろと勝夫の後をつけて行った先は、菓子屋の“佐々木”。
「おばちゃん、当たり棒ちょうだい」
“当たり棒”とは5円の麩菓子のことで、封を切り包装紙の内側に“当たり”があればも、う一本おまけでもらえた。
「ちぇ、また外れか。おばちゃん、当たりって本当にあるの?」
勝夫は立て続けに外れたので、かなりご機嫌斜め。こうなると、メンバーたちは自分が勝夫の八つ当たりの標的にならぬよう、鳴りを潜め出す。
「おい、お宮さんに戻るぞ。ケイドロだケイドロ」
ここでの“ケイドロ”とは警察とドロボウの短縮語で、いわゆる鬼ごっこの一種にあたる。
亮太たちメンバーは、勝夫が言えばその通りに動く。それほどみんなにとって勝夫は絶対的な存在であった。
ようやく日が暮れ始め、辺りは次第に闇に包まれていく。
「じゃあ明日またな」
勝夫の解散の合図で、子どもたちは帰宅の途につく。約束がなくても、明日も同じ時間に同じ場所で遊ぶことは決まっている。それがあかつきナイン。
亮太が家に帰って来た。父の良吉は畳職人で、いかにも気難しそう。
「ただいま、母ちゃん腹減った」
思いっきり遊んできたので、そりゃお腹もペコペコになる。そこに良吉が隣の作業場から戻ってきた。相変わらず無口で、ザ職人とていう雰囲気が漂っている。
「父ちゃんただいま」
「お前、靴が揃ってない。ちゃんと靴は揃えて入ってこい。性格が出る」
亮太のだらしなく靴を脱ぎ捨てた状態に、良吉がピシャリと叱る。とにかく躾けには厳しい頑固父親だ。
上崎家では、何をするにしても良吉が最初で、一番風呂は良吉、さらに食事は、良吉が箸を付けなければ始まらない。家族全員が同じ時間に同じ者を口にする。ここでは孤食など縁遠い話だ。
「いただきまず」
良吉が上座につくと、ようやく夕食が始まった。当然無駄口を叩く者はおらず、黙々と料理を口に運ぶ。無音の中での食事が当たり前だ。そして最後はご飯にお茶を掛けてご飯粒を残らずさらうのは、米一粒にはお百姓さんの苦労が込められていると教えられてるからだ。
「ごちそうさま」
良吉の締めで、上崎家の夕げは終了となる。
唯一の娯楽は、最近になって上崎家に届いたTV。近所でも珍しく、夜7時になると向こう三軒両隣からTV見たさに人が集まってくる。人気があるのはやはりプロレス。敗戦後の日本の希望の星である力道山が、憎きアメリカ人のブラッシーを打ちのめす場面では、みんな狂喜乱舞する。
プロレスを見るとお風呂だが、自宅に風呂がなけらば知り合いの家にもらい湯に行くか、銭湯に行くことになる。
亮太は弟の喜久夫と“清水の湯”に行った。2日に1回の銭湯通いは、2人の楽しみの一つ。まず番台で湯銭の15円を払い、脱衣場で服を脱ぎ、一目散に湯場に飛び込んでいく。
そこには、少年から白髪の老人まで十数名いる。湯船に浸かる者、石けんを泡たてて体を洗う者など、このひとときを大切に過ごしている。
「うるさい、人の迷惑を考えろ」
亮太と喜久夫がふざけて水を掛け合っていると、隣で洗髪していた老人に思いっきり怒鳴られた。ここは社会のルールを知る子どもたちの教育の場であり、体に入れ墨を入れた恐そうなお兄さんとも湯船を共にする、社会の縮図なのかも知れない。
十分に肩まで浸かって暖まった2人が、急いで脱衣所に出てきた。
ここからがメインイベントとなる。
「おばちゃん、三十円置くね」
冷蔵庫から取り出したのは、お目当てのイチゴミルク牛乳。とにかくこれが飲みたくて銭湯に足を運んでいる。そして腰に手をあて牛乳を一気に流し込む姿は様になっている。
「ぷ~、あ~あうまい。生き返ったみたい」
もう一端の大人の言い草だ。ここに至福のひとときがある。
今日もあかつきナインがお宮さんに集まって来たが、小学5年生の太一がいない。
「おい、太一はどうした?何かあったのか?」
いち早く気づいた勝夫がみんなに確認していると、うつむき加減で太一がやって来た。
「太一遅かったな。よし、やこまり野球からやるぞ」
いつものように、まずはチームを決めようとしたところ、どうも太一の様子が変だ。
「太一、やっぱり何かあったのか?言ってみな」
「あんちゃん・・・・・俺やられた」
その言葉により、あかつきナインに緊張が走った。
「何?誰だ、誰にやられたんだ?!」
その声に安心した太一は、大粒の涙を流しながら話し始めた。その内容はこうだ。
・学校帰りに中学1年生の宮城泰男にいきなり呼び止められた
・〝お前が勝夫の手下のあかつきナインか?〟と声を掛けられた
・知らぬ顔して、走って逃げようとした
・すると、いきなり胸ぐらを掴まれ〝調子乗んな〟と頬を3発殴られた
・〝いいか、絶対に黙ってろ〟とだけ告げ、去って行った
太一は話し終えると、力が抜けたのかへたり込んでしまった。
「泰男?あのクソガキが!」
一気に勝夫の怒りが頂点に達した。それはみなとて同じ。
「あんちゃん、こんなことってあんのか! 泰男をやってやろうぜ」
番頭格の亮太が大将をけしかけなくても、すでに勝夫はそのつもりになっている。
「太一、俺が敵を取ってやる!任せとけ」
大将にとって、かわいい仲間がやられてほっとくわけにはいかない。
「とにかく泰男を見つけろ。でも見つけても、いいかお前たちは絶対に手は出すな。そのまま捕まえておけ。俺がやる」
あかつきナインが必死に探すと、程おかずして泰男が見つかり、先ほどの言葉通り、勝夫は泰男をお宮さんの奥の方へ連れて行った。
しばらくして、亮太たちあかつきナインの姿は、交番の前にあった。
「やったのは俺だ。いいか、お前たちは絶対にしゃべるな!」
そう言い残すと、ひとり勝夫は、交番の中に消えていった。
むろん暴力は許されることではないが、こんなガキ大将がいたのも昭和の一面だ。ここに記したのは、昭和のごくごく普通の日常の風景。現代からしたら、不思議なことばかりだったに違いない。
今、昭和を懐古するブームが起きている。昭和の名曲や父母からのお下がりを紹介する番組が目白押し。しかしテレビやネットからだけでは、断片的な視点しか伝わってこないことに、どこかもどかしさを感じる。
どうだろう。機会があれば当時を過ごした祖父母などの人生の先輩、いやそのころの子どもたちから、話を聞いてみるのもありでは?
今日はそんな1日でありたい。5月5日はこどもの日。
上崎亮太は13歳の中学1年生。部活動は一応野球に所属しているが、練習自体は5時に終わるので、その後は近所の仲間と日が暮れるまで遊び続ける。仲間といっても、小学校低学年から中学生まで様々な学年の子どもたちが、そこにはいる。
その1人の田所勝夫は中学2年生で、9人グループの大将だ。亮太らは自らのチームを“あかつきナイン”と呼び、メンバーは勝夫のことを、親しみと尊敬の念を込めて〝あんちゃん〟と呼ぶ。
亮太たちの遊び場は、もっぱら近所の神社で、通称“お宮さん”。
今日もあかつきナインが、そのお宮さんに勢揃いしている。どうやら今から“やこまり野球”が始まるようだ。
やこまり野球とは、軟式テニスのボールを、バットでなく腕で打つ野球のことで、場所を取らず簡単にできるので、初めはいつも“やこまり野球”からがきまり。
まず地面の上に枯れ枝で塁線を引き、三角ベースにしたら、次は2つのチームに分ける。
「良夫、お前はあっち。二郎は俺のチームだ」
チームは勝夫が決めることになっている。その決定に文句を言う者がいないのは、勝夫は自分のためじゃなく、必ず平等にチームを分けることを知っているからだ。
「これで4対4になった。じゃあ進はハエボボで、俺のところな」
またまた分かんない言葉が出てきた。ここでの“ハエボボ”とは、1人余った補欠のこと。およそ戦力としては期待されていない1番年下の者が、どちらかのチームに入れてもらうのがルールで、それをハエボボという。進は小学3年生の最年少のため、今回もハエボボとなった。
どんなにも歳が違っていても、遊ぶことには全く抵抗感はない。
ただ誰もがあこがれの4番サード、そう、巨人の長島と同じ打順、守備を取り合うが、最後は最年長者で落ち着くことになっていた。
次は缶蹴り、だるまさんが転んだと続いていく。このルーティンを、飽きもせず毎日毎日繰り返す。とにかく貧しさが当たり前の世であったので、なるべく道具を使わず、ウエアー、シューズもいらずお金が掛からない遊びが原則だった。その上で、ルールはその都度自分たちで変更していき、少しでも面白くなるよう考えるのも、これまた楽しかった。
「おい、“ささき”行くぞ」
勝夫の一言で、あかつきメンバーがぞろぞろと勝夫の後をつけて行った先は、菓子屋の“佐々木”。
「おばちゃん、当たり棒ちょうだい」
“当たり棒”とは5円の麩菓子のことで、封を切り包装紙の内側に“当たり”があればも、う一本おまけでもらえた。
「ちぇ、また外れか。おばちゃん、当たりって本当にあるの?」
勝夫は立て続けに外れたので、かなりご機嫌斜め。こうなると、メンバーたちは自分が勝夫の八つ当たりの標的にならぬよう、鳴りを潜め出す。
「おい、お宮さんに戻るぞ。ケイドロだケイドロ」
ここでの“ケイドロ”とは警察とドロボウの短縮語で、いわゆる鬼ごっこの一種にあたる。
亮太たちメンバーは、勝夫が言えばその通りに動く。それほどみんなにとって勝夫は絶対的な存在であった。
ようやく日が暮れ始め、辺りは次第に闇に包まれていく。
「じゃあ明日またな」
勝夫の解散の合図で、子どもたちは帰宅の途につく。約束がなくても、明日も同じ時間に同じ場所で遊ぶことは決まっている。それがあかつきナイン。
亮太が家に帰って来た。父の良吉は畳職人で、いかにも気難しそう。
「ただいま、母ちゃん腹減った」
思いっきり遊んできたので、そりゃお腹もペコペコになる。そこに良吉が隣の作業場から戻ってきた。相変わらず無口で、ザ職人とていう雰囲気が漂っている。
「父ちゃんただいま」
「お前、靴が揃ってない。ちゃんと靴は揃えて入ってこい。性格が出る」
亮太のだらしなく靴を脱ぎ捨てた状態に、良吉がピシャリと叱る。とにかく躾けには厳しい頑固父親だ。
上崎家では、何をするにしても良吉が最初で、一番風呂は良吉、さらに食事は、良吉が箸を付けなければ始まらない。家族全員が同じ時間に同じ者を口にする。ここでは孤食など縁遠い話だ。
「いただきまず」
良吉が上座につくと、ようやく夕食が始まった。当然無駄口を叩く者はおらず、黙々と料理を口に運ぶ。無音の中での食事が当たり前だ。そして最後はご飯にお茶を掛けてご飯粒を残らずさらうのは、米一粒にはお百姓さんの苦労が込められていると教えられてるからだ。
「ごちそうさま」
良吉の締めで、上崎家の夕げは終了となる。
唯一の娯楽は、最近になって上崎家に届いたTV。近所でも珍しく、夜7時になると向こう三軒両隣からTV見たさに人が集まってくる。人気があるのはやはりプロレス。敗戦後の日本の希望の星である力道山が、憎きアメリカ人のブラッシーを打ちのめす場面では、みんな狂喜乱舞する。
プロレスを見るとお風呂だが、自宅に風呂がなけらば知り合いの家にもらい湯に行くか、銭湯に行くことになる。
亮太は弟の喜久夫と“清水の湯”に行った。2日に1回の銭湯通いは、2人の楽しみの一つ。まず番台で湯銭の15円を払い、脱衣場で服を脱ぎ、一目散に湯場に飛び込んでいく。
そこには、少年から白髪の老人まで十数名いる。湯船に浸かる者、石けんを泡たてて体を洗う者など、このひとときを大切に過ごしている。
「うるさい、人の迷惑を考えろ」
亮太と喜久夫がふざけて水を掛け合っていると、隣で洗髪していた老人に思いっきり怒鳴られた。ここは社会のルールを知る子どもたちの教育の場であり、体に入れ墨を入れた恐そうなお兄さんとも湯船を共にする、社会の縮図なのかも知れない。
十分に肩まで浸かって暖まった2人が、急いで脱衣所に出てきた。
ここからがメインイベントとなる。
「おばちゃん、三十円置くね」
冷蔵庫から取り出したのは、お目当てのイチゴミルク牛乳。とにかくこれが飲みたくて銭湯に足を運んでいる。そして腰に手をあて牛乳を一気に流し込む姿は様になっている。
「ぷ~、あ~あうまい。生き返ったみたい」
もう一端の大人の言い草だ。ここに至福のひとときがある。
今日もあかつきナインがお宮さんに集まって来たが、小学5年生の太一がいない。
「おい、太一はどうした?何かあったのか?」
いち早く気づいた勝夫がみんなに確認していると、うつむき加減で太一がやって来た。
「太一遅かったな。よし、やこまり野球からやるぞ」
いつものように、まずはチームを決めようとしたところ、どうも太一の様子が変だ。
「太一、やっぱり何かあったのか?言ってみな」
「あんちゃん・・・・・俺やられた」
その言葉により、あかつきナインに緊張が走った。
「何?誰だ、誰にやられたんだ?!」
その声に安心した太一は、大粒の涙を流しながら話し始めた。その内容はこうだ。
・学校帰りに中学1年生の宮城泰男にいきなり呼び止められた
・〝お前が勝夫の手下のあかつきナインか?〟と声を掛けられた
・知らぬ顔して、走って逃げようとした
・すると、いきなり胸ぐらを掴まれ〝調子乗んな〟と頬を3発殴られた
・〝いいか、絶対に黙ってろ〟とだけ告げ、去って行った
太一は話し終えると、力が抜けたのかへたり込んでしまった。
「泰男?あのクソガキが!」
一気に勝夫の怒りが頂点に達した。それはみなとて同じ。
「あんちゃん、こんなことってあんのか! 泰男をやってやろうぜ」
番頭格の亮太が大将をけしかけなくても、すでに勝夫はそのつもりになっている。
「太一、俺が敵を取ってやる!任せとけ」
大将にとって、かわいい仲間がやられてほっとくわけにはいかない。
「とにかく泰男を見つけろ。でも見つけても、いいかお前たちは絶対に手は出すな。そのまま捕まえておけ。俺がやる」
あかつきナインが必死に探すと、程おかずして泰男が見つかり、先ほどの言葉通り、勝夫は泰男をお宮さんの奥の方へ連れて行った。
しばらくして、亮太たちあかつきナインの姿は、交番の前にあった。
「やったのは俺だ。いいか、お前たちは絶対にしゃべるな!」
そう言い残すと、ひとり勝夫は、交番の中に消えていった。
むろん暴力は許されることではないが、こんなガキ大将がいたのも昭和の一面だ。ここに記したのは、昭和のごくごく普通の日常の風景。現代からしたら、不思議なことばかりだったに違いない。
今、昭和を懐古するブームが起きている。昭和の名曲や父母からのお下がりを紹介する番組が目白押し。しかしテレビやネットからだけでは、断片的な視点しか伝わってこないことに、どこかもどかしさを感じる。
どうだろう。機会があれば当時を過ごした祖父母などの人生の先輩、いやそのころの子どもたちから、話を聞いてみるのもありでは?
今日はそんな1日でありたい。5月5日はこどもの日。
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