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政局
外交交渉-1-
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数日後、外務官僚による予備交渉が水面下で行われ、共和国駐在大使と交渉の場が設けられることになった。その裏でエドゥアルトは、軍部や財界、そして大貴族たちとの調整も必要としていた。だが、帝国内の不満分子に対する手当をする意味もあってアルディア共和国に先制パンチを食らわせる必要があったのだ。
帝都ヴィーネスヘイムの政府庁舎の玄関ホールは帝国と共和国の国旗が左右に掲げられ、表向きは帝国側が共和国を歓迎している様子を示していた。
駐帝国大使館から駐在大使ダミール・ヴォロコフが乗車した公用車が到着し、衛兵たちが整列し大使の下車を出迎えるが、肝心のエドゥアルトはその場にはおらず、歓迎しているようなそれとは違い、国賓に対する無礼な対応がそこには示されていた。
公用車を降り立っち、衛兵が整列する赤い絨毯を歩む、大使以下の共和国外交使節団はその帝国側の仕打ちに苛立ちと不満を感じていたが、会談が行われる会議室に到着するまではその無礼に反発することは控えたのだが、会議室へ通された外交使節団はそれからまた暫く待たされることとなるとは思いもしなかったようだ。
二度までもメンツを潰される真似をされた使節団に加わる女性外交官はあまりの無礼な仕打ちに怒りを露わにして大使へ帝国へ抗議をすべきだと詰め寄っていた。
「大使閣下、これは明らかに帝国側の外交儀礼を無視したものです。交渉など不要です、抗議を行って席を立ちましょう」
静かだがその場にいる者を黙らせる声がヒステリックに叫ぶ彼女を制する。
「ヨハンセンくん、君も外交官であろう、これが帝国側の揺さぶりだとわからぬか? 帝国は表向きは協調外交を示し、それでいて強烈な不満を我々にぶつけているのだ。そして、その不満を受け止めるのが我ら外交官の仕事なのだよ。席を立っても良いことなんぞどこにもない。まして、始まったばかりなのだ、まだ時間が必要なのじゃよ」
痩せこけ一見すると貧相に見える男だ。だが、その背後には黒いオーラが揺らめいているかのように思え、大使であるヴォロコフよりも遙かに存在感を放っている。
「ペトロフスキー公使、あなたはそんな悠長なことを言っておりますが、予備交渉でも彼らは・・・・・・」
ヨハンセンと呼ばれた女性外交官はなおも食ってかかる。
「イーゴリ・ペトロフスキー公使、アストリッド・ヨハンセン参事官、二人ともやめないか。見苦しいぞ。帝国が俺たちを歓迎していないのは今に始まったことじゃない。ローゼンタールが帝国宰相になってからは比較的マシな振る舞いをしていただけのことだ。帝国の本質はいつもこうだ。見栄っ張りで傲慢、そして強欲。化けの皮がはがれたに過ぎない」
ヴォロコフがそう言った直後に会議室の扉が開く。
「これは手厳しい。確かに我らは見栄っ張りで傲慢、そして強欲なのでしょうな。それが故に隣国と軋轢を生む。そうでしょうな。ですが、今回は些かその評判を覆すことになりそうですな。では、交渉を始めましょう」
エドゥアルトは愉快なことだと言わんばかりの笑みを浮かべつつ席に着く。彼に続いて外務大臣、外務官僚ら帝国側の外交団が席に着く。続いて衛兵たちが組み立て式のテーブルと椅子を運び込み、テーブルクロスを敷いて更に外交官僚が十名席に着いた。いずれも強面揃いで、帝国側の意思を示しているような人選だと言える。
共和国がヴォロコフを含め五人であるが、帝国は総勢十五名と明らかに威圧するような布陣である。この包囲網とも言える議場に誘い込まれた共和国の外交官たちは一様に硬い表情を浮かべ不利を悟るしかなかった。
交渉開始を宣言したエドゥアルトは、相手に視線を向けながら言葉を紡ぐ。
「大変残念なことにアルディア共和国の関与が疑われる密輸が発覚しました。しかし、私は紛争を好まない。出来うるならば、我々はお互いに歩み寄りこの問題を解決に導きたいと願っている」
ヨハンセンは表情に激しい怒りを浮かべ、悔しさと不満がその瞳に燃えていた。
「我が国は何の証拠もないままに、そのような決めつけをされることに不満を抱いております。閣下のお言葉と、本日の外交儀礼に反する仕打ちはまさに正反対、これでは我々はあなた方を交渉相手として話し合うことなど出来ないのではないか、そう感じております」
「外交儀礼に反する仕打ち? はて、なんのことですかな?」
エドゥアルトは軽蔑のまなざしでヨハンセンを見つめ、冷静に応じ続ける。
「貴女の言いがかりは我が帝国に対する冒涜だと言えますな。外交儀礼とはそれを受けるに値する国家や使節団に対して行われるものだと我が帝国では理解されています。それがどういう意味を持つかわかりませんかな?」
エドゥアルトの言葉の裏にあるそれを突きつけられたヨハンセンの瞳は熱を帯び、まるで怒りの炎がその中で燃え上がっているようだ。
「我が国はあなた方との交渉に真摯な態度で臨んでおり、それに対しての冷酷な対応は許し難いものです。私たちは平和を求めているのに、なぜあなた方は我が国を敵視し、誹謗中傷するのですか?」
先程はヨハンセンを窘めていたペトロフスキーは今度は一転して黙りを決め込んでいる。ヴォロコフもまた、ヨハンセンの独走を許す方針のようだ。
「我々はあなた方がその真摯な態度で、我々が疑念を抱き、懸念を示す事柄について解決できればそれでよいのです。あえて言いましょう、我々があなた方を敵視した政策を実行した事実はここ数年ありません。むしろ、あなた方の言い分こそが我が帝国をアルディア共和国が敵視しているという事に他ならないと思うのですが、どうでしょうかね?」
エドゥアルトは帝国側外交団を見渡す。彼らは口々に共和国側を糾弾する。帝国側の芝居がかったそれは茶番でしかないが、それでも大きな心理的圧力にはなっていた。共和国側にとって外交儀礼の欠如という攻撃材料は帝国側にダメージを与えるものであったはずなのに逆にダメージを負ってしまったからだ。
「さて、今日は有意義な交渉ができないようですな。そうですな、これは実行するという話ではないですがね、我々は交渉に際していくつかのカードを用意しておりましてね、その一つとして善隣条約によって定められたエスカレーター条項にある列車砲を再稼働させることも検討していることを伝えておきましょう」
エドゥアルトの言葉は帝国側外交団にとっても衝撃的だった。そこかしこで、そんな話聞いていないという声が上がる。共和国側にとっては、ある意味最後通牒に近いものだったからだが、それを突きつけてきたことと帝国側もそれを事前に了解を取り付けていなかったことで対応に苦慮することとなったのだ。
「宰相閣下、ヨハンセンの言葉ではないが、我々を敵視する様なことはどうかお控えください。我々は帝国との友好を願ってはいるのですよ。外交を預かる者として国益を毀損するわけにはいきませんから対立することはありましょうが、お言葉にあった列車砲の件は考え直してはいただけませんか。あれは両国に不幸しかもたらさないと閣下はよくおわかりでしょう」
黙って事の推移を傍観していたペトロフスキーが口を開く。彼は今回の交渉で落とし所を作るにはそれしかないと判断したのだろう。
「私も同感ですな。しかし、帝国もその威信を保つため、外交カードはいつでも切れることを示す必要はあるのです。ですが、今回はあなた方の顔を立てることにしましょう」
エドゥアルトは微笑みを浮かべた。まずは、アルディア共和国に強烈な先制パンチを与えることで帝国政府の姿勢を示すことが出来た。これに一番安堵したのは他の誰でもなくエドゥアルト自身であった。
「では、今回は不幸なすれ違いがあって有意義な交渉とはなりませんでしたが、また改めて交渉を行いたい。その際に、我々が求める回答になんらかの形を示してくれることを期待したい」
エドゥアルトはそう言って席を立つ。帝国側外交団も彼に続く。その後、宰相執務室には外務大臣と外務官僚たちが詰めかけ、列車砲再稼働というカードを切りかけたことに苦情が殺到したが、彼はそれをのらりくらりと躱してやり過ごしたのであった。
帝都ヴィーネスヘイムの政府庁舎の玄関ホールは帝国と共和国の国旗が左右に掲げられ、表向きは帝国側が共和国を歓迎している様子を示していた。
駐帝国大使館から駐在大使ダミール・ヴォロコフが乗車した公用車が到着し、衛兵たちが整列し大使の下車を出迎えるが、肝心のエドゥアルトはその場にはおらず、歓迎しているようなそれとは違い、国賓に対する無礼な対応がそこには示されていた。
公用車を降り立っち、衛兵が整列する赤い絨毯を歩む、大使以下の共和国外交使節団はその帝国側の仕打ちに苛立ちと不満を感じていたが、会談が行われる会議室に到着するまではその無礼に反発することは控えたのだが、会議室へ通された外交使節団はそれからまた暫く待たされることとなるとは思いもしなかったようだ。
二度までもメンツを潰される真似をされた使節団に加わる女性外交官はあまりの無礼な仕打ちに怒りを露わにして大使へ帝国へ抗議をすべきだと詰め寄っていた。
「大使閣下、これは明らかに帝国側の外交儀礼を無視したものです。交渉など不要です、抗議を行って席を立ちましょう」
静かだがその場にいる者を黙らせる声がヒステリックに叫ぶ彼女を制する。
「ヨハンセンくん、君も外交官であろう、これが帝国側の揺さぶりだとわからぬか? 帝国は表向きは協調外交を示し、それでいて強烈な不満を我々にぶつけているのだ。そして、その不満を受け止めるのが我ら外交官の仕事なのだよ。席を立っても良いことなんぞどこにもない。まして、始まったばかりなのだ、まだ時間が必要なのじゃよ」
痩せこけ一見すると貧相に見える男だ。だが、その背後には黒いオーラが揺らめいているかのように思え、大使であるヴォロコフよりも遙かに存在感を放っている。
「ペトロフスキー公使、あなたはそんな悠長なことを言っておりますが、予備交渉でも彼らは・・・・・・」
ヨハンセンと呼ばれた女性外交官はなおも食ってかかる。
「イーゴリ・ペトロフスキー公使、アストリッド・ヨハンセン参事官、二人ともやめないか。見苦しいぞ。帝国が俺たちを歓迎していないのは今に始まったことじゃない。ローゼンタールが帝国宰相になってからは比較的マシな振る舞いをしていただけのことだ。帝国の本質はいつもこうだ。見栄っ張りで傲慢、そして強欲。化けの皮がはがれたに過ぎない」
ヴォロコフがそう言った直後に会議室の扉が開く。
「これは手厳しい。確かに我らは見栄っ張りで傲慢、そして強欲なのでしょうな。それが故に隣国と軋轢を生む。そうでしょうな。ですが、今回は些かその評判を覆すことになりそうですな。では、交渉を始めましょう」
エドゥアルトは愉快なことだと言わんばかりの笑みを浮かべつつ席に着く。彼に続いて外務大臣、外務官僚ら帝国側の外交団が席に着く。続いて衛兵たちが組み立て式のテーブルと椅子を運び込み、テーブルクロスを敷いて更に外交官僚が十名席に着いた。いずれも強面揃いで、帝国側の意思を示しているような人選だと言える。
共和国がヴォロコフを含め五人であるが、帝国は総勢十五名と明らかに威圧するような布陣である。この包囲網とも言える議場に誘い込まれた共和国の外交官たちは一様に硬い表情を浮かべ不利を悟るしかなかった。
交渉開始を宣言したエドゥアルトは、相手に視線を向けながら言葉を紡ぐ。
「大変残念なことにアルディア共和国の関与が疑われる密輸が発覚しました。しかし、私は紛争を好まない。出来うるならば、我々はお互いに歩み寄りこの問題を解決に導きたいと願っている」
ヨハンセンは表情に激しい怒りを浮かべ、悔しさと不満がその瞳に燃えていた。
「我が国は何の証拠もないままに、そのような決めつけをされることに不満を抱いております。閣下のお言葉と、本日の外交儀礼に反する仕打ちはまさに正反対、これでは我々はあなた方を交渉相手として話し合うことなど出来ないのではないか、そう感じております」
「外交儀礼に反する仕打ち? はて、なんのことですかな?」
エドゥアルトは軽蔑のまなざしでヨハンセンを見つめ、冷静に応じ続ける。
「貴女の言いがかりは我が帝国に対する冒涜だと言えますな。外交儀礼とはそれを受けるに値する国家や使節団に対して行われるものだと我が帝国では理解されています。それがどういう意味を持つかわかりませんかな?」
エドゥアルトの言葉の裏にあるそれを突きつけられたヨハンセンの瞳は熱を帯び、まるで怒りの炎がその中で燃え上がっているようだ。
「我が国はあなた方との交渉に真摯な態度で臨んでおり、それに対しての冷酷な対応は許し難いものです。私たちは平和を求めているのに、なぜあなた方は我が国を敵視し、誹謗中傷するのですか?」
先程はヨハンセンを窘めていたペトロフスキーは今度は一転して黙りを決め込んでいる。ヴォロコフもまた、ヨハンセンの独走を許す方針のようだ。
「我々はあなた方がその真摯な態度で、我々が疑念を抱き、懸念を示す事柄について解決できればそれでよいのです。あえて言いましょう、我々があなた方を敵視した政策を実行した事実はここ数年ありません。むしろ、あなた方の言い分こそが我が帝国をアルディア共和国が敵視しているという事に他ならないと思うのですが、どうでしょうかね?」
エドゥアルトは帝国側外交団を見渡す。彼らは口々に共和国側を糾弾する。帝国側の芝居がかったそれは茶番でしかないが、それでも大きな心理的圧力にはなっていた。共和国側にとって外交儀礼の欠如という攻撃材料は帝国側にダメージを与えるものであったはずなのに逆にダメージを負ってしまったからだ。
「さて、今日は有意義な交渉ができないようですな。そうですな、これは実行するという話ではないですがね、我々は交渉に際していくつかのカードを用意しておりましてね、その一つとして善隣条約によって定められたエスカレーター条項にある列車砲を再稼働させることも検討していることを伝えておきましょう」
エドゥアルトの言葉は帝国側外交団にとっても衝撃的だった。そこかしこで、そんな話聞いていないという声が上がる。共和国側にとっては、ある意味最後通牒に近いものだったからだが、それを突きつけてきたことと帝国側もそれを事前に了解を取り付けていなかったことで対応に苦慮することとなったのだ。
「宰相閣下、ヨハンセンの言葉ではないが、我々を敵視する様なことはどうかお控えください。我々は帝国との友好を願ってはいるのですよ。外交を預かる者として国益を毀損するわけにはいきませんから対立することはありましょうが、お言葉にあった列車砲の件は考え直してはいただけませんか。あれは両国に不幸しかもたらさないと閣下はよくおわかりでしょう」
黙って事の推移を傍観していたペトロフスキーが口を開く。彼は今回の交渉で落とし所を作るにはそれしかないと判断したのだろう。
「私も同感ですな。しかし、帝国もその威信を保つため、外交カードはいつでも切れることを示す必要はあるのです。ですが、今回はあなた方の顔を立てることにしましょう」
エドゥアルトは微笑みを浮かべた。まずは、アルディア共和国に強烈な先制パンチを与えることで帝国政府の姿勢を示すことが出来た。これに一番安堵したのは他の誰でもなくエドゥアルト自身であった。
「では、今回は不幸なすれ違いがあって有意義な交渉とはなりませんでしたが、また改めて交渉を行いたい。その際に、我々が求める回答になんらかの形を示してくれることを期待したい」
エドゥアルトはそう言って席を立つ。帝国側外交団も彼に続く。その後、宰相執務室には外務大臣と外務官僚たちが詰めかけ、列車砲再稼働というカードを切りかけたことに苦情が殺到したが、彼はそれをのらりくらりと躱してやり過ごしたのであった。
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