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7話 無実の刺青
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私は急いで踵を返しして走り出す。
魔物を解体しようとナイフを取り出していたルクスは私に気付き直ぐに鞄にナイフを戻す。
「どうしたんだよ!そんな焦って!」
私の後ろを必死についてきながらルクスは叫ぶ。
私はそのまま走りながらにそれに答えた。
「悪い予感がするの!時間稼ぎをしていたような感じがして!」
「なら、先に行ってくれ!」
「えっ?」
いつの間にか私の真後ろまで追いついていたルクスが私の足を掴んで持ち上げる。
次の瞬間、地面から突風が舞い上がったような感覚とともに空へ投げ飛ばされる。
状況がつかめず混乱していると、もうその時には村の上空へたどり着いて、状況がはっきりと分かった。
村の所々で火が渦を巻き、その隣では鍬や鎌を持った村人たちが複数の魔物を対峙していた。
「まずい、早く斃さないと…!」
『コルティルフト』
『グギャー』(言語化出来ない呪文)
「!?」
私が急いで杖をかざし魔法陣を展開した瞬間、どこかからやってきた黒い雷が杖を弾く。
杖は私の腕をすり抜け真下の川へ姿を消した。
『グギャー』
今度ははっきりと後ろから声が聞こえた。
生存本能で咄嗟に横に体を傾けると、私が頭をおいていた場所をさっきと同じ雷が迸る。
後ろを向いて姿を確認すると、黒く光沢のある肌に紫色の翼を生やした悪魔族が私を見ていた。
胸には魔王を象徴とする逆さ十字の紋様が赤紫に光を放っている。
「…魔王軍ね」
指の爪を1本私に向けると、悪魔は昆虫のように大きく赤い目を光らせた。
魔法を出す予備動作だ。
杖がなければ防御呪文も唱えられない。逃げようとしたところで、羽が生えている種族よりも早く飛べる自信なんてない。
絶体絶命。そう思われた時、どこからか轟音と共に白い光が悪魔を襲った。
〝この地を脅かそうとしたのは汝らか〟
悪魔意識を失い川に落ちると、それに変わるように信じられないものが目にうつった
鋼の剣のように鋭く強靭な鱗を纏い、雪崩をが彷彿とさせる巨大な白翼をもつ。
ドラゴンだ。
ドラゴン―小竜が数百年の時を生き、人間の数倍の叡智を手にした伝説級の種族だ。
ドラゴンの殆どは5m近い大きさをしていて、それから繰り出される攻撃はまさに生きる伝説だ。性格もむやみに暴走することも少なく、住処としている土地の守り神として崇められている個体も少なくないほとだ。
今の私じゃ到底叶わない。言葉を間違える、即ち死だ。
私はゆっくり降りていき、村のすぐ横に降り立った。
「私はただの旅人、魔王軍とは全く関係ないわ」
〝汝がここにやってきて、魔王軍が襲ってきたのだ。汝以外に誰がいる〟
ドラゴンは威嚇のこもった目でこちらをにらみ、口の中歯の隙間からブレスをちらつかせる。
純白のブレスに曝される犬歯は空に浮かぶ太陽のように白く輝きを放っている。
ドラゴンこと白い牙が言っていることは何もおかしくない。無理に逆上したところで勝ち目はないのだ。
何も言わない私を見て図星と判断したのか、サイド口を開く。
〝汝の陰謀もここまでだ。己の過ちを悔いてこの世を往ね〟
「まて!」
白い牙が口を開け、ブレスを溜めた瞬間、どこからか響く嗄れ声と共に雪山の吹雪さえ塗りつぶせそうな白い剣が私の前に現れブレスを断ち切った。
両耳を掠る勢いで割れてゆくブレスは轟音と共に私の聴覚を奪い去った。
白対白の眩しい衝突が収まった頃、私の眼の前に銀髪のローブが浮かんでいた。
〝何者故我の裁きを妨げようぞ〟
攻撃を邪魔された白い牙は犬歯を光らせローブを睨む。誇り高きドラゴンは決めたことを必ず実行する。それが邪魔されたと慣れば怒りもこもるだろう。
「今はしがない雑貨屋を営む村人だ。昔を語るなら、『幽谷の仲介者』とでも名乗ろうか」
ローブに生える髪が風に靡くと、中から尖った耳が現れエルフと分かる。雑貨屋を営むエルフなんてそうそう居るはずがない、私に情報をくれた雑貨屋の店主だろう。
店主が口を閉じたとき、白い牙もブレスを喉に戻し威嚇を解いている。そして少し間をおいて白い牙は目を細めた。
〝汝から懐かしい匂いがする。我に挑んだあの阿呆たちは今も元気か?〟
「…まさか、…何百年前の話をしているんだ。あいつがまだ生きているわけがないだろう」
〝そうか。汝がその不運の子を庇うと言うなら、我は汝を信じようぞ〟
そう言うと、白い牙は背を向き近くに見える山へ去っていった。
私はお礼を言おうと声をかけたが、店主は聞こえていないかのように無視して地面へ降りていった。
ドラゴンが見えなくなり、すぐに私は川へ降りて杖を探す。たまたま岩に引っかかっていたお陰で簡単に見つけることができ、すぐに村へ戻ると、もう村の魔物は倒されきった後だった。
それにしても、昔を語ると言って口にした『幽谷の仲介者』という名前でドラゴンが微笑んだように見えたが、結局あれはなんの名前だったのだろうか。
何処かで聞き覚えがあったような気がするが、小さい頃だったのか全く覚えていない。
覚えていないものは考えても意味ないか。取り敢えず、今は亡くなった村人を弔う手伝いをしてこの村を去ろう。
私が村に戻る直前に、ルクスが合流した。
どうやら戻る途中、また時間稼ぎの魔物の群れが現れたらしく、それでつくのが遅れてしまったらしい。
「あのまま何処かへ行けばよかったものを…何をしに戻ってきた」
ルクスと合流した後に広場に顔を出してみた。しかし、村に来た頃清々しく水しぶきを上げていた広場には、くすんだ水を流す噴水の周りを人の形をした無機物が並んでいた。
死体の前に屈み手を合わせている店主はこちらを振り向かずにそうこぼした。怒りと優しさを感じる、なんとも言えない後悔の声がする。
「何しにって…魔物に襲われた村人の供養をするためよ」
変に言葉を飾るのは無粋と正直に話したが、店主はそれにすら冷たい背中で返す。
「お前の供養を望んでるやつなどいない、お前が本当に死んだやつを想うなら、今直ぐこの村から去ることが1番だ」
「っ…」
「そ、そこまで言うこと無いだろ!」
店主の言葉に私が何も言えずに固まるとルクスがしびれを切らしたように声を上げる。
すると、ようやくこちらを向いた店主がルクスを睨む。
「お前も知っているんだろう、“ルクス”。そいつの正体を」
「っどうして俺の名前を…。…ッ!」
「記憶を失うとは聞いていなかったが?」
店主がルクスに顔を近づけ凄むと、少し経った後にルクスが表情を変えた。
「どうしたの?ルクス。…ルクス?」
二人に私の声は届いていないようだった。
「ルクス、雑貨屋へ来い、この魔法使いは連れてくるんじゃないぞ」
店主はそれだけ言って雑貨屋の方へ体を向かす。
「ちょっと!まだ私が拒絶される理由を聞いていないんだけど!?」
「言いたくなかったが、言ってほしいならいくらでも言ってやる。雑貨屋で釣りを渡す時、私はしっかり見たんだ!お前が【忌み子】だって証がな!」
今にも歩いていこうとしている店主に肩を掴んで叫ぶと、腕を振り払って大声でその言葉を口にした。
「…ごめんイルさん、先に村の外に行っといてくれ、すぐに戻るから」
ルクスも店主の後を追って店主を追う。
いつの間にか私の周りに人だかりができていていた。
「忌み子ってたしか災いを呼ぶんじゃなかったっけ…」
「悪魔の子だわ…」
「そういえば村の外れでさっきの店主とドラゴンが退治しているのを家の窓から見たわ…」
「店主がいなかったら、こいつの呪いに巻き込まれて…」
「でも、羊飼いの子を助けたって聞いたわよ…」
「騙して洗脳とかしようとしてたり…」
勇者パーティーにいた頃、度々起きていた罵詈雑言。「関係ない」とか「故意じゃない」とか言っても、どうせ誰も聞く耳を持たない。
ルクスと出会って忘れていけど、これが忌み子の〝普通〟なんだ。
昔はこれを言われるたびにパラが守ってくれていたっけ。
私がその場から離れようとすると私を避けるようにきれいに道が開かれる。
私は噴水が家の影に隠れるまで走って逃げた。
外へ向かう途中、メラちゃんに出会った。
メラちゃんは私を見るやいなや私に抱きついて無事で良かったと涙を流してくれた。
魔物の襲撃に関しても個人的にお礼したいから後で家に寄ってと言われたけど、たぶん出来そうにないから適当な理由で誤魔化した。
メラちゃんは私が村を出るまで後ろをついてきてくれた。
門を出る時に「また来てね!」って手を降ってくれたけど、私は何も言わずに門を離れていった。
何も、言えなかったんだけどね。
魔物を解体しようとナイフを取り出していたルクスは私に気付き直ぐに鞄にナイフを戻す。
「どうしたんだよ!そんな焦って!」
私の後ろを必死についてきながらルクスは叫ぶ。
私はそのまま走りながらにそれに答えた。
「悪い予感がするの!時間稼ぎをしていたような感じがして!」
「なら、先に行ってくれ!」
「えっ?」
いつの間にか私の真後ろまで追いついていたルクスが私の足を掴んで持ち上げる。
次の瞬間、地面から突風が舞い上がったような感覚とともに空へ投げ飛ばされる。
状況がつかめず混乱していると、もうその時には村の上空へたどり着いて、状況がはっきりと分かった。
村の所々で火が渦を巻き、その隣では鍬や鎌を持った村人たちが複数の魔物を対峙していた。
「まずい、早く斃さないと…!」
『コルティルフト』
『グギャー』(言語化出来ない呪文)
「!?」
私が急いで杖をかざし魔法陣を展開した瞬間、どこかからやってきた黒い雷が杖を弾く。
杖は私の腕をすり抜け真下の川へ姿を消した。
『グギャー』
今度ははっきりと後ろから声が聞こえた。
生存本能で咄嗟に横に体を傾けると、私が頭をおいていた場所をさっきと同じ雷が迸る。
後ろを向いて姿を確認すると、黒く光沢のある肌に紫色の翼を生やした悪魔族が私を見ていた。
胸には魔王を象徴とする逆さ十字の紋様が赤紫に光を放っている。
「…魔王軍ね」
指の爪を1本私に向けると、悪魔は昆虫のように大きく赤い目を光らせた。
魔法を出す予備動作だ。
杖がなければ防御呪文も唱えられない。逃げようとしたところで、羽が生えている種族よりも早く飛べる自信なんてない。
絶体絶命。そう思われた時、どこからか轟音と共に白い光が悪魔を襲った。
〝この地を脅かそうとしたのは汝らか〟
悪魔意識を失い川に落ちると、それに変わるように信じられないものが目にうつった
鋼の剣のように鋭く強靭な鱗を纏い、雪崩をが彷彿とさせる巨大な白翼をもつ。
ドラゴンだ。
ドラゴン―小竜が数百年の時を生き、人間の数倍の叡智を手にした伝説級の種族だ。
ドラゴンの殆どは5m近い大きさをしていて、それから繰り出される攻撃はまさに生きる伝説だ。性格もむやみに暴走することも少なく、住処としている土地の守り神として崇められている個体も少なくないほとだ。
今の私じゃ到底叶わない。言葉を間違える、即ち死だ。
私はゆっくり降りていき、村のすぐ横に降り立った。
「私はただの旅人、魔王軍とは全く関係ないわ」
〝汝がここにやってきて、魔王軍が襲ってきたのだ。汝以外に誰がいる〟
ドラゴンは威嚇のこもった目でこちらをにらみ、口の中歯の隙間からブレスをちらつかせる。
純白のブレスに曝される犬歯は空に浮かぶ太陽のように白く輝きを放っている。
ドラゴンこと白い牙が言っていることは何もおかしくない。無理に逆上したところで勝ち目はないのだ。
何も言わない私を見て図星と判断したのか、サイド口を開く。
〝汝の陰謀もここまでだ。己の過ちを悔いてこの世を往ね〟
「まて!」
白い牙が口を開け、ブレスを溜めた瞬間、どこからか響く嗄れ声と共に雪山の吹雪さえ塗りつぶせそうな白い剣が私の前に現れブレスを断ち切った。
両耳を掠る勢いで割れてゆくブレスは轟音と共に私の聴覚を奪い去った。
白対白の眩しい衝突が収まった頃、私の眼の前に銀髪のローブが浮かんでいた。
〝何者故我の裁きを妨げようぞ〟
攻撃を邪魔された白い牙は犬歯を光らせローブを睨む。誇り高きドラゴンは決めたことを必ず実行する。それが邪魔されたと慣れば怒りもこもるだろう。
「今はしがない雑貨屋を営む村人だ。昔を語るなら、『幽谷の仲介者』とでも名乗ろうか」
ローブに生える髪が風に靡くと、中から尖った耳が現れエルフと分かる。雑貨屋を営むエルフなんてそうそう居るはずがない、私に情報をくれた雑貨屋の店主だろう。
店主が口を閉じたとき、白い牙もブレスを喉に戻し威嚇を解いている。そして少し間をおいて白い牙は目を細めた。
〝汝から懐かしい匂いがする。我に挑んだあの阿呆たちは今も元気か?〟
「…まさか、…何百年前の話をしているんだ。あいつがまだ生きているわけがないだろう」
〝そうか。汝がその不運の子を庇うと言うなら、我は汝を信じようぞ〟
そう言うと、白い牙は背を向き近くに見える山へ去っていった。
私はお礼を言おうと声をかけたが、店主は聞こえていないかのように無視して地面へ降りていった。
ドラゴンが見えなくなり、すぐに私は川へ降りて杖を探す。たまたま岩に引っかかっていたお陰で簡単に見つけることができ、すぐに村へ戻ると、もう村の魔物は倒されきった後だった。
それにしても、昔を語ると言って口にした『幽谷の仲介者』という名前でドラゴンが微笑んだように見えたが、結局あれはなんの名前だったのだろうか。
何処かで聞き覚えがあったような気がするが、小さい頃だったのか全く覚えていない。
覚えていないものは考えても意味ないか。取り敢えず、今は亡くなった村人を弔う手伝いをしてこの村を去ろう。
私が村に戻る直前に、ルクスが合流した。
どうやら戻る途中、また時間稼ぎの魔物の群れが現れたらしく、それでつくのが遅れてしまったらしい。
「あのまま何処かへ行けばよかったものを…何をしに戻ってきた」
ルクスと合流した後に広場に顔を出してみた。しかし、村に来た頃清々しく水しぶきを上げていた広場には、くすんだ水を流す噴水の周りを人の形をした無機物が並んでいた。
死体の前に屈み手を合わせている店主はこちらを振り向かずにそうこぼした。怒りと優しさを感じる、なんとも言えない後悔の声がする。
「何しにって…魔物に襲われた村人の供養をするためよ」
変に言葉を飾るのは無粋と正直に話したが、店主はそれにすら冷たい背中で返す。
「お前の供養を望んでるやつなどいない、お前が本当に死んだやつを想うなら、今直ぐこの村から去ることが1番だ」
「っ…」
「そ、そこまで言うこと無いだろ!」
店主の言葉に私が何も言えずに固まるとルクスがしびれを切らしたように声を上げる。
すると、ようやくこちらを向いた店主がルクスを睨む。
「お前も知っているんだろう、“ルクス”。そいつの正体を」
「っどうして俺の名前を…。…ッ!」
「記憶を失うとは聞いていなかったが?」
店主がルクスに顔を近づけ凄むと、少し経った後にルクスが表情を変えた。
「どうしたの?ルクス。…ルクス?」
二人に私の声は届いていないようだった。
「ルクス、雑貨屋へ来い、この魔法使いは連れてくるんじゃないぞ」
店主はそれだけ言って雑貨屋の方へ体を向かす。
「ちょっと!まだ私が拒絶される理由を聞いていないんだけど!?」
「言いたくなかったが、言ってほしいならいくらでも言ってやる。雑貨屋で釣りを渡す時、私はしっかり見たんだ!お前が【忌み子】だって証がな!」
今にも歩いていこうとしている店主に肩を掴んで叫ぶと、腕を振り払って大声でその言葉を口にした。
「…ごめんイルさん、先に村の外に行っといてくれ、すぐに戻るから」
ルクスも店主の後を追って店主を追う。
いつの間にか私の周りに人だかりができていていた。
「忌み子ってたしか災いを呼ぶんじゃなかったっけ…」
「悪魔の子だわ…」
「そういえば村の外れでさっきの店主とドラゴンが退治しているのを家の窓から見たわ…」
「店主がいなかったら、こいつの呪いに巻き込まれて…」
「でも、羊飼いの子を助けたって聞いたわよ…」
「騙して洗脳とかしようとしてたり…」
勇者パーティーにいた頃、度々起きていた罵詈雑言。「関係ない」とか「故意じゃない」とか言っても、どうせ誰も聞く耳を持たない。
ルクスと出会って忘れていけど、これが忌み子の〝普通〟なんだ。
昔はこれを言われるたびにパラが守ってくれていたっけ。
私がその場から離れようとすると私を避けるようにきれいに道が開かれる。
私は噴水が家の影に隠れるまで走って逃げた。
外へ向かう途中、メラちゃんに出会った。
メラちゃんは私を見るやいなや私に抱きついて無事で良かったと涙を流してくれた。
魔物の襲撃に関しても個人的にお礼したいから後で家に寄ってと言われたけど、たぶん出来そうにないから適当な理由で誤魔化した。
メラちゃんは私が村を出るまで後ろをついてきてくれた。
門を出る時に「また来てね!」って手を降ってくれたけど、私は何も言わずに門を離れていった。
何も、言えなかったんだけどね。
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