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陸 未来
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――それ以外の道など、初めから許されていなかった。
――選択肢はぼくにはなかったから。
「……あ……」
全てを受け入れることでしか、生きられなかった。
縛られるのも、無理矢理開かれるのも嫌だった。痛くて苦しくて、体は気持ち良くても、心はだんだん壊れていった。
そんな中、観察医の先生に出会った。
狼の耳が生えた、口は悪いけど、決してぼくが嫌なことはしなかった優しい先生。
下落理に堕ちたのだって、あの人の場合は「憤怒」で。
ぼくをぐちゃぐちゃにしていた研究員たちに怒っただけで他の人たちみたいに自分の欲じゃなかった。
だから、下落理に堕ちた先生に食べられた時、本当は少しだけ嬉しかった。
きっとどこかでぼくはそれを望んでいたから。
そして、その時に思ったんだ。ぼくのために怒ってくれた先生を助けることができるなら、こんな歪んだ、穢れた自分にも価値があるのだと。
だったらぼくは、あなたの生きる世界を守るために、生きましょう。
どんなに淫らでも、穢れても。この想いだけはきっと。
「……狼夜………?」
気がつくと、狼の背の上に兎月は倒れていた。
「……兎月……?お前、体は……服は……仕方ねえオレの着物を着てろ」
狼となった狼夜が、人間の時に着ていた着物を鼻で指した。
「あんな高いところから落ちたのになんで無事だったんだろう?……狼夜………?」
兎月は狼夜に触れる。狼となった毛皮が赤く染まっていた。
「ヘマしちまった。悪い……」
おそらく、落下時に兎月を庇い、怪我を負ったのだ。
「……大丈夫。ね、ぼくにキスして」
「狼だから今無理だ……クソ、視界が霞む」
「だったら噛みついていいよ。腕に……」
兎月の細い腕に誘われるように牙を立てる。力を加減して食い破らないように。
「……飲んで。これでも素体は古き天上の都の王子。狼夜の傷くらいは癒せるはず……」
ぴちゃぴちゃと甘く赤い蜜を飲むと、不思議な事に傷は塞がった。
「……兎月。望月と決着をつけに行こう。そしたら宿に帰って……」
ぐーっとお腹が鳴る。こんな時に、と兎月が笑った。
「そうだね。美味しいものたくさん食べたいし、ぼくは、狼夜で上書きしてほしい。狼夜に会うまでは、望月でも大丈夫だったの。手荒にされることも嫌じゃなかったけど、今はもう下落理にすら触れられたくない。狼夜だけがいい……!」
「ごめんな。オレは研究所でも畑の時も、望月の時も間に合わなくて。無力に穢されて泣いているお前を眺めるしかできなくて」
泣き出した兎月の涙をペロペロと舐める。夜が明けるまでは人型には戻れない。
「ううん、いつもぼくのために泣いてくれる狼夜がずっと好き。研究所にいた時から愛してる。だから、ぼくは望月と向き合うよ」
**
吹き荒れる黒い嵐の中心で望月は嗤う。
「兄さん」
「望月。本当はね、ぼくは全部覚えていたよ。君のことも。だけど、目の前で確実に死んだ存在だから、生前と違う人格の方が、君が楽かなって思ったんだ」
兎月はそう言って睫毛を伏せる。
「事実、この顔も声も姿も兎月のままだ。この姿を見た時に君が悲しそうな顔をしたから、中身だけは別物みたいに振る舞った。違う存在だと君に切り捨ててもらいたかったけど……」
「だったらなんで契約に応じたの……」
押し殺したような望月の声。
「……ほら、生前あんまり一緒に居てやれなかったから、そばにいるのもいいかなーっとか思ってしまって。ただ、それがどうも逆効果だったみたいだ。ぼくは、受け入れることしかしてこなかったけど、本当に君を思うなら、契約すべきじゃなかった」
兎月がそっと狼姿のオレの毛並みを撫でる。
「ごめん望月。オレは研究所で出会った時から狼夜だけを愛してる。だから君とは契約できないし、この都に捧げられることも受け入れられない。わがままだけど、狼夜と、生きたい。だから契約を、破棄する」
兎付きは真っすぐに望月の目を見て、告げた。
「……うん、それでいいんだよ、兄さん」
望月は優しく微笑むと、術式を展開する。
〈生体認証 望月。位相転移術式起動〉
巨大な陣が空に現れて空間が歪む。
「望月……君は」
〈下落理を浄化、エネルギーに変換。転移完了まであと十、九……〉
「真の大罪人。都を堕としたものとして、ボクは下落理といっしょに行くよ。これで兄さんは自由。ごめんね、ありがとう」
白い光が炸裂した。
**
「兎月」
「狼夜……」
夜明けごろ、無事に宿に戻ってきたオレたちは温泉で身を清めた後、布団の上で求めあった。深く口付けて舌を絡め、優しく兎月の胸の飾りをこねる。
「んっ……う」
兎月のそこは固くなり、とろとろと蜜を垂らす。その様子に煽られて、飾りと白い肌を舌でなぞり、同時に身体中に赤く所有印を刻む。
「や、あ……くすぐったい……ろうや、独占欲……つよい……」
「下落理はいなくなったけど。他の奴らに奪われないようにしっかりマーキングしとかねえとな?」
「なんだかもう……触られてるだけで……あっ!」
蜜を散らしたそこを優しく指で弄ぶ。
「あっ、あ……」
同時に反対側の指先を秘部に押し付けると、ぷちゅと水音が鳴ってすぐに飲み込まれていった。
「トロトロだな」
「だって、狼夜だから……大好きな人だから」
なるべく優しく兎月を開いていく。時折敏感な場所にあたるのか、兎月の体がぴくりと跳ねた。
「あ、はあ……っ……もう、いいから、ろうやの、」
「ああ」
ずるりと指を引き抜き、そのまま楔を打ち込む。
「は……ふ……」
柔らかくとろけた秘部は、時間をかけずに全ての楔を呑み込んだ。
「あつ、い……頭がふわふわして、でもしあわせ……」
「……オレも。じゃ、いただきます」
兎月の腰を掴んで小刻みに穿つ。
「あ、ああっ……」
水音と甘く掠れる声で飛びそうな理性を必死で押さえつける。
兎月にはまだ無理をさせたくない。それなのに。
「……いいよ。狼夜なら、ぼくのことめちゃくちゃにして」
「……お前なあ。オレがどんだけ耐えてるかわかってねえだろ」
くるりと兎月の体を反転させる。
「あ、き、急には、深いっ」
「お前が煽ったんだろーが。自業自得だ」
ぱんぱんと激しく肉を打ち付けて容赦なく穿つ。
「あ、もう、だめっ」
もう一度体を反転させて、口付けて。
「……お前は永遠にオレのものだ。兎月」
「あーーーーーっ!」
一際深奥を思い切り穿つ。絶叫と共に蜜が飛び散り、くたりとなった兎月の頬に優しくキスを落とした。
**
「下落理が浄化されたからもうちょっと楽になるかと思ってたんだがなあ」
「クルイモノ退治に人探し、猫探し。欲喰師から街の便利屋さんにクラスチェンジしたね」
朝食を食べながら、依頼の一覧が書かれた紙を眺める。
今日の朝ごはんは兎月に約束していた通り、堺の串カツだ。竹猪の他にも焔鶏や、闇だこ、忍陣など野菜から肉までなんでも揚げる。鉱石糖を揚げたものはサクサク衣に中がモチモチの新食感で兎月はかなり気に入っているようだ。
「そういや、兎月はもうどこにでも行けるのか」
「狼夜のそばはもう絶対に離れないよ?」
「そういう意味じゃなくてだな。ほら堺とか六冷とかに旅行に行って美味いもん食えるだろ?休みが取れたら行こうな」
「うん。楽しみだなあ……狼夜、ぼく今本当にしあわせ。なんのために生きてるのかわからない時期もあったけど……こうして生きてて、初恋の人と結ばれて……すごくしあわせ」
「ああ、オレも。楽しくしあわせにふたりで生きていこうな」
そう言ってオレは兎月に指輪を差し出す。石は金剛石。
「指輪?あ、もしかしてこれって結婚指輪?」
「ああ。でも兎月縛られるのが嫌なら、無理に嵌めなくてもいいからな?」
「ううん。むしろぼく狼夜になら縛られていたい。指を見るたびに狼夜がいるみたいで嬉しい」
「まったく」
呆れたように呟いてもう一度誓いのキスを交わす。
願わくば、終わりが来るまで、同じ日々を君と共に。
――選択肢はぼくにはなかったから。
「……あ……」
全てを受け入れることでしか、生きられなかった。
縛られるのも、無理矢理開かれるのも嫌だった。痛くて苦しくて、体は気持ち良くても、心はだんだん壊れていった。
そんな中、観察医の先生に出会った。
狼の耳が生えた、口は悪いけど、決してぼくが嫌なことはしなかった優しい先生。
下落理に堕ちたのだって、あの人の場合は「憤怒」で。
ぼくをぐちゃぐちゃにしていた研究員たちに怒っただけで他の人たちみたいに自分の欲じゃなかった。
だから、下落理に堕ちた先生に食べられた時、本当は少しだけ嬉しかった。
きっとどこかでぼくはそれを望んでいたから。
そして、その時に思ったんだ。ぼくのために怒ってくれた先生を助けることができるなら、こんな歪んだ、穢れた自分にも価値があるのだと。
だったらぼくは、あなたの生きる世界を守るために、生きましょう。
どんなに淫らでも、穢れても。この想いだけはきっと。
「……狼夜………?」
気がつくと、狼の背の上に兎月は倒れていた。
「……兎月……?お前、体は……服は……仕方ねえオレの着物を着てろ」
狼となった狼夜が、人間の時に着ていた着物を鼻で指した。
「あんな高いところから落ちたのになんで無事だったんだろう?……狼夜………?」
兎月は狼夜に触れる。狼となった毛皮が赤く染まっていた。
「ヘマしちまった。悪い……」
おそらく、落下時に兎月を庇い、怪我を負ったのだ。
「……大丈夫。ね、ぼくにキスして」
「狼だから今無理だ……クソ、視界が霞む」
「だったら噛みついていいよ。腕に……」
兎月の細い腕に誘われるように牙を立てる。力を加減して食い破らないように。
「……飲んで。これでも素体は古き天上の都の王子。狼夜の傷くらいは癒せるはず……」
ぴちゃぴちゃと甘く赤い蜜を飲むと、不思議な事に傷は塞がった。
「……兎月。望月と決着をつけに行こう。そしたら宿に帰って……」
ぐーっとお腹が鳴る。こんな時に、と兎月が笑った。
「そうだね。美味しいものたくさん食べたいし、ぼくは、狼夜で上書きしてほしい。狼夜に会うまでは、望月でも大丈夫だったの。手荒にされることも嫌じゃなかったけど、今はもう下落理にすら触れられたくない。狼夜だけがいい……!」
「ごめんな。オレは研究所でも畑の時も、望月の時も間に合わなくて。無力に穢されて泣いているお前を眺めるしかできなくて」
泣き出した兎月の涙をペロペロと舐める。夜が明けるまでは人型には戻れない。
「ううん、いつもぼくのために泣いてくれる狼夜がずっと好き。研究所にいた時から愛してる。だから、ぼくは望月と向き合うよ」
**
吹き荒れる黒い嵐の中心で望月は嗤う。
「兄さん」
「望月。本当はね、ぼくは全部覚えていたよ。君のことも。だけど、目の前で確実に死んだ存在だから、生前と違う人格の方が、君が楽かなって思ったんだ」
兎月はそう言って睫毛を伏せる。
「事実、この顔も声も姿も兎月のままだ。この姿を見た時に君が悲しそうな顔をしたから、中身だけは別物みたいに振る舞った。違う存在だと君に切り捨ててもらいたかったけど……」
「だったらなんで契約に応じたの……」
押し殺したような望月の声。
「……ほら、生前あんまり一緒に居てやれなかったから、そばにいるのもいいかなーっとか思ってしまって。ただ、それがどうも逆効果だったみたいだ。ぼくは、受け入れることしかしてこなかったけど、本当に君を思うなら、契約すべきじゃなかった」
兎月がそっと狼姿のオレの毛並みを撫でる。
「ごめん望月。オレは研究所で出会った時から狼夜だけを愛してる。だから君とは契約できないし、この都に捧げられることも受け入れられない。わがままだけど、狼夜と、生きたい。だから契約を、破棄する」
兎付きは真っすぐに望月の目を見て、告げた。
「……うん、それでいいんだよ、兄さん」
望月は優しく微笑むと、術式を展開する。
〈生体認証 望月。位相転移術式起動〉
巨大な陣が空に現れて空間が歪む。
「望月……君は」
〈下落理を浄化、エネルギーに変換。転移完了まであと十、九……〉
「真の大罪人。都を堕としたものとして、ボクは下落理といっしょに行くよ。これで兄さんは自由。ごめんね、ありがとう」
白い光が炸裂した。
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「兎月」
「狼夜……」
夜明けごろ、無事に宿に戻ってきたオレたちは温泉で身を清めた後、布団の上で求めあった。深く口付けて舌を絡め、優しく兎月の胸の飾りをこねる。
「んっ……う」
兎月のそこは固くなり、とろとろと蜜を垂らす。その様子に煽られて、飾りと白い肌を舌でなぞり、同時に身体中に赤く所有印を刻む。
「や、あ……くすぐったい……ろうや、独占欲……つよい……」
「下落理はいなくなったけど。他の奴らに奪われないようにしっかりマーキングしとかねえとな?」
「なんだかもう……触られてるだけで……あっ!」
蜜を散らしたそこを優しく指で弄ぶ。
「あっ、あ……」
同時に反対側の指先を秘部に押し付けると、ぷちゅと水音が鳴ってすぐに飲み込まれていった。
「トロトロだな」
「だって、狼夜だから……大好きな人だから」
なるべく優しく兎月を開いていく。時折敏感な場所にあたるのか、兎月の体がぴくりと跳ねた。
「あ、はあ……っ……もう、いいから、ろうやの、」
「ああ」
ずるりと指を引き抜き、そのまま楔を打ち込む。
「は……ふ……」
柔らかくとろけた秘部は、時間をかけずに全ての楔を呑み込んだ。
「あつ、い……頭がふわふわして、でもしあわせ……」
「……オレも。じゃ、いただきます」
兎月の腰を掴んで小刻みに穿つ。
「あ、ああっ……」
水音と甘く掠れる声で飛びそうな理性を必死で押さえつける。
兎月にはまだ無理をさせたくない。それなのに。
「……いいよ。狼夜なら、ぼくのことめちゃくちゃにして」
「……お前なあ。オレがどんだけ耐えてるかわかってねえだろ」
くるりと兎月の体を反転させる。
「あ、き、急には、深いっ」
「お前が煽ったんだろーが。自業自得だ」
ぱんぱんと激しく肉を打ち付けて容赦なく穿つ。
「あ、もう、だめっ」
もう一度体を反転させて、口付けて。
「……お前は永遠にオレのものだ。兎月」
「あーーーーーっ!」
一際深奥を思い切り穿つ。絶叫と共に蜜が飛び散り、くたりとなった兎月の頬に優しくキスを落とした。
**
「下落理が浄化されたからもうちょっと楽になるかと思ってたんだがなあ」
「クルイモノ退治に人探し、猫探し。欲喰師から街の便利屋さんにクラスチェンジしたね」
朝食を食べながら、依頼の一覧が書かれた紙を眺める。
今日の朝ごはんは兎月に約束していた通り、堺の串カツだ。竹猪の他にも焔鶏や、闇だこ、忍陣など野菜から肉までなんでも揚げる。鉱石糖を揚げたものはサクサク衣に中がモチモチの新食感で兎月はかなり気に入っているようだ。
「そういや、兎月はもうどこにでも行けるのか」
「狼夜のそばはもう絶対に離れないよ?」
「そういう意味じゃなくてだな。ほら堺とか六冷とかに旅行に行って美味いもん食えるだろ?休みが取れたら行こうな」
「うん。楽しみだなあ……狼夜、ぼく今本当にしあわせ。なんのために生きてるのかわからない時期もあったけど……こうして生きてて、初恋の人と結ばれて……すごくしあわせ」
「ああ、オレも。楽しくしあわせにふたりで生きていこうな」
そう言ってオレは兎月に指輪を差し出す。石は金剛石。
「指輪?あ、もしかしてこれって結婚指輪?」
「ああ。でも兎月縛られるのが嫌なら、無理に嵌めなくてもいいからな?」
「ううん。むしろぼく狼夜になら縛られていたい。指を見るたびに狼夜がいるみたいで嬉しい」
「まったく」
呆れたように呟いてもう一度誓いのキスを交わす。
願わくば、終わりが来るまで、同じ日々を君と共に。
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