2 / 7
出逢い
しおりを挟む
一目惚れをするなんて今まで無いと思ってた。
けど、貴方を見た瞬間に時が止まったかのように周りの声も聞こえない…。
はじめて貴方に会った日、わたしはそれはそれは悲惨な一日だった。元恋人から連絡が来たと思えば復縁要請で、しかも相手は現恋人に嫉妬ほしいためにわたしを利用した。馬鹿げた茶番劇を目の前で繰り広げられるこっちの身にもなってほしいものだ。挙句の果てに興味もない新歓のコンパなんて…。
適当に挨拶だけ聞いて帰るかと席に着いた時に
隣に貴方が居たんだ。
「はじめまして、ーーです。」
綺麗な声だと思った。
名乗った後に少し照れて笑った貴方の表情にわたしは目を奪われたと同時にわたしにはこの人しかいないと瞬時に理解した。
「はじめまして、ーーです。
突然なんですけど、付き合ってくれませんか?」
「えっ!?初対面ですよ…。
嬉しいですけど、なんで?」
周りの騒がしい雑音すら気にならない。
もう貴方にしか目に映らない。
「一目惚れをしました。
貴方以外の人を考えられない。
ただ、純粋に側に居たいと思ったんです。」
貴方は、わたしの言葉に身体中の全ての熱が
顔に集まったのではないかと思うくらいに赤面し少し震えながら自分の手を乗せて一言。
「まずは、お友達からならいいですよ。
人付き合いとか得意じゃないから…。」
その言葉でわたしは満足した。
友達からでもなんで良かった。
ただ、ただ、側に居たいから。
けど、貴方を見た瞬間に時が止まったかのように周りの声も聞こえない…。
はじめて貴方に会った日、わたしはそれはそれは悲惨な一日だった。元恋人から連絡が来たと思えば復縁要請で、しかも相手は現恋人に嫉妬ほしいためにわたしを利用した。馬鹿げた茶番劇を目の前で繰り広げられるこっちの身にもなってほしいものだ。挙句の果てに興味もない新歓のコンパなんて…。
適当に挨拶だけ聞いて帰るかと席に着いた時に
隣に貴方が居たんだ。
「はじめまして、ーーです。」
綺麗な声だと思った。
名乗った後に少し照れて笑った貴方の表情にわたしは目を奪われたと同時にわたしにはこの人しかいないと瞬時に理解した。
「はじめまして、ーーです。
突然なんですけど、付き合ってくれませんか?」
「えっ!?初対面ですよ…。
嬉しいですけど、なんで?」
周りの騒がしい雑音すら気にならない。
もう貴方にしか目に映らない。
「一目惚れをしました。
貴方以外の人を考えられない。
ただ、純粋に側に居たいと思ったんです。」
貴方は、わたしの言葉に身体中の全ての熱が
顔に集まったのではないかと思うくらいに赤面し少し震えながら自分の手を乗せて一言。
「まずは、お友達からならいいですよ。
人付き合いとか得意じゃないから…。」
その言葉でわたしは満足した。
友達からでもなんで良かった。
ただ、ただ、側に居たいから。
0
お気に入りに追加
3
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。

久々に幼なじみの家に遊びに行ったら、寝ている間に…
しゅうじつ
BL
俺の隣の家に住んでいる有沢は幼なじみだ。
高校に入ってからは、学校で話したり遊んだりするくらいの仲だったが、今日数人の友達と彼の家に遊びに行くことになった。
数年ぶりの幼なじみの家を懐かしんでいる中、いつの間にか友人たちは帰っており、幼なじみと2人きりに。
そこで俺は彼の部屋であるものを見つけてしまい、部屋に来た有沢に咄嗟に寝たフリをするが…
【⁉】意味がわかると怖い話【解説あり】
絢郷水沙
ホラー
普通に読めばそうでもないけど、よく考えてみたらゾクッとする、そんな怖い話です。基本1ページ完結。
下にスクロールするとヒントと解説があります。何が怖いのか、ぜひ推理しながら読み進めてみてください。
※全話オリジナル作品です。



本当にあった怖い話
邪神 白猫
ホラー
リスナーさんや読者の方から聞いた体験談【本当にあった怖い話】を基にして書いたオムニバスになります。
完結としますが、体験談が追加され次第更新します。
LINEオプチャにて、体験談募集中✨
あなたの体験談、投稿してみませんか?
投稿された体験談は、YouTubeにて朗読させて頂く場合があります。
【邪神白猫】で検索してみてね🐱
↓YouTubeにて、朗読中(コピペで飛んでください)
https://youtube.com/@yuachanRio
※登場する施設名や人物名などは全て架空です。

そんなの真実じゃない
イヌノカニ
BL
引きこもって四年、生きていてもしょうがないと感じた主人公は身の周りの整理し始める。自分の部屋に溢れる幼馴染との思い出を見て、どんなパソコンやスマホよりも自分の事を知っているのは幼馴染だと気付く。どうにかして彼から自分に関する記憶を消したいと思った主人公は偶然見た広告の人を意のままに操れるというお香を手に幼馴染に会いに行くが———?
彼は本当に俺の知っている彼なのだろうか。
==============
人の証言と記憶の曖昧さをテーマに書いたので、ハッキリとせずに終わります。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる