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花束
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暫く植物園の中を散策してわたしはやはり
アネモネを贈りたい!と思った。
悲恋系が多い花だけどそれ以上にわたしと貴方にぴったりな言葉もあるのだから。
現在、わたしは植物園と併設しているフラワーショップにてアネモネの花束を作ってもらっている。
色は赤色とピンク色で花言葉は「君を愛す」と
「待望」わたしは貴方を一目見たときにこの人だ。と瞬時に理解した。それと同時に貴方以上にこれから愛する気持ちは無いのだと確信に近いものも自分の中に現れたのもその時だった。
「お客様、アネモネの花束こちらで
いかがでしょうか?」
「とても素敵です。
ありがとうございます」
出来栄えにわたしは嬉しくなり頬を綻ばせた。
気をつけて慎重に持ち運びしないとなぁ。と思っていると何やら言いたげな?店員さん。
「えっと、どうされました?」
「花束を贈る相手様に気をつけて頂きたいことがあります。アネモネの茎には毒性があるので手袋で直接皮膚で触れないようにと。必ずお伝えください。」
ああ、なるほど。贈る相手は知っていても贈られた側が知らない危険物たった。というのは花然り無くは無い話だ。
「お気遣いありがとうございます。
相手にも必ず伝えますね」
わたしがにっこりと言うと店員さんは安心したかのように頷いてくれた。
アネモネを贈りたい!と思った。
悲恋系が多い花だけどそれ以上にわたしと貴方にぴったりな言葉もあるのだから。
現在、わたしは植物園と併設しているフラワーショップにてアネモネの花束を作ってもらっている。
色は赤色とピンク色で花言葉は「君を愛す」と
「待望」わたしは貴方を一目見たときにこの人だ。と瞬時に理解した。それと同時に貴方以上にこれから愛する気持ちは無いのだと確信に近いものも自分の中に現れたのもその時だった。
「お客様、アネモネの花束こちらで
いかがでしょうか?」
「とても素敵です。
ありがとうございます」
出来栄えにわたしは嬉しくなり頬を綻ばせた。
気をつけて慎重に持ち運びしないとなぁ。と思っていると何やら言いたげな?店員さん。
「えっと、どうされました?」
「花束を贈る相手様に気をつけて頂きたいことがあります。アネモネの茎には毒性があるので手袋で直接皮膚で触れないようにと。必ずお伝えください。」
ああ、なるほど。贈る相手は知っていても贈られた側が知らない危険物たった。というのは花然り無くは無い話だ。
「お気遣いありがとうございます。
相手にも必ず伝えますね」
わたしがにっこりと言うと店員さんは安心したかのように頷いてくれた。
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