異世界ガイドブック

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【異世界で知っておくと便利な知識集】

ステータスについて

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 レベル:戦闘経験を得ることで上昇していきます。レベルが上がると経験によって各ステータス値も上昇するのでレベル上げは重要になります。

 ただし、レベルが低いからステータスが必ず低いとは限りません。戦闘経験が無いだけでステータスだけ異様に高い方も存在します。

「英雄」の称号を持っていた場合、全ステータス値に×1.3倍の補正
「勇者」・「救世主」は×1.5倍の補正がかかると言われています。
 とてもおいしい称号ですね。

 体力 (HP):生きる為の数値になります。ダメージを受けると減り数値が低いと行動に影響が出ます。この数値が0になると最悪の場合死んでしまうことを意味します。瀕死、戦闘不能となる事もありますが、結局自力では動けないのでたどる道は一緒です。

 こちらの世界でも数値化はされませんが感じる事はできると思います。「社畜」と呼ばれる称号を持つ者は「会社」の為にHP1のギリギリまで仕事をするそうです。

 命が1つしかないルールは異世界でもこちらの世界でも同様です。「命大事に」していきましょう。

 体力は小まめに回復するのがオススメ。休息などでも回復はしますが、時間がかかってしまいます。ポーションは即効性があり戦闘中などでも使用できるとても便利なアイテムです。ポーションは薬草等から抽出された液体と魔力を少し合わせる事で回復力を高めた液体です。

 飲んで良し、かけて良し、冒険の必須アイテムです。冒険の際には最低でも5本のポーションを持っていく事がベターだそうです。駆け出しであればもっと多くてもいいかも知れませんね。

 HPが半分近くなったら回復の目安です。HPギリギリでの使用は避けた方がいいでしょう。通常のポーションではHP0になった場合に使用しても効果がありません。
 
 0になってしまった場合、希少なアイテムであればHP0からHP1以上にすることも可能な場合があります。ポーションの回復力を高めたレア級のハイポーション、エピック級のエクスポーションなど試す価値はあるでしょう。
 完全蘇生のアイテムや蘇生の魔法が存在することもありますが、希少なアイテムや魔法には制限があるので簡単に使えるものではないでしょう。

 逆に蘇生の魔法やスキルが使える立場だったとしてもむやみやたらに使うのは控えるのがいいと思います。強い力は良くも悪くも目立ってしまいます。
  
 魔力 (MP):魔法を使用する際に消費するエネルギーです。MPの量により使える魔法や使える回数が決まります。消費して0になった場合でも命には関わりませんが疲労も蓄積されるので魔法に頼りすぎるのは禁物です。

 MPは異世界特有のものだと思う方もいらっしゃるようですが、こちらの世界でも数値化出来ないだけで「気」や「オーラ」などと言う言葉で表されます。生まれつきMP0の人もいれば生まれながら膨大な量を持っている人もいます。鍛えれば必ず増えるものでもないので先天性の要素が重要になってきます。

 こちらの世界で0であっても異世界に行く際にはMPが付与される事が多く、そのため魔法を使うことができるでしょう。魔法使いを夢見る方ほど大きい魔力が付与されやすいそうです。

 筋力・丈夫さ・素早さ・器用さ:主に戦闘での物理攻撃、物理防御、回避や命中に関わる数値になります。鍛えれば上がるので誰でも数値を上げる事ができるのですが、数値が高くなればなるほど上がりにくくなっていきます。
 器用さは武具の扱いだけでなく普段の生活にも応用の効くものになります。器用な男は魅力の1つです。
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