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お手伝いします②
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翌日は朝からソワソワしてしていた。
昼前に来ていいと言われたけど、前ってどれくらい前なのか。早く行っても怒られはしなだろうけど寝てるジグを起こしてしまうかも考えていた。
気の利く母はお弁当を用意してくれている。
「いってらっしゃい。これお弁当」
「あ、ありがとう!」
私も早く会いたかったので、まっいいかと思いジグの店に向かうことにしたのだ。
予想通り店の前に営業中の札はまだかかっていなかった。
裏口に回り、今度はノックをせずドアを開けてみようとする。
当然の事ならが鍵がかかっていて開くことは無かった。
昨日よりは若干遅い時間とはいえ、昼前にはまだ遠い時間帯。早く起きてくれないかなと願いつつ、裏庭の畑に行ってみたり、家の周りをグルグルしてみたり。
すると窓が突然開いてジグが顔を出した。
「なんだ、リーンか。ずっと足音がするから客でも来たのかと思ったぞ」
「おはよう、ジグ! ちょっと早く着いちゃった」
「おはよ、今裏口開けるからちょっと待ってろ」
気を使ってノックをしなかったことを伝えると、俺にそんな気を使うなと怒られてしまった。
「今日もお手伝いする!」
「ああ、そうだなお願いするか」
「任せて!」
今日もまたポーションの瓶を磨き上げる。
昨日も頑張ったので、汚れやくもりは無いのだが、それでも1つ1つ丁寧に磨き上げた。
そのポーションを棚に戻していて1瓶分のスペースが空いていることに気づいた。
「ねぇ、昨日お客さん来たの?」
「ああそうだ」
「たぶん買っていったの私とジグで作ったポーションだよ。私ここに並べたからわかるもん」
「だったらきっと良く効くポーションだろうな」
「うん!」
瓶が終わると、棚や床なども掃除をした。一区切りしたところでお昼にすることに
「リーンってさ」
「何」
「親に何て言ってここにきてるんだ?」
「友達と遊びに行くって言ってる」
「そうだよな、働きに行くとは言えねぇよな」
「ジグは友達だし、嘘は言ってない。それに私は働いてるとは思ってないよ。ジグに会いたいから来てるだけだし。手伝いはそのついで」
「リーンはそれでもいいかもしれないけど、周りの大人はそうは思わないぞ。だからなちゃんと使用人として雇おうと思う。そうした方が、親御さんだって安心するだろう」
「大人の事情ってやつ?」
「良く知ってるな、そういうとこだ」
「分かった。今日の夜話してみる。でももしダメだったらどうしよう」
「リーンに会えたことを、今は良かったと思ってる。片腕じゃ不便なことも多いからな」
「だったら仕事をすることを許してもらえるよう、ちょっとぐらいなら嘘をついても女神様は許してくれるよね」
ジグとシルニアの関係は秘密になので、取りあえず出会いだけでもでっちあげることに。
リーンが西の森にいるところを、薬草を採取していたジグが見つけたのがきっかけで知り合ったことにした。そしてジグの右腕を見て手伝いを申し出てくれたと言うことだ。
「どう?」
「まぁこっちの方が自然だよな。前世の話の方が嘘くさい」
「だよねー」
「取りあえず、手紙を書いておくか。何事にも信用は大事だ」
「うん!」
お昼ご飯が終わるとジグは畑仕事、私は店番をすることに。
また暇な時間が訪れるのかと思っていたが、リリリンとお店のドアが開く音が聞こえた。
初めて対応するのでちょっと緊張していたが、入ってきた者の姿を見て畑仕事をしているジグに駆け寄った。
「ジーーーグーーー!!」
「なんだ、どうした」
「緑の女の人が来た」
「え?」
「葉っぱとかついてた」
「あ!」
「ドライアドの嬢ちゃんか。お客さんだぞ。昨日ポーションを持って行ったんだ。そのお代がまだだったから今日持ってきてくれたんだろう」
ジグと一緒にお店に戻るとそのドライアドは不思議そうに見つめてくる。
「驚かせて悪かったな。こいつはリーン。仮採用中の店員だ」
「いえ、こちらこそ。リーンを驚かせてしまったようでごめんなさい」
「どうだい昨日のポーションの具合は?」
「とてもいい。仲間もよろこんでた」
「そうか、それは良かった」
「これ、森で拾った鉱石。足りるか分からないけど」
手のひらに3つの小さな魔石。それをカウンターに置いていく。
「それだと1つでもお釣りがいる」
「お釣りいらない。お金使わないから」
「ならせめてあと5,6本持っていけ。それでも足りないが」
「いらない。必要になったらまた来る。じゃあねジグ」
有無を言わさずドライアドは静かに店を出て行った。
またリリリンとベルが鳴り扉がしまる。
「ねぇ、いったい何者?」
「ドライアドのマースさんだ。ああ見えて300年以上生きてるらしいぞ」
「どおりで貫禄があるのね」
「いつもは薬草と交換でポーションを持っていくのだが、今薬草が森にほとんど無いらしい。それで昨日何と交換できるか聞いてきたから、素材や魔石なら大丈夫だと言ったんだ」
「そしたら魔石を持ってきたのね」
「これ1つで金貨10枚の価値があるんだぞ。マースさんは全然気にしてなかったが」
「えええ、そんなに」
「逆に申し訳ないぐらいだ」
「だよね。でもドライアドもポーション使うんだね」
「自力では回復できな程に弱ってた木にちょっとだけかけてあげると聞いたことがある」
「とてもいいって言ってくれたね」
「リーンのおかげだな」
褒められ上機嫌になり嬉しかったが、その後はお客が来ることもなく帰る時間となった。
「この手紙を親御さんに渡してくれ。 ”リーンの手伝いでとても助かってる。これからも仕事として手伝ってほしい” と書いてあるから」
「うん。私もお母さんとお父さんに話してみるよ」
「おう、頑張れ」
その夜の夕食で両親にジグでのお店の話をした。
母親は友達を普通の子供だと思っていたので驚いていた。でも話をして
「困っている人を助けたいのは間違いではないわ」
と応援してくれる。
父親の方は手紙も読んだうえで
「リーンがそこで働いてみたいと思うならいいが。ただし一度お店に挨拶に行く」
とのこと。ここまできたらあとは
「ありがとう! おとうさんだーーい好き」
と言ってギュッと抱きしめておけば。許しを得たも同然だ。
昼前に来ていいと言われたけど、前ってどれくらい前なのか。早く行っても怒られはしなだろうけど寝てるジグを起こしてしまうかも考えていた。
気の利く母はお弁当を用意してくれている。
「いってらっしゃい。これお弁当」
「あ、ありがとう!」
私も早く会いたかったので、まっいいかと思いジグの店に向かうことにしたのだ。
予想通り店の前に営業中の札はまだかかっていなかった。
裏口に回り、今度はノックをせずドアを開けてみようとする。
当然の事ならが鍵がかかっていて開くことは無かった。
昨日よりは若干遅い時間とはいえ、昼前にはまだ遠い時間帯。早く起きてくれないかなと願いつつ、裏庭の畑に行ってみたり、家の周りをグルグルしてみたり。
すると窓が突然開いてジグが顔を出した。
「なんだ、リーンか。ずっと足音がするから客でも来たのかと思ったぞ」
「おはよう、ジグ! ちょっと早く着いちゃった」
「おはよ、今裏口開けるからちょっと待ってろ」
気を使ってノックをしなかったことを伝えると、俺にそんな気を使うなと怒られてしまった。
「今日もお手伝いする!」
「ああ、そうだなお願いするか」
「任せて!」
今日もまたポーションの瓶を磨き上げる。
昨日も頑張ったので、汚れやくもりは無いのだが、それでも1つ1つ丁寧に磨き上げた。
そのポーションを棚に戻していて1瓶分のスペースが空いていることに気づいた。
「ねぇ、昨日お客さん来たの?」
「ああそうだ」
「たぶん買っていったの私とジグで作ったポーションだよ。私ここに並べたからわかるもん」
「だったらきっと良く効くポーションだろうな」
「うん!」
瓶が終わると、棚や床なども掃除をした。一区切りしたところでお昼にすることに
「リーンってさ」
「何」
「親に何て言ってここにきてるんだ?」
「友達と遊びに行くって言ってる」
「そうだよな、働きに行くとは言えねぇよな」
「ジグは友達だし、嘘は言ってない。それに私は働いてるとは思ってないよ。ジグに会いたいから来てるだけだし。手伝いはそのついで」
「リーンはそれでもいいかもしれないけど、周りの大人はそうは思わないぞ。だからなちゃんと使用人として雇おうと思う。そうした方が、親御さんだって安心するだろう」
「大人の事情ってやつ?」
「良く知ってるな、そういうとこだ」
「分かった。今日の夜話してみる。でももしダメだったらどうしよう」
「リーンに会えたことを、今は良かったと思ってる。片腕じゃ不便なことも多いからな」
「だったら仕事をすることを許してもらえるよう、ちょっとぐらいなら嘘をついても女神様は許してくれるよね」
ジグとシルニアの関係は秘密になので、取りあえず出会いだけでもでっちあげることに。
リーンが西の森にいるところを、薬草を採取していたジグが見つけたのがきっかけで知り合ったことにした。そしてジグの右腕を見て手伝いを申し出てくれたと言うことだ。
「どう?」
「まぁこっちの方が自然だよな。前世の話の方が嘘くさい」
「だよねー」
「取りあえず、手紙を書いておくか。何事にも信用は大事だ」
「うん!」
お昼ご飯が終わるとジグは畑仕事、私は店番をすることに。
また暇な時間が訪れるのかと思っていたが、リリリンとお店のドアが開く音が聞こえた。
初めて対応するのでちょっと緊張していたが、入ってきた者の姿を見て畑仕事をしているジグに駆け寄った。
「ジーーーグーーー!!」
「なんだ、どうした」
「緑の女の人が来た」
「え?」
「葉っぱとかついてた」
「あ!」
「ドライアドの嬢ちゃんか。お客さんだぞ。昨日ポーションを持って行ったんだ。そのお代がまだだったから今日持ってきてくれたんだろう」
ジグと一緒にお店に戻るとそのドライアドは不思議そうに見つめてくる。
「驚かせて悪かったな。こいつはリーン。仮採用中の店員だ」
「いえ、こちらこそ。リーンを驚かせてしまったようでごめんなさい」
「どうだい昨日のポーションの具合は?」
「とてもいい。仲間もよろこんでた」
「そうか、それは良かった」
「これ、森で拾った鉱石。足りるか分からないけど」
手のひらに3つの小さな魔石。それをカウンターに置いていく。
「それだと1つでもお釣りがいる」
「お釣りいらない。お金使わないから」
「ならせめてあと5,6本持っていけ。それでも足りないが」
「いらない。必要になったらまた来る。じゃあねジグ」
有無を言わさずドライアドは静かに店を出て行った。
またリリリンとベルが鳴り扉がしまる。
「ねぇ、いったい何者?」
「ドライアドのマースさんだ。ああ見えて300年以上生きてるらしいぞ」
「どおりで貫禄があるのね」
「いつもは薬草と交換でポーションを持っていくのだが、今薬草が森にほとんど無いらしい。それで昨日何と交換できるか聞いてきたから、素材や魔石なら大丈夫だと言ったんだ」
「そしたら魔石を持ってきたのね」
「これ1つで金貨10枚の価値があるんだぞ。マースさんは全然気にしてなかったが」
「えええ、そんなに」
「逆に申し訳ないぐらいだ」
「だよね。でもドライアドもポーション使うんだね」
「自力では回復できな程に弱ってた木にちょっとだけかけてあげると聞いたことがある」
「とてもいいって言ってくれたね」
「リーンのおかげだな」
褒められ上機嫌になり嬉しかったが、その後はお客が来ることもなく帰る時間となった。
「この手紙を親御さんに渡してくれ。 ”リーンの手伝いでとても助かってる。これからも仕事として手伝ってほしい” と書いてあるから」
「うん。私もお母さんとお父さんに話してみるよ」
「おう、頑張れ」
その夜の夕食で両親にジグでのお店の話をした。
母親は友達を普通の子供だと思っていたので驚いていた。でも話をして
「困っている人を助けたいのは間違いではないわ」
と応援してくれる。
父親の方は手紙も読んだうえで
「リーンがそこで働いてみたいと思うならいいが。ただし一度お店に挨拶に行く」
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