この魔法の発動を成功させられた方がいたので、ケーナさんたちの代まで伝承されてきたのは良いとして、何のために神々の住む世界に接続？転移？しなければならなかったのか？どうしてそんな膨大な魔力量を消費する魔法を開発したのか？が不思議ですな。　開発した誰かは神になりたかった・神と対面対話したかったのでしょうか。もしくは神々に不満を抱いて下剋上したかったとか。
　その辺りの事情も伝承されていて欲しかったかも。今回は扉の向こう側に進まなかったので帰還出来ましたけれど、好奇心故に覗き込むだけでは済まない人が将来現れるかもしれませんし。　
向こう側に既に侵入者への迎撃態勢を整えて待機している存在がいたのであれば、今回はケーナさんの慎重さで命拾いしたのかもしれませんね。

怨念返し、という言葉を思い出しました。遺体の引き渡しまで要求してくるなんて、本当に死んだかどうか確認せずにはいられなかったのですかね。その目で見るまで信じないだなんて。　
でもそれだけなら良い方なのかも。　憎悪のあまり遺体を侮辱したり、魔術の素材として用いたりなどのグロテスクな妄想も出来てしまうなと。　ケーナさんがヨシエさんの魔力を媒体に捜索出来るのであれば、その道の専門家なら親族の遺体を用いての占術なども出来るのかもしれませんね。
　テッテさんの禁忌指定の魔法の実演のおねだり。効果や影響の分からないモノはやらない方が良い気もしますが……。ヘブンズゲートが天国の門をさしてのネーミングだとすると、即死系・浄化系な気もしますね。　誰かor何かをあの世に送る事にならないと良いのですけれど。

重い話しですな……。個人的には人は自分の犯した罪に対して責任を取るべきではあっても、先祖だ親だが犯した罪で責められるべきではないと信じてますけれど。　テッテさんは立派ですね、ヨシエさんを受け入れる事で攻撃対象となっていたかもしれない事を考えれば。　ヨシエさんを守るために犠牲となられたご両親のお気持ちに配慮するならば、ヨシエさんに危険やヘイトなどの理不尽が及ぶ可能性のある行為は何としても避けるべきだと思いますが。
　今まで静かに暮らして来たヨシエさんに報復・復讐を望む気持ちが育つ事にもなりかねないでしょうし。　でもここまで自分の血族が虐げられていても保護や救いの手・報復の攻撃を出さなかったとなると、魔王クレアさんはやはり死亡or力を失って潜伏しているのでしょうかね？　真実が気になりますな。　

うーむ正直ケーナさん自身か新たな分身の方に、魔王クレアのフリをしてもらう方がストレートかも。　分身と協力して同時に活動すればアリバイ工作も出来るでしょうし。　極論魔王同士の戦闘を演出してその影響を覇権主義者たちに見せつけるなら劇薬的な効果が出せるかも。ただしその場合、勇者を擁する者たちが活発化するでしょうな……。
でも魔王クレアさん、ケーナさんと同等だとか仮定するとそう簡単に討伐されたりしないと思うのですよな。戦いの日々に飽きて勇者の攻撃で死亡したフリをして第二の人生を歩んでいたりするのかなと。　となると再び勇者に追われる人生になるのを受け入れてもらえるのですかね？　先ず始めの会談の結果がどうなるのかでこの先打つ手が左右されそうですな。　タイムリミットに間に合って戦争を回避出来て欲しいです。

後先考えないでインパクトによる警告を与えるのを優先するのであれば、ドボックスで行ったような魔力解放を脅迫国家の中で行なう、身バレしないように・脱出経路を確保した上で、必要ならば複数回。　それにより魔道具の使用不可な状況を作り出し現状の危うさを知らしめる、なんて考えてしまいましたが。　　何にせよウクライナを侵略しているあの国連常任理事国を連想してしまいかなり不快ですな。　ケーナさんがどんな手を用いて自らの分体のお願いを叶えるのか？楽しみです。

ケーナさんを害したり封じたりする事の出来る相手がいるなどと想像も出来ませんし、ケーナさんが戦闘中に助けを求めるシーンも考えにくいですが。
ハクレイさんが強さを求めるのはケーナさんの役に立ちたい、支えになりたい、などの忠義や友情による欲求なのかなと。
勇者の称号ではなく、オリジナルの称号をケーナさんに頂けた訳ですが。　でもこの世界での勇者の称号獲得に必要な条件を満たしていたようにも思えますね。　もしかして、分身とはいえゼンさんを殺めていたら＝大切なモノを守るために相応の犠牲を払う姿勢を示していたら　獲得していたのだろうか？とちょっと怖くなったり。

ケーナさんにもきちんと利益が出る仕組みにしたのですね。　砂糖が流通するようになって新しい分野での料理・菓子も増えたですし。　今まで砂糖を手に入れられなかった人たちも入手出来るようになったのは素晴らしいですな。　薬師の人たちも良心の咎めを感じずに済みますし。
　問題はヤマダさんにこの砂糖の生産が全依存している事ではありますが。　まぁその時はその時ですね、来たるべき時が来る前にケーナさんが対策してくれると信じます。

なるほど～。日本人のイメージする白い砂糖・しかも不純物が混ざってなくて粒が均一だというのは、異世界の人たちならば驚嘆するところかもしれませんね。　たいていは黒砂糖の塊だったり、原材料の色素を取り除けずに色の着いたままだったりするでしょうし。　ケーナさんのちょい足しで疲労回復薬としての体面も保てたのが用心深いなと。
地球で白い粉というと犯罪チックな一面も確かにありますが砂糖ならば前作のホワイトディアの粉のような犯罪性・危険性は持っていないようで何よりですね。　もっとも白砂糖の方が使用者の依存性や執着性が上回る可能性も高いかもしれませんが（笑）。
ヤマダさん、拉致同然のやり方でこの世界に来てしまったのと生活苦が理由で麻薬製造に手を出してしまったのですな。　　この世界の事を知って学び協力してくれる人を作って欲しいです。魔王であるケーナさんに信用してもらえるように。　善行を積めば神様が実在しているゆえ救済もあるかもしれませんし。　

ドラゴンを呼ぶ笛とか、３体とか聞いて、あれっと思ったら……。しかも子供が親を呼ぶ声にそっくりだとか。　泣いて助けを求めている子供がいたら助けようとしますよな。普通の感性ならば。　子ドラゴンの皆さん善意で来てくれたのですな。その優しさ失わないで欲しいですね。人間と関わるようになっても。　笛の製作者にはクレームを入れる必要がありそうですが（笑）。
飢えている時にパンを盗むのは犯罪か？みたいな社会の命題を連想する流れになりそうだなと。　働いて日々の糧を得なければ生きていけないのも事実。
彼らがケーナさんのアイデアで犯罪に手を染めずに誰にも恥じ入る事の無い働きが出来ると良いですね。　どんなお仕事なのか楽しみです。

あらあら、運び屋かと思ったら黒幕自ら動いていたのでしょうか？　手間が省けたようで何より。　転移者なのか転生者なのか分かりませんけれど、「魔王からは逃げられない」を存分に味わって欲しいですね。　ケーナさんにジャイアントキリング出来るとは思えませんし。　彼の魔道具、笛型だとすると召喚系の機能なのかなと。ケーナさんの作った世界の中で成功するのか？と思いましたが。
　彼のステータス、人間としてはじゅうぶん過ぎる高みにあるはず。　それなのに何故こんな麻薬製造元みたいな犯罪をしているのでしょう？　表舞台で人々から称賛されるような生き方だって余裕で叶うでしょうに。

ホワイトディアの角の入手方法が謎ですね。　ケーナさんが自身のコピーを増やせるように、ホワイトディアの角を複製して増やせる者や物品があるのでしょうか？　そして何のためにという部分でも不可解ですな、そんな便利な能力が有るのならば犯罪に手を染めるのではなく、真っ当で競合相手のいない薬品、化粧品とか産業用の薬品や洗剤の類いとか作れると思うのですけれど。　
今までは、クスリの使用は自己責任だから無罪だとか言い訳していたのかもしれませんが、グランジさんのような調査員を口封じに殺害しようとしたのならば、薬師どころか立派な犯罪者だなと。　誰であろうとグランジさんを傷付けた者には責任を取らせなければいけませんね。生活苦だとしても殺人は重犯罪で許されるものでは無いですし。

ドラゴンたち、子供でまだ分別がついていなかったのですか。それならケーナさんの決定は正しいと思いました。　主となったケーナさんや教師となったエンドさんの指示や教えを踏み越えずに人間と共存共栄出来るようになって欲しいです。
他作品では、動物の抜け毛的にドラゴンの剥離した鱗とか脱皮した皮とか回収して売却して生活費にあてていたなんてありましたが。　彼らを尊重し痛いとか苦しいとか無しで、種族は違えどもうまく付き合って欲しいですな。

あ〜、あの瓶が遠因だったのですか！　確かにコストも人件費なども関係無しのあの瓶の効果に対抗出来る同業者は存在しないでしょうね。　それは廃業に追い込まれるのも生活苦からタブーに手を出すのも理解出来てしまいますな。
ケーナさん、どうやら自分にも責任があると感じているようですが。　薬師の皆さんが誇りと恥じ入るところの無い良心を持って働ける方法を作り出して欲しいです。

ケーナさんに狙われたならばドラゴンだったとしても、蛇に睨まれた蛙　な状態だったのかもしれませんな。
ケーナさんに縛りや条件をつけて戦わせる事については、そもそも無意識にいつもこの星を壊さないように手加減しているのでは？とも思ったり。それに余計なルールで気を逸らすと本来攻撃しない大地や大気とかまで吹き飛ばしそうな気もしますね。
基本の単位が違う訳ですし。　普通の人が皆コップで水をまくところを、ケーナさんは消防車で放水するような感じなのかなと。

麻薬取締とドラゴン討伐。落差が大きいですし、しかも片方は自主的なボランティア。どちらとも魔王様が自ら出向いて働くものではない事に変わりはないですけれど。　魔王様を働かせるなんて何てすごいギルドなのでしょう……。
麻薬で国がボロボロになると言えば中国が清と呼ばれていた時期の阿片戦争など連想しましたが。今回出て来た薬師一家、どんな事情があるのでしょうね……。自分たちの売ったモノで何が起こるか理解しているから薬草売りの偽装などしているのでしょうな。無知よりさらに悪質なのは確かでしょうね。　今の中国に麻薬を密輸してバレるとその持ち込み役が日本人でも死刑判決が出されたと記憶していますが。　どんな真実や事情があるのか？注目ですね。

カセンバルの独裁者、自分たちを大国だと誇っていたのですな。身の程を知るって大切ですね。国土の大きさ・人口の多さが国力差に直結している訳では無いにしても。
帝国側は軍隊同士を衝突させて双方に被害を出すのではなく、精鋭部隊を侵攻させて敵首脳陣を排除する戦略を取られたのですな。流れた血が最小限に留められたと期待ですね。　
誰かに唆された・誘導されたのか大真面目に信じての宣戦布告だったのでしょうね……。国力の差とか他の手段を採用するとか考えなかったところに、黒幕が巧みだったのか　カセンバルのトップが愚かだったのか、とも思いましたが。　どんな真相にせよ誰かに操られ踊らされる事がないように気を付けたいものです。

この世界で最強格であろうケーナさんですが、力が強い＝優秀な統治者という単純な問題ではないのですよな。　力が強い者が失敗すると常人などと比較にならない悪影響を及ぼす事になる、と前話までで取り挙げられていたようなモノですし。　それはケーナさんでも失敗する・無謬などではないという証拠でもありますな。
どんな統治形態が最善か？という問題は正解など無いのかもしれませんし。　どんなものにも一長一短があると感じますゆえに。しかも時代と共に何が正しいかが変化していますし。
自分の身近さえ思うように出来ずに悩んでいる身としては、他人の人生にまで責任を持とうとする政治家の人たちは敬うしかないですな。義務を蔑ろにしていなければですが。

核爆発などの際に発生する電磁パルス波で電子機器が使用不能になるのを連想しました。　こちらの現象では壊れたものと再使用可能だったものと分かれたようですが。　ケーナさんにしては珍しい大失敗だったですな。死人が出なかったのと、爆心地付近の国家のトップが許してくれてカバーストーリーまで流布してくれたのが幸いでしたね。　過ちを繰り返さない事、しっかりお詫びして後ほど借りを返す事さえ実行すれば良いのではと思いましたが。
各地で流れた噂からするとケーナさんに関わった者たちで真実に近いところまで推測出来た者もいるのだろうなと。そのような人たちが今後ケーナさんに手出しを躊躇うようになるきっかけになったのではないかと。

「電卓かよ！！」←確かにその通りですな。ちょっと笑いました。
でもここまでやってしまうと、アヤフローラ海軍だけが大騒ぎするのではなく、城の周りの人々や世界各地の勘の鋭い各種生命体も驚愕しているかもしれませんね。　これが新しい魔王の力だと認識して戦いを避ける方向に舵取りして欲しいものです。まかり間違って、連合を組んで対処しようとか勇者関係者総出でケーナさんを襲撃しようとか考えないで頂きたいですな。

人は見かけによらぬもの、ですな。　フランさんにしても帝王様にしても。　……どこから突っ込むべきなのでしょうね？　男女の両者が合意や納得の上であれば野暮な事は言うべきではないのかもしれませんが。　明かされずに済む秘密など無いという考え方もあるのですよな。　事が事だけに変に拗れないで欲しいものです、マジで。この後どうなるにせよ、地位や種族の問題も関わってくるでしょうし。

マローニアさん、良かったですな。　でも、呪いをかけた者が健在だとすると、襲撃や呪いをかけ直すパターンも考えられるような。　ケーナさんの弱体化のタイミングに重ならないと良いのですけれど。
誰がこんな事をしたのか？黒幕と動機が気になりますね。　怠惰のスキルの影響を封じ込めようとしてだったのでしょうか？

帝王陛下の方にも公に出来ないとんでもない事情が有ったのですね。　もっとも世話係さんが何か帝王陛下にも知らせていないナニかを抱え込んでいるようにも見えますが。　ケーナさんたちならばこの呪い？の原因・元凶を排除出来るのだろうとは思いますが……。　これって完治や回復したらしたで喜んでばかりはいられないような。帝位を巡る争いが改めて勃発したり、今回の件の黒幕への報復などの騒乱も起きてしまうかも。　今後のケーナさんたちの平穏な生活のためにも、問題が穏便に解決出来ると良いですな。

度胸ありますな～。帝王と呼ばれている人も、その命令によりケーナさんたちを招く係にされた人たちも。魔王の機嫌を損ねるならば死んでしまうか、死んだ方がマシという目に遭う可能性が高いでしょうに。　自分ならわざわざ近づこうとはせず距離を置くとか不干渉を貫くだろうなと。　帝王さん、ケーナさんたちを招いて何を求めていくのでしょうか？

フランさん、友達から誕生日をお祝いされて嬉しかったでしょうね。ケーキも美味しかったのも。　　　でも、通常サイズのケーキに600本の蝋燭をたてるのは物理的に厳しいでしょうな。出来たとしても火を点けたらちょっとした小火レベルになりそう。　
ケーナさんもなかなかすごい事をされてましたな。なかなか消えない火種というのはエネルギー問題などの解決にもなりそうですね。

追手となった軍人たちもケーナさんたちの顔にある異物に気が付いてしまったなら、シリアスを保つのが難しかったのかもしれませんね。
上官の命令だとしてもやっている事は粘着度の高いストーカーなのが、ふと我に返った時に悩む事にもなりそうですな。
転移持ちの相手ですから、嫌気がさせばこの地から自分たちの家に帰ってしまう可能性も高いでしょうに。