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性癖その2 圧痕(医学的な意味ではない)
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医クラちゃんは日本のどこかにある私立医大に通っているSNSでの炎上ウォッチングが大好きな医学生。ネガティブな彼女の周りにはいつも残念な仲間たちが集まってきますが、その中でも意識高い系女子医学生のキラキラちゃんは唯一無二の大親友です。
「キラキラちゃんそういえば眼鏡替えた? 昨日のは黒縁だったような……」
「気づいてくれて嬉しいな~、実は予備の眼鏡が古くなったから眼鏡売場で同じ度数で作って貰ったの。ちょっとだけフレームも奮発しちゃった」
これまで地の文で出てきたことはありませんでしたが視力が低いキラキラちゃんはコンタクトレンズが体質的に合わないので大学入学前から眼鏡で通しており、あまり他人のファッションに興味がない医クラちゃんも大親友の眼鏡が替わっていることには気づきました。
「でもレンズが小さくなったから朝から違和感あるかな。午後は皮膚科の小テストあるから戻しとくね」
「確かにその方がいいかも……うわっ、キラキラちゃん、眼鏡の痕くっきり残ってる」
キラキラちゃんはバッグに入れていた前の眼鏡をケースごと取り出すと掛けていた新しい眼鏡を外してハンカチで拭き始め、キラキラちゃんが眼鏡を外している所を初めて目撃した医クラちゃんはフレームの圧力で彼女の両側頭部に残った圧痕に目を奪われました。
医クラちゃんは幼い頃から視力がよく、今でもコンタクトレンズさえ使わずに済んでいるので眼鏡を掛けている人の両側頭部に圧痕が残るという事実はこの瞬間まで知りませんでした。
「そうなんだよね~、眼鏡ってコンタクトと比べて眼が痛くなったりはしないけど痕が残っちゃうの。見られると恥ずかしいな~」
「そんなことないよ、何か面白いしかわいい! ……ちょっと触ってみてもいい?」
「えっ? 全然いいけどそんなに面白いかな? あははっ、医クラちゃんそんな風にナデナデしたらくすぐったいよぉ~」
大親友に側頭部を触られて恥ずかしがっているキラキラちゃんですが、医クラちゃんは彼女のかわいい圧痕に夢中になっていました。
「何をやっとるんだあいつらは……?」
「うーん、いくら美人2人でも流石に引くんだなあ」
近くの席からルサンチくんとタローくんが若干引きながら様子を眺めていましたが、医クラちゃんは休み時間が終わりに近づくまで無言でキラキラちゃんの側頭部を撫でていました。
その翌日……
「OSCEの練習っていうけど血圧計の使い方から教わるんだね。確かに健康ランドとかのとは違うから意外とやり方分かんないかも」
「えっとね、まずは相手の腕にカフを巻いて、聴診器を動脈に当てたまま圧力を上げていくんだって。医クラちゃんからやってみる?」
医クラちゃんたちは間抜けな会話ばかりしているようですがこれでも医学部医学科4年生なので、全国共通の実技試験であるOSCEに向けた練習の授業もあります。その日は先生から二人ずつペアになってお互いの血圧を測るよう命じられ、まずは医クラちゃんがキラキラちゃんの血圧を測ることになりました。
「そうそう、プシュプシュ押して加圧して……きゃっ、痛い痛い! もお~、医クラちゃんったらいきなり圧力上げすぎ!」
「ごめんごめん、次からはもうちょっとゆっくり加圧するね。とりあえず一旦カフを外して……あっ……」
「ひゃっ!? 医クラちゃん、カフの痕触られたらヒリヒリするよお~~」
医クラちゃんはカフを強く巻かれた後のキラキラちゃんの二の腕の圧痕を見るとぷにぷにと触り始め、やはりかわいい圧痕に夢中になってしまいました。
「あいつらそろそろ怪しくないか……?」
「うーん、ダイバーシティなんだなあ」
男子2人でペアになって血圧を測っているルサンチくんとタローくんは医クラちゃんの姿にドン引きしていましたが、まあ彼女らは大親友同士だから許容範囲だろうと考えていました。
しかし、その翌週……
「医クラちゃん、いきなり下宿に呼び出すなんてどうしたの? それもベッドの上なんかに……」
「キラキラちゃん、私もう我慢できないの! 今すぐその服を脱いで、私の目の前で下着姿になって……」
「ふぁっ!? 医クラちゃん、そんないきなり言われたら心の準備が! いくら私でもいきなりそれはあ~~れ~~」
「ブラの圧痕を見せてええええええ!! 自分のじゃ全然満足できないのおおおおおお!!」
医クラちゃんはキラキラちゃんとついに一線を越えてしまい……
「はっ!? さっきのは何!?」
下宿のベッドで朝一番にとんでもない夢を見てしまった医クラちゃん。大親友への罪悪感ももちろんありますが、それ以前にこの性癖は流石に忘れようと深く反省したのでした。
(つづく)
「キラキラちゃんそういえば眼鏡替えた? 昨日のは黒縁だったような……」
「気づいてくれて嬉しいな~、実は予備の眼鏡が古くなったから眼鏡売場で同じ度数で作って貰ったの。ちょっとだけフレームも奮発しちゃった」
これまで地の文で出てきたことはありませんでしたが視力が低いキラキラちゃんはコンタクトレンズが体質的に合わないので大学入学前から眼鏡で通しており、あまり他人のファッションに興味がない医クラちゃんも大親友の眼鏡が替わっていることには気づきました。
「でもレンズが小さくなったから朝から違和感あるかな。午後は皮膚科の小テストあるから戻しとくね」
「確かにその方がいいかも……うわっ、キラキラちゃん、眼鏡の痕くっきり残ってる」
キラキラちゃんはバッグに入れていた前の眼鏡をケースごと取り出すと掛けていた新しい眼鏡を外してハンカチで拭き始め、キラキラちゃんが眼鏡を外している所を初めて目撃した医クラちゃんはフレームの圧力で彼女の両側頭部に残った圧痕に目を奪われました。
医クラちゃんは幼い頃から視力がよく、今でもコンタクトレンズさえ使わずに済んでいるので眼鏡を掛けている人の両側頭部に圧痕が残るという事実はこの瞬間まで知りませんでした。
「そうなんだよね~、眼鏡ってコンタクトと比べて眼が痛くなったりはしないけど痕が残っちゃうの。見られると恥ずかしいな~」
「そんなことないよ、何か面白いしかわいい! ……ちょっと触ってみてもいい?」
「えっ? 全然いいけどそんなに面白いかな? あははっ、医クラちゃんそんな風にナデナデしたらくすぐったいよぉ~」
大親友に側頭部を触られて恥ずかしがっているキラキラちゃんですが、医クラちゃんは彼女のかわいい圧痕に夢中になっていました。
「何をやっとるんだあいつらは……?」
「うーん、いくら美人2人でも流石に引くんだなあ」
近くの席からルサンチくんとタローくんが若干引きながら様子を眺めていましたが、医クラちゃんは休み時間が終わりに近づくまで無言でキラキラちゃんの側頭部を撫でていました。
その翌日……
「OSCEの練習っていうけど血圧計の使い方から教わるんだね。確かに健康ランドとかのとは違うから意外とやり方分かんないかも」
「えっとね、まずは相手の腕にカフを巻いて、聴診器を動脈に当てたまま圧力を上げていくんだって。医クラちゃんからやってみる?」
医クラちゃんたちは間抜けな会話ばかりしているようですがこれでも医学部医学科4年生なので、全国共通の実技試験であるOSCEに向けた練習の授業もあります。その日は先生から二人ずつペアになってお互いの血圧を測るよう命じられ、まずは医クラちゃんがキラキラちゃんの血圧を測ることになりました。
「そうそう、プシュプシュ押して加圧して……きゃっ、痛い痛い! もお~、医クラちゃんったらいきなり圧力上げすぎ!」
「ごめんごめん、次からはもうちょっとゆっくり加圧するね。とりあえず一旦カフを外して……あっ……」
「ひゃっ!? 医クラちゃん、カフの痕触られたらヒリヒリするよお~~」
医クラちゃんはカフを強く巻かれた後のキラキラちゃんの二の腕の圧痕を見るとぷにぷにと触り始め、やはりかわいい圧痕に夢中になってしまいました。
「あいつらそろそろ怪しくないか……?」
「うーん、ダイバーシティなんだなあ」
男子2人でペアになって血圧を測っているルサンチくんとタローくんは医クラちゃんの姿にドン引きしていましたが、まあ彼女らは大親友同士だから許容範囲だろうと考えていました。
しかし、その翌週……
「医クラちゃん、いきなり下宿に呼び出すなんてどうしたの? それもベッドの上なんかに……」
「キラキラちゃん、私もう我慢できないの! 今すぐその服を脱いで、私の目の前で下着姿になって……」
「ふぁっ!? 医クラちゃん、そんないきなり言われたら心の準備が! いくら私でもいきなりそれはあ~~れ~~」
「ブラの圧痕を見せてええええええ!! 自分のじゃ全然満足できないのおおおおおお!!」
医クラちゃんはキラキラちゃんとついに一線を越えてしまい……
「はっ!? さっきのは何!?」
下宿のベッドで朝一番にとんでもない夢を見てしまった医クラちゃん。大親友への罪悪感ももちろんありますが、それ以前にこの性癖は流石に忘れようと深く反省したのでした。
(つづく)
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