64 / 181
第2部 天然女子高生のための再そーかつ
再最終話 そーかつ9つの誓い
しおりを挟む
ある日の授業中、私、野掘真奈が暮らす東京都千代田区に巨大な円盤が降下してきた。
「うわー何だあれ! こんな人口密集地帯にわざわざ降下してくるとか迷惑極まりないぞ!!」
「皆さん落ち着いてください。まずは職員室からの指示に従って避難しましょう」
巨大円盤に驚愕している梅畑伝治君を国語科の金坂えいと先生が落ち着かせようとしていたが、先生も超常的な事態に怖れおののいているようだった。
その時、1年生の教室の後方の扉がガラガラと開き、そこから見知った顔の3人の先輩が入ってきた。
「マナ、わたくしたちの出番ですわよ! 4人であの円盤に立ち向かうのです」
「ゆき先輩、出番って一体……?」
「そない悠長に話しとる場合ちゃうで! はたこ、まなちゃんの脚頼んだで!!」
「がってんだー!」
「えっ、ちょっ、何をするんですかあああああぁぁぁぁ」
硬式テニス部所属の2年生である赤城旗子先輩、堀江有紀先輩、平塚鳴海先輩は私を取り囲むと3人で私の身体を抱えてどこかに運び去っていった。
抵抗する間もなく私は硬式テニス部の部室まで連れていかれ、いつの間にか作られていた地下室への階段へと運び込まれていった。
先輩たちは不自然なまでに広大な地下室にたどり着くとようやく私を地面に下ろしてくれて、立ち上がった私はそこにそびえ立っていた巨大な何かに気づいた。
「これは……巨大ヒーロー!? うちの学校の地下にこんなものが!?」
そこに直立していた人型は目測で全高30メートルはありそうな巨人で、真っすぐに正面を見つめる2つの瞳や赤色と銀色のカラーリング、これといって武器などは持っていないことからいわゆる巨大変身ヒーローだと思われた。
「いえ、こちらは系列校である私立共産大学の工学部がひそかに開発していた巨大ロボット『そーかつX』ですわ。そしてわたくしたちはそのパイロットなのです」
「今からうちら4人でこれに乗って宇宙人と戦うんやで! 楽しみやろ!!」
「いやちょっと待ってください、ここは巨大変身ヒーローが地球人を守ってくれるのがお約束じゃないんですか!?」
「得体の知れない巨大宇宙人なんて信用できないよー! そもそも言葉も通じないのに味方かどうか分かんないよ」
「そういうロマンのないこと言わないでください!!」
それはそれとして私は3人の先輩に従って外付けエレベーターで「そーかつX」の胸部にあるコクピットに乗り込み、そーかつXは開いた天井からブースターに点火して出撃していった。
校舎を飛び出したそーかつXは宇宙人の巨大円盤が降下した開発中の広場の上空に浮遊し、広場では円盤から出てきた眼鏡っ娘の宇宙人がメガホンを手に演説を行っていた。
「私は宇宙人前線司令官のバラマーキー。私たちは圧倒的な科学力をもって人類に降伏を勧告します! 今のうちに武装を解除しなさい!!」
「宇宙人って人間そっくりじゃないですか。しかもどこかで見たことのある顔ですし……」
「あー、ちょうどええわ。はたこ、あの辺に降りよか」
「分かったよー! えい」
プチ
「にぎゃっっっ!!」
演説を行っていた眼鏡っ娘宇宙人だが、彼女は自らの真上に着地してきたそーかつXの巨大な足に潰された。
「ちょっ、まずは話し合いとかしないんですか!? しかも踏み潰しちゃってるし!!」
「基本的人権は地球人以外を対象としていないから大丈夫だよ!」
「そんな特撮番組の悪い味方みたいなことを……」
前線司令官をいきなり踏み潰したそーかつXだが、巨大円盤からは新たに何かが現れようとしていた。
ワープ技術らしき手段でそーかつXの前に空間転移してきたのは、そーかつXと酷似した巨大ロボットだった。
「あれは……宇宙人のそーかつX!?」
『その通り、私たちはあなた方地球人と同じ祖先を持つ存在。そしてあなた方をはるかに上回る科学技術を持つ存在……』
巨大ロボットのパイロットらしい女性の宇宙人は空中にコクピット内の映像を転写して私たちに呼びかけてきて、彼女らの巨大ロボットも4人乗りのようだった。
『私は宇宙人四天王の一角、デワノーカー! このシホンシュギラスで地球人を屈服させてみせるわ!!』
『宇宙人四天王の一角、グレーター! 地球の美味しい野菜や果物は私たちのものです!!』
『宇宙人四天王の一角、ミシュマー! そこのスーパーロボット、正々堂々とした戦いをしようではありませんか!!』
『前略、ウツダー……こんな辺境の惑星に飛ばされて、私たちはもう終わりなのよ……』
「はたこ、あれで一発やったって」
「りょーかい、次元総括砲! ほいっ」
ドーン!!
『『ギャーーー!!』』
はたこ先輩が操作するとそーかつXは振り上げた右腕を光り輝かせ、その瞬間に宇宙人のスーパーロボット「シホンシュギラス」は爆発した。
「いやいやいや、あの宇宙人は私たちの遠い親戚なんじゃないんですか!? いきなり殺さなくても!」
「地球人の親戚でもクローンでも宇宙人は宇宙人です。人権なんてありませんわ」
「割り切り良すぎです!!」
そうこうしている内にそーかつXははたこ先輩の操作で必殺のそーかつレーザーを放ち、宇宙人の巨大円盤は周囲の建物を巻き込みつつ爆散した。
これで宇宙人との戦いは終わったと思いきや……
『ふっふっふっふっ、奴らなど所詮は我々の操り人形に過ぎん。この地球という惑星は我々の太陽系侵略の前線基地とさせて頂く』
「あれは……イルカ!? でも大きすぎますよ!!」
爆散した巨大円盤と同じ場所に空間転移してきたのは、全長50メートルはあろうかという巨大なイルカだった。
『私はブラッキ星人。これは我々の恒星系で巨大化させた地球のイルカという生物だ。今日はこのイルカに憑依して暴れ回ってくれよう!!』
巨大イルカに憑依したブラッキ星人は器用に地面を這いずりつつ市街地を破壊し始め、これは流石に止めないといけないと思った。
「はたこ先輩、早くあのイルカを止めましょう! 武器は色々あるんでしょう!?」
「まなちゃん、イルカにはアニマルライツがあるから攻撃できないよ! 残酷なことをしたら諸外国の環境保護団体に怒られちゃうよー!!」
「んなこと言ってる場合ですか!!」
傍観することしかできないそーかつXを尻目に、巨大イルカは千代田区の街並みを破壊していく。
絶望的な状況に立たされた私たちだが、そこに新たな巨大生物が空間転移してきた。
『ブラッキ星人、そうはさせないぞ! 私たちもこの日に備えて地球上の生物を巨大化させていたんだ!!』
『貴様はローキ星人! 太陽系でも我々の領土拡大の邪魔をするつもりか!!』
全長40メートルぐらいありそうな巨大な虎に憑依していたのはブラッキ星人の永遠の宿敵であるローキ星人で、巨大な虎はそう叫ぶと巨大イルカに襲いかかった。
巨大な虎はそのまま巨大イルカに噛みつき、鋭い牙で巨大イルカの( 自粛 )を引き裂くと( 規制 )を食らい尽くし、最終的には巨大イルカの全身を( ピー )にして倒した。
異星人同士の戦いはローキ星人の圧勝に終わり、憑依した動物を倒されたブラッキ星人は地球上から消滅していった。
『この度はブラッキ星人がご迷惑をおかけしました。この惑星を救った私の勇姿は子供たちに希望を与えたでしょうか』
「絶望は与えたんじゃないでしょうか……」
ローキ星人が憑依した虎は超常的な力で宙に浮くとそのまま宇宙を目がけて飛んでいき、私たちは彼を見送ろうと4人揃ってコクピットを降りた。
真っすぐに空を飛んでいく巨大な虎を追いかけながら、はたこ先輩は大声で宇宙人との約束を叫ぶ。
「そーかつ9つの誓い!
一つ! 一度決めたマニフェストはできる限り実現させる!!
二つ! 二枚舌を使うのは時と場所をわきまえる!!
三つ! 三番手になっても比例代表でどうにか生き残る!!
四つ! 四面楚歌の政局でも希望を捨てない!!
五つ! 五里霧中の選挙区でこそ頑張って支持を訴える!!
六つ! 六本木に事務所を持ちたい!!
七つ! 七生報国の覚悟で国家に貢献する!!
八つ! 八方美人と思われても支持者を増やす!!
九つ! 九条についてはのらりくらりと明言を避ける!!
これが地球人と宇宙人との約束だよ!!」
「……ってこれ異星人襲来と何の関係があるんですか!?」
「あら、ヒーローものの最終回を真面目に考察しても仕方ありませんわよ?」
「各方面敵に回すのやめましょうよ!!」
そんなこんなで、私たちの地球は守られたのだった。
「……というような演劇を文化祭でやりたいのですけど、難しいかしら?」
「そーかつXとシホンシュギラスはボディペイントで何とかするにしても、イルカと虎の被り物が面倒だよ!」
「いや、問題はそこではないのでは……」
文化祭での各部活のレクリエーションを企画しているゆき先輩に、私はターゲット不明にもほどがあると思った。
(完)
「うわー何だあれ! こんな人口密集地帯にわざわざ降下してくるとか迷惑極まりないぞ!!」
「皆さん落ち着いてください。まずは職員室からの指示に従って避難しましょう」
巨大円盤に驚愕している梅畑伝治君を国語科の金坂えいと先生が落ち着かせようとしていたが、先生も超常的な事態に怖れおののいているようだった。
その時、1年生の教室の後方の扉がガラガラと開き、そこから見知った顔の3人の先輩が入ってきた。
「マナ、わたくしたちの出番ですわよ! 4人であの円盤に立ち向かうのです」
「ゆき先輩、出番って一体……?」
「そない悠長に話しとる場合ちゃうで! はたこ、まなちゃんの脚頼んだで!!」
「がってんだー!」
「えっ、ちょっ、何をするんですかあああああぁぁぁぁ」
硬式テニス部所属の2年生である赤城旗子先輩、堀江有紀先輩、平塚鳴海先輩は私を取り囲むと3人で私の身体を抱えてどこかに運び去っていった。
抵抗する間もなく私は硬式テニス部の部室まで連れていかれ、いつの間にか作られていた地下室への階段へと運び込まれていった。
先輩たちは不自然なまでに広大な地下室にたどり着くとようやく私を地面に下ろしてくれて、立ち上がった私はそこにそびえ立っていた巨大な何かに気づいた。
「これは……巨大ヒーロー!? うちの学校の地下にこんなものが!?」
そこに直立していた人型は目測で全高30メートルはありそうな巨人で、真っすぐに正面を見つめる2つの瞳や赤色と銀色のカラーリング、これといって武器などは持っていないことからいわゆる巨大変身ヒーローだと思われた。
「いえ、こちらは系列校である私立共産大学の工学部がひそかに開発していた巨大ロボット『そーかつX』ですわ。そしてわたくしたちはそのパイロットなのです」
「今からうちら4人でこれに乗って宇宙人と戦うんやで! 楽しみやろ!!」
「いやちょっと待ってください、ここは巨大変身ヒーローが地球人を守ってくれるのがお約束じゃないんですか!?」
「得体の知れない巨大宇宙人なんて信用できないよー! そもそも言葉も通じないのに味方かどうか分かんないよ」
「そういうロマンのないこと言わないでください!!」
それはそれとして私は3人の先輩に従って外付けエレベーターで「そーかつX」の胸部にあるコクピットに乗り込み、そーかつXは開いた天井からブースターに点火して出撃していった。
校舎を飛び出したそーかつXは宇宙人の巨大円盤が降下した開発中の広場の上空に浮遊し、広場では円盤から出てきた眼鏡っ娘の宇宙人がメガホンを手に演説を行っていた。
「私は宇宙人前線司令官のバラマーキー。私たちは圧倒的な科学力をもって人類に降伏を勧告します! 今のうちに武装を解除しなさい!!」
「宇宙人って人間そっくりじゃないですか。しかもどこかで見たことのある顔ですし……」
「あー、ちょうどええわ。はたこ、あの辺に降りよか」
「分かったよー! えい」
プチ
「にぎゃっっっ!!」
演説を行っていた眼鏡っ娘宇宙人だが、彼女は自らの真上に着地してきたそーかつXの巨大な足に潰された。
「ちょっ、まずは話し合いとかしないんですか!? しかも踏み潰しちゃってるし!!」
「基本的人権は地球人以外を対象としていないから大丈夫だよ!」
「そんな特撮番組の悪い味方みたいなことを……」
前線司令官をいきなり踏み潰したそーかつXだが、巨大円盤からは新たに何かが現れようとしていた。
ワープ技術らしき手段でそーかつXの前に空間転移してきたのは、そーかつXと酷似した巨大ロボットだった。
「あれは……宇宙人のそーかつX!?」
『その通り、私たちはあなた方地球人と同じ祖先を持つ存在。そしてあなた方をはるかに上回る科学技術を持つ存在……』
巨大ロボットのパイロットらしい女性の宇宙人は空中にコクピット内の映像を転写して私たちに呼びかけてきて、彼女らの巨大ロボットも4人乗りのようだった。
『私は宇宙人四天王の一角、デワノーカー! このシホンシュギラスで地球人を屈服させてみせるわ!!』
『宇宙人四天王の一角、グレーター! 地球の美味しい野菜や果物は私たちのものです!!』
『宇宙人四天王の一角、ミシュマー! そこのスーパーロボット、正々堂々とした戦いをしようではありませんか!!』
『前略、ウツダー……こんな辺境の惑星に飛ばされて、私たちはもう終わりなのよ……』
「はたこ、あれで一発やったって」
「りょーかい、次元総括砲! ほいっ」
ドーン!!
『『ギャーーー!!』』
はたこ先輩が操作するとそーかつXは振り上げた右腕を光り輝かせ、その瞬間に宇宙人のスーパーロボット「シホンシュギラス」は爆発した。
「いやいやいや、あの宇宙人は私たちの遠い親戚なんじゃないんですか!? いきなり殺さなくても!」
「地球人の親戚でもクローンでも宇宙人は宇宙人です。人権なんてありませんわ」
「割り切り良すぎです!!」
そうこうしている内にそーかつXははたこ先輩の操作で必殺のそーかつレーザーを放ち、宇宙人の巨大円盤は周囲の建物を巻き込みつつ爆散した。
これで宇宙人との戦いは終わったと思いきや……
『ふっふっふっふっ、奴らなど所詮は我々の操り人形に過ぎん。この地球という惑星は我々の太陽系侵略の前線基地とさせて頂く』
「あれは……イルカ!? でも大きすぎますよ!!」
爆散した巨大円盤と同じ場所に空間転移してきたのは、全長50メートルはあろうかという巨大なイルカだった。
『私はブラッキ星人。これは我々の恒星系で巨大化させた地球のイルカという生物だ。今日はこのイルカに憑依して暴れ回ってくれよう!!』
巨大イルカに憑依したブラッキ星人は器用に地面を這いずりつつ市街地を破壊し始め、これは流石に止めないといけないと思った。
「はたこ先輩、早くあのイルカを止めましょう! 武器は色々あるんでしょう!?」
「まなちゃん、イルカにはアニマルライツがあるから攻撃できないよ! 残酷なことをしたら諸外国の環境保護団体に怒られちゃうよー!!」
「んなこと言ってる場合ですか!!」
傍観することしかできないそーかつXを尻目に、巨大イルカは千代田区の街並みを破壊していく。
絶望的な状況に立たされた私たちだが、そこに新たな巨大生物が空間転移してきた。
『ブラッキ星人、そうはさせないぞ! 私たちもこの日に備えて地球上の生物を巨大化させていたんだ!!』
『貴様はローキ星人! 太陽系でも我々の領土拡大の邪魔をするつもりか!!』
全長40メートルぐらいありそうな巨大な虎に憑依していたのはブラッキ星人の永遠の宿敵であるローキ星人で、巨大な虎はそう叫ぶと巨大イルカに襲いかかった。
巨大な虎はそのまま巨大イルカに噛みつき、鋭い牙で巨大イルカの( 自粛 )を引き裂くと( 規制 )を食らい尽くし、最終的には巨大イルカの全身を( ピー )にして倒した。
異星人同士の戦いはローキ星人の圧勝に終わり、憑依した動物を倒されたブラッキ星人は地球上から消滅していった。
『この度はブラッキ星人がご迷惑をおかけしました。この惑星を救った私の勇姿は子供たちに希望を与えたでしょうか』
「絶望は与えたんじゃないでしょうか……」
ローキ星人が憑依した虎は超常的な力で宙に浮くとそのまま宇宙を目がけて飛んでいき、私たちは彼を見送ろうと4人揃ってコクピットを降りた。
真っすぐに空を飛んでいく巨大な虎を追いかけながら、はたこ先輩は大声で宇宙人との約束を叫ぶ。
「そーかつ9つの誓い!
一つ! 一度決めたマニフェストはできる限り実現させる!!
二つ! 二枚舌を使うのは時と場所をわきまえる!!
三つ! 三番手になっても比例代表でどうにか生き残る!!
四つ! 四面楚歌の政局でも希望を捨てない!!
五つ! 五里霧中の選挙区でこそ頑張って支持を訴える!!
六つ! 六本木に事務所を持ちたい!!
七つ! 七生報国の覚悟で国家に貢献する!!
八つ! 八方美人と思われても支持者を増やす!!
九つ! 九条についてはのらりくらりと明言を避ける!!
これが地球人と宇宙人との約束だよ!!」
「……ってこれ異星人襲来と何の関係があるんですか!?」
「あら、ヒーローものの最終回を真面目に考察しても仕方ありませんわよ?」
「各方面敵に回すのやめましょうよ!!」
そんなこんなで、私たちの地球は守られたのだった。
「……というような演劇を文化祭でやりたいのですけど、難しいかしら?」
「そーかつXとシホンシュギラスはボディペイントで何とかするにしても、イルカと虎の被り物が面倒だよ!」
「いや、問題はそこではないのでは……」
文化祭での各部活のレクリエーションを企画しているゆき先輩に、私はターゲット不明にもほどがあると思った。
(完)
0
お気に入りに追加
8
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
クラスメイトの美少女と無人島に流された件
桜井正宗
青春
修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。
高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。
どうやら、漂流して流されていたようだった。
帰ろうにも島は『無人島』。
しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。
男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?
最近の女子高生は思想が強い ~雇用・利子および女子高生の一般りろん~
輪島ライ
大衆娯楽
東京都千代田区にある私立ケインズ女子高校は本来の意味でリベラルな学校で、在学生には寛容の精神と資本主義思想が教え込まれている。
社会派ドタバタポリティカルコメディ、ここでも開幕!!
※この作品は「小説家になろう」「アルファポリス」「カクヨム」「エブリスタ」に投稿しています。
※これは架空の物語です。過去、あるいは現在において、たまたま実在する人物、出来事と類似していても、それは偶然に過ぎません。
※姉妹作「天然女子高生のためのそーかつ」を並行連載中です。(内容に一部重複があります)
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
【Vtuberさん向け】1人用フリー台本置き場《ネタ系/5分以内》
小熊井つん
大衆娯楽
Vtuberさん向けフリー台本置き場です
◆使用報告等不要ですのでどなたでもご自由にどうぞ
◆コメントで利用報告していただけた場合は聞きに行きます!
◆クレジット表記は任意です
※クレジット表記しない場合はフリー台本であることを明記してください
【ご利用にあたっての注意事項】
⭕️OK
・収益化済みのチャンネルまたは配信での使用
※ファンボックスや有料会員限定配信等『金銭の支払いをしないと視聴できないコンテンツ』での使用は不可
✖️禁止事項
・二次配布
・自作発言
・大幅なセリフ改変
・こちらの台本を使用したボイスデータの販売

雌蛇の罠『異性異種格闘技戦』男と女、宿命のシュートマッチ!
コバひろ
大衆娯楽
格闘技を通して、男と女がリングで戦うことの意味、ジェンダー論を描きたく思います。また、それによる両者の苦悩、家族愛、宿命。
性差とは何か?
サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。
トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。
いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。
考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。
赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。
言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。
たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる