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学園
大会当日
しおりを挟むそれから大会直前まで、沢山練習した
ユナ先輩達にも一緒にどうですか?誘ってみたけど
「お互い当日はライバルになるかもしれないからな、やめとくよ」
ってユウ先輩がいい、ユナ先輩もそれに賛成みたいで諦めたんだよね。
因みに深夜の訓練場は本当は生徒だけでは危険なことがあるといけないからダメらしくて、こっそり先生が誰かしら1人見てくれてるらしいんだけど、、、
誰が見てくれてたんだろ?
初日は少し申請に時間がかかったのに、2日目からすっごく一瞬で許可が貰えるようになったんだよね。
その見てくれてた先生が頑張ってるからって許可出やすくしてくれてたのかな??
そんなこんなで数日。
大会の前日。
朝は一度いつも通り教室に行くんだけど、席に座っていたら
「シャルちゃん!
今日の対戦相手もう見た?」
と少ししてからやって来たスーちゃんがそう声をかけてくれた
「え⁉︎見れるの⁉︎」
そう言えばユナ先輩も教えてくれてたやっ
緊張し過ぎて…頭から抜け落ちてた。。。
「やっぱりね
シャルなら緊張で見てないだろうなぁとは思ってたよ」
と笑いながらタオが入って来てそう言った
「、、、聞いてたの?
てかやっぱりって酷くない⁉︎
そう言うタオはしっかり見て来たの?」
そう聞くと
「もちろん、僕は見て来たよ!
仲良い子じゃなくて少し安心したかな」
と言って
「私も見て来たわよ
私は隣のクラスの子だったの!
って言ってもすれ違った事があるくらいで話した事はないのだけど…」
そうスーちゃんが言った
すると
「いいな3人とも…」
そう言いながらカイトが後ろからトボトボと歩いて来た
「どうしたんだ?」
そうタオが聞くと
「聞いてくれよっ
俺な…対戦相手…同じ選択授業の奴なんだ、それも動きが早くて、体術勝負では勝った試し無いんだ…」
とカイトが絶望した表情でそう言った。。。
それは確かに、辛いわ。
「でもさ、普通に体術だけじゃなくて剣術も習ってるんだから…両方合わせれば勝てるかも知れないんじゃない?」
まぁ当日にいきなりって…かなり難しいとしか思えないけどね。。
なんて思いつつもそう伝えたら、パァッと明るい表情になって
「確かにそうだな⁉︎
アイツは体術以外は興味が無いからって取って無かったはずだし…
俺、今から授業サボって練習してくるぜ!」
と言って飛び出して行った。
え???それは…いいの???
って思ってたんだけどね、先生が来た時に一言。
「やっぱり今日はサボり多いなぁ
まぁ遅刻扱いになるだけだから毎年今日から大会の間は多いんだよなぁ
それじゃあ点呼して行くからいる人はしっかり返事するんだぞー」
と言う言葉で気がついた。
カイト以外にも結構居ない子多いわ。
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