208 / 223
学園
外出!
しおりを挟む「意思疎通スキルって…双子だとみんなあるんですか?」
そう聞いてみたら
「ん?そうねぇ
基本的にはあるはずよ?
双子じゃなくとも、数日差とかなら持っている子達も多いと聞くわね
でも心の声で話すの慣れるまではかなり難しいから頑張ってちょっだい」
と言われた。
そうなの⁉︎
てか…心の声って、、、
そう思った瞬間
『シャル!聞こえ…る?』
と言うミレイの声が聞こえて来た
びっくりしてキョロキョロと見渡すと、遠くからミレイが駆け寄って来て
「シャル!
さっきの聞こえた?
ユウ先輩に意思疎通(?)って言うスキルのこと教えてもらって…最初話した時なんか出来てた気がしたから思い出してやってみたんだけど!」
とワクワクした様子でそう言った
やっぱりあの出会った時ので良かったんだ⁉︎
「うん!聞こえたよっ」
そう答えると
「良かったー!!
シャルともスイとも中々会えないから寂しかったのっ」
と抱きついて来てくれた
「私もっ」
そう言うと
『僕も!』
と言いながらスイもカバンから飛び出して来た
そんな私たちの様子を見ていたユナ先輩が
「ふふっ出来たみたいね?
これでいつでも連絡出来て良かったわね♪」
と言ってくれて
「そうだね、連絡が手軽に出来るの…すっごくいいからね、良かった良かった」
とユウ先輩も言ってくれた
そんなこんなで久しぶりに会ったミレイとスイと一緒にご飯を食べてから、先輩達も2人ともついて来てくれるらしいので、皆んなで一緒に外出する事になった
因みに、普通外出許可でも外への許可申請を出すと危険なので大人の人がついて来てくれる場合があるらしいんだけど
ユナ先輩もユウ先輩も…冒険者登録してて、それもBランクなんだって。
だから、本人が望むなら同行無しでもいいらしいの!
でも危険なら…って思ったんだけど
「先生と行くと色々堅苦しいのよっ
一応知り合いに護衛も兼ねてついて来てもらうつもりだから大丈夫よ」
とユナ先輩が言ってくれた
そんなこんなで街に出てきたんだけど
「それじゃあ僕誰か捕まえてくるから3人で好きな事してていいよ~
1時間後に冒険者ギルド集合な!」
と言ってユウ先輩がどこかへ行ってしまった
優しいかよっ!!!
という事で、3人で少し食べ歩きしつつ3人で私の部屋に置く家具を見てくれる事になったんだけど…どうしよう、もう最低限置いちゃってるんだよね。
「てか1人部屋どんな感じなの⁉︎
やっぱり広い?
てかなんの家具が今欲しいのっ」
そんな感じで私より楽しそうにそんな事を言いながらるんるん気分のミレイを前にすると…なんかこの際だから、一つくらい買いたくなってくるよね⁉︎
けど…何がいいかな?
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
285
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる