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学園
バレ…た?
しおりを挟む「分かりました!
因みになんですけど…
あの木って、どこまで傷をつけることが出来たら凄いんですか?」
と聞いてみたら
「ん?
そうだなぁ
一応一年の場合だと2つ傷を付けられたら凄い方だな
ただもっと学年が上がるとレベルは20まであるんだ、いつかはそこを目指して頑張るだぞ?
(まぁ壊せたやつなんて…歴代合わせても数人だがな…)」
そう言いながら先生が頭をポンポンしてくれた
「そうなんですか⁉︎
それは…頑張りますっ♪」
20個かぁ
先ずは今日どこまでできるかだよね?
てか…ミレイはどうだったんだろ⁉︎
また聞かないと♪
「よし、それじゃあ先ず魔力測定するか
そうだ
俺と…シャルは風の魔術を選択してるからその担当教師と、後は理事長くらいにしか記録は見れないようになってるからな、そこら辺は安心してくれ?
それじゃあここに手をかざして魔力を流してくれるか?」
と先生が言ってくれた
なのでそっと箱のような物に魔力を流すと
「もういいぞ~」
と先生が言ってくれて、それから数秒待ってから、その箱から先生が一枚の紙を取り出した
そしてその紙を見ながら固まってしまったので…
「あの~」
と声をかけてみたら
「…いや、すまん、シャルは…人間…だよな?
ちょっと魔力量が変なことになってるんだが、、、」
と言われた。
あ…忘れてた。。。
んーでも先生にしかバレることはないなら…別にいいのかな?
どうするのが正解だろ?
とりあえず
「頑張りました!!」
と言ってみたけど
「うん、そうか、、、
で?本当は?」
と詰め寄られた
んーーいっか!
てかよく考えたら、人間として入学したのは危険が少ないからでしょ?
それなら、学園内は安全な訳だし、、隠す必要無いんじゃない??
でも卒業してから考えるとダメなのかな?
先生だしいいよね?
こんな時…赤ドラさん…いて欲しいなぁ
なんて懐かしく思い出しつつ
「んーと、他の人には…秘密ですよ?
私一応ハイエルフなんです♪
それで…本当の瞳の色が紫なので魔力量が多いんだと思います!」
と言った。
すると
「ん?…ん?あーーー、ん?
ハイエルフで、紫??
いや待ってくれ、ハイエルフなのはまだ信じられる
だが瞳が紫は流石に嘘だよな?
じゃないと俺は今すぐ王様に報告に行かないといけないぞ?」
と言われた。
いや、なんで⁉︎
「なんで報告しに行かないとなんですか⁉︎
えっと…じゃあ違います!」
と慌ててそう言った
「、、、、だよな、そうだよな。
よし、この話は今は聞かなかった事にしような。
ところで…ハイエルフだとして、なんで隠してるんだ?
もちろん入学時にしっかり犯罪歴等は簡単に検査したはずだし、学園側は姿は自由だから問題はないが。」
そう何かを諦めた表情を一瞬してからそう聞かれた
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