上 下
179 / 223
学園

凄い人と色んな人

しおりを挟む




 2階のステージの正面あたりの席に座り、それからどれくらい待ったかよく分からないけど、ほぼ満席くらいの人が入って来たなぁと思っていた時

 パッと電気が消えてステージが照らされた


 これは…ちょっと想像通りで安心したかも(笑)
 まぁ少し、ほんの少し魔法で凄い演出とかあったりしないかなぁなんて思ってたけどね。。。


 それからと言うと、これはありがたい!って思ったのは一人一人の話がすっごく簡潔で早く終わる事。

 学園長や生徒会の人たちが出て来てくれたり、こんな授業がありますよ~とか、まさかの部活もしっかりあるそうで♪


 そんでもって、、、生徒会長が、一昨年の入学生、、、と言う事実。

 つまり私の二つ上だから10歳だよね⁉︎
 って少しびっくりしたんだけど、私の勘違いで、生徒会長さんはその後に出て来て挨拶してくれてたんだよね。


 と言うのも、生徒会長はやっぱり学校の事もだけど、何より皆んな選ぶ(?)形みたいで

 勘違いしてたその二つ上の先輩は、去年の全学年総合力テストTOP5の人なんだって!

 入学して2年で全学年の中でって…凄すぎない⁉︎
 私もあんなふうになれるように頑張らないと♪

 因みにTOP10の人とその他にも特例で、その授業内容をしっかり理解していると判断されれば受けなくていいみたいで…

 他の4人は今学園内に居ない人と部屋から出てこない人、と言う事みたい。

 なんで知ってるか、それは…普通に先生の1人がステージでそう言ってたからね。。。


 そして入学式で1番感動した事は、、、まだ出会った事なかった種族の人が沢山居た事!!!


 そんなこんなでウキウキ気分のまま入学式は無事終わって、寮への案内、な訳なんだけど


 それぞれグループ的なのに簡単に分かれて~なのかと思ってたら、本当に1人ずつ先輩がランダムに付いてくれて案内してくれるみたいで


 一応担当者が決まっているらしいので
「どんな人だろうね?
 てかミレイ同じ部屋の人もう会ったの?」

「まだだよ!
 僕は同じ部屋の人と早く話してみたいんだ♪」
 なんて席に座って待ちながらミレイと話していた。


 そして、先輩が来てくれた。
 男女の2人が。

 そして一言
「2人がシャルちゃんとミレイくんであってるかな?」
 と男の先輩がそう言ってくれたので

「「はいっ」」
 も2人で返事をすると


「良かったわ♪
 改めて、シャルちゃんの担当をさせて貰うユナよ、よろしくね?」
 と女の人が私の前に立ってそう挨拶してくれて


 男の人もミレイに挨拶している様子だったので
「よろしくお願いしますっ」
 そう返事をすると


「そんなに畏まらないでちょうだい(笑)
 2人が双子だって事で、先生が私達を担当にしてくれたのよ」
 と教えてくれた






しおりを挟む
1 / 5

この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!

憧れていた王子が一瞬でカエル化した!

恋愛 / 連載中 24h.ポイント:63pt お気に入り:487

私は幼い頃に死んだと思われていた侯爵令嬢でした

恋愛 / 完結 24h.ポイント:534pt お気に入り:4,127

異世界転移!?~俺だけかと思ったら廃村寸前の俺の田舎の村ごとだったやつ

ファンタジー / 連載中 24h.ポイント:5,310pt お気に入り:2,426

夫に離婚を切り出したら、物語の主人公の継母になりました

恋愛 / 完結 24h.ポイント:667pt お気に入り:3,193

婚約破棄ですか?計画通りです!

恋愛 / 完結 24h.ポイント:63pt お気に入り:106

離婚したので冒険者に復帰しようと思います。

ファンタジー / 完結 24h.ポイント:156pt お気に入り:4,124

推しの兄を助けたら、なぜかヤンデレ執着化しました

恋愛 / 連載中 24h.ポイント:41,323pt お気に入り:1,326

処理中です...