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帰って来た

もう帰る日

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「本当はもう少し話せそうなところを相談しながらゆっくりシャルに伝えていこうと思っていたのだけど…

 かなり疲れているみたいだしここまでにしましょうか。

 どのみち本当に大切な事はあまり話してあげられないものね」
 もお母さんがいい


「そうだな、明日は旅立ってしまう日だしな…
 早く寝て明日に備えよう

 それにしても…寂しくなるな…
 長期休暇の時は手紙で教えてくれ?

 どうにかして2人で王都は会いに行くからな!」
 とお父さんがいい、お母さんも全力で頷いてくれた。


 そんな2人に
「うん!絶対連絡するし帰ってこられそうな時は帰ってくるっ」
 と伝えてその日は眠る事になった。


 それにしても…それにしても本当になんで、こんな続きの気になる話を、家を出る、前の日にっ!!!




 そんなモヤモヤを抱えていたつつ寝て起きると、沢山寝たからかモヤモヤはスッキリ無くなっていて、むしろ元気な朝を迎えたのだった。

 自分が心配になるよ⁉︎


 まぁそれは置いといて、実はダメ元で手紙を出してみたら、エマさんが迎えに来てくれるって言ってくれて、それを聞いたお母さんとお父さんが御礼も兼ねて話したい

 とのことなので、準備を終えた私は2人と共に、里の外へと出て歩いていくと

 まだ約束の時間まで半刻ほど時間があるにも関わらずエマさんが待ってくれていて
「シャルちゃん!!!」
 と叫びながら走ってきてぎゅっと抱きしめてくれた


 それを見ていたお母さんとお父さんはニコッと微笑みながら少し待ち、それから

「初めまして、シャルの母のソフィです
 そしてこちらが父のディグです

 色々お世話になったと聞きました、、、

 本当にありがとうございます」
 とお母さんが良い2人でペコっとした。


 すると
「いえいえ!
 むしろシャルちゃん達にはいつも癒されていて…

 それにシャルちゃんが作ってくれた調味料のおかげで毎日美味しい料理も食べられて感謝してるんですよ」
 とエマさんが笑顔でそう言ってくれた






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